JPH03273938A - 車両用定速走行装置 - Google Patents

車両用定速走行装置

Info

Publication number
JPH03273938A
JPH03273938A JP2074074A JP7407490A JPH03273938A JP H03273938 A JPH03273938 A JP H03273938A JP 2074074 A JP2074074 A JP 2074074A JP 7407490 A JP7407490 A JP 7407490A JP H03273938 A JPH03273938 A JP H03273938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
speed
throttle opening
vehicle speed
automatic transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2074074A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2927296B2 (ja
Inventor
Satoru Ando
悟 安藤
Yoshiaki Anami
義明 阿南
Takeshi Murai
健 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2074074A priority Critical patent/JP2927296B2/ja
Publication of JPH03273938A publication Critical patent/JPH03273938A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2927296B2 publication Critical patent/JP2927296B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車両用定速走行装置に関するものであり、さ
らに詳細には、登板走行状態における自動変速機の変速
制御を登板路の長さに応じて好適に行うことができる車
両用定速走行装置に関するものである。
先行技術 エンジンのスロットルバルブの開度を、実車速と目標車
速との偏差に応じて制御することによって、車両を設定
車速で走行させるようにした車両用定速走行装置が知ら
れている(たとえば、特開昭59=192114号公報
など)。
この種の車両用定速走行装置は一般に、車両の登板時又
は降板時に、自動変速機の変速タイミングを、実車速と
目標車速との偏差、スロットル開度及び変速禁止タイマ
ーの設定時間などによって補正し、これによって、登板
走行状態又は降板走行状態における所望の車速制御を確
保していたく特公昭62−36889号公報、特開昭6
3−137037号公報など)。
例えば、成る定速走行装置は、車両が登板路に進入した
ときに、真速偏差及びスロットル開度などに基づいて自
動変速機をシフトダウンして、車両の加速性能を向上し
、シフトダウン後、所定時間経過したときに、自動変速
機をシフトアップして、実車速に対応した変速段で速度
制御を行うように構成されていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような定速走行装置においては、シ
フトアップのタイミングが予め所定の登板路を想定して
設定されていることから、登板路が予め想定された走行
距離よりも長い場合、車両が登板路を脱する前に自動変
速機がシフトアップされてしまい、車両の失速を補償す
るためのシフトダウンが繰り返されて、自動変速機の変
速ハンチングが生起することがあった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、登板走
行状態における最適な自動変速機のシフトアップタイミ
ングを選択し、上記ハンチングを防止することができる
車両用定速走行装置を提供することを目的としている。
課題を解決するだめの手段及び作用 本発明は、上記目的を達成するた於に、実車速と目標車
速との偏差に基づいて、該実車速が前記目標車速に収束
するようにスロットルバルブのスロットル開度を制御す
る車両用定速走行装置において、前記実車速が前記目標
車速よりも所定値以上低下したときに自動変速機をシフ
トダウンさせるシフトダウン手段と、該シフトダウン後
にスロットル開度の開閉状態をファジー理論によって演
算し、スロットル開度の定常状態を判定したときに、前
記自動変速機をシフトアップするシフトアップ手段を有
する、ことを特徴とする車両用定速走行装置を提供する
上記構成の定速走行装置によれば、車両が登板路に進入
して実車速が大きく低下したとき、シフトダウン手段が
自動変速機をシフトダウンし、車両の加速性を確保する
。また、シフトアップ手段は、上記シフトダウン後に、
スロットル開度が、低開度で安定した状態、即ち、定常
状態にあることを、ファジー理論に基づいて判定すると
、自動変速機をシフトアップする。従って、車両が登板
