JPH03276184A - 表示機構付電子装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子装置の表示機構に関するものである。

〔従来の技術〕

１１４６図は、従来の表示機構付電子装置を示す。

（１１は、表示機構付電子装置の本体を示す。（２）は
、電子装置に処理すべき情報を与えるキー操作手段であ
り、キーボードより構成されている入力装置である。（
３）は、入力装置（２）からなり、キー操作手段を有す
る架台部である。（４）は、入力装置からの入力内容及
び電子装置内での演算結果を表示するＣＲＴで構成され
ている表示板部である。（５）は、表示板部（４）を機
器本体（１１に取付ける表示受部であり、回動可能な構
成となっている。

次に動作について説明する。

今、電子装置を操作すべき者（以下「操作者」という。

）が、電子装置を操作する場合、表示板部（４）を操作
者の見易いように調整するのが一般である。この調整手
段としては、表示受部（５）が回動可能に支持するよう
に構成されているため、第５図の角度αを操作者の好み
に応じて操作者が、自由に変更し、見易い位置を選択し
ていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の電子装置における表示機構は、以上のような構成
であったため、前記角度αの調整のみによって、操作者
の見易い表示板部（４）の位置を選択していた。しかし
ながら、操作者の体型あるいは机、椅子の高さの（以下
「体型等」という）違いを角度αの調整のみでは、是正
出来ないという問題点があった。

そこで、この発明は、表示板部（４）の高さの調節を可
能とするようにし、操作者の体型等の違いを是正する電
子装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係る表示機構付電子装置は、キー操作手段を有
する架台部と上記架台部に、回動軸を介して、回動自在
に配設された表示板受部と上記表示板受部に対して、上
記回動軸に直交する方向に、摺動可能に係合する表示板
部と上記表示受部に配設され、上記表示板部を任意の位
置に保持するストッパ部とを有するものである。

〔作用〕

上記のように構成された表示機構付電子装置は、電子装
置の表示装置を有する表示板部を表示板受部に対し直交
する方向に摺動可能にしたので、表示板部を上記直交方
向に移動することが、可能となる。

［発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例を第１図〜第５図について説
明する。図中従来と同一の符号は、同一部分を示す。第
１図中（６）は、表示受部（５）に対し、表示板部（４
）を回動軸に直交する方向へ移動するための表示受部（
５１の係合部である。第２図は、表示板部（４）を裏か
ら見た図を示す。（９）は、表示板部〔４）の係合部で
あり、ラックによって、構成されている。第３図は２表
示受部（５）の断面を示す。図中（７Ａ）　（７Ｂ＋は
、歯車を示し、表示板部（４）に取付いているラック（
９）とによって表示板部（４）と表示受部（５）を係合
でしめている。（８）は、歯車（７Ｂ）の回転を所定値
以上の力が加わらない限り、止めておく歯車ストッパで
あり、所定値以上の力が加わると、その方向に歯車（７
Ｂ）と同一の方向に曲がるバネ機構を有している。第４
図は、表示装置（４）と表示装置取付部（５）の係合部
の断面を示す。（１０）は、表示装置！　（４）の接触
によって表示装置（４）を傷っけないようにする緩衝材
で、合成ゴムよりなっている。ｆｉｌｌは、歯車ストッ
パ（８）を表示受部（５）に取付ける取付ネジであり、
本取付ネジｔｌｌＨｅ車ストッパ（８）、歯車（７Ｂ）
とによって、表示板部（４）を任意の位置に保持するス
トッパ部を構成している。

次に動作について説明する。

今２操作者が、電子装置の表示板部（４）を見易いよう
にするため、まず角度αを操作者の好みに応じて自由に
調整する。次に、表示板部（４）の高さを操作者の見易
い位置に移動させるため、例えば、天上方向に移動させ
るには表示板部（４）を操作者自身が手で、天上方向に
引き上げると、第４図中の歯車（７Ａ）、（７Ｂ）は、
所定値以上の力が、歯車に加わるため左回転し、回転方
向と同一方向に歯車ストッパ（８）が曲がり、歯車（７
Ｂ）の回転に応じ、歯車ストッパ（８）は曲げ及び反発
をくり返しつつ、歯車（７Ｂｌ　（７Ａ）は回転し、表
示板部（４）は天上方向１ζ移動し、操作者がかかる引
き上げを中止すると、歯車ストッパ（８）によって、歯
車（７）の回転を阻止する。従って、表示装置（４）は
、所望の位置で、停止する。このため、操作者は、見易
い位ごて表示装置（４）を見ることができる。尚、上記
の説明では、上方向に表示装置（４）を移動する場合に
ついて説明したが、下方向に表示装置（４）を移動する
場合も、同様の動作によって歯車（７Ａ）（７Ｂ）が右
回転し、表示装置（４）を下へ移動させることができる
。

尚、上記実施例では、ラック（６）と歯車（７＾）（７
Ｂ）歯車ストッパ（８）によって、表示板部（４）を移
動させるようにした。これに対し、他の実施例を第５図
によって説明する。図中（９＾１　（９Ｂ＋は表示取付
部（５）取付けた表面に滑り止めの合成ゴムを取付けた
ローラーである。（Ｉ２）は、表示装置（４）に取付け
た合成ゴムであり、ローラー（９Ａ）　（９８＋とによ
って、表示装置（４）を上下に移動可能ならしめるよう
構成されている。（１３）は、ローラー（９Ａ）（９Ｂ
）の回転を所定値以上のカが加わらない限りローラー（
９Ｂ）の回転を摩擦によって阻止するローラーストッパ
である。（１４）はローラーストッパ（１３）を取付け
るネジである。以上、ローラーｆ９Ａ）　（９Ｂ）と合
成ゴム［１１）、ローラーストッパ（１２）により表４
゜ 水板部（４）を移動させるものである。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、表示板部を操作者の
操作によって表示板受部に対し直交する方向に移動可能
にするようにしたので、操作者の体型等に応じ、適切な
位置に表示板部を設定できるようになる。この結果操作
者の見易い位置に表示板部を設定できるという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示す表示機構付電子装
置の構成図である。第２図は、その表示機構を裏面から
見た構成図である。第３図は、その表示板受部の構成を
示す断面図である。第４図は、その表示板部と表示板受
部の係合部の構成を示す断面図である。第５図は、第４
図の他の実施例の構成を示す断面図である。第６図は、
従来の表示機構付電子装置を示す構成図である。 （１）は電子装置本体である。（４）は表示板部、（５
）は表示受部、（７Ａ）　、　（７Ｂ）は歯車、（８）
は歯車ストッパ、（９）はラックである。（９Ａ１．　
（９Ｂ）はローラー、　（ｉｌ）は歯車ストッパの取付
ネジ、（１２）は合成ゴム、（１３）はローラーストッ
パ、（１４）はローラーストッパ取付ネジである。 尚、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. キー操作手段を有する架台部と、上記架台部に、回動軸
   を介して、回動自在に配設された表示板受部と上記表示
   板受部に対して、上記回動軸に直交する方向に、摺動可
   能に係合する表示板部と上記表示受部に配設され、上記
   表示板部を任意の位置に保持するストッパ部とを備えた
   表示機構付電子装置。