JP3135891B2 - 液晶ディスプレイのアームスタンド - Google Patents

液晶ディスプレイのアームスタンド

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JP3135891B2 JP11071200A JP7120099A JP3135891B2 JP 3135891 B2 JP3135891 B2 JP 3135891B2 JP 11071200 A JP11071200 A JP 11071200A JP 7120099 A JP7120099 A JP 7120099A JP 3135891 B2 JP3135891 B2 JP 3135891B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶ディスプレイの
アームスタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータには、机
やテーブルの上に載置させて使用されるデスクトップタ
イプと、持ち運びに便利な携帯型(ラップトップやノー
ト型とも呼ばれる)のものがある。このうち、デスクト
ップタイプとしては、近年、CRTディスプレイに代わ
って薄型の液晶ディスプレイが急速に普及しつつある。
【0003】この薄型の液晶ディスプレイは、小型化が
図られる一方、大型化も図られるようになってきてお
り、壁掛け用のテレビ等としての使用が大きく期待され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、約10イン
チ以下の小型の液晶ディスプレイについては、これを引
き出したり折り畳んだりするアームスタンドが電球(ラ
イト)を支持するアーム式と同様なものとして開発され
ている。この小型の液晶ディスプレイのアームスタンド
は、棒状の第1のアームとこの第1のアームを回転可能
に支持する棒状の第2のアーム等を備え、小型液晶ディ
スプレイを手前に大きく引き出したり折り畳んだりする
ことが可能である他、小型液晶ディスプレイを左右・前
後に所定角度調節することも可能である。
【0005】しかしながら、約15インチ以上の大型の
液晶ディスプレイについては、その重量や大きさを考慮
して安定して支持させなければならないという大きな課
題を有することから、前後・左右に所定角度調節するこ
とができても、小型液晶ディスプレイのように手前に引
き出したり折り畳んだり、更に、壁に掛けるなどの使用
が可能なアームスタンドは開発されていない。
【0006】また、いわゆるペン入力を行い易くしたも
のとしては、例えば特開平11−7337号公報に示す
ような液晶ディスプレイ装置が開示されているが、この
液晶ディスプレイ装置では、手前に大きく引き出した
り、壁に掛けるなどの使用は不可能である。
【0007】そこで、本発明は、大型の液晶ディスプレ
イを前後・左右のみならず回転可能に支持することが可
能で、しかも、大型の液晶ディスプレイの引き出し動作
や折り畳み動作を簡易な構造で安定して行うことが可能
な、広範な用途に対応する液晶ディスプレイのアームス
タンドを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
液晶ディスプレイのアームスタンドは、上記課題を解決
するために、液晶ディスプレイの背面の背面部材を介し
て取り付けられる支持部材と、この支持部材を第1の連
結手段を介して角度変更可能に支持する板状の第1のア
ームと、この第1のアームを第2の連結手段を介して角
度変更可能に支持する板状の第2のアームと、上記第1
のアームと第2のアームとの間に配設される弾性部材と
を備え、上記第1の連結手段と第2の連結手段の連結方
向を逆方向にして、第1のアームに対する支持部材の角
度変更と第2のアームに対する第1のアームの角度変更
とが逆方向に構成されていることを特徴とする。
【0009】この請求項1記載の発明によれば、大型の
重量のある液晶ディスプレイを引き出したり折り畳んだ
りする広範囲な角度変更をしても、大型の液晶ディスプ
レイを板状の第1のアームと第2のアームが支持すると
ともに、上記第1のアームと第2のアームとの間に弾性
部材が配設されていることから、上記広範な角度変更を
安定して行うこととなる。また、上記支持部材と第1の