路を脱出し、走行抵抗の軽減に伴って、スロットルバル
ブが大きく閉じて安定したときに、自動変速機がシフト
アップされるので、車両の登坂路脱出前にシフトアップ
が実行されることなく、登坂路脱出後の最適なタイミン
グでシフトアップが実行される。
実施例 以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例につき、詳
細に説明を加える。
第1vAは、本発明の実施例に係る定速走行装置を備え
たエンジンの全体概略図であり、第1A図は、第1図に
示すスロットルバルブアクチュエータの拡大縦断面図で
ある。
第1図において、エンジン1の吸気通路2には吸入空気
量を調整するスロットルバルブ3が設はラレ、このスロ
ットルバルブ3は、スロットルバルブアクチニエータ4
により開閉駆動され、その開度が制御される。また、自
動変速機5は、複数の変速用ソレノイド6a、6b、6
Cとロックアツプ用ソレノイド7とを有し、変速用ソレ
ノイド5a、 6b、5cのオン、オフの組み合わせに
より、図示しない油圧回路が切換えられて、図示しない
複数の油圧締結素子が選択的に締結され、これによって
、変速機構が複数の変速段に操作される。また、ロック
アツプ用ソレノイド7のオン、オフによって、図示しな
いトルクコンバータ内のロックアツプクラッチ(図示せ
ず)が、締結または解放されるように構成されている。
第1A図に示すように、スロットルバルブアクチニエー
タ4は、エンジン1の負圧を蓄積するための負圧室41
と、大気と連通している大気室42と、負圧室41に導
入されるエンジン1の負圧によって作動されるダイアフ
ラム43と、ダイアフラム43を矢印Aと逆方向に付勢
しているスプリング44と、ダイアフラム43に連結さ
れたロッド45と、ロッド45とスロットルバルブ3と
を作動的に連結しているスロットルワイヤ46と、大気
と連通しているリリース管路47aと、リリース管路4
7aと負圧室41とを連通可能な電磁比例式のリリース
制御弁47と、エンジン1の負圧が供給されるプル管路
48aと、プル管路48aと負圧室41とを連通可能な
電磁比例式のプル制御弁48とから略構成されており、
リリース制御弁47及びプル制御弁48のソレノイドを
デニーティ制御することによって負圧室41に対するエ
ンジン1の負圧を給排制御することにより、ダイアフラ
ム43及びロッド45を矢印A方向に往復動させ、スロ
ットルワイヤ46を介してスロ。
ットルバルブ3を開閉作動させるようになっている。
第1図に示すように、コントロールユニット8が設けら
れ、車速を検出する車速センサ9からの車速信号Vn、
アクセルペダル10の踏み込み量をアクセル開度の形で
検出するアクセルセンサ11からのアクセル開度信号α
、ブレーキ操作を検出するブレーキスイッチ12からの
ブレーキ信号BR,スロットルバルブ3の開度を検出す
るスロットルバルブ開度センサ13からのスロットル開
度信号T、自動変速機5の変速位置を検出するギアポジ
ションセンサ14からのギアポジション信号GPおよび
モードスイッチ15からの変速モー)’信号Mが、コン
トロールユニット8にそれぞれ入力サレる。コントロー
ルユニット8は、スロットルバルブアクチニエータ4、
自動変速機5の各変速ソレノイド5a、5b、6Cおよ
びロックアツプ用ソレノイド7に、それぞれ、スロット
ルバルブ制御信号A1変速制御信号Bおよびロックアツ
プ制御信号Cを出力している。スロ7)ルバルブ制御信
号Aは、スロットルバルブアクチュエータ4のリリース
制御弁47及びプル制御弁48にそれぞれ入力されるリ
リース制御信号A1及びプル制御信号A2とからなり、
リリース制御信号A。
及びプル制御信号A2は、そのデニーティ比によってリ
リース制御弁47及びプル制御弁48の各開度を可変制
御するパルス信号である。
コントロールユニット8には又、定速走行操作スイッチ
であるメインスイッチ16、セットスイッチ17、リジ
ュームスイッチ18およびコーストスイッチ19からの
操作信号SWI、SW2、SW3、SW4が、それぞれ
、入力される。なお、メインスイッチ16は、定速走行
装置の電源をONにしてシステム全体をスタンバイ状態
にするた必のものであり、セットスイッチ17は、希望
する目標車速V。を設定するためのものであり、リジュ
ーム(自動復帰)スイッチ18は、定速走行制御を解除
した後に、再び解除前の目標車速V。で定速走行を行う
ためのものであり、コーストスイッチ19は、定速走行
制御中に所望の減速を行うためのものである。
第2図は、第1図に示すコントロールユニットの部分構
成を示す概略ブロック図である。また、第3図は、本例
の定速走行装置を備えた車両の登板走行状態における一
般的な車速特性及びスロットル開度特性を示す線図であ
る。
第2図に示すように、コントロールユニット8は、実車
速Vnなどに基づいて目標スロットル開度Toを設定し
て、スロットルバルブアクチュエータ4を作動する自動
速度制御手段と、実車速Vn及びスロー/ )ル開度T
Hなどに基づいて自動変速機5を変速制御する変速制御
手段と、車両の登坂路進入時に自動変速機5のシフトダ
ウンを判定する4−3判定手段と、車両の登坂路脱出時
