JPH0327763Y2 - - Google Patents

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JPH0327763Y2
JPH0327763Y2 JP9699986U JP9699986U JPH0327763Y2 JP H0327763 Y2 JPH0327763 Y2 JP H0327763Y2 JP 9699986 U JP9699986 U JP 9699986U JP 9699986 U JP9699986 U JP 9699986U JP H0327763 Y2 JPH0327763 Y2 JP H0327763Y2
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JP
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gear housing
blade
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JP9699986U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は丸鋸盤において、切断された木片と
ブレードとの相互干渉を防止して切断作業を安全
化するための安全装置に関する。
(従来の技術) 従来の丸鋸盤ではブレードの下降に伴つて反ワ
ーク側へ回動し、ブレードの上昇に伴つてワーク
側へ弾性回動するようにスプリングでワーク側へ
付勢されたセフテイカバーでブレードの露出部位
の前部付近を覆蓋していた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記丸鋸盤において、第7図に示すように、タ
ーンベースt上に対し共同水平回動動作可能に支
持されたブレードbの前側をワークWの端面W1
側へ回動してワークWを傾斜切断する場合に、ワ
ークWの切断作業が終了してから、スイツチを切
らずにブレードbを回転させた状態でブレードb
を上昇させると、セフテイカバーsがワーク側へ
弾性回動して切断された木片W2がセフテイカバ
ーsでブレードbとガイドルールgのガイド面と
の交差部側へ押圧されてブレードbとガイドルー
ルgとの間へくさび状に喰い込むため、木片W2
がブレードbに巻込まれた木片W2が飛散する危
険があつた。
本考案の目的は上記問題点を解消しうる安全装
置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上下方向への揺動動作可能に支持され
たギヤハウジングの側方に連設されたブレードケ
ースにはブレードの露出部位の前部付近を覆蓋す
るために形成されたセフテイカバーがブレードの
回転軸の回りへの回動動作可能に支持された丸鋸
盤において、前記ギヤハウジングには同ギヤハウ
ジングの下降ストロークの終端付近で前記セフテ
イカバーに形成した掛止部材に掛合させるために
前記ギヤハウジングの先端付近側への進動動作お
よび基端付近側へ退動動作可能に支持されたフツ
クを、前記ギヤハウジングの上昇ストロークの途
中で前記掛止部材との掛合状態が解離されるよう
に付設した安全装置を要旨とするものである。
(作用) 本考案装置はギヤハウジングに付設したフツク
をギヤハウジングが下降ストロークの終端へ揺動
する以前に弾性進動させてセフテイカバーに形成
した掛止部材に掛合させ、セフテイカバーのワー
ク側への回動動作を規制した状態でワークの切断
作業を終了し、ギヤハウジングの上昇ストローク
の途中でフツクを作動してフツクと掛止部材との
掛合状態を解離するように構成したものである。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明する。
丸鋸盤Mのベース1の中央部にはワークWを載
置するために平面円形状のターンベース2が水平
回転動作可能で所定の回転角度で締着しうるよう
に設置されるとともに、ベース1上の後端部には
ガイドルール3が横状に設置されている。
ブレード5が可転軸支されたギヤハウジング1
2はターンベース2上の後端部に立設されたアー
ム6の上端に対し連結ピン25を介して上下方向
への揺動操作可能で上方への弾性揺動動作可能に
支持されて上側揺動端では前方へ上傾した姿勢で
保持され、その基端12a付近にはスライド溝1
3がギヤハウジング12の延出方向に沿つて形成
され、また、ギヤハウジング12の前部側方には
ブレード5の一部が装入されたブレードケース4
が連設され、ワークWの切断時にはブレード5、
ギヤハウジング12の前部およびブレードケース
4が一体状に昇降動操作される。
ブレードケース4の一側面に対しブレード5の
中心付近に対向して収着されたセンターキヤツプ
7はその一端部がピン8を介してブレードケース
4に枢着されかつその他端部が蝶ボルト9を介し
てブレードケースに対し解離可能に締着されてい
る。
ワークWの切断加工時にブレード5の露出部位
の前部付近を覆蓋するためにブレードケース4に
並装されたセフテイカバー10はセンターキヤツ