アームの角度変更が逆方向にされることから、上記第2
のアームは上記支持部材と第1のアームの角度変更に対
して液晶ディスプレイを安定的に支持することとなる。
【0010】本発明の請求項2記載の液晶ディスプレイ
のアームスタンドは、前記請求項1の発明を前提とし
て、前記第2のアームに、この第2のアームを左右に角
度調節する角度調節部材が取り付けられるとともに、上
記第2のアームを垂直に支持する机上載置用の載置台が
上記角度調節部材を介して取り付けられていることを特
徴とする。
【0011】この請求項2記載の発明によれば、上記第
2のアームがこの第2のアームを垂直に支持する机上載
置用の載置台に上記角度調節部材を介して取り付けられ
ていることから、上記載置台が上記第2のアームを机上
やテーブル上で安定して支持するとともに、上記角度調
節部材により第2のアームを左右に角度調節すると、大
型の液晶ディスプレイを左右に角度調節することができ
る。また、上記角度調節部材は上記第2のアームの垂直
支持状態を補助するために、大型の液晶ディスプレイを
手前に大きく引き出したり折り畳んだりしても、液晶デ
ィスプレイが傾くようなことがない。
【0012】本発明の請求項3記載の液晶ディスプレイ
のアームスタンドは、前記請求項1記載の発明を前提と
して、前記第2のアームに壁掛け用の取付け手段が設け
られていることを特徴とする。
【0013】この請求項3記載の発明によれば、上記第
2のアームを壁掛け用の取付け手段を介して壁やパーテ
ーション(衝立)等に取り付けると、大型の液晶ディス
プレイを壁等から大きく引き離して使用したり、折り畳
んで額縁のように使用したりすることも可能となる。
【0014】本発明の請求項4記載の液晶ディスプレイ
のアームスタンドは、前記請求項1記載の発明を前提と
して、前記前記支持部材に背面部材が回転可能に取り付
けられるとともに、上記背面部材と支持部材に円弧状の
案内溝とこの案内溝に沿って摺動する係止部が相対的に
設けられていることを特徴とする。
【0015】この請求項4記載の発明によれば、液晶デ
ィスプレイを所定角度回転させると、上記円弧状の案内
溝に沿って上記係止部が摺動するが、案内溝の端部に係
止部が当接して停止するために、液晶ディスプレイが所
定角度以上回転することが規制されることとなり、液晶
ディスプレイを横型にも縦型にも使用可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照しながら説明する。
【0017】(第1の実施の形態)本実施の形態の液晶
ディスプレイのアームスタンド1は、図1及び図2に示
すように、電子機器としてのパーソナルコンピュータの
液晶表示装置である液晶ディスプレイLを机やテーブル
T上に載置して支持するものである。この液晶ディスプ
レイLの液晶画面は、フラットな平面で構成される15
インチの大型のもので重量は約 4.5Kgである。
【0018】まず、上記液晶ディスプレイLの背面に
は、背面部材2が設けられている。この背面部材2は、
本実施の形態のアームスタンド1を取り付けるための金
属製の板状の部材であり、図3に示すように、4隅にビ
ス止め用穴が形成され、4個のビスBにより液晶ディス
プレイLの背面に取り付けられている。上記背面部材2
の中央は、外側に膨出して形成されており、この膨出部
2aにネジ部材3が取り付けられるネジ用穴3aが形成
されている。また、上記背面部材2には、後述する円弧
状の案内溝2bが形成されている。
【0019】上記背面部材2の後方には、この背面部材
2を支持する支持部材4が上記ネジ部材3とナットを介
して取り付けられている。すなわち、上記支持部材4
は、左右側面部と中央部とからなる断面コ字状の金属製
の部材であり、その中央に上記ネジ部材3が取り付けら
れるネジ用穴4aが形成されている。したがって、上記
ネジ部材3を上記支持部材4と背面部材2のネジ用穴に
挿通させてネジ止めすることにより、上記支持部材4に
対して背面部材2は回転可能に連結される。
【0020】また、上記背面部材2と支持部材4には、
図3に示すように、円弧状の案内溝2bとこの案内溝2
bに沿って摺動する係止部4bが相対的に設けられてい
る。本実施の形態では、上記背面部材2に円弧状の案内
溝2bが設けられ、上記支持部材4に上記案内溝2bに
沿って摺動する係止部4bが設けられているが、互いに
