JPH0327471Y2 - - Google Patents

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JPH0327471Y2
JPH0327471Y2 JP20315886U JP20315886U JPH0327471Y2 JP H0327471 Y2 JPH0327471 Y2 JP H0327471Y2 JP 20315886 U JP20315886 U JP 20315886U JP 20315886 U JP20315886 U JP 20315886U JP H0327471 Y2 JPH0327471 Y2 JP H0327471Y2
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adjuster
storage shelf
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bolt
joint plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は収納棚の天板と天井面間等に取り付
けられる目地板の取付構造に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来、子供の成長とともに、子供部屋を二以上
の小部屋に分割する必要性が生じる場合があり、
そのような場合、子供部屋の中央部に収納棚を設
置し、その収納棚により子供部屋を二以上の小部
屋に仕切ることが行なわれており、そのような間
仕切用の収納棚を設置する際に、天井面と収納棚
の上縁部の天板間の空間を外観良好に覆蓋するた
め、この空間に目地板が取り付けられるが、従来
においては第3図に示すように、現場にて収納棚
Bの天板51の上面部に、天板51の外縁に沿つ
て受桟52を釘53,53を打ち付けることによ
り固設させ、さらに天井面Tにも受桟54を釘5
5,55を打ち付けることにより固定させ、固定
させた両受桟52,54に対し、外方より目地板
Mを釘又は接着剤等により固定させ、天板51と
天井面T間の目隠しが成されていた。
このような従来の目地板の取付構造において
は、受桟52を現場で収納棚Bの幅長に応じて切
断し、かつ収納棚Bの天板51の外縁線に沿つて
受桟52を釘53により固定させていたため、現
場での受桟52の切断作業及び固定作業を必要と
し、正確な位置に受桟52を固定させるには相当
の熟練を要するという問題点があり、かつ相当の
作業時間を要し作業が面倒であるという問題点を
有していた。さらに天井面Tに対しても受桟54
を固定するために釘55が打ち込まれるため、後
に、この収納棚Bを取り外して子供部屋を元の広
い部屋に復元させたい時に、天井面Tに釘跡が残
り、天井面Tが傷ついてしまうという問題点があ
り、又、このような間仕切用の収納棚Bにおいて
は、部屋の中央部に設置されるため地震等に対し
強固に部屋内に固設させる必要があるが、収納棚
Bと天井面T間には薄い目地板Mが存在するのみ
であるため、地震時等に収納棚Bが転倒し危険で
あるという問題点をも有していた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したもの
であつて、収納棚を強固に設置することができ、
かつ目地板の取付けを極めて容易に行なうことの
できる目地板の取付構造を提供せんことを目的と
し、その要旨は、収納棚の外周面と天井面或いは
室壁面間を覆蓋する目地板の取付構造であつて、
収納棚外周面に固設した基桟の長手方向に沿つて
適宜間隔毎に貫通孔を設け、該貫通孔には雌ネジ
を有するナツトを埋設し、該雌ネジに収納棚の内
側よりドライバー等により高さ調節可能なアジヤ
スターボルトを出没可能に螺入させ、該アジヤス
ターボルトを外方へ螺進させることにより該アジ
ヤスターボルトの先端と天井面或いは室壁面間に
受桟を挟持状に固定させ、前記基桟と受桟に外方
より目地板を固設させたことである。
(作用) 収納棚の外周面には適宜間隔毎に貫通孔を有す
る基桟が固設されており、この基桟の貫通孔には
ナツトが埋設されており、このナツトにアジヤス
ターボルトが出没可能に螺入されているため、収
納棚の内側よりドライバー等によりアジヤスター
ボルトをナツトに対し適宜螺進又は螺退させるこ
とができ、アジヤスターボルトをナツトに対し外
方に回動させて螺進させた時には、アジヤスター
ボルトの先端部は収納棚の外周面より外方に押し
出されることとなり、このアジヤスターボルトの