に自動変速機5のシフトアップを判定する3−4判定手
段とを備えている。
自動速度制御手段は、車速信号Vn、アクセル開度信号
α、ブレーキ信号BR、スロットル開度信号T及び操作
信号SWI、SW2、SW3、SW4が人力され、これ
らの信号に基づいて、目標車速vO及び制御モードを設
定し、設定された目標車速Vo及び制御モードに従って
目標スロットル開度T、を決定する。自動速度制御手段
は、スロットルバルブ3の開度が、決定された目標スロ
ットル開度T0となるように、スロットルバルブアクチ
ニエータ4に対してリリース制御信号A1及びプル制御
信号A2を出力する。また、自動速度制御手段は、目標
車速vOと実車速Vnとの車速偏差ΔVを、シフトダウ
ン判定用として、4→3判定手段に入力する。
自動速度制御手段は、定速走行制御を含む自動速度制御
(ASC)を実行する条件が成立しているとき、即ち、
メインスイッチ16がオンで、シフト位置がDレンジで
、車速か所定値、たとえば、40km/h以上の場合に
は、自動速度制御条件が満たされたと判定して、自動速
度制御手段による自動速度制御を実行し、操作信号SW
I、SW2、SW3、SW4、アクセル開度信号α及び
ブレーキ信9号BRに応じて、車速フィードバック制御
モード、加速モードなどのモード設定制御を行い、各モ
ードに対応した目標スロットル開度T0を設定する。他
方、上記条件の少なくとも一つが充足されていていない
場合には、自動速度制御条件が満たされていないと判定
し、また、ブレーキが作動された場合には、上記条件が
満たされていても、自動速度制御が解除されたと判定し
、通常のスロットルバルブ開度制御に移行し、アクセル
ペダル操作量に基づいて、目標スロットル開度T0を設
定制御する。更に、自動速度制御手段は、設定された目
標スロットル開度T0に対応するスロットルバルブ制御
信号A1即ち、リリース制御信号A+又はプル制御信号
A2をスロットルバルブアクチュエータ4に出力して、
スロットルバルブ3の開度を目標スロットル開度T。に
作動する。
上記車速フィードバック制御モードの詳細ルーチンは省
略するが、実車速Vnと目標車速v0との偏差および実
車速Vnの変化量などに基づいて、PI−PD演算など
により、目標車速V。に収束させるために必要なスロッ
トル開度Tvを演算し、これを目標スロットル開度T。
に設定して、フィードバック制御が行われる。この車速
フィードバック制御の実行中に、ブレーキが操作される
と、車速フィードバック制御を停止して、通常のスロッ
トルバルブ開度制御モードに移行する。
上記の通常のスロットルバルブ開度制御モードの詳細ル
ーチンは省略するが、アクセル開度αを検出し、変速モ
ードM(エコノミー、ノーマノペパワー)に対応するマ
ツプを選択して、アクセル開度αに対するギアポジショ
ンに応じた基本スロットルバルブ開度を求め、これに、
アクセルペダル踏み込み速度補正、車速補正、水温補正
などの各種補正を行って、目標スロットルバルブ開度T
を設定する。
さらに、定速走行制御実行中に、アクセルペダル10が
、その開度αが所定値α。以上、たとえば、5%以上、
操作されると、アクセル加速モードに移行する。このア
クセル加速モードの詳細ルーチンは省略するが、それま
での車速フィードバック制御における目標車速v0に対
応する目標スロットル開度を入力するとともに、踏込ま
れたアクセルペダル開度αに対応する基本スロットル開
度を求め、両者の和を目標スロットル開度T0として設
定する。
変速制御手段は、車速信号Vn、アクセル開度信号α、
スロットル開度信号T1ギアポジション信号GP及び変
速モード信号Mが入力され、これらの信号に基づいて、
変速判定及びロックアツプ判定を行い、自動変速機5の
変速ソレノイド6as6b、6cおよびロックアツプ用
ソレノイド7に変速制御信号B及びロックアツプ制御信
号Cを出力して、自動変速機5の変速制御を行う。また
、変速制御手段は、3→4判定手段及び4→3判定手段
からの3→4信号及び4→3信号によって、シフトアッ
プ及びシフトダウンをそれぞれ実行する。
4→3判定手段は、目標車速Voと実車速vOとの車速
偏差ΔVが人力され、実車速Vnの低下によって、車速
偏差ΔVが拡大したときに、3速へのシフトダウンを判
定し、シフトダウンを判定したときに、4−3信号を変
速制御手段に入力して、変速制御手段に自動変速機5の
シフトダウンを指令する。
3−4判定手段には、4→3判定手段の4−3信号と、
スロットルバルブセンサ13からのスロットル開度信号
Tとが入力される。3→4判定手段は、スロットル開度
信号Tに基づいて、スロットルバルブ3の開閉作動状態
、即ち、スロットル開度TH及びスロットル開度THの
変化率dTを検出する。3→4判定手段は、4−3信号
に基づいて、4−3判定手段が自動変速機5のシフトダ
ウンを指令したか否かを認識した後に、かかるスロット
ル開度TH及び変化率dTによって、スロットル開度の
低開度安定状態、即ち、定常状態を検出すると、車両が
登板路を脱出したものと判定して、3−4信号を変速制
御手段に人力し、変速制御手段に自動変速機5のシフト
アップを指令する。