逆に設けることも可能である。また、本実施の形態の円
弧状の案内溝2bは、上記ネジ部材3を中心に角度θが
90度に設けられている。したがって、この円弧状の案
内溝2bに上記支持部材4の係止部4bを摺動させる
と、液晶ディスプレイLは90度回転するが、90度以
上回転させようとしても、上記係止部4bが円弧状の案
内溝2bの端部に当接するために、回転できないように
なっている。すなわち、液晶ディスプレイLを回転させ
ることにより、横型から縦型に使用可能になっている。
本実施の形態の液晶ディスプレイLの回転角度は、配線
用のコードE(図5参照)が絡まないようにするために
90度に設定されているが、上記円弧状の案内溝2bの
角度θを大きくすることにより、上記90度以上回転さ
せることは実施に応じ任意である。なお、上記背面部材
2と支持部材4との間には、これらを接触させながらの
回転をスムーズに行わせるシート(図示せず)が配され
ている。
【0021】上記支持部材4は、板状の第1のアーム1
1と第2のアーム12からなるアームスタンド1に第1
の連結手段5と第2の連結手段6を介して連結されてい
る。上記支持部材4と同じく、第1のアーム11と第2
のアーム12も、各々左右側面部と中央部とからなる断
面コ字状の金属製の部材であり、これら支持部材4と第
1のアーム11との間と、第1のアーム11と第2のア
ーム12との間に各々第1の連結手段5と第2の連結手
段6が取り付けられている。
【0022】上記第1の連結手段5と第2の連結手段6
は、図3及び図4に示すように、一種のヒンジであり、
上記支持部材4と第1のアーム11の下方には、ヒンジ
軸7aが設けられる一方、第1のアーム11と第2のア
ーム12の上方には、上記ヒンジ軸7aを回転可能に支
持する側面プレート7bが設けられている。ここで、上
記ヒンジ軸7aは、一端側が円柱状に形成され、他端側
がほぼ半円柱状に形成され、上記円柱状の一側面に側面
プレート7bの円状の先端部7cがネジ部材Nとナット
によりネジ止めされて回転可能に構成されている。ま
た、上記ヒンジ軸7aの半円柱状の外周側から複数個の
ビスBがビス止めされている。
【0023】したがって、上記ヒンジ軸7aに対して側
方プレート7bを上記ネジ部材Nによってネジ止めする
力を調節することにより、支持部材4と第1のアーム1
1の角度変更および第1のアーム11と第2のアーム1
2の角度変更の範囲が設定されるようになっている。す
なわち、上記ネジ止めする力を調節することにより、支
持部材4と第1のアーム11、および、第1のアーム1
1と第2のアーム12が所定角度位置で制止する制止ト
ルクを調節することが可能になっている。このような本
実施の形態のアームスタンド1は、上記支持部材4と第
1のアーム11と第2のアーム12とを上記第1の連結
手段5と第2の連結手段6の箇所で折り畳むことが可能
に構成されている。
【0024】ここで、上記第1の連結手段5と第2の連
結手段6とは、上記側面プレート7bの円状の先端部5
cの向きが逆方向になるように構成されている(図3及
び図4参照)。したがって、上記支持部材4は後方側に
のみ角度変更可能とし(図1中符号F1参照)、上記第
1のアーム11は前方側にのみ角度変更可能として(図
1中符号F2参照)、これらの逆方向には角度変更はで
きない。これは予め支持部材4と第1のアーム11の角
度変更可能な方向を規制することにより、上記第2のア
ーム12に無理な負荷をかけず、第2のアーム12の支
持姿勢を安定させるためである。また、本実施の形態の
第1の連結手段5ではヒンジ軸7aが2個設けられ、第
2の連結手段6では3個設けられているが、その数は限
定されるものではなく、上記ヒンジ軸7aの長さを長く
することにより、1個ずつ設けられるものでも良い。
【0025】本実施の形態の上記第1のアーム11と第
2のアーム12の幅は約95mmであり、長さは約12
0mmである。また、上記支持部材4の幅は約95mm
であり、長さは約70mmである。このような各アーム
11,12と支持部材4は、前述の通り金属製のシャー
シ状のものであるので、配線用のコードEの他に、回路
基板等を配設することも可能である。このような第1の
アーム11と第2のアーム12には、図5に示すよう
に、その前方側からと後方側から着脱自在なカバーC
1,C2,D1,D2が設けられている。なお、第1の
