JPH0327297A - B型肝炎ウイルスエンベロープPreS1およびPreS2タンパク質に特異的なモノクローナル抗体 - Google Patents

B型肝炎ウイルスエンベロープPreS1およびPreS2タンパク質に特異的なモノクローナル抗体

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JPH0327297A
JPH0327297A JP2087314A JP8731490A JPH0327297A JP H0327297 A JPH0327297 A JP H0327297A JP 2087314 A JP2087314 A JP 2087314A JP 8731490 A JP8731490 A JP 8731490A JP H0327297 A JPH0327297 A JP H0327297A
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Larry T Mimms
ラリー・ティー・ミムス
Marco F Floreani
マルコ・エフ・フロレアーニ
Kim S Eble
キム・エス・エブル
Joan D Tyner
ジョーン・ディ・タイナー
Robert V Rosenlof
ロバート・ブイ・ローゼンロフ
Eric Witters
エリック・ウィッターズ
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    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2730/00Reverse transcribing DNA viruses
    • C12N2730/00011Details
    • C12N2730/10011Hepadnaviridae
    • C12N2730/10111Orthohepadnavirus, e.g. hepatitis B virus
    • C12N2730/10122New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、B型肝炎ウィルス(■BV)エンベローブP
reS1およびPreS2タンパク質に特異的なモノク
ローナル抗体、および該抗体を用いたHBVPreSl
タンパク質おJ;びPreS2タンパク質の検出方法に
関する。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題)B型
肝炎ウィルス(1−IBV)感染は、世界中の主要な公
衆衛生問題である。急性のB型肝炎ウィルス感染および
その慢性の続発症(たとえば肝硬変や肝癌)を防ぐのに
最も有効な方法は予防接種である。使用して良好な効果
が得られているB型肝炎ワクチンは、該ウィルスの表面
抗原(Hl’3sAg)からなり、該抗原は慢性のウィ
ルス保菌者の血液から非感染性の22開の粒子として単
離されたものである。この22nmの粒子は、2 4 
.0 0 0dの主要タンパク質(p24)および該タ
ンパク質のグリコシル化されたもの(gp27)を主と
17で含有している。最近開発されたワクチンは、p2
4をコードずるI−{ 13 VのS遺伝子で形質転換
しノ、;酵母細胞により合成j2たp24を含有してい
る。これらワクチンの安全性および有効性に関しでは確
立されているが、その免疫原性に関しては、ある割合の
受容者において不充分である。それゆえ、免疫原性の一
胴大きいH B Vワクチンに対する必要性が存在しで
おり、そのようなワクチンの同定のためにはH 13 
Vタンパク買上の抗原の位置、構造および免疫原性につ
いてのより進んだ知見が必要どされるであろう。
1−I B Vエンベローブのタンパク質組成は決定さ
れており、ウィルスゲノム内でマッピングされている。
第l図にはハーマン(H errmann)らによって
提唱されたモデルを要約I7てある[J. Virol
..52、396(1984)]。このモデルによれば
、3種のH B Vエンベローブタンパク質およびそれ
らのグリコシル化体は1つの連続1,たオーブンリーデ
ィングフレーム(ORF)に由来(7ており、S領域、
PreS2領域およびPreS1領域に分けられる。S
遺伝子は、ウィルスのサブタイプに依存j7てこのOR
Fの第三または第四の開始コドンから始まっており、主
要なH B Vエンベローブタンパク質であるSタンパ
ク質(p24タンパク質およびそのグリコシル化体であ
るgp27を含む)をコードしている。PreS領域は
、同リーディングフレーム中にさらに2つの開始部位を
含んでおり、2つのー・層大きな}−I B V表面抗
