JPH03275175A - ロッカパネル用プライマーの塗装方法 - Google Patents
ロッカパネル用プライマーの塗装方法Info
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- JPH03275175A JPH03275175A JP7465990A JP7465990A JPH03275175A JP H03275175 A JPH03275175 A JP H03275175A JP 7465990 A JP7465990 A JP 7465990A JP 7465990 A JP7465990 A JP 7465990A JP H03275175 A JPH03275175 A JP H03275175A
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車体の塗装面に凹凸をつけることができるロ
ッカパネル用プライマーの塗装方法に関する。
ッカパネル用プライマーの塗装方法に関する。
(従来の技術)
自動車の車体表面には、基板である鋼板の防錆や防傷の
目的で塗装処理がなされている。この塗装処理は、通常
は、鋼板表面を前処理後、主として電着塗装による下塗
りをし、更に中塗り及び上塗りの各塗り工程を経て終了
する。
目的で塗装処理がなされている。この塗装処理は、通常
は、鋼板表面を前処理後、主として電着塗装による下塗
りをし、更に中塗り及び上塗りの各塗り工程を経て終了
する。
しかし、車体のなかでも下方に位置するロッカパネルは
、走行中に飛び石等が衝突し易く、特に傷付き易く錆易
いので、通常の塗装処理では必ずしも十分とはいえない
。そこで、このロッカパネルには、通常の下塗りと中塗
りの間に、更にロッカパネルプライマーの塗布がなされ
ている。
、走行中に飛び石等が衝突し易く、特に傷付き易く錆易
いので、通常の塗装処理では必ずしも十分とはいえない
。そこで、このロッカパネルには、通常の下塗りと中塗
りの間に、更にロッカパネルプライマーの塗布がなされ
ている。
なお、ロッカパネルも含めて車体の塗装処理には、上記
の防錆や防備のほかにも、車の美観を保ち需要者の購入
意欲を増進させる目的から、光沢があること、色合いが
良いこと、そして、塗装面が平滑であることなどが要求
される。
の防錆や防備のほかにも、車の美観を保ち需要者の購入
意欲を増進させる目的から、光沢があること、色合いが
良いこと、そして、塗装面が平滑であることなどが要求
される。
(発明が解決しようとする課題)
近年、主に悪路走行を目的とするオフロードカーが普及
してきている。このオフロードカーは悪路を走行するた
め、当然に車体、なかでもロッカパネルには、一般路を
走行する場合に比べて飛び石等がより多く衝突し、傷が
つき易い。
してきている。このオフロードカーは悪路を走行するた
め、当然に車体、なかでもロッカパネルには、一般路を
走行する場合に比べて飛び石等がより多く衝突し、傷が
つき易い。
従って、このオフロードカーのように車種によっては、
ロッカパネルの塗装面が傷つき難いという安心感を購入
者に与えることが、美観上の要請に優先する場合も考え
られる。
ロッカパネルの塗装面が傷つき難いという安心感を購入
者に与えることが、美観上の要請に優先する場合も考え
られる。
そこで本発明は、プライマー塗布面に適度な凹凸を形威
し、上塗り処理後の車体塗装面を外観上明瞭な凹凸面(
例えば、さめ肌様の面)にすることによって、車体外観
に力強さを与え、併せて購入者に傷がつき難いという安
心感を与えられるようなロッカパネル用プライマーの塗
布方法を提供することを目的とする。
し、上塗り処理後の車体塗装面を外観上明瞭な凹凸面(
例えば、さめ肌様の面)にすることによって、車体外観
に力強さを与え、併せて購入者に傷がつき難いという安
心感を与えられるようなロッカパネル用プライマーの塗
布方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段及び作用)上記目的を達成
