JPH03276624A - 感光性ポリイミド膜のパターン形成方法 - Google Patents

感光性ポリイミド膜のパターン形成方法

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Publication number
JPH03276624A
JPH03276624A JP7641690A JP7641690A JPH03276624A JP H03276624 A JPH03276624 A JP H03276624A JP 7641690 A JP7641690 A JP 7641690A JP 7641690 A JP7641690 A JP 7641690A JP H03276624 A JPH03276624 A JP H03276624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
substrate
temperature
photosensitive
spread
Prior art date
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Pending
Application number
JP7641690A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Nakagami
中神 好正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH03276624A publication Critical patent/JPH03276624A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Formation Of Insulating Films (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ポリイミド膜のパターン形成方法に関し、精度よくパタ
ーン形成することを目的とし、被処理基板上に感光性ポ
リイミド膜を塗布した後、酸膜の基板界面付近の温度が
上層部よりも高くなるように高温と低温のホットプレー
トを交互に複数個配置し、被処理基板上を順次に通過さ
せることにより膜の深さ方向に温度勾配を設けてブレベ
ークし、引き続いて露光と現像を行うことを特徴として
感光性ポリイミド膜のパターン形成方法を構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はポリイミド膜を精度よくパターン形成する方法
に関する。
大量の情報を迅速に処理する必要から、情報処理装置は
小形化と大容量化が行われており、この装置の主体を構
成する半導体装置は単位素子の小形化による集積化が進
んで、LSIやVLSIが実用化されている。
然し、このような集積化と共に発熱量も急速に増加し、
LSIの場合、単位チップの発熱量は4W程度にまで達
している。
こ−で、集積化は回路の多層化により行われており、集
積回路素子の形成に当たっては眉間絶縁や表面保護のた
めに絶縁物が必要であり、従来は燐硅酸ガラス(略称P
SG) 、二酸化硅素(5102)l窒化硅素(5iJ
4 )のような無機絶縁物が使用されている。
然し、これらの絶縁物は絶縁耐力1耐熱性などの物性は
優れているもの\、絶縁膜は気相成長法(略称CVD法
)で作られるために厚く形成することは困難である。
また、半導体基板面は多層化に伴ってアスペクト比の大
きな微細な凹凸が多く、これらの無機膜は表面被覆性(
Coνerage)が充分でないと云う問題がある。
そこで、スピンコードでき、且つ耐熱性の優れたポリイ
ミドが注目され、半導体素子の表面保護膜だけに止まら
ず、眉間絶縁層としても実用化が進められている。
〔従来の技術〕
ポリイミド膜はビスマレイミドやポリアミド酸のような
ポリイミド前駆体をノルマル・メチル・2ピロリドン(
Normal−Methyl−2Pyrrolidon
e略称NMP)のような溶剤に熔解し、これを半導体基
板上にスピンコードなどの方法で塗布した後、150〜
400°Cの温度に加熱し脱水閉環反応を起こさせ硬化
させることにより作られている。
また、ポリイミド膜を任意の形状にパターン形成する方
法として、上記のポリイミド前駆体に不飽和結合をもつ
有機基、例えばメタアクリロイル基やエポキシ基などを
付加することにより感光性を付与した材料が開発されて
おり、この材料を用いるとレジストを使用しなくて済む
ことから用途が増加している。
然し、この感光性ポリイミドのパターン形成は現像液に
よる非露光部の膨潤と溶出により行われているので、ネ
ガ型レジストに見られるように高解像化と高精度化は困
難である。
然し、半導体集積回路は回路の微細化が進んで最小線幅
はサブ・ミクロン(5ub−+wicron)に達して
おり、感光性ポリイミドを眉間絶縁層を形成する場合、
ピアホール(%l1B−hole)などを精度よく形成
することが必要であり、この技術の実用化が要望されて
いた。
[発明が解決しようとする課題] ポリイミドは耐熱性と絶縁性に優れた樹脂であり、被処
理基板上にスピンコード法で膜形成できることから、ア
スペクト比の大きな半導体集積回路基板の層間絶縁膜な
どに適している。
然し、感光性ポリイミド膜のパターン形成はネガ感光性
と現像液による膨潤と溶出により行われていることから
、高解像化は容易ではないが、眉間絶縁膜として使用す
るためにはこの達成が課題である。
(課題を解決するための手段〕 上記の課題は被処理基板上に感光性ポリイミド膜を塗布
した後、この膜の基板界面付近の温度が上層部よりも高
くなるように高温と低温のホットプレートを交互に複数
個配置し、被処理基板を順次に通過させることにより膜
の深さ方向に温度勾配を設けてプレベークし、引き続い
て露光と現像を行うことを特徴として感光性ポリイミド
膜のパターン形成方法を構成することにより解決するこ
とができる。
〔作用] 先に記したように、感光性ポリイミド膜のパターン形成
は感光性の感応基を備えたポリイミド前駆体を選択露光