原分子であるMタンパク質(55個のアミノ酸であるP
reS2+Sタンパク質からむる)およびLタンパク質
cios個および119個のアミノ酸であるPreS1
+Pres 2 + Sタンパク質からなる)の発現を
可能にしている。Mタンパク質は、それぞれ!箇所また
は2箇所がグリコシル化きれたgp33およびgp3G
からなる。!7タンパク質は、グリコシル化されていな
いp39および1箇所がグリコシル化されたgp4tか
らなる。
11 B V感染者の101液においては、全B型肝炎
表面抗原のうち極めて少攬が完全なウィルス粒子(ゲイ
ン粒子)中に存在するに過ぎない。他の2つの形態であ
る22nmの球状粒子および直径が22nmで種々の長
さのフィラメントはカプシドまたはDNAを欠いており
、42開の「デイン」粒子に比べてIXIO@:Iも過
剰に生産される。これらの形態のタンパク質組成は著し
く異なっている。HBVデイン粒子ではLタンパク質は
全エンベロープタンパク質の20%までを占めるのに対
(2て、22rnの球状粒子では全タンパク質の約目%
を占めるに過ぎない。
形質転換細胞中でしタンパク質か過剰生産されると、こ
れら細胞からの■、タンパク質粒子の分泌が抑制される
。■,タンパク質は分泌、J−3よび完全なウィルス粒
子の形態形成において本質的な役割゛を果た1,ている
という仮説が立てられている。
Lタンパク質のPreSl領域は、HepG2細胞との
結合能により示されるようにヒト肝細胞の特定のレセプ
ターを含んでいるかもしれない[ノイラス(A.R.N
eurath)ら、Cell、46、429(1986
)]。PreS2領域と重含ヒト血清アルブミン乙の特
異的結合もまた、H B Vと肝細胞原形質膜との結合
の可能な機構として提唱されている[イマイ(M. K
 mai)ら、G astroenterology、
76、242(1979)]。
ウィルスの構造および機能におけるPreS含有タンパ
ク質の役割にもかかわらず、PreS+およびPreS
2タンパク質はマウスにおける免疫原性が高いことが示
されており、これらタンパク質をSタンパク質と組み合
わせるとSタンパク質に対する免疫応答が増強される[
ミリッヒ(Milich)ら、Science, 2 
2 8、1 1 9 5(1 9 8 5)].,Pr
eS2gi域の一郎分のみを含白゛4”る合成ベプチド
ワクヂンはPreS2に対する免疫応答を引き起こし、
接種しノ、ニチンパンジーをウィルス攻撃後のH B 
V感染から保護]2た[ノイラスら、Vaccine,
4、3 5(1 9 8 G)]。入手可能な[S型肝
炎ワクヂンはPreS組成が昔しく兄な.っており、P
reS含有ワクチンのヒトでの相対的免疫原性は未だ解
明すべき課題として残っている。
アウスリアII (A usrin 1種 )、アウス
ザイム1種(Auszyme II )およびモノク[
7 − テルアウスザイムは、H型肝炎表面抗原(I{
I{SAg)の検出のための市販のアッセイである(ア
ボッl・・ラボラトリーズ、ノースシカゴ、IL)。モ
ノクローナルアウスザイノへは、Sタンパク質に対する
七ノク口ーナル抗体のみを用いている1,これらのLI
L1sAgアッセイでは、Lタンパク質、Mタンパク質
およびSタンパク質の間の識別をすることができない。
抗14 B s抗体の検出および定量のための市販の直
接固相ラジオイムノアッセイ(R I A)は、l97
5年以来利用されている(アウザブ(AUSAB)、ア
ポット・ラボラトリーズ)[ムシャウオー([ .K.
Mushahwar)ら、J .Med.Virol.
,2、7 7(1 978)]。このアブセイでは、ヒ
ト血漿由来n型肝炎表面抗原(hp}I B s A 
g)をコーティングした固相(ポリスヂレンビーズ)と
ともに血清または血L&料をインキユベートしている。
もしも血清中にHI3sAgに対する抗体(抗HBs抗
体)が存在しているならば、それらは固相の抗原に結合
するであろう。第二の工程においては、放射性標識した
H BsAg(”’ I −14 BsAg)を加え、
固定化された抗体と反応させている。固相に結合した放
射性標識の量は、もとの試料中に含まれていた抗H 1
3 s抗体の量に適庶に正比例する。この試験の酵素結
合イムノアッセイ(El八)態様(アウザブERA)は
1983年以来利用されており、ビオチン化H[3sA
g/西洋ワザビベルオキシダーゼ結合アビジン混合物を
プローブ「検出試薬」と17で用いている[Aシャウォ
ー、J . V irol.Methods、l6、l
0987)]。この試験の改良された形態においては、
ビオヂン/アビジン検出系の代わりにビオヂン/抗ビオ
チン検出系が用いられているE人シャウォーら、J .