するために本発明は、車体の塗装工程中ロッカパネル用
プライマーを吹付は塗装する工程において、粘度が25
00〜7000cPのロッカパネル用プライマーを、口
金口径が0.33〜0.48 mmのスプレーガンによ
り、吹付は圧力60〜150 kgf/c/で吹付は塗
装することを特徴とするロッカパネル用プライマーの塗
装方法を提供する。
するために本発明は、車体の塗装工程中ロッカパネル用
プライマーを吹付は塗装する工程において、粘度が25
00〜7000cPのロッカパネル用プライマーを、口
金口径が0.33〜0.48 mmのスプレーガンによ
り、吹付は圧力60〜150 kgf/c/で吹付は塗
装することを特徴とするロッカパネル用プライマーの塗
装方法を提供する。
本発明における吹付は塗装の方法等は特に制限されるも
のではなく、通常の固定ガン方式、レシプロ方式、ロボ
ット方式などの運行方式によるスプレーガンを備えた自
動塗装機又は手動のスプレーガンによる塗装などのいず
れの方法も対象となるものである。
のではなく、通常の固定ガン方式、レシプロ方式、ロボ
ット方式などの運行方式によるスプレーガンを備えた自
動塗装機又は手動のスプレーガンによる塗装などのいず
れの方法も対象となるものである。
本発明の塗装方法においては、粘度が2500〜700
0cPのロッカパネル用プライマーを用いる。プライマ
ーの粘度が2500cP未満であると塗装後に形成され
る凹凸が小さくなりすぎる。
0cPのロッカパネル用プライマーを用いる。プライマ
ーの粘度が2500cP未満であると塗装後に形成され
る凹凸が小さくなりすぎる。
プライマーの粘度が7000cPを超えると塗装後の凹
凸が大きくなりすぎ、また、吹付は塗装作業が困難にな
る。好ましい粘度は3300〜5500cPである。
凸が大きくなりすぎ、また、吹付は塗装作業が困難にな
る。好ましい粘度は3300〜5500cPである。
本発明で用いるロッカパネル用プライマーは、吹付は時
における粘度を上記範囲内に設定できるものであれば特
にその組成は制限されない。このプライマーとしては、
例えば、塗膜形成成分であるポリ塩化ビニル、ポリウレ
タン及びポリエステルなどのベース樹脂、炭酸カルシウ
ム、硫酸カルシウム、酸化亜鉛などの顔料、フタル酸エ
ステルなどの可塑剤;ウレタン系樹脂などの粘着付与剤
:発泡防止剤などの各種添加剤を含有するものを挙げる
ことができる。
における粘度を上記範囲内に設定できるものであれば特
にその組成は制限されない。このプライマーとしては、
例えば、塗膜形成成分であるポリ塩化ビニル、ポリウレ
タン及びポリエステルなどのベース樹脂、炭酸カルシウ
ム、硫酸カルシウム、酸化亜鉛などの顔料、フタル酸エ
ステルなどの可塑剤;ウレタン系樹脂などの粘着付与剤
:発泡防止剤などの各種添加剤を含有するものを挙げる
ことができる。
本発明の塗装方法においては、口金の口径(スプレーガ
ン先端に取付けられた口金の噴射口の径)が0.33〜
0.48 mmのスプレーガンを用いる。
ン先端に取付けられた口金の噴射口の径)が0.33〜
0.48 mmのスプレーガンを用いる。
口金の口径が0.33mm未満であると塗装後に形成さ
れる凹凸が小さくなりすぎる。口金の口径が0゜48m
mを超えると塗装後に形成される凹凸が大きくなりすぎ
る。好ましい口金の口径は0.36〜0.45mmであ
る。
れる凹凸が小さくなりすぎる。口金の口径が0゜48m
mを超えると塗装後に形成される凹凸が大きくなりすぎ
る。好ましい口金の口径は0.36〜0.45mmであ
る。
本発明の塗装方法においては、吹付は圧力(スプレーガ
ンからの押出時の圧力)が60〜150kgf/car
で吹付は塗装をする。吹付は圧力が60kgf/cIT
1未満であると塗装後に形成される凹凸が大きくなりす
ぎる。吹付は圧力が150 kgf/cm2を超えると
塗装後に形成される凹凸が小さくなりすぎる。
ンからの押出時の圧力)が60〜150kgf/car
で吹付は塗装をする。吹付は圧力が60kgf/cIT
