JPH03275459A - 荷崩れ防止方法 - Google Patents

荷崩れ防止方法

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JPH03275459A
JPH03275459A JP7059190A JP7059190A JPH03275459A JP H03275459 A JPH03275459 A JP H03275459A JP 7059190 A JP7059190 A JP 7059190A JP 7059190 A JP7059190 A JP 7059190A JP H03275459 A JPH03275459 A JP H03275459A
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JP
Japan
Prior art keywords
adhesive tape
adhesive
tape
cases
cardboard box
Prior art date
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Pending
Application number
JP7059190A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Sumi
角 浩一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は荷崩れ防止方法に関する。 詳細には、積み重ねたダンボール箱の荷崩れを防止する
荷崩れ防止方法に関する。
【従来の技術】
従来、トラック等の荷台にダンボール箱を積み重ねて輸
送するとき、あるいは、ダンボール箱を積み重ねて保存
するとき等に、ダンボール箱が荷崩れを起こして難渋し
ていた。 かかる荷崩れを防ぐ方法としては、ダンボール箱の表面
にノンスリップ加工を施たり、ダンボール箱にノンスリ
ップテープを貼って滑り難くする方法、積み重ねたダン
ボール箱にフィルムを巻いて固定する方法、積み重ねた
ダンボール箱に、包装用粘着テープの粘着面を上にし、
ダンボール箱に粘着面が接触しないようにして、粘着テ
ープを巻いて固定する方法等があった。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ダンボール箱の表面にノンスリップ加工を施し
たり、ノンスリップテープを用いて滑り難くする方法は
、荷崩れを起こし難くなる程度であって、十分な荷崩れ
防止方法とはならないし、更に、ノンスリップ加工やノ
ンスリップテープが必要になり、包装資材のコストが上
昇する等の問題があった。 又、積み重ねたダンボール箱にフィルムを巻いて固定す
る方法は、専用の機械が必要であり、しかも、この専用
の機械を運転する熟練者が必要である等の問題があった
。 又、包装用粘着テープの粘着面を上にして、この粘着テ
ープを巻いて固定する方法は、極めて注意深くテープを
巻かねばならず、もし、テープの巻き方を間違えたり、
テープが捩れて、粘着面をダンボール箱に付着させたり
すると、これを取り外すのに苦労する上に、テープを剥
がす際に、ダンボール箱の表面の紙を一緒に剥がして、
ダンボール箱を損傷させ、外観を醜くする等の問題があ
った。 そこで、本発明は、ノンスリップ加工を施したり、ノン
スリップテープを使用することなく、又、ダンボール箱
の外観を損なうことなく、簡単に且つ確実に荷崩れを防
止できる方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明背筋れ防止方法は、粘着力が180°剥離試験で
50乃至200g/25mm幅である粘着テープを積み
重ねたダンボール箱の2個以上にわたって、接着させる
のである。 本発明に使用する粘着テープは粘着力が50乃至200
g/25mmのものを使用するのである。 即ち、本発明者が研究した結果、粘着力が200g/2
5mm幅以下であれば、ダンボールに粘着テープが接着
しても、箱の表面の紙を剥離しないこと、及び粘着力が
50g/25mm以下ではダンボール箱2個以上にわた
って粘着テープを貼っても、荷崩れの圧力でこの粘着テ
ープが剥離し、ダンボール箱の荷崩れを防止出来ないこ
とが判明した。かかる理由から本発明に使用する粘着テ
ープの粘着力を50乃至200g/25mm幅にしたの
である。 この発明における粘着力は、次のようにして測定する。 即ち、25mm幅の粘着テープをステンレス製のプレー
トに貼り、その上から2kgのローラーを転がして、ス
テンレス製のプレートに粘着テープをしっかりと接着さ
せる。30分後に、粘着テープの先端を180°折り曲
げ、その先端を引張速度30mm/min、の速度で剥
がし、その抵抗力を引張試験器で測定し、これを粘着力
とするのである。 本発明に使用する粘着テープの基材は従来使用されてい
る基材のすべてが使用可能であるが、荷崩れを防止する
には、テープ基材の伸びが少なく、引張強度の大きいも
のがよい。かかる理由から本発明に使用する粘着テープ
の基材はクラフトテープが最も良い。 又、本発明に使用する粘着テープは、これをロール状に
巻いたものを巻き戻しながら使用するが、巻き戻すとき
に、粘着剤が粘着テープの裏面に付着して表面から剥が
れることのないように、粘着テープの基材の裏面にポリ
エチレンをラミネートする等の離型処理を施したものが
よい。 更に、本発明に使用する粘着テープの基材がポリエチレ
ンをラミネートしたものである場合、ポリエチレン層と
クラフト紙とのが強固に接着するように、クラフト紙に
コロナ放電処理を施し、しかる後に、このコロナ放電処
理をした面にポリエチレンをラミネートするのがよい。
【作 用】
本発明に使用する粘着テープは接着力が200g/25
mm幅以下というように極めて低いものであるから、こ
れをダンボール箱に直接貼ってもダンボール箱の表面の
紙を剥離することがない。 即ち、普通の粘着テープの粘着力は500 g/25m
m幅以上あるが、かかる粘着力の大きい粘着テープをダ
ンボール箱に接着すると、これを剥がすとき、ダンボー
ル箱の表面の紙を同時に剥がすので、直接ダンボール箱
には接着できない。しかし、本発明では粘着力が200
g/25mm幅以下というように低い粘着テープを使用
するから、直接ダンボール箱に接着させても表面の紙を
剥離するようなことがない。 又、本発明に使用する粘着テープの粘着力は50g/2
5mm幅以上であるから、このテープを積み重ねたダン
ボール箱に巻くいても、テープが自然に、あるいは、輸
送途中で、剥離することがなく、従って、荷崩れを起こ