アーム11の中央部には、配線用のコードEを通す穴が
形成されている。
【0026】上記第2のアーム12には、図2に示すよ
うに、弾性部材8が配設されている。この弾性部材8
は、第1のアーム11の角度変更による荷重を軽減する
もので、本実施の形態ではねじりコイルバネが2本並列
状態で配設されている。すなわち、上記第1の連結手段
5と第2の連結手段6は上記制止トルクを持つが、上記
第1のアーム11には大型の液晶ディスプレイLの荷重
が重くかかることから、上記第2の連結手段6だけで、
その角度変更を可能にしながら第1のアーム11を所定
角度位置で制止させることは困難である。そこで、上記
第1のアーム11と第2のアーム12との間に2個の弾
性部材8が配設されている。本実施の形態の弾性部材8
であるねじりコイルバネは、上下にフック部8a,8b
が形成され、上方のフック部8aが第1のアーム11の
下方の取付け部材9aに係止され、下方のフック部8b
が第2のアームの下方の取付け部材9bに係止されてい
る。なお、本実施の形態の弾性部材8は、第1のアーム
11と第2のアーム12との間にのみ配設されている
が、上記支持部材4の角度姿勢を維持するために、支持
部材4と第1のアーム11との間にも配設することは実
施に応じ任意である。
【0027】また、上記第2のアーム12は、机上載置
用の載置台13に垂直に立設されている。すなわち、図
1及び図2に示すように、第2のアーム12の前方に
は、L字状となる垂直支持部材14が一体的に設けら
れ、第2のアーム12の後方には、軸状の角度調節部材
15が設けられて、上記載置台13に垂直に立設されて
いる。また、上記載置台13のほぼ中央には、第2のア
ーム12の回転をスムーズに行うためのシートSが貼着
されており、また、所定位置には、第2のアーム12の
回転を左右に各々45度に規制するストッパ13a,1
3bが2本突出して設けられている。なお、本実施の形
態の載置台13は、縦220mm、横260mm、高さ
15mmの大きさのものである。
【0028】上記角度調節部材15は、図4に示すよう
に、第2のアーム12の下端側に取り付けられる板状の
取付け部材12aにより垂直に支持されている。板状の
取付け部材12aは、中央に円筒状の空隙部12bが形
成され、上記角度調節部材15が収納支持されている。
そして、上記角度調節部材15の上方はビス止めされ、
下方が上記載置台13の係止穴に貫通して係合されてい
る。これにより、図6に示すように、上記液晶ディスプ
レイLは、角度調節部材15を中心として左右に各々最
大45度まで角度調節される。また、上記角度調節部材
15は、上記垂直支持部材14と共に上記第2のアーム
12を載置台13に垂直に支持することから、大型の液
晶ディスプレイLを手前に大きく引き出しても、あるい
は上記所定角度回転させても、傾きや転倒を防止しつ
つ、机T上に安定して載置する。
【0029】次に、本実施の形態の液晶ディスプレイの
アームスタンド1を使用して、液晶ディスプレイLを机
T等の上に載置して使用する場合について説明する。な
お、本実施の形態のアームスタンド1は、予め支持部材
4と第1のアーム11の角度変更可能な方向を規制して
大型の液晶ディスプレイLを安定して支持するものであ
るが、以下のような広範な使用が可能である。
【0030】まず、液晶ディスプレイLを机やテーブル
Tの所定位置に載置した元の位置から前方に引き出して
使用したい場合には、液晶ディスプレイLを手前に引く
と、図1に示すように、上記第1のアーム11は上記第
2の連結手段6を中心に前方に回転するために、液晶デ
ィスプレイLを近づけて見ることが出来る。また、上記
液晶ディスプレイLを横型から縦型に使用したい場合に
は、図7に示すように液晶ディスプレイLを回転させる
と、前述の通り、上記円弧状の案内溝2bに沿って上記
係止部4bが摺動し、液晶ディスプレイLが90度回転
した時点で、上記係止部4bが円弧状の案内溝2bの端
部に当接してその回転移動が停止する。したがって、液
晶ディスプレイLを横型から縦型に使用可能となる。
【0031】また、液晶ディスプレイLに対していわゆ
るペン入力やタッチパネル入力を行いたい場合には、上
記液晶ディスプレイLを前方に引き出した後、図8に示
すように、液晶ディスプレイLの底部を机T上に接触さ