プ7の中心部に対しボルト11を介してブレード
5の回転軸5aの回りへ垂直回動動作可能に枢支
されかつ図示しないスプリングでワークW側へ弾
性回動されるように付勢されていて、ブレードケ
ース4およびブレード5の下降動作に伴つてセフ
テイカバー10がワークWの上面若しくはターン
ベース2の上面に当接した状態でブレード5の回
転軸5aを中心としてセフテイカバー10をワー
クW側へ付勢するための弾発力に抗して反ワーク
W側へ強制回動される一方、ブレード5の上動動
作に伴つてセフテイカバー10が前記スプリング
の弾発力でワークW側へ弾性回動される。
ガイドプレート14はアーム6の上端付近の前
側面に突設された突片6aに対しほぼ垂直状に取
着され、このガイドプレート14に貫設された縦
長状のガイド溝15にはその下端付近に対しほぼ
垂直状に形成された垂直部15aと、垂直部15
aの上方に対し前方へ上傾した傾斜状に形成され
た前傾部15bと、前傾部15bの上方に対し後方へ
上傾した傾斜状に形成された後傾部15cとが連
設されている。
ギヤハウジング12のセフテイカバー10側の
側面に添設されたフツクレバー16はその基端部
16aがギヤハウジング12のスライド溝13内
に対しスライド可能に嵌挿されるとともに、その
基端部16aにはガイドプレート14のガイド溝
15内に対しスライド可能に嵌挿されたガイドピ
ン17が止着され、さらに、前方へ曲折状態で延
出された前部16bの先端には下方開放の係合部
18が凹設され、ギヤハウジング12がその回動
支点aを中心として上下方向へ揺動したときには
フツクカバー16はギヤハウジング12とともに
上下動すると同時に、ガイド溝15に案内されて
進退動されるガイドピン17を介して、ギヤハウ
ジング12の先端12b側および基端12a側へ
進退動される。
ほぼL型状に形成されたフツクボツクス19は
ギヤハウジング12のセフテイカバー10側の側
面に対しフツクレバー16の係合部18に対向し
て揺動可能にピン着され、前方へ延出された前片
19aには挿入孔20が長手方向に沿つて穿設さ
れる一方、上方へ延出された後片19bの先端は
フツクレバー16とフツクボツクス19とを連動
可能に連繁するためにフツクレバー16の係合部
18に係入され、フツクレバー16の進退動動作
でフツクボツクス19の揺動姿勢が制御される。
フツクボツクス19の前片19aに対しギヤハ
ウジング12の先端12b側および基端12a側
への進退動動作可能に挿着されたフツク21はフ
ツクボツクス19の挿入孔20内に対し前部が露
出された状態でスライド可能に嵌挿されかつ挿入
孔20内の基端部に嵌挿されたスプリング22で
常には先方へ付勢され、その中央部付近に貫設さ
れた横長状の通し孔21aにはフツクボツクス1
9の前片19aに止着された抜け止め用のピン2
3が貫挿されている。
リブ状の掛止部材24はギヤハウジング12の
下降ストロークの終端付近でワークWの切断前に
フツク21に掛合してワークWの切断終了時のセ
フテイカバー10のワークW側への回動動作を規
制するためにセフテイカバー10のギヤハウジン
グ12側の側面に対しフツク21の先端との摺接
可能に付設され、その中央部付近にはこの掛止部
材24の後側面24aに弾接して摺動するフツク
21が若干前方へ弾性進動した状態で掛合するよ
うに段差部24bが曲折形成されている。
そして、ワークWを切断するためにギヤハウジ
ング12を上側の揺動端から下方へ摺動操作した
ときにはギヤハウジング12の摺動途中でワーク
Wに当接したセフテイカバー10が反ワークW側
へ回動する一方(第2図の仮想線参照)、ガイド
ピン17がガイド溝15の後傾部15c内から前
傾部15b内へ導入されると、ピン17およびフ
ツクレバー16が回動支点a側へ後退しながら下
動してフツクボツクス19が反時計方向へ摺動し
ながら下動し、フツク21がセフテイカバー10
の回動動作に伴つて上動する掛止部材24に摺接
しながら下動する。この状態でギヤハウジング1
2をさらに下方へ揺動操作すると、ガイドピン1
7がガイド溝15の前傾部15bと垂直部15a
との連設部付近に導入されて後退端付近へ変位
し、かつ、フツクレバー16が後退端付近へ変位
し、フツクボツクス19が反時計方向の揺動端付
近へ揺動した状態で、フツク21が掛止部材24
の段差部24bに掛合し、ギヤハウジング12が
下側の揺動端へ下降した切断終了状態ではセフテ
イカバー10が反ワークW側へさらに若干回動し
て掛止部材24の段差部24bがフツク21の上
方へ若干離隔する(第3図参照)。そして、ギヤ
ハウジング12を下側の揺動端から上方へ揺動操
作すると、フツク21が掛止部材24の段差部2
4bに掛合してセフテイカバー10のワークW側
への回動動作が規制された状態でセフテイカバー
10がギヤハウジング12の上昇ストロークの途
中までギヤハウジング12とともに引上げられ
(第2図の実線参照)、ガイドピン17がガイド溝
15の前傾部15b内をスライドするときにフツ
クレバー16が反回動支点a側へ進動してフツク
ボツクス19が時計方向へ揺動し、フツク21と