先端部と天井面或いは室壁面間に受桟を配置すれ
ば、この受桟はアジヤスターボルトの螺進に伴つ
てアジヤスターボルトの先端と天井面或いは室壁
面間に強固に押し付けられ挟持状に固定される。
そのため収納棚は天井面或いは室壁面に強固に押
し付け状に固設されると同時に、前記受桟も強固
に天井面或いは室壁面に沿つて固定され、この固
定された受桟と前記収納棚外周面に予め固設され
た基桟を利用して、収納棚の外方より目地板をこ
の基桟と受桟に良好に固着させることができ、収
納棚の設置状態が強固となるとともに、目地板の
取付状態が良好となり、目地板は単に固定された
受桟及び基桟間に接着剤等を介し接着するのみで
よく、目地板の取付けが極めて簡単に行なうこと
ができる。しかも収納棚を取り外す時には、アジ
ヤスターボルトを単に緩めるだけで受桟が天井面
或いは室壁面より離脱され、天井面或いは室壁面
に傷が残らず、収納棚の取り外しも極めて簡単に
行なうことができるものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は子供部屋等を2つの小部屋に間仕切る
ための収納棚であつて、本例における収納棚は幅
の広い本箱1と、幅の狭い本箱2及び3と、洋服
棚4の4つの収納棚にて構成されたものであり、
それぞれの本棚1,2,3及び洋服棚4が子供部
屋の中央部等に直線状に配設されるものであり、
本箱1の側板1bと本箱2の側板2a、及び本箱
2の側板2bと本箱3の側板3a、及び本箱3の
側板3bと洋服棚4の側板4aとはそれぞれ連結
小ネジを介し連結されて設置され、各本棚1,
2,3及び洋服棚4は互いに連結状態に配置され
る。このような間仕切用の収納棚の設置に際し、
予め工場等にて各本棚1,2,3及び洋服棚4の
各天板1c,2c,3c,4cには、それぞれの
幅長に適合した基桟6がその外周縁に沿つて予め
固設されており、この基桟6には適宜間隔に雌ネ
ジを有するナツト7が埋設されている。例えば本
棚1の天板1c上面に固設される基桟6を例にと
つて、その断面周辺を第2図において説明する
と、予め天板1cに固設された基桟6には、天板
1cに穿設された貫通孔1dと整合する貫通孔6
aが形成され、この貫通孔6aの上面よりナツト
7が埋設されており、本例では本棚1の天板1c
上面に2個のナツト7が配設されている。この各
ナツト7には上方よりアジヤスターボルト8がナ
ツト7の雌ネジに螺入されており、アジヤスター
ボルト8はこのナツト7の雌ネジに沿つて上下方
向に高さ調節が可能であり、アジヤスターボルト
8の下端部には図示しないドライバー溝が形成さ
れており、逆に上端部には上方が拡開したテーパ
ー皿状の頭部9が一体形成されている。このアジ
ヤスターボルト8はその下端部のドライバー溝に
本棚1内の天板1cの下方よりドライバーを嵌着
させ、ドライバーによりアジヤスターボルト8を
上下方向に回動させて高さ調節することができ、
本例においてはアジヤスターボルト8の頭部9上
端部に角材の受桟10を置き、アジヤスターボル
ト8をドライバーを回転させることにより上方に
押し上げ、受桟10を天井面Tに押し付けること
により、このアジヤスターボルト8の押付力によ
り受桟10は天井面Tに強固に固定される。その
時には、アジヤスターボルト8の反力が本箱1の
天板1cに下方への押付力として作用し、本箱1
は強固に子供部屋の床面に押し付けられ、本箱1
は強固に固定されることとなる。このような状態
において、前記基桟6と受桟10の外面側より目
地板Mを接着剤等を介して張着すれば、本箱1の
天板1cと天井面T間の空間がこの目地板Mによ
り体裁よく隠蔽されるものであり、本箱1の間仕
切機能が達せられる。尚、本箱2、本箱3、洋服
棚4のそれぞれの天板2c,3c,4cの上面に
も同様な基桟6が固設されており、かつそれぞれ
の基桟6に本例ではそれぞれ2本のアジヤスター
ボルト8が取り付けられているため、各アジヤス
ターボルト8を上方に螺進させることにより受桟
10を天井面Tに強固に押し付け、全体として受
桟10は複数本のアジヤスターボルト8の押圧力
を受け極めて強固に天井面Tに押し付け固定され
る。
このように本例の目地板取付構造においては、
予め工場等において基桟6が本棚1,2,3及び
洋服棚4の上面の外縁部に沿つて固設されるた
め、従来のように現場で所定寸法に切断し、かつ
固定位置に注意しながら釘等を打ち付けて基桟6
を固定させる必要がなく、極めて正確に各基桟6
は各本箱1,2,3及び洋服棚4の配列時に直線
状に整合される。そのため特別の熟練を要せず、
しかも各アジヤスターボルト8をそれぞれ上方に