V irolJ4ethods, 1 6、4 5(1
 9 8 7)].しかしながら、これらアッセイは主
として抗S抗体を検出する。これらアッセイは抗Pre
Sl抗体および抗PreS2抗体を検出せず、また抗P
reS1抗体を主として含有する試料、抗PreS2抗
体を主として含有する試料または抗S抗体を主として含
有する試料を識別することも全くできない。
何人かの研究者の報告によれば、抗PreSl抗体およ
び抗PreS2抗体はしばしばヒトにおけるHBV感染
の最も早期の抗体応答であり、ウィルスのクリアランス
に関係付けることができ、中和抗体として働くかもしれ
ないとざれていることから、PreSlおよびPreS
2の両タンパク質およびこれらに対する抗体を検出する
ことのできるアッセイを開発する必要性が存在する[た
とえば、タリンカート(K linkert)らのJ 
.V irol., 5 B、522(1.986)を
参照]。
ヘス(Hess)ら[Liver, 7、245(fi
987)]は、HBVにより引き起こされた細胞病理と
肝臓生検からの細胞中のPreS1染色の存在との間の
関係を示j7たが、PreS1発現の潜在的病原的役割
については未だわかっていない。アルバーチ(Albe
rti)ら[Hepajol. , 7、207(19
87)コは、PreS2に対する抗体の存在がウィルス
複製の終了および回復期の始まりの証拠と相関関係を有
することを見出した。それゆえ、抗PreS1抗体およ
び/または抗PreS2抗体を暴露患者または[i11
 V 患者に投与することは、高度免疫グロブリン(H
B1G)を用いた現在の治療法にとって重要な補助法で
ある。幾つかのHBrG製剤にはPreSlおよび/ま
たはPreS2に対する抗体か含まれているので、これ
ら抗体を定電することのできるアッセイを開発する必要
性が存在する。
[1 13 s A gはまた抗原性の観点で複合型で
あり、ずべてのHBsAg粒子に存在する型特異「a−
1抗原決定基、および通常相互に排他的な2セットのサ
ブタイプ特異抗原決定基であるd/yおよびw/rが含
まれている。このことによりHBsAgの4Nの主要な
サブタイプとしてadw..adr, aywおよびa
yrが得られる。さらに別の抗原決定基も記載されてお
り、その結果、10種の異なるHBsAgサブタイプが
普遍的に認識される。たとえば、これらサブタイプのう
ちの2つはadywおよびadyw+rFiされ、rd
JとryJまたはryJ=!:rwJの両方ともが同一
物中に存在する例として挙げられる。PreS2の5種
の閏なるl−1 [3 Vサブタイプのアミノ酸配列は
、ノイラスらにより示きれている[Seienee, 
2 24、392(1984)]。
これらのサブタイプの混合サブタイプは、おそらく別の
遺伝子梨を有オる2種またはそれ以上のウィルスにより
細胞が感染した結果によるものである。その結果と15
での混合表現型は、兄なるサブタイプの粒子の混合物か
または両方のサブタイプを含む粒子として生じる。両サ
ブタイプの抗原決定暴が各粒子Lに存在tる場合には、
この混合サブタイプ粒子は、単に表現型の混合により、
すなわち1クイルスエンベローブのアセンブリー上で2
つの異なるウィルスS遺伝子によりコードされるp25
タンパク質およびgp30タンパク質という2つの異な
るサブタイプの混合により生じろものと思われる。それ
ゆえ、これら雨タンパク質からなる粒子は、両方のサブ
タイプ抗原決定基を有している。ウィルスの伝播により
別々のサブタイプの抗原決定基を有する粒子が生戊され
る[ポール(D.A.I’aul)ら、J .V ir
ol.Methods..l 3、43(1986)参
照]。このような抗原性の複雑さのために、感染個体の
lI B s A gサブタイプを決定するための方法
を開発する必要性が現在まで続いできている。14BS
サブタイプを追跡することは、H 13 V感染の疫学