掛止部材24の段差部24bとの掛合状態が解離
されてセフテイカバー10が解放され、ギヤハウ
ジング12が上側の揺動端へ復帰する前にセフテ
イカバー10がワークW側へ回動してワークWの
切断前の状態に復元される。
続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効
果を説明する。
さて、本例では上下方向への揺動動作可能に支
持されたギヤハウジング12にはその下降ストロ
ークの終端付近でセフテイカバー10に形成した
掛止部材24に掛合させるためにギヤハウジング
12に対し揺動制御可能に支持されたフツクボツ
クス19を介してギヤハウジング12の先端12
b付近側への弾性進動動作および基端12a付近
側への退動動作可能に支持されたフツク21をギ
ヤハウジング12の上昇ストロークの途中で掛止
部材24との掛合状態が解離されるように付設し
てある。
このため、ワークWの切断終了時には掛止部材
24の段差部24bがフツク21に掛合した状態
で保持され、セフテイカバー10のワークW側へ
の弾性回動動作が阻止されて切断された木片とセ
フテイカバー10とが当接する不具合を回避する
ことができる。
したがつて、第7図に示す状態で切断作業を行
つても、切断終了時に切断された木片がセフテイ
カバー10でブレード5側およびガイドルール3
側へ押圧されてブレード5の刃先に喰い込み、ブ
レード5に巻き込まれる危険を回避することがで
き、切断作業を安全かつ円滑に遂行しうる効果が
ある。
(考案の効果) すなわち、本考案は上下方向への揺動動作可能
に支持されたギヤハウジングの側方に連設された
ブレードケースにはブレードの露出部位の前部付
近を覆蓋するために形成されたセフテイカバーが
ブレードの回転軸の回りへの回動動作可能に支持
された丸鋸盤において、前記ギヤハウジングには
同ギヤハウジングの下降ストロークの終端付近で
前記セフテイカバーに形成した掛止部材に掛合さ
せるために前記ギヤハウジングの先端付近側への
進動動作および基端付近側へ退動動作可能に支持
されたフツクを、前記ギヤハウジングの上昇スト
ロークの途中で前記掛止部材との掛合状態が解離
されるように付設したことによつて、ワークの切
断終了時に切断された木片がセフテイカバーでブ
レード側へ押圧されてブレードに巻込まれる危険
を排除して切断作業の安全性を高めうる効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は丸鋸盤の側面図、第2図、第3図はそれぞれ安
全装置の連係動作を説明する丸鋸盤の側面図、第
4図は第1図のA−A線拡大断面図、第5図は第
2図のB−B線拡大断面図、第6図は第3図のC
−C線拡大矢視図、第7図は切断時のワークとセ
フテイカバーとの連係を説明する要部の平面図で
ある。 5……ブレード、4……ブレードケース、10
……セフテイカバー、12……ギヤハウジング、
21……フツク、24……掛止部材、W……ワー
ク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上下方向への揺動動作可能に支持されたギヤ
    ハウジングの側方に連設されたブレードケース
    にはブレードの露出部位の前部付近を覆蓋する
    ために形成されたセフテイカバーがブレードの
    回転軸の回りへの回動動作可能に支持された丸
    鋸盤において、前記ギヤハウジングには同ギヤ
    ハウジングの下降ストロークの終端付近で前記
    セフテイカバーに形成した掛止部材に掛合させ
    るために前記ギヤハウジングの先端付近側への
    進動動作および基端付近側へ退動動作可能に支
    持されたフツクを、前記ギヤハウジングの上昇
    ストロークの途中で前記掛止部材との掛合状態
    が解離されるように付設したことを特徴とする
    丸鋸盤における安全装置。 (2) 前記フツクを、前記ギヤハウジングに対し揺
    動制御可能に支持されたフツクボツクスを介し
    て支持したことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の丸鋸盤における安全装置。
JP9699986U 1986-06-25 1986-06-25 Expired JPH0327763Y2 (ja)

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JP9699986U JPH0327763Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JP9699986U JPH0327763Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JPS633405U JPS633405U (ja) 1988-01-11
JPH0327763Y2 true JPH0327763Y2 (ja) 1991-06-17

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