第3図に示すように、車両が走行路り又はL′を走行す
るとき、走行路りの登板路1又はSに進入した直後から
車両の実車速Vnは徐々に低下し、また、スロットルバ
ルブ3のスロットル開度TH又はTH’  (破線で示
す)は、実車速Vnが目標車速V。に収束するように増
大され、自動変速機5はt1時点において上記4−3判
定手段のシフトダウン判定に基づいてシフトダウンされ
る。この結果、実車速Vnは、部分aにおいて増大傾向
に反転し、部分Cで示すように、t2時点において、は
ぼ安定する。
車両が比較的長い登板路lを走行しているとき、t2時
点では、車両の加速が終了したことから、スロットル開
度THは、過渡的に安定した状態となり、登板路lを略
脱出したとき、走行抵抗の軽減により大きく低減され(
Δ’rH) 、t3時点において、部分すで示すように
、比較的低開度で安定した状態、即ち、定常状態となる
。一方、車両が比較的短い登板路Sを走行しているとき
、比較的早期に走行抵抗が軽減するので、車速Vnが安
定する前に、スロットル開度TH’が大きく低減され(
ΔTH’)、部分b′において、比較的低開度で安定し
た状態、即ち、定常状態となる。
第4A図、第4B図、第4C図及び第4D図は、定常状
態判定手段における定常判定方法の変形例を示す図であ
る。
第4A図乃至第4D図には、ファジー理論に基づく制御
ルールが示されており、第4A図は、スロットル開度T
Hを変数とする人力メンバーシップ関数を示し、第4B
図は、スロットル開度THの変化率dT(絶対値)を変
数とする入力メンバーシップ関数を示し、第4C図は、
第4A図及び第4B図によって求められた各ファジー集
合のグレードから結論のファジー集合を求めるためのフ
ァジールールを示し、また、第4D図は、結論のファジ
ー集合から最終的な結論を求めるための出力メンバーシ
ップ関数を示している。また、各図において、各ファジ
ー集合を示すNB、 NS、 20、PS。
及びPBはそれぞれ、負で大きい(Negative 
Big)、負で小さい(Negative Small
)、はぼゼロ(Zero)、正で小さい(Positi
ve Big)、正で大きい(PositiveBig
)を意味している。
第4A図において、例えば、スロットル開度THがT、
のとき、NB及びNSのグレードはそれぞれ、0.8及
び0.6であり、また、第4B図において、スロットル
開度THの変化率dTがd T +のとき、ZO及びP
Sはそれぞれ、0.6及び0.3である。このようにし
てグレードが求められたファジー集合、即ち、スロット
ル開度THのNB(0,8)及びNS(0,6)と、ス
ロットル開度TH(7)変化$dTのZO(0,6)及
びPS(0,3)とから、第4C図に示すファジールー
ルのテーブルによって、破線で示すように、結論のファ
ジー集合PS、 20.20及びZOが求められる。ま
た、これらのファジー集合PB、ZOlZO及びZOの
各グレードは、小さい値が選択される。例えば、スロッ
トル開度THのNB(0,8)と変化率dTのXo(0
,6)とからグレード0.6の20 (ZO(0,6)
 )が結論として求められる。
更ニ、コレラノ結論、Ps ([)、 3 ) 、ZO
(0,6)、ZO(0,3)及びXo(0,6)は、第
4D図に示す出力メンバーシップ関数に、仮想線で示す
如く反映される。なお、2つの20(0,6)は、第4
D図において、重複して示されている。そして、出力メ
ンバーシップ関数に反映された各結論PS(0,3)、
20 (0,6) 、ZO(0,3)及び20(0,6
)によって囲まれた領域、即ち、第4D図に各種影線で
示した領域の重心位置が、定常状態の判定値を示す第4
D図の横軸から求められ、該重心位置が定常判定のしき
い値Tより小さいとき、スロットル開度THが定常状態
、即ち、低開度で安定した状態にあると判定される。上
記例においては、重心位置は、上記横軸上に示す最終的
な結論C0にあり、従って、スロットル開度THは定常
状態にあると判定される。
このように、本実施例においては、定速走行制御中にお
ける登坂路進入時の変速制御を、実車速Vn、スロット
ル開度TH及びスロットル開度THの変化率dTに基づ
いて行う。そして、実車速Vnが目標車速V。より大き
く低下したときに車両が登板路に進入したと判定して、
自動変速機5のシフトダウンを実行する。また、上記ス
ロットル開度TH及び変化率dTより、ファジー理論に
基づいて、スロットル開度THの定常状態を判定し、上
記シフトダウン後に、スロットル開度THの定常状態を
検8したときに、登板路を脱したものとしてシフトアッ
プを実行する。従って、登板走行状態における最適な自
動変速機のシフトアップタイミングを選択して、車両の
登坂路脱出に適応した自動変速機5のシフトアップを行
うことができ、かくして、比較的長い登板路における走
行中に、短時間の間に変速が繰り返されるような変速ハ
ンチングを防止することが可能となる。また、定常状態
の判定は、ファジー理論に基づいて行われるので、定常
状態の判定に迷いが生じず、定常判定プログラムを単純
化することが可能となる。
本発明は、以上の実施例に限定されることなく特許請求
