JPH03276165A - 磁性カラートナー - Google Patents

磁性カラートナー

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JPH03276165A
JPH03276165A JP2077412A JP7741290A JPH03276165A JP H03276165 A JPH03276165 A JP H03276165A JP 2077412 A JP2077412 A JP 2077412A JP 7741290 A JP7741290 A JP 7741290A JP H03276165 A JPH03276165 A JP H03276165A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
refractive index
fine particles
weight
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP2077412A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiko Ugajin
宇賀神 美子
Kenji Matsumoto
研二 松本
Hiroyuki Yasujima
安島 廣行
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Publication of JPH03276165A publication Critical patent/JPH03276165A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真法、磁気記録法などに用いられるトナ
ーに関し、特に、電子写真用−成分磁性トナー、および
磁気記録用トナーのカラー化に適する磁性カラートナー
に関する。
〔従来技術〕
従来より、例えば、磁気記録法においては磁性記録媒体
上に磁気的手法により得た磁気潜像を磁性トナーで現像
し、これを被転写物に転写させて定着することにより可
視画像を形成することが行われている。
ここで用いられる磁性トナーはFe50.あるいは7 
 Fetus粉末等の磁性体粉末と樹脂を混練し、粉砕
したものが一般に知られている。
しかし、従来のトナーは磁性粉が黒色、あるいは黒褐色
であるため、磁性粉と着色剤を単純に混合、あるいは磁
性粉を着色剤で単純に覆う場合、磁性粉の黒色、あるい
は黒褐色によりトナーの色に濁りが生し、鮮明な色のト
ナーが得られなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、従来知られていた磁気記録用トナーあるいは
電子写真用−成分磁性トナーに関し、鮮明なカラー化に
適する磁性カラートナーを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するためになされたものであ
り、磁性粒子を主成分とする芯物質と着色剤を少なくと
も含む色材層を有する磁性カラートナーにおいて、色材
層のまわりに高屈折率を示す物質よりなる薄膜を設けた
磁性カラートナーを提供するものである。
本発明の好ましい実施態様として、本発明における高屈
折率を示す物質は、屈折率2.0以上の無機顔料を用い
ることができる。
さらに言えば、無機顔料が0.1ミクロン以下の微粒子
であることが好ましい。
〔作用] 上述の磁性カラートナーは、磁性粒子を主成分とした芯
物質と色材層のまわりに高屈折率を示す薄膜を有してい
るため、色材層の色相が反映されるとともに、明度が増
し、磁性粒子の色の影響のない、鮮明なカラー化が実現
される。
〔発明の詳細な 説明を図面を用い、以下詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す断面図である。
第1図において、芯物質1としては磁性粉末単独、ある
いは数種の磁性粉末の混合物、さらには、磁性粉末とポ
リマーからなる粉末が使用可能である。ここで、磁性粉
末としては、フェライト、マグネタイトをはじめとする
鉄、コバルト、二・ノケル等の強磁性を示す金属もしく
はこれらの元素を含む合金、または、化合物等をあげる
ことができる。芯物質1として磁性粉末とポリマーから
なる粉末を使用する場合には、上述の磁性粉末ポリマー
を混練後、粉砕する、あるいは、磁性粉末を分散したモ
ノマーを、乳化重合、懸濁重合、分散重合などの方法を
用い重合する、などの方法が用いられる。