を七二ターするのに役立ち、屍合■n■サブタイプの起
源を解明する。
(課題を解決するための手段) 本発明は、アミノ酸配列: H Q I, D P A I” G A N Sから
なる■型肝炎ウィルス(1−IBV)PreS 1タン
パク質の領域中のエビト・−ブどは結合ずるが、I−I
U3VMタンパク質とは結合しないモノクローナル抗体
; アミノ酸配列: HGGLLGWSPQAQG IMQ’I’LPANP
P P A S T’ N R.Q S GからなるB
型肝炎ウィルス(H B V )P reS 1タンパ
ク質の領域中のエビ1・−プとは結合ずるが、HI3V
Mタンパク質とは結合1,ないモノクローナル抗体; アミノ酸配列; MQWNS TAF HQT LQDP RVRG L
 Y LPAGG からなる8型肝炎ウィルス(HI3V)PreS2タン
パク質の領域中のエビ!・・−ブと結合し、H B V
Mタンパク質およびHT3VLタンパク質とも結合する
モノクローナル抗体; B型肝炎ウィルス(HBV)PreS2タンパク質のア
スパラギン(123)における炭水化物残基を含むエピ
トープと結合;2%HBVMタンパク質とは結合するが
HBV Sタンパク質またはHBV■7タンパク質とは
結合しないモノクローナル抗体;生理学的試料中のB型
肝炎ウィルス(HBV)PreSlタンパク質の検出方
法であって、 (a)該生理学的試料を、PreSlタンパク質からな
るH i{ Vタンパク質と結合する固定化゛抗体(第
一抗体)と反応させて該第一抗体と該PreSIタンパ
ク質からなるHBVタンパク質との間に複合体をZJE
戊させ、 (b)該複合体を、検出可能な標識を含む上記モノクロ
ーナル抗体、またはその混合物と反応させて3量複合体
を生成させ、ついで (c)該標識を検出して該生理学的試料中のH I−3
 VPreS1タンパク質の濃度を測定する(その際、
HBVSタンパク質の存在はPreS1タンパク質詐度
の測定を妨害しない) ことを特徴εする方法: 生理学的試料中のB型肝炎ウィルス(HBV)PreS
2タンパク質の検出方法であって、 0)該止理学的試料を、PreS2タンパク質からなる
11 B Vタンパク質と結合する固定化抗体(第一抗
体)と反応さぜて該第一抗体た該PreS2タンパク質
からなるH B Vタンパク質との間に曳合体を生成さ
仕、 (b)該複合体を、検出可能な標識を含む−1−記モノ
クローナル抗体、また(iその混合物と反応さU゛て3
潰複合体を東成させ、ついで (c)該標識を検出j2て該生理学的試料中のH B 
VPreS2タンパク質の濃度を測定する(その際、H
BV  Sタンパク質の存在はPreS2タンパク質濃
度の測定を妨害j7ない) ことを特徴とする方法; B型肝炎ウィルス0{nV)のサブタイプを完全に決定
する方法であって、 (a)既知のayザブタfプまたはadサブタイプの固
定化n型肝炎ウィルス(HI3V)表面抗原の試料の第
一部分を、}IBV  PreS1タンパク質まノこは
PreS2タンパク質と結合し検出可能な標識を含む第
−モノク口ーナル抗体と反応さ什、(l))該試料の第
二部分を、I−InV  PreS 1タンパク質また
はPreS2タンパク質と桔合1,検出可能な標識を含
む第−ニモノクロー・ナル抗体と反応さU・、ついで (c)結合した標識第−モノクローナル抗体と結合した
標識第二モノクローナル抗体との比企計算+,て該試料
の完全なサブタイプを決定することを特徴とする方法; L記モノク口ーナル抗体の少なくともl種の有効唄を含
むことを特徴とする、n型肝炎ウィルス( }I[1■
)に対する血漿免疫原性を起こさせる単位投与製剤:お
よび I3型肝炎ウィルス(HI3V)に感染した生理学的試
料中の抗PreSタンパク質抗体の定風法であって、(
a)(i) P reSタンパク質を含む固定化抗原、
(口)該PreSタンパク質と結合する抗体を含む生理
学的試料、および (iii)該PreSタンパク質と結合し検出可能な標