し、露光部の感応基を架橋させることにより溶剤に不溶
の状態としてパターンを形成し、その後に加熱して架橋
した感応基を分解させると共に、ポリイミド前駆体に脱
水閉環反応を行わしめてポリイミド膜とするものである
こ\で、非露光部のポリイミド前駆体の除去は現像液に
よる膨潤と溶出により行われるためにパターンの切れ(
精度)が悪いのが通常であるが、発明者は露光後にベー
タ処理を追加したりすると、場合によってはパターンの
切れが良くなる現象に着目した。
そして、研究の結果、パターンの切れを良くするために
は現像に当たって溶解速度を膜の深さ方向(基板との界
面方向)に行くに従って大きくすればよいことことが判
った。
そこで、本発明はポリイミド前駆体を被処理基板上に塗
布した後に行うプレベーク工程に工夫を加え、深さ方向
に感光感度の勾配を作ることにより、この目的を達する
ものである。
第1図は塗布膜に感光感度の勾配を作る方法を示すもの
で、ポリイミド前駆体に付加されている感光性感応基が
分解する温度に保持された高温のホットプレート1と低
温例えば常温に保持された低温のホットプレート2とを
交互に並べ、定時的に持ち上がって矢印の方向に移動す
るレール3に塗布膜を上側にしてSi基板4を置き、S
i基板4の裏面を適当に真空吸着させながら移動させる
ことにより、塗布膜の基板との界面側の温度を高くする
ことによって耐熱性の劣る感光性感応基を分解させるも
のである。
このようなベーク処理を行って後、選択露光を行うと、
塗膜の表面側には感応基が存在するので架橋重合が生ず
るもの\、基板側は架橋重合が起らず、塗膜内に架橋密
度の勾配を生じて下にゆくに従って現像液に溶は易くす
ることができる。
このようにしておくと、集積回路の多層化を行う際に、
感光性ポリイミドを使用し、スピンコード法により眉間
絶縁膜を形成して平坦化すると共にビア・ホールを設け
る際にビア・ホール形成位置の膜厚が非常に異なるため
に、従来は精度よく穴開けを行うことはできなかったが
、本発明に係るように深さ方向に向かって現像液に溶は
易いようにしておけば、厚さに拘らず、余り変わらない
時間で現像処理を行うことができる。
(実施例〕 第2図は集積回路の形成方法を示す断面図であって、S
i基板4の上にフィールド酸化膜5があり、この上にポ
リSiよりなる配線パターン6があり、気相成長法(C
VD法)を用い、この上に燐硅酸ガラス(PSG)膜7
を設けた後、 この上にA2よりなる配線パターン8と
9を設け、この上にスピンコード法により平坦な眉間絶
縁膜10を設けると共に選択露光と現像を行ってピアホ
ールlL12を形成する工程を示している。
すなわち、反応性イオンエツチング(略称RIE)によ
りAlよりなる配線パターンを形成した後、樹脂分濃度
約40%、粘度約300 cpの感光性ポリイミド前駒
体フェスを回転数約5000rpmでスピンコードした
次に、7枚のホットプレートからなり、第1図に示す構
成をとる加熱装置を用い、高温のホットプレート1の温
度を100°Cに、低温のホットプレート2の温度を2
3°Cに保ち、それぞれ5秒づつ保持した後、最後のホ
ットプレートのみ70°Cに保って60秒保持させた。
この理由は溶媒の除去を完全に行うためである。
このような処理をした後、300mJ/cmzの条件で
紫外線の選択露光を行ってピアホール11.12形成部
を除いて感光させた後、nメチル2ピロリドンとメタノ
ールを主成分とする現像液を用いて現像した結果、径5
μ蒙の穴を開けることができ、次に10°C/分の昇温
速度で350 ’Cまで加熱して脱水閉環重合を行わせ
ることにより、寸法精度のよいピアホールを備えた眉間
絶縁層を得ることができた。
[発明の効果] 本発明の実施によりポリイミド膜に急峻な形状のパター
ンやピアホールを膜厚の影響をそれほど受けずに作るこ
とができ、これにより集積回路素子の形成を容易にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は温度勾配を作る方法を示す模式図、第2図は半
導体素子の部分断面図、 である。 図において、 1は高温のホットプレート、 2は低温のホットプレート、 4は基板、 6.8.9は配線パターン、 7はPSG膜、       10 11.12はピアホール、 である。 は層間絶縁膜、 温度勾配置(fづ方法左示す榎式凶 第 図 半厚体素子の部分断面図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被処理基板上に感光性ポリイミド膜を塗布した後
    、該膜の基板界面付近の温度が上層部よりも高くなるよ
    うに膜の深さ方向に温度勾配を設けてプレベークし、引
    き続いて露光と現像を行うことを特徴とする感光性ポリ
    イミド膜のパターン形成方法。
  2. (2)前項記載のポリイミド膜の深さ方向に温度勾配を
    設ける方法が、高温と低温のホットプレートを交互に複
    数個配置し、被処理基板を順次に通過させることにより
    行うことを特徴とする請求項1記載の感光性ポリイミド
    膜のパターン形成方法。
JP7641690A 1990-03-26 1990-03-26 感光性ポリイミド膜のパターン形成方法 Pending JPH03276624A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7797855B2 (en) 2005-08-31 2010-09-21 Tokyo Electron Limited Heating apparatus, and coating and developing apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7797855B2 (en) 2005-08-31 2010-09-21 Tokyo Electron Limited Heating apparatus, and coating and developing apparatus

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