JPH03275730A - 高弾性ビーターシート - Google Patents

高弾性ビーターシート

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JPH03275730A
JPH03275730A JP7339890A JP7339890A JPH03275730A JP H03275730 A JPH03275730 A JP H03275730A JP 7339890 A JP7339890 A JP 7339890A JP 7339890 A JP7339890 A JP 7339890A JP H03275730 A JPH03275730 A JP H03275730A
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beater
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beater sheet
sheet
fiber
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Kanji Hirakuri
平栗 寛治
Susumu Kawakami
河上 進
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野1 本発明は高弾性ビータ−シートに関するものであり、更
に詳しくは充填物質として弾性黒鉛体を使用する高弾性
ビータ−シートに関する。
[従来の技術・課題] ビータ−シートは産業機械または自動車エンジン等の締
結部ガスゲットバッキングとして使用されており、締結
時フランジ面の凹凸及び歪みを吸収し、また、これら機
械の運転に伴う機械的振動や冷熟サイクルによる締結部
のW3張、収縮に追随して内部流体の外部への洩れ、ま
たは外部から内部への流入を防ぎ、気密性を保持する。
このため、歪みを吸収するためには圧縮率の大きいシー
ト、機械的振動・laj張収線収縮随するためには復元
性(弾性)の大きいシートが望まれる。
従来、ビータ−シートの構成材料は重量比で石綿60〜
75%、ラテックス(ゴム>10〜20%、加硫薬品及
び充填材5〜30%からなるものであり、弾性に富む石
綿繊維が多いため、−殻内石綿ビーターシ−1・は^S
TM F36に基づく圧縮特性で350 kgf / 
c1圧縮時に圧縮率20%前後、復元率60%前後と高
い弾性を示す。
しかし、近年、石綿の健康への悪影響が指摘され、石綿
に代わる繊維基材を用いたビータ−シー!・の研究が盛
んに行われている。これら石綿を使用しないビータ−シ
ートは5〜30%の有機・無機繊維物質、ラテックス1
0〜20%、加硫薬品及び目詰め充填材85〜50%が
ら構成され、石綿に比較し極端に繊維物質が少なくなる
ため、圧縮率が小さくなり硬くなる傾向があった。また
、得られたシートは石綿ビータ−シーl−に比べ硬くベ
ーパーライクとなる。更に、シートの嵩密度を下げ圧縮
率を大きくすると復元率が小さくなりシール性能の低下
をみた。
従って、本発明の目的は石綿繊維を使用せずに石綿ビー
タ−シートと同等の圧縮−復元特性を有する高弾性ビー
タ−シートを提供することにある。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は有I!繊維及び/または無機繊維5
〜30重量%、ラテックス10〜20重量%、加硫薬品
及び目詰め充填材85〜50重量%を含有してなるビー
タ−シートにおいて、目詰め充填材の一部として全重量
を基準として1〜30重量%の弾性黒鉛体を使用するこ
とを特徴とする高弾性ビータ−シートに係る。
[作  用] 本発明の高弾性ビータ−シートは有機・無機繊維物質、
ラテックス、加硫薬品並びに目詰め充填材よりなる従来
の石綿未含有ビータ−シートの目詰め充填材の一部を弾
性黒鉛体で!!換するものであり、それによって従来の
石綿ビータ−シートと同等の圧縮−復元特性が得られる
ものである。
本発明の高弾性ビータ−シートに使用できる有機繊維と
しては例えば芳香族ポリアミド繊維、ポリエステル繊維
、フェノール繊維、セルロースバルブ繊維等を挙げるこ
とができる。また、無機繊維としては例えばガラス繊維
、セラミック繊維、ロックウール繊維、カーボン繊維、
チタン酸カリ繊維、ケイ酸カルシウム繊維、石膏繊維、
ワラストナイト、セビオライl−等を挙げることができ
る。
有機繊維及び/または無機繊維の添加配合量は5〜30
重量%の範囲内である。該添加配合量が5重量%未満で
あると繊維の補強効果及び目詰め充填材の捕捉性が低下
するために好ましくなく、また、30重量%を超えると
シール性が低下するために好ましくない。