せるように上記第2の連結手段6を更に下方に回転変更
させるとともに(図8中符号F2参照)、上記支持部材
4を上記第1の連結手段5を中心に後方側に角度変更さ
せると(図8中符号F1参照)、液晶ディスプレイLが
机T等の上に接触した状態で斜め上方に向き、上記ペン
入力等が行い易くなる。また、図9に示すように、狭持
部19を有する載置台20により机やテーブルTの端部
に固定させて使用することも可能である。
【0032】(第2の実施の形態)本実施の形態の液晶
ディスプレイのアームスタンド21は、図10及び図1
1に示すように、液晶ディスプレイLを壁掛け用やパー
テーション掛け用として支持するものである。なお、上
記液晶ディスプレイLは、上記第1の実施の形態と同様
の15インチの大型のものである。
【0033】この実施の形態の液晶ディスプレイのアー
ムスタンド21は、第1の実施の形態の机上載置用の載
置台13や角度調節部材15が設けられておらず、代わ
りに、液晶ディスプレイLを壁Kに掛けて使用する場合
には、図10に示すように、上記第2のアーム12に壁
掛け用の取付け手段22が設けられている簡易な構造で
ある。すなわち、上記第2のアーム12に壁掛け用の取
付け手段22である板状部材にネジ部材やビスを介して
壁Kにネジ止めできるようになっている。また、液晶デ
ィスプレイLを所定の厚みのパーテーション(衝立)P
に取り付ける場合には、図11に示すように、上記パー
テーションPの上端部に吊り下げ可能な断面コ字状の係
合部材23を介して上記ネジ止めする。このように取り
付けることにより、大型の液晶ディスプレイlを壁K等
から大きく引き離して使用したり、折り畳んで額縁のよ
うに使用したりすることも可能となる。
【0034】そして、本実施の形態も第1の実施の形態
と同様、上記第1のアーム11と第2のアーム12との
間に弾性部材8(図示せず)が配設されるとともに、上
記第1の連結手段5と第2の連結手段6の連結方向が逆
方向になっていることから、液晶ディスプレイLの引き
出し動作や折り畳み動作を安定して行うことが可能であ
る。
【0035】また、液晶ディスプレイLを運搬・梱包等
する場合は、壁K等から外すとともに、上記弾性部材8
をフック部8a,8bから外して、上記第1の連結手段
5と第2の連結手段6の位置で第1のアーム11と第2
のアーム12を折り畳むと、図12に示すように、上記
第1のアーム11と第2のアーム12がこれらの背面が
重ね合わされるように折り畳まれることとなる。このよ
うに折り畳まれた状態では、上記第1のアーム11と第
2のアーム12は、上記液晶ディスプレイLの背面部に
隠れるために、運搬・梱包等する場合に邪魔にならな
い。
【0036】さらに、本実施の形態では、上記机上載置
用の載置台13,20を取り付けなくとも、簡易デスク
トップ型としての使用も可能である。すなわち、図13
に示すように、上記第2のアーム12を上記机上載置用
の載置台13の代わりとして使用することもできる。
【0037】以上、本実施の形態では、大型の液晶ディ
スプレイLを使用して説明したが、本発明の液晶ディス
プレイのアームスタンド1,21は、小型の液晶ディス
プレイに対しても勿論適用可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明の液晶ディスプレイのアームスタ
ンドは、大型の重量のある液晶ディスプレイを引き出し
たり折り畳んだりする場合でも、大型の液晶ディスプレ
イを板状の第1のアームと第2のアームで支持するとと
もに、支持部材と第1のアームの角度変更可能な方向を
逆方向としているために、簡易な構造で上記動作を安定
して行うことが可能となる。したがって、大型の液晶デ
ィスプレイを机上載置用としても壁掛け用としても広く
利用することが可能となる。
【0039】また、本発明の液晶ディスプレイのアーム
スタンドは、大型の液晶ディスプレイを手前に大きく引
き出しても、上記第2のアームに配される弾性部材が第
1のアームの角度変更による液晶ディスプレイの荷重に
十分に対応するので、第2の連結手段の角度変更を許容
しつつも第1のアームの角度姿勢を安定且つ確実に保持
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態の液晶ディスプレイの
アームスタンドを机載置用として示す側面図である。
