JPH04359083A - 吸油性樹脂配合ビーターシート - Google Patents

吸油性樹脂配合ビーターシート

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Publication number
JPH04359083A
JPH04359083A JP13126491A JP13126491A JPH04359083A JP H04359083 A JPH04359083 A JP H04359083A JP 13126491 A JP13126491 A JP 13126491A JP 13126491 A JP13126491 A JP 13126491A JP H04359083 A JPH04359083 A JP H04359083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
absorbing resin
beater
sheet
synthetic rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13126491A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Nishimura
昭夫 西村
Tsutomu Hayakawa
勉 早川
Tomio Takane
高根 富男
Akira Miyahara
宮原 昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
A&A Material Corp
Original Assignee
Ask Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04359083A publication Critical patent/JPH04359083A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸油性樹脂配合ビータ
ーシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術・課題】ビーターシートは、高圧縮率のシ
ートとすることにより、ジョイントシートよりフランジ
とのなじみ性が良好なシートである。しかも、オイルパ
ン等に用いられる油膨潤性ビーターシートは、油膨潤性
バインダーを用いてバインダー自体が膨潤することによ
りフランジとの密着性を更に良くし、シール性を上げて
いる。このように油膨潤性ビーターシートはオイルシー
ル性は良好だが、フランジに挟まれず、フリーの状態で
液体(油、燃料油等)にさらされている箇所では過膨潤
による切れ、くずれ等の発生による強度低下が起こる問
題がある。また、耐油性ビーターシートも使用されてい
るが、耐油性ビーターシートは逆に強度低下は少ないが
オイルシール性に難点がある。そのため、使用部位が限
られ、フランジ設計の自由度を阻害する要因ともなって
いる。
【0003】シートとしての膨潤度合は、配合する耐油
性バインダー、膨潤性バインダーの混合比で調整できる
が、一般には次のような関係にある。
【0004】
【表1】                   膨潤性ビーター
シート    耐油性ビーターシート油膨潤度    
              大          
            小オイルシール性     
       良                 
     難強度低下               
   大                     
 小
【0005】従って、本発明の目的は、オイルシー
ル性に優れ、油膨潤による強度低下の少ないノンアスベ
スト・ビーターシートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る吸油性樹脂
配合ビーターシートは、繊維基材、合成ゴムバインダー
、加硫薬品及び充填剤よりなる配合物を叩解機中でスラ
リー状にし、ウェットマシンでシート状に加工し、カレ
ンダーロール仕上げすることにより得られるビーターシ
ートにおいて、吸油性樹脂を上記配合物100重量部当
たり0.5〜30重量部添加、配合することを特徴とす
る。
【0007】
【作用】本発明の吸油性樹脂配合ビーターシートに使用
する繊維基材は慣用のノンアスベスト・ビーターシート
に使用されているものであれば特に限定されるものでは
なく、通常使用される有機繊維及び/または無機繊維を
使用することができる。有機繊維としては例えば芳香族
ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、フェノール繊維、
セルロースパルプ繊維等を挙げることができる。また、
無機繊維としては例えばガラス繊維、セラミック繊維、
ロックウール繊維、カーボン繊維、チタン酸カリウム繊
維、ケイ酸カルシウム繊維、石膏繊維、ワラストナイト
、セピオライト等を挙げることができる。有機繊維及び
/または無機繊維の添加配合量は5〜35重量%の範囲
内である。該添加配合量が上記量未満であると繊維の補
強効果及び充填材の捕捉性が低下するために好ましくな
く、また、上記量を超えるとシール性が低下するために
好ましくない。
【0008】また、本発明の吸油性樹脂配合ビーターシ
ートは使用する合成ゴムバインダーは、慣用のビーター
シートに使用されるラテックスであれば特に限定される
ものではなく、例えばSBR、NBR、CR、アクリル
ゴム、アクリルエマルジョン、シリコンゴム、フッ素ゴ
ム等を挙げることができる。合成ゴムバインダーの添加
配合量は10〜30重量%の範囲内である。該添加配合
量が上記量未満であるとシール性及びバインダーの補強
性が低下するために好ましくなく、また、上記量を超え
るとクリープの増大等耐熱性の低下のために好ましくな
い。
【0009】更に、本発明の吸油性樹脂配合ビーターシ
ートには、加硫薬品及び充填材を使用する。加硫薬品と
しては例えば硫黄、亜鉛華、加硫促進剤、老化防止剤等
を使用することができる。また、充填材としては例えば
クレー、タルク、炭酸カルシウム、珪砂、珪藻土、シリ
カ、カーボン、ホワイトカーボン、ベントナイト、硫酸
バリウム等を使用することができる。加硫薬品及び充填
材の添加配合量は50〜80重量%の範囲内である。該
添加配合量が上記量未満であると耐熱性及びシール性が
低下するために好ましくなく、また、上記量を超えると
バインダーが希薄となるため粉っぽくなり製品の機械的
強度が低下するために好ましくない。
【0010】なお、本発明の吸油性樹脂配合ビーターシ
ートにおいては、上記繊維基材、合成ゴムバインダー、
加硫薬品及び充填材として耐油性を有するものを使用す
ることが好ましい。
【0011】本発明の吸油性樹脂配合ビーターシートは
上記成分からなる配合物に更に吸油性樹脂を配合したと
ころに特徴がある。この吸油性樹脂を上記配合物に添加
することにより、オイル膨潤ポイントを有し、良好なオ
イルシール性をもつビーターシートを作製することがで
き、しかも、基材が耐油性であることにより膨潤による
強度低下のないビーターシートを得ることができる。
【0012】本発明に使用する吸油性樹脂としては例え
ばオレオソープ(KX−OA100)(日本触媒化学工
業製)等を使用することができる。吸油性樹脂の添加配
合量は上記配合物100重量部当たり0.5〜30重量
部の範囲内である。この添加配合量が上記量未満である
と膨潤性の効果が得られず、また、上記量を超えると過
膨潤となるために好ましくない。
【0013】上記のような成分配合を使用する以外は慣
用のビーターシートを製造する際の操作によって本発明
の吸油性樹脂配合ビーターシートを作製することができ
、その製造方法等は特に限定されるものではない。
【0014】
【実施例】
実施例 以下の表2に示す配合を用いて比較品のビーターシート
並びに本発明の吸油性樹脂配合ビーターシートを作製し
た。得られたビーターシートの特性を表2に併記する。
【0015】
【表2】
【0016】
【発明の効果】本発明の吸油性樹脂配合ビーターシート
は、配合中に吸油性樹脂を添加しているので、油膨潤ポ
イントを有し、良好なオイルシール性をもつビーターシ
ートであり、油膨潤による強度低下も少ない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  繊維基材、合成ゴムバインダー、加硫
    薬品及び充填剤よりなる配合物を叩解機中でスラリー状
    にし、ウェットマシンでシート状に加工し、カレンダー
    ロール仕上げすることにより得られるビーターシートに
    おいて、吸油性樹脂を上記配合物100重量部当たり0
    .5〜30重量部添加、配合することを特徴とする吸油
    性樹脂配合ビーターシート。
JP13126491A 1991-06-03 1991-06-03 吸油性樹脂配合ビーターシート Pending JPH04359083A (ja)

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JP13126491A JPH04359083A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 吸油性樹脂配合ビーターシート

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JP13126491A JPH04359083A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 吸油性樹脂配合ビーターシート

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