また、芯物質1のまわりを、着色剤を含む色材層2で覆
うことによりカラーとすることができる。
ここで着色剤としては各種染料、顔料が使用可能であり
、例えばナフトールイエロー、キノリンイエロー クロ
ムイエロー、モリブデンオレンジ、ローダミンレーキ、
ローズベンガル、メチルバイオレットレーキ、フタロシ
アニンブルー、アニリンブルー、ウルトラマリンブルー
、カーボンフフソク、アニリンブランク等があげられる
。また、上記着色剤は一般にポリマーに分散された状態
で使用される。ここで、ポリマーとしては、−iに用い
られている樹脂が使用でき、例えば、アクリル系樹脂、
ポリスチレン、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、天然
樹脂などがあげられ、これらを単独あるいは2種以上混
合して使用することも可能である。これらのポリマー中
の着色剤の含有量は、着色剤の種類、粒径により適宜決
定される必要があるが、5重量%〜40重量%が好まし
い。
上述の色材層2の調製法としてはポリマー溶液に分散さ
せた芯物質のまわりにポリマーの濃厚相を分離させる相
分離法、ポリマー溶液中の芯物質のまわりにポリマーの
硬化試験薬等によりポリマーを硬化させる液中硬化被覆
法、芯物質のまわりを機械的に覆うメカノケミカル法、
さらには、芯物質の内、あるいは外相のいずれか一方か
らモノマーや重合触媒を供給し芯物質の表面をポリマー
で覆う、インシチュー重合法、芯物質の内相と外相の両
方からモノマーを供給する界面重合法、あるいは芯物質
をポリマー溶液とともに熱風中に噴霧するスプレードラ
イング法等のマイクロカプセル化技法が好適であるが、
これらの方法に限定されるものではない。色材層は2層
以上設けてもよい。さらに、色材層2の外側を屈折率2
.0以上、粒径0.1ミクロン以下の無機顔料よりなる
薄膜3で覆うことにより色材層のカラーをより明度の高
い鮮明なものとすることが可能となる。
ここで、高屈折率を示す無機顔料としては、酸化チタン
、硫化亜鉛、チタン酸鉛、酸化ジルコニウム、カドミウ
ム赤、カドミウム黄等が用いられるが、二酸化チタンが
好適である。
無機顔料よりなる薄膜3の調製方法としては、金属酸化
物の場合は、色材層を有した芯物質を有機金属化合物溶
液に浸せきし引き上げて乾燥し、その後、焼成して有機
金属化合物を分解することにより金属酸化物(二酸化チ
タン、酸化ジルコニウム等)よりなる薄膜を形成する方
法、あるいは金属塩の希薄酸性溶液に芯物質を懸濁させ
、金属塩を加水分解して水和金属酸化物を析出させ、焼
成することにより金属酸化物よりなる薄膜を形成する方
法、金属アルコキシドの加水分解を利用する方法が一般
的である。具体的な副製方法としては、無機顔料として
二酸化チタンを析出させる場合、芯物質を室温で硫酸第
二チタン溶液の希薄強酸性溶液に懸濁させ、ついで急速
に加熱沸とうさせ、加水分解を完結させる方法、あるい
は、芯物質を室温で硫酸第二チタン溶液の希薄強酸性溶
液に懸濁させた後、適量の尿素を添加し、80〜90°
Cで加水分解を行う方法があげられる。
上述の方法を用いると、0.1ミクロン以下の粒径の揃
った金属酸化物よりなる薄膜が形成される。0.1ミク
ロンという大きさは、半透明性であり、屈折率の高さに
よる反射率の向上と、隠ぺい性の少なさから、色材層の
色を反映し、明度を上げるのに好適である。
〔実施例〕
以下に、本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例−1 平均粒径0.25ミクロンの磁性粒子(MAT305:
戸田工業(株)製画品名)50重量部とマレイン酸変性
ポリプロピレンを加熱混合後、粉砕、造粒することによ
り平均粒径1.0ミクロンの芯物質(A)を得た。
芯物質(A)100重量部、スチレン20重量部、エチ
レングリコールジメタクリレート40重量部、ラウロイ
ルパーオキサイド3重量部、大豆油50!i1部、ロー
ズベンガル20重量部を十分に攪拌混合した。上記混合
物を、コロイド状リン酸カルシウム5重量部とドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム0.1重量部を分散させ
た水1000重量部中に、ホモジナイザーを用いて回転
数11000Orpで約10分間分散させた。得られた
分散物を回転数50Orpmで攪拌しながら、温度を7
0°Cに昇温させ、重合反応を10時間行ない色材層を
形成した。