1未満であると塗装後に形成される凹凸が大きくなりす
ぎる。吹付は圧力が150 kgf/cm2を超えると
塗装後に形成される凹凸が小さくなりすぎる。
好ましい吹付は圧力は80〜110kgf/cm2であ
る。
る。
次に、本発明の塗装方法を用いて車体を塗装する方法に
ついて説明する。
ついて説明する。
鋼板表面を常法により前処理し、電着塗装をした後、プ
ライマーの粘度、スプレーカンの口金の口径及び吹付は
圧力を上記範囲内に設定し、ロッカパネル用プライマー
の吹付は塗装をする。その後、常法により、更に中塗り
及び上塗りをして、表面に外観上明瞭な凹凸を有する塗
装面を形成することができる。
ライマーの粘度、スプレーカンの口金の口径及び吹付は
圧力を上記範囲内に設定し、ロッカパネル用プライマー
の吹付は塗装をする。その後、常法により、更に中塗り
及び上塗りをして、表面に外観上明瞭な凹凸を有する塗
装面を形成することができる。
本発明の塗装方法でロッカパネルの吹付は塗装をするこ
とにより、車体の塗装面を、表面粗さ(凹凸の山と谷の
差)が10〜20μmであるさめ肌様にすることができ
る。
とにより、車体の塗装面を、表面粗さ(凹凸の山と谷の
差)が10〜20μmであるさめ肌様にすることができ
る。
(実施例)
実施例1
ベース樹脂としてポリ塩化ビニル20〜25重量%、顔
料として炭酸カルシウム30〜40重量%、可塑剤とし
てフタル酸ジオクチル25〜35重量%、粘着付与剤と
してウレタン系樹脂3〜5重量%及び発泡防止剤を含有
するロッカパネル用プライマーを用いて、下記の方法に
より車体の塗装を行った。
料として炭酸カルシウム30〜40重量%、可塑剤とし
てフタル酸ジオクチル25〜35重量%、粘着付与剤と
してウレタン系樹脂3〜5重量%及び発泡防止剤を含有
するロッカパネル用プライマーを用いて、下記の方法に
より車体の塗装を行った。
まず、鋼板(厚み0.8mm)表面を常法により前処理
して、厚さ0.4〜0.6μmの燐酸亜鉛被膜を形成し
、さらに、カチオン電着塗装後、焼きっけ乾燥して厚み
15μmの塗膜を形成した。そして次に、電着塗膜面上
に、前記ロッカパネル用プライマーを吹きつけ塗装した
。塗装条件は、プライマー粘度3500cP(B型粘度
計、 2Or、p、m、+20°C)、スプレーガン
の口金の口径0.4 mm、吹付は圧力95 kgf/
cm2である。プライマーの吹付は塗装後焼き付は処理
して、塗膜厚み150μmのプライマー塗布層を設けた
。その後、 更に常法により中塗り塗装(厚み25μm)、上塗り塗
装(厚み25μm)を行い、塗装を終了させた。なお、
比較例として、塗装条件を、プライマー粘度2000c
P、スプレーガンの口金の口径0.3mm、吹付は圧力
160 kgf/cnfとしたほかは同様にして車体の
塗装をした。
して、厚さ0.4〜0.6μmの燐酸亜鉛被膜を形成し
、さらに、カチオン電着塗装後、焼きっけ乾燥して厚み
15μmの塗膜を形成した。そして次に、電着塗膜面上
に、前記ロッカパネル用プライマーを吹きつけ塗装した
。塗装条件は、プライマー粘度3500cP(B型粘度
計、 2Or、p、m、+20°C)、スプレーガン
の口金の口径0.4 mm、吹付は圧力95 kgf/
cm2である。プライマーの吹付は塗装後焼き付は処理
して、塗膜厚み150μmのプライマー塗布層を設けた
。その後、 更に常法により中塗り塗装(厚み25μm)、上塗り塗
装(厚み25μm)を行い、塗装を終了させた。なお、
比較例として、塗装条件を、プライマー粘度2000c
P、スプレーガンの口金の口径0.3mm、吹付は圧力
160 kgf/cnfとしたほかは同様にして車体の
塗装をした。
その結果、実施例の場合には、塗装面に外観上明瞭な、
10〜20μmのさめ肌様の凹凸が形成されていた(第
1図参照)。一方、比較例の場合には、塗装面は外観上
平滑であった。
10〜20μmのさめ肌様の凹凸が形成されていた(第
1図参照)。一方、比較例の場合には、塗装面は外観上
平滑であった。