また、本発明の高弾性ビータ−シートに使用するラテッ
クスとしては例えばSBR,NBUL、CR、アクリル
ゴム、アクリルエマルジョン、シリコンゴム、フッ素ゴ
ム等を挙げることができる。
ラテックスの添加配合量は10〜20重量%である。詐
添加配合量が10重量%未満であるとシール性及びバイ
ンダー補強性が低下するために好ましくなく、また、2
0重量%を超えるとクリープの増大等耐熱性の低下のた
めに好ましくない。
更に、本発明の高弾性ビータ−シートには、加硫薬品並
びに目詰め充填材を使用する。加硫薬品としては例えば
硫黄、亜鉛華、加硫促進剤、老化防止剤等を使用するこ
とができる6また、目詰め充填材としては例えばクレー
、タルク、炭酸カルシウム、珪砂、珪藻土、シリカ、カ
ーボン、ホワイトカーボン、ベントナイト、硫酸バリウ
ム等を使用することができる。加硫薬品及び目詰め充填
材の添加配合量は50〜85重量%である。該添加配合
量が50重量%未満であると耐熱性及びシール性が低下
するために好ましくなく、また、85重量%を超えると
バインダーが希薄となるため粉っぽくなり製品の機械的
強度が低下するために好ましくない。
本発明の高弾性ビータ−シートは上記目詰め充填材の一
部として弾性黒鉛体を使用するところに特徴かある。弾
性黒鉛体の添加配合量は上記成分の合計重量を基準とし
て1〜30%の範囲内である。該添加配合量が1重量%
未満であると圧縮特性を向上する発現効果がないために
好ましくなく、また、30重量%を超えるとバインダー
が希薄となるため粉っぽくなり製品の機械的強度が低下
するために好ましくない。
本発明に使用する弾性黒鉛体は、天然黒鉛を酸処理した
後、加熱して酸の分解ガスにより黒3))結晶を分間し
たW張黒鉛とは異なり、石炭・石抽ピッチ類を400〜
500℃で処理することにより主成分の芳香族分子が分
解・重縮合し、巨大分子化した後、一定方向に配列積層
し、結晶状のいわゆる炭素質メンフェースを形成させ、
得られた炭素質メソフェースを沈降法または溶剤分別法
などで取り出し、硝酸と化学反応させニトロ基、カルボ
キシル基等の官能基を導入させ、この反応分をアルカリ
水溶液に溶解させて一旦結晶状態をバラバラにし、その
後塩酸等で再析出したものを300℃で熱処理して溶解
と同時に官能基を分解させて発泡構造をもつ粒子が生成
させ、この発泡粒子を2400℃以上で黒鉛化すること
により得られるものである。この弾性黒鉛体は例えば興
亜石油(株)からに0^EG−^Qとして入手できる。
本発明の高弾性ビータ−シートは上記成分により精成さ
れるが、その製造方法は特に限定されるものではなく、
慣用の操作により作製することができる。
[実 施 例] 以下に実施例を挙げて本発明の高弾性ビータ−シートを
更に説明する。
実施例 まず、有機繊維(芳香族ポリアミド繊維:デュポン社製
ケブラーバルブ8重量%並びにセルロースパルプNBK
P7重量%)、目詰め充填材(クレー及び弾性黒鉛体〉
を水に分散した後、テストビータ−にて繊維を叩解し、
次に、加硫薬品〈硫黄、亜鉛系加硫ディスバージョン〉
を添加分散したラテックス(S B R)を添加、凝集
、定着させたスラリーを抄き箱にて脱水シート化し、更
にプレスにて脱水、乾燥後、熟ロールにて加硫厚み出し
を行いビータ−シートを作製した。個々のビータ−シー
トの配合並びに物性を下記の第1表に示す。
なお、第1表中の圧縮率並びに復元率のデータは^ST
M F36に従って圧縮荷重350 kgf / cm
”で得られたものである。
また、第1図は第1表に記載する本発明品の密度と圧縮
率並びに復元率の関係をまとめたグラフである。なお、
第1図中の実線並びに点線はそれぞれ比較品の圧縮率並
びに復元率の密度との関係を示すものである。
[発明の効果] 本発明の高弾性ビータ−シートは、目詰め充填材の一部
として弾性黒鉛体を使用しており、それによって石綿ビ
ータ−シートに匹敵する圧縮−復元特性を得ることがで
きるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1表に記載する本発明品の密度と圧縮率並び
に復元率の関係をまとめたグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 有機繊維及び/または無機繊維5〜30重量%、ラテッ
    クス10〜20重量%、及び加硫薬品及び目詰め充填材
    85〜50重量%を含有してなるビーターシートにおい
    て、目詰め充填材の一部として全重量を基準として1〜
    30重量%の弾性黒鉛体を使用することを特徴とする高
    弾性ビーターシート。
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