【図2】上記第1の実施の形態の液晶ディスプレイのア
ームスタンドの背面図である。
【図3】上記第1の実施の形態の支持部材と第1の連結
手段を示す分解斜視図である。
【図4】上記第1の実施の形態の第2のアームと第2の
連結手段を示す分解斜視図である。
【図5】上記第1の実施の形態のアームスタンドへのカ
バーの取り付け状態を示す分解斜視図である。
【図6】上記第1の実施の形態の液晶ディスプレイを左
右に角度調節する動作を説明する平面図である。
【図7】上記第1の実施の形態の液晶ディスプレイを回
転させる状態の正面図である。
【図8】上記第1の実施の形態の液晶ディスプレイをペ
ン入力する場合の例を示す側面図である。
【図9】上記第1の実施の形態の液晶ディスプレイのア
ームスタンドを机上の端部に取り付ける場合の側面図で
ある。
【図10】本発明の第2の実施の形態の液晶ディスプレ
イのアームスタンドを壁掛け用として示す側面図であ
る。
【図11】上記第2の実施の形態の液晶ディスプレイの
アームスタンドをパーテーションに掛けて使用する場合
の側面図である。
【図12】上記第2の実施の形態の液晶ディスプレイの
アームスタンドの折り畳み動作を説明する断面図であ
る。
【図13】上記第2の実施の形態の液晶ディスプレイの
アームスタンドを簡易デスクトップ型として使用する場
合の例を示す側面図である。
【符号の説明】
1,21 アームスタンド、2 背面部材、2b 円弧
状の案内溝、4 支持部材、4b 係止部、5 第1の
連結手段、6 第2の連結手段、7a ヒンジ軸、7b
側面プレート、7c 円状の先端部、8 弾性部材
(ねじりコイルバネ)、8a,8b フック部、11
第1のアーム、12 第2のアーム、13,20 載置
台、15 角度調節部材、22 壁掛け用の取付け手
段、23 係合部材、θ 円弧状の案内溝の角度、K
壁、L 液晶ディスプレイ、P パーテーション、T
机(テーブル)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−15680(JP,A) 特開 平10−288951(JP,A) 実開 昭61−46591(JP,U) 実開 平4−114620(JP,U) 実開 平3−100884(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 9/00 H04N 5/64

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶ディスプレイの背面の背面部材を介
    して取り付けられる支持部材と、この支持部材を第1の
    連結手段を介して角度変更可能に支持する板状の第1の
    アームと、この第1のアームを第2の連結手段を介して
    角度変更可能に支持する板状の第2のアームと、上記第
    1のアームと第2のアームとの間に配設される弾性部材
    とを備え、 上記第1の連結手段と第2の連結手段の連結方向を逆方
    向にして、第1のアームに対する支持部材の角度変更と
    第2のアームに対する第1のアームの角度変更とが逆方
    向に構成されていることを特徴とする液晶ディスプレイ
    のアームスタンド。
  2. 【請求項2】 前記第2のアームに、この第2のアーム
    を左右に角度調節する角度調節部材が取り付けられると
    ともに、上記第2のアームを垂直に支持する机上載置用
    の載置台が上記角度調節部材を介して取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の液晶ディスプレイの
    アームスタンド。
  3. 【請求項3】 前記第2のアームに壁掛け用の取付け手
    段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の液
    晶ディスプレイのアームスタンド。
  4. 【請求項4】 前記支持部材に背面部材が回転可能に取
    り付けられるとともに、上記支持部材と背面部材に円弧
    状の案内溝とこの案内溝に沿って摺動する係止部が相対
    的に設けられていることを特徴とする請求項1記載の液
    晶ディスプレイのアームスタンド。
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