その後、塩酸を加え、コロイド状リン酸カルシウムとド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを分解除去し、固
形物をろ別し、水で洗浄後、乾燥させ、物質(B)を得
た。
物質(B)の100重量部を、硫酸第二チタンの硫酸酸
性溶液1000重量部(0,8N硫酸。
T i OZ換算10重量部)に加え、回転速度500
rpmで攪拌した後130°Cで2時間加熱沸とうさせ
る。冷却後、水酸化ナトリウムにより中和し、硫酸イオ
ンが検出されなくなるまで水洗いする。これをろ別乾燥
し、明度の高い鮮明なマゼンタ磁性トナーを得た。
実施例−2 実施例−1の芯物質(A)10重量部を、重炭酸ソーダ
5重量部、ポリビニルアルコール20重量部、フタロシ
アニンブルー20重量部からなる混合水溶液1000重
量部中に分散させ、10%へキサメチレンジアミン水溶
液500重量部を添加し、液中硬化被覆法により色材層
を形成し、物質(C)を得た。
物質(C)150重量部を硫酸第二チタンの硫酸酸性溶
液1000重量部(0,8Ng酸、TiO□換算10重
量部)に加え、回転速度300rpmで攪拌した後、尿
素25重量部(チタン塩の1.5当量)を添加し、1時
間さらに攪拌する。
その後85°Cに加熱し、3時間反応を行う。冷却後、
硫酸イオンが検出されなくなるまで水洗いし、ろ別乾燥
し、鮮明なシアン磁性トナーを得た。
実施例−3 実施例−1の物質(A)5重量部と二酸化チタン(日本
エアロジル社製)10重量部をポリメチ1フ20重量部
のメチルエチルケトン200重量部溶液中に超高速ホモ
ジナイザー(ポリトロン:スイス国キネマチイカ社製商
品名)を用いて回転数5000rpmで分散させ均一溶
液とした。上記溶液にエタノール50重量部を滴下し、
芯物質のまわりに二酸化チタンを含んだポリスチレンを
相分離させ、−層めの色材層を形成した。生成物をエタ
ノールで洗浄後、遠心分離により分離回収し、物質(D
)を得た。
物質(D)20重量部とカドミウム黄5重量部をポリイ
ソブチルメタクリレートのジブチルフタレート10%溶
液50重量部に分散させ、溶液(1)を調製した。これ
と別に、ポリビニルアルコール5重量部とクロムイエロ
ー10重量分を水500重量部に溶解させ、溶液(2)
を調製した。
溶液(2)を10°Cに冷却し、これに溶液(1)を滴
下し、超高速ホモジナイザーを用い、回転数11000
Orpで攪拌することにより、O/Wエマルジョンを得
た。さらに攪拌を続はカプセル化させた後、遠心分離に
より、カプセルを水で洗浄し、ポリビニルアルコールを
除去し2層めの色材層を形成した。性成物を乾燥し、物
質(E)を得た。物質(E)を実施例−1で物質(B)
を処理した方法と同様の操作により処理し、鮮明なイエ
ロー磁性トナーを得た。
〔発明の効果〕
本発明は上述のとおりであり、磁性粒子を主成分とする
芯物質のまわりを着色材を含む色材層で覆い、さらに、
その外側に、高屈折率を示す微粒子よりなる薄膜を設け
ているため、着色剤の色が反映され、磁性粒子の色によ
る濁りは生じず、明度の高い鮮明な磁性カラートナーを
得ることができる。
特に、高屈折率を示す物質を屈折率2.0以上、粒径0
.1ミクロン以下の無機顔料とすることにより、屈折率
の高さから明度の向上が、半透明性から、下地即ち色材
層の色を直接反映することが期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の磁性カラートナーの一実施例の断面
図である。 l・・・・・・芯物質 2・・・・・・色材層 3・・・・・・薄膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性粒子を主成分とする芯物質と、着色剤を少な
    くとも含む色材層を有する磁性カラートナーにおいて、
    該色材層のまわりに高屈折率を示す微粒子よりなる薄膜
    を設けたことを特徴とする磁性カラートナー。
  2. (2)高屈折率を示す微粒子が屈折率2.0以上の無機
    顔料であることを特徴とする請求項(1)の磁性カラー
    トナー。
  3. (3)高屈折率を示す微粒子が、0.1ミクロン以下の
    径よりなることを特徴とする請求項(1)の磁性カラー
    トナー。
JP2077412A 1990-03-27 1990-03-27 磁性カラートナー Pending JPH03276165A (ja)

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