ドライバー等により螺進させるのみで、受桟10
を強固に天井面Tに固設させることができるため
極めて作業が容易であり、かつ各アジヤスターボ
ルト8の上方への押圧力により収納棚を構成する
各本箱1,2,3及び洋服棚4の設置状態が極め
て強固となり、地震等により各本箱1,2,3及
び洋服棚4が倒れることがない。又、受桟10は
天井面Tにアジヤスターボルト8を介し押し付け
固定されているため、各本箱1,2,3及び洋服
棚4を取り除いて再び広い部屋に復帰させようと
する時にも、各アジヤスターボルト8を緩めるだ
けの作業により受桟10を取り除くことができ、
受桟10には釘等が使用されていないため、天井
面Tは何ら傷つけられることなく良好に元の状態
に復元されるものである。
尚、本例においては子供部屋等の間仕切用に使
用される収納棚について説明したが、間仕切用の
収納棚、食堂用ハツチ等に限定されるものではな
く、例えば壁面に当接状に設置される壁収納棚に
ついても同様な目地板取付構造を採用することが
でき、同様に壁収納棚の設置状態が強固となり、
かつ容易に目地板を取り付けることができる効果
が発揮される。
(考案の効果) 本考案の収納棚用目地板の取付構造は、収納棚
の外周面と天井面或いは室壁面間を覆蓋する目地
板の取付構造であつて、収納棚外周面に固設した
基桟の長手方向に沿つて適宜間隔毎に貫通孔を設
け、該貫通孔には雌ネジを有するナツトを埋設
し、該雌ネジに収納棚の内側よりドライバー等に
より高さ調節可能なアジヤスターボルトを出没可
能に螺入させ、該アジヤスターボルトを外方へ螺
進させることにより該アジヤスターボルトの先端
と天井面或いは室壁面間に受桟を挟持状に固定さ
せ、前記基桟と受桟に外方より目地板を固設させ
たことにより、現場においてはアジヤスターボル
トをドライバー等により締め付けるだけで収納棚
及び受桟を強固に固定することができ、受桟は釘
等により天井面に固設されるものではないため、
天井面等に何ら傷を残すことがなく、強固かつ簡
易に収納棚を設置すると同時に目隠し用の目地板
を容易に固設させることができ、作業が何ら熟練
を要せず簡易に行なえるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の一実施例を示し、第
1図は収納棚の構成部材と目地板の取付部材との
全体斜視図、第2図は目地板取付位置付近の要部
拡大断面図、第3図は従来例を示し、第2図に対
応させた断面図である。 1,2,3……本箱、4……洋服棚、6……基
桟、7……ナツト、8……アジヤスターボルト、
10……受桟、T……天井面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 収納棚の外周面と天井面或いは室壁面間を覆蓋
    する目地板の取付構造であつて、収納棚外周面に
    固設した基桟の長手方向に沿つて適宜間隔毎に貫
    通孔を設け、該貫通孔には雌ネジを有するナツト
    を埋設し、該雌ネジに収納棚の内側よりドライバ
    ー等により高さ調節可能なアジヤスターボルトを
    出没可能に螺入させ、該アジヤスターボルトを外
    方へ螺進させることにより該アジヤスターボルト
    の先端と天井面或いは室壁面間に受桟を挟持状に
    固定させ、前記基桟と受桟に外方より目地板を固
    設させたことを特徴とする収納棚用目地板の取付
    構造。
JP20315886U 1986-12-26 1986-12-26 Expired JPH0327471Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20315886U JPH0327471Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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JP20315886U JPH0327471Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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JPS63106342U JPS63106342U (ja) 1988-07-09
JPH0327471Y2 true JPH0327471Y2 (ja) 1991-06-13

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