すことがない。
【実施例】
第1図は本発明の一実施態様を示したものであり、第2
図は第1図に使用した粘着テープの断面図を示す。 図において、1はダンボール箱であり、多数のダンボー
ル箱1.1.1・・・が積み重ねられている。 2は粘着テープであり、クラフト紙21、このクラフト
紙21の裏面に設けられたポリエチレンラミネート層2
2、このクラフト紙の表面に設けられた粘着剤層23と
からなる。 そして、この粘着テープはダンボール箱1に接着させな
がら巻いである。 次に、この粘着テープの製造方法、荷崩れ防止方法およ
び作用について説明する。 先ず、クラフト紙の裏面にコロナ放電処理を施す、 次
に、このコロナ放電処理を施した面にポリエチレンを押
出しラミネートする。 このように、裏面にポリエチレンをラミネートしたクラ
フト紙の表面に低粘着性の粘着剤を塗布し、乾燥してロ
ール状に巻き取る。 このロール状のクラフト粘着シートを適宜幅に切断して
粘着テープを製造する。 この粘着テープを第1図のように、多数積み重ねたダン
ボール箱の周囲に巻いて、接着する。 このように、積み重ねたダンボール箱に粘着テープを接
着すると、この粘着テープの接着力は50g/25mm
幅以上あるから、保存中や輸送中に、この粘着テープが
剥離することがない。 又、ダンボール箱の積み荷を取り外したいときは、粘着
テープを剥がせばよい。この際、粘着テープの接着力は
200g/25mm幅以下であるから、ダンボール箱の
表面の紙を剥離するようなことがない。 実施例 75 g/m”のクラフト紙の裏面をコロナ放電処理を
施し、この面にポリエチレン(日本ユニカー製rNUC
−8071J )を押出ラミネート法でラミネートした
。 このクラフト紙の表面に、粘着剤(底円薬品製アクリル
系粘着剤「コニボール−8984J)と硬化剤(式日薬
品製’D−12ONJ)との混合物(混合固形分重量比
9:1)を、乾燥後の糊厚が10μになるように塗布し
、乾燥してロール状に巻き取った。 このロール状の粘着シートを幅25mmに切断して粘着
テープを製造した。 比較例 実施例と同じクラフト紙に同じようにコロナ放電処理を
施し、同じポリエチレンを押出ラミネートした。 このクラフト紙の表面に、天然ゴムと脂肪族系石油樹脂
とをトルエンに溶解したもの(天然ゴムと脂肪族石油樹
脂との組成重量比50:50)を、糊厚が38μになる
ように塗布し、乾燥してロール状に巻き取った。 このロール状の粘着シートを幅25mmに切断して粘着
テープを製造した。 このように製造した粘着テープの物性は次の通りである
。 但し次の測定方法で測定した。 タックの測定方法(JIS−Z−0237)(傾斜式ボ
ールタック法、1/32〜32/32in径の鋼球を使
用し、ボールNoで表示する。) 剥離性の測定方法 (ダンボール箱に粘着テープを接着したのち、この粘着
テープを剥がしたときのダンボール箱の表面の紙の剥離
状態を調べた。)(以下余白) この粘着テープを、第1図に示すように、積み重ねたダ
ンボール箱に粘着面を貼り付け、旋回させながら巻き付
けた。 これをトラックに積み、10km走行したが、実施例で
製造した粘着テープも比較例で製造した粘着テープも荷
崩れを起こさなかった。 その後、この粘着テープを剥がすと、実施例の粘着テー
プはダンボール箱の表面の紙を剥離しないが、比較例の
粘着テープはダンボール箱の表面の紙を剥離した。
【発明の効果】
以上の説明で判るように、本発明の荷崩れ防止方法では
、粘着力が50〜200g/25mm幅の粘着テープを
使用するから、これを、単に、積み重ねたダンボール箱
に接着するだけで、荷崩れが防止できるし、又、ダンボ
ール箱に接着したこの粘着テープを剥がしても、ダンボ
ール箱の表面の紙を剥がすことがない。従って、この粘
着テープを安心してダンボール箱に接着できて、極めて
便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施態様を示した斜視図、第2図は
第1図に使用した粘着テープの断面図を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粘着力が180°剥離試験で50乃至200g/
    25mm幅である粘着テープを、積み重ねたダンボール
    箱の2個以上にわたって、接着させていることを特徴と
    する荷崩れ防止方法。
JP7059190A 1990-03-19 1990-03-19 荷崩れ防止方法 Pending JPH03275459A (ja)

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JP7059190A JPH03275459A (ja) 1990-03-19 1990-03-19 荷崩れ防止方法

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JPH03275459A true JPH03275459A (ja) 1991-12-06

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ID=13435952

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JP7059190A Pending JPH03275459A (ja) 1990-03-19 1990-03-19 荷崩れ防止方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014519451A (ja) * 2011-04-26 2014-08-14 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 接着パッチおよび梱包システムでの使用方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014519451A (ja) * 2011-04-26 2014-08-14 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 接着パッチおよび梱包システムでの使用方法
US10661955B2 (en) 2011-04-26 2020-05-26 Becton, Dickinson And Company Adhesive patch and method of use in a packaging system

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