実施例2
ベース樹脂としてポリ塩化ビニルの替わりにポリウレタ
ンを用いたほかは実施例1のプライマーと同一組成のプ
ライマーを用い、同条件で車体の塗装を行った。その結
果、実施例1とほぼ同様の結果が得られた。
ンを用いたほかは実施例1のプライマーと同一組成のプ
ライマーを用い、同条件で車体の塗装を行った。その結
果、実施例1とほぼ同様の結果が得られた。
実施例3
ベース樹脂としてポリ塩化ビニルの替わりにポリエステ
ルを用いたほかは実施例1のプライマーと同一組成のプ
ライマーを用い、同条件で車体の塗装を行った。その結
果、実施例1とほぼ同様の結果が得られた。
ルを用いたほかは実施例1のプライマーと同一組成のプ
ライマーを用い、同条件で車体の塗装を行った。その結
果、実施例1とほぼ同様の結果が得られた。
(発明の効果)
本発明のロッカパネル用プライマーの塗装方法は、プラ
イマーの粘度、スプレーガンの口金の口径及び吹付は圧
力を上記のとおり特定している。
イマーの粘度、スプレーガンの口金の口径及び吹付は圧
力を上記のとおり特定している。
従って、本発明の塗装方法によれば、プライマー塗布面
に適度な凹凸を形成することができ、その後の中塗り及
び上塗り処理後の塗装表面に、外4゜ 耕土明瞭な適度な凹凸(例えば、さめ肌様の凹凸)を形
成することができる。このように形成された凹凸面が、
車の外観に力強さを与え、車の購入者にプライマーが確
実に塗布されており、傷付き難いという安心感を与える
。
に適度な凹凸を形成することができ、その後の中塗り及
び上塗り処理後の塗装表面に、外4゜ 耕土明瞭な適度な凹凸(例えば、さめ肌様の凹凸)を形
成することができる。このように形成された凹凸面が、
車の外観に力強さを与え、車の購入者にプライマーが確
実に塗布されており、傷付き難いという安心感を与える
。
第1図は、塗装表面における任意の三箇所の断面状態を
表した図である。
表した図である。
Claims (1)
- 車体の塗装工程中ロッカパネル用プライマーを吹付け塗
装する工程において、粘度が2500〜7000cPの
ロッカパネル用プライマーを、口金の口径が0.33〜
0.48mmのスプレーガンにより、吹付け圧力60〜
150kgf/cm^2で吹付け塗装することを特徴と
するロッカパネル用プライマーの塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7465990A JPH03275175A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | ロッカパネル用プライマーの塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7465990A JPH03275175A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | ロッカパネル用プライマーの塗装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03275175A true JPH03275175A (ja) | 1991-12-05 |
Family
ID=13553584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7465990A Pending JPH03275175A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | ロッカパネル用プライマーの塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03275175A (ja) |
-
1990
- 1990-03-23 JP JP7465990A patent/JPH03275175A/ja active Pending
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