の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能
であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであ
ることはいうまでもない。
例えば、上記実施例においては、スロットルバルブアク
チュエータとして、負圧式のアクチュエータを用いてい
るが、DCモータなどの他の形式のアクチユエータを採
用することも可能である。
また、上記ファジー理論における最終的な結論の導き方
は、ファジー理論における各種方法を採用することが可
能である。
更に、上記実施例においては、3→4判定手段は、スロ
ットルバルブ開度センサ13からのスロットル開度信号
Tに基づいて、スロットル開度の低開度安定状態、即ち
、定常状態を検出しているが、IJ IJ−大制御信号
A1及びプル制御信号A2のパルス出力時間を積分する
ことによって、スロットルバルブ3の定開度安定状態を
検出することも可能である。
発明の効果 本発明の上記構成によれば、登板走行状態における最適
な自動変速機のシフトアップタイミングを選択し、上記
ハンチングを防止することができる車両用定速走行装置
を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る定速走行装置を備えた
エンジンの全体概略図であり、第1A図は11図に示す
スロットルバルブアクチュエータの拡大縦断面図である
。 第2図は、第1図に示すコントロールユニ7トの概略構
成を示すブロック図である。 第3図は、本発明に係る定速走行装置を備えた車両の登
板走行状態における一般的な車速特性及びスロットル開
度特性を示す線図である。 第4A図、第4B図、第4C図及び第4D図は、定常状
態判定手段における定常判定方法の変形例を示す図であ
る。 1・・・エンジン、    2・・・吸気通路、3・・
・スロットルバルブ、 4・・・スロットルバルブアクチュエータ、5・・・自
動変速機、 6a、6b、6c・・・変速用ソレノイド、7・・・ロ
ックアツプ用ソレノイド、 8、・・・コントロールユニット、 9・・・車速センサ、    10・・・アクセルセン
サ、11・・・アクセルセンサ、12・・・ブレーキス
イッチ、13・・・スロットルバルブ開度センサ、14
・・・ギアポジションセンサ、 15・・・モードスイッチ、16・・・メインスイッチ
、17・・・セットスイッチ、 18−・リジニームスイッチ、 19・・・コーストスイッチ。 第3図 0 第4A図 スロットル開度TH(%) 第4B図 dT。 変化率dT

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  実車速と目標車速との偏差に基づいて、該実車速が前
    記目標車速に収束するようにスロットルバルブのスロッ
    トル開度を制御する車両用定速走行装置において、 前記実車速が前記目標車速よりも所定値以上低下したと
    きに自動変速機をシフトダウンさせるシフトダウン手段
    と、該シフトダウン後にスロットル開度の開閉状態をフ
    ァジー理論によって演算し、スロットル開度の定常状態
    を判定したときに、前記自動変速機をシフトアップする
    シフトアップ手段を有する、ことを特徴とする車両用定
    速走行装置。
JP2074074A 1990-03-23 1990-03-23 車両用定速走行装置 Expired - Fee Related JP2927296B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2074074A JP2927296B2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 車両用定速走行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2074074A JP2927296B2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 車両用定速走行装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03273938A true JPH03273938A (ja) 1991-12-05
JP2927296B2 JP2927296B2 (ja) 1999-07-28

Family

ID=13536665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2074074A Expired - Fee Related JP2927296B2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 車両用定速走行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2927296B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06255394A (ja) * 1993-03-05 1994-09-13 Mitsubishi Electric Corp 車両用定速走行制御装置