識を含むモノクローナル抗体 を前以て選択した飛で混合して該固定化抗原に対して該
モノクa−ナル抗体および該生理学的試刺中の該抗体を
競合的に結合させ、ついで(b)該固定化抗原に結合1
,た標識の量を測定することを特徴とする方法を提供す
るものである。
本発明は、HBVエンベロープのPreSlタンバク質
の少なくとも3つの異なるエピトープおよびPreS2
タンパク質内の4つの異なるエピトープを定める2つの
パネルのモノクローナル抗体を提{共する。モノクロー
ナル抗体のこれら6つの「型」のアイソタイプおよび結
合特性については以下に詳述する。4一つの型のエピト
ープ特兄性は、下記第l表にまとめてある。
第i表(PreSIタンパク質およびPreS2タンパ
ク質に対するモノクローナル抗体)ラスらのCe口、4
6、429(19t’l6)の第1図におけるPreS
lメヂオニンから下流のアミノ酸{)′L置。
これらエピトープはPreSlまノこはPreS2に特
異的であり、たとえば、Sタンパク質の実質的にすべて
の抗原性を破壊ずる処理をHBsAg含存試料(たとえ
ばデイン粒子など)に施17だ後にも保持される。各型
のモノクローナル抗体の幾つか(、L1それらのエピ1
・−ブに対して「高アフィニテイー−1結合(K−= 
l O’−1 0 ’りを示す。これらの七ノクG−f
ル抗体は、本発明のこの観点の好ましい態様を表す。
本明細吉において定めるようζこ、PreSIまたはP
reS2タンパク質の領域を含むエピトープは、少なく
εも一部は第「表に示しtこ領域のアミノ酸配列中に含
まれ、また該領域の両側5支たはP接するアミノ酸配列
をも含んでいてよい。
イムノアッセイ L抗原アッセイ: 本発明のモノクローナル抗体は、生理学的試料(ヒト血
清まノ,;は血漿など)中のl[ IIVおよび141
}sAgを検出ずるための特興的で高感度のイムノアッ
セイを開発するために用いることができる。i−t }
3V変界体が既知の変異体と余りにも異なっているため
に抗S抗体に基づく検出系(モノクローナルアウスザイ
ムアブセイなど)では反応しないときは、本発明の抗P
reS抗体に基づく検出系を用いて疑わしい試料をスク
リーニングすることができる。
本発明のモノクローナル抗体を用いて開発したアッセイ
の−つはザンドイッチタイプのラジオイムノアッセイ(
R I A)または酵素結合イムノアッセイ(E I 
A)であり、、二のアッセイ1こよれば、Pres1ま
たはi’res2タンパク質をたとえばLタンパク質お
よび/またはMタンパク質と1,て含む液体試料を、、
二41らタンパク質に対ケる「捕捉抗体」(モノクロー
ナル抗体上た(よポリクローナル抗体のいずれであ、一
)でもよい)を含む同相と反応させろ。この捕捉抗体は
Sタンパク質領域と結合する抗体であー〕(もよいし,
、またはPreS1またはPreS2領域中のエビ1・
−ブに特界的に結合する本発明のモノクローナル抗体の
−っであ−)てら,Lい。捕捉されノζpreS1また
はPreS2を含むタンパク質を、・ついで検山可能な
標識(放射性同位元素や酵素など)を結合した本発明の
抗t’res1抗体または抗PreS2抗体一二反応,
Sぜることにより検出し測定する。
別のやり方として、「検出抗体」が検出可能な標識のた
めの結合部位を含んでいて、結合した検出モノクa−ナ
ル抗体に別の工程で検出可能な標識を加えるようにして
もよい。この検出可能な標識のための結合部位は、該検
出抗体に対する第三の標識抗体?こより結金されるエピ
トープであってよい。たとえば、本発明のように、結合
したマウスモノクローナル抗体を検出ずるためl.二酵
素標識抗マウス抗体を用いることができる。ついで捕捉
されたPreSIまたはPreS2含有タンパク質に結
合した標識を、たとえば放射性標識の場合はカウント/
分で、酵素標識により触媒される発焼反応の場合は吸光
度(A)単位により定量し、標やのPreslまたはi
’res2含N試料と相関さ(i“て試利中に存在する
PreSI含有タンパク質またはPreS2含有タンパ
ク質の量を測定する。
たとえば、本発明のモノクローナル抗体を用いたPre
SI抗原アッセイを下記第2表にまとめてある。
第2表 固相」二の捕捉抗体 (a) l型抗PreS1抗体 (1))  ボリク0−ナルYウスザイム({ルモ1ト
:高度免疫血?ff) (c) 1型抗PreS1抗体 (d)2型抗PreS1抗体 (c)  ボリク■−ナル1ウスザイム(r)  モノ
クI1−ナル1ウスザイム(Sタンパク質に対する モノクロ−ナル抗体) 検出七ノクa−ナル抗体 2型抗PreSl抗体 l型抗PreS1抗体 l型抗PreS1抗体 2型抗PreS1抗体 !型+2型抗PreS1抗体 l型および/または2型抗PreSl 抗体 PreS2抗原アッセイもまた、I型、2望および/ま
たは3型抗PreS2モノクローナル抗体を単独または
ポリクローナルもしくはモノクローナルアウスザイムビ
ーズまたは固相結合抗PreS2モノクローナル抗体と
組み合わせて用いて開発j7た。
本発明にa用な固相とj2ては、゛プラスチックビーズ
(アウスザイムアッセイに用いるポリスヂレンビーズな
と);プラスヂックマイクロタイタープレートおよび他
のブラスヂブク細胞培養基体(中空繊維およびシートな
ど);織物または不織固相(紙、フェルトまたは合戚繊
鞘.でつくられたものなど)、ラテックス微細粒子、多
孔質セラミックlコ−ズ(ンリカ、アルミナまたはZr
O*など)などが挙げられる。捕捉抗体は、これら基体
上、または基体中に物理的に吸着させることができ、ま
た公知の共有桔会法により結合させてもよい。
検出モノクローナル抗体は、当該技術分野で知られた幾
つかの方法のいずれにょっでら標識するこたができる。
広範囲の標識法が、フJトヌ(Feteanu)らの「
ラベルド・アンティボディーズ・イン・バイオロジー・
アンド・ミディスン(LabeledAntibodi
egin B iology and Medicin
e)J[マツクグローヒル・インターナショナル・ブッ
ク(McGrqw−LIill  I nt.r3oo
k Co、,)、ニューヨーク(1978)3214〜
309頁に開示されている。
種々の金属放射性同位元素を導入することは、ハントウ
ィッチ(D . J . H antowieh)ら[
Science,220、6 1 3(1 9 8 3
)]:ワグナー(Wagner)ら[J .NuelJ
4ed..2 0, 4 2 8(1 9 7 9)]
;サンドバーグ( S undberg)ら[J .M
ed. CJem. , l 7、1304(+974
)]およびザハ( S aha)ら[J.Nuel.M
ed..6、542(+976)]の手順に従って行う
ことができる。
使用する放射性同位元累の中で、X線エミ=z夕、γ線
工こツター、陽電子エミッターおよび蛍光工Eツターが
抗体検出に適17ている。抗体を標識するのに好ましい
放射性同位元素としては、ヨウ素+25、+31または
+23、インジウ,/−, 1l1、ルテニウム97、
銅67、およびテクニチウム99などが挙げられる。ハ
ロゲン原子を多かれ少なかれ交換して用いることができ
る。
−っの好ま]2い標識法ε。二は、酸化的方法を用いて
ヨウ素−131(1−B!)かまたはヨウ素+25(1
−125)で標識することが含まれ、該方法では放射性
のヨウ化カリウムも12<はヨウ化ナトリウムと抗体と
の混合物を、たとえばグリーンウッド( (; ree
nwood)ら[B ioehem. J , , 8
 9、i14(1963)]により報告されマッコネイ
(MeC onahey)ら[1 nt.Areh.A
 llergy Appln. I emuno1.,
29、185(1969)]により改良されているよう
に、ク口ラミン−T(N−クロロー1)−トルエンスル
ホンアミドナトリウム塩