WO2001083252A1 (de) * 2000-05-04 2001-11-08 Zf Friedrichshafen Ag Verfahren zur steuerung eines automatgetriebes für ein kraftfahrzeug
WO2011076226A1 (en) * 2009-12-21 2011-06-30 Volvo Lastvagnar Ab Method and system for controlling a vehicle cruise control

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06255394A (ja) * 1993-03-05 1994-09-13 Mitsubishi Electric Corp 車両用定速走行制御装置
WO2001083252A1 (de) * 2000-05-04 2001-11-08 Zf Friedrichshafen Ag Verfahren zur steuerung eines automatgetriebes für ein kraftfahrzeug
US6801845B2 (en) 2000-05-04 2004-10-05 Zf Friedrichshafen Ag Method for controlling an automatic transmission for a motor vehicle
WO2011076226A1 (en) * 2009-12-21 2011-06-30 Volvo Lastvagnar Ab Method and system for controlling a vehicle cruise control
JP2013514927A (ja) * 2009-12-21 2013-05-02 ボルボ ラストバグナー アーベー 車両のクルーズコントロール装置を制御する方法及びシステム
US8498795B2 (en) 2009-12-21 2013-07-30 Volvo Lastvagnar Ab Method and system for controlling a vehicle cruise control
RU2537926C2 (ru) * 2009-12-21 2015-01-10 Вольво Ластвагнар Аб Способ и система управления системой автоматического поддержания скорости транспортного средства

Also Published As

Publication number Publication date
JP2927296B2 (ja) 1999-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3015966B2 (ja) 車両の定速走行制御装置
JP2821531B2 (ja) 無段変速機付車両の定速走行制御装置
JPH07332445A (ja) 無段変速機付き車両の制御装置
US20120158261A1 (en) Vehicle driving-force control device
JPH03273938A (ja) 車両用定速走行装置
US6459977B1 (en) Method for controlling an automatic transmission gear ratio shifts
JP2910581B2 (ja) 車両用定速走行制御装置
JPH02274636A (ja) 車両用定速走行装置
JP3631563B2 (ja) 車両の運転指向推定装置
JPH04208647A (ja) 車両用定速走行装置
JP2896712B2 (ja) 車両用定速走行装置
JPH03273939A (ja) 車両用定速走行装置
US5267492A (en) Device for controlling an automatic automotive transmission
JPH03262732A (ja) 車両用定速走行装置
JPH04312265A (ja) 車両用定速走行制御装置
JP3015965B2 (ja) 車両の定速走行制御装置
JPS601031A (ja) 自動車の走行制御装置
JPH04138934A (ja) 車両の定速走行制御装置
JP3035639B2 (ja) 車両用定速走行装置
JPS6361651A (ja) 無段変速機の制御装置
JPH0727233Y2 (ja) 自動車の定速走行制御装置
JPH04138933A (ja) 車両の定速走行制御装置
JPH0790723B2 (ja) 自動車の定速走行制御装置
JPH0712800B2 (ja) 自動車の定速走行制御装置
JPH03244872A (ja) 車両用自動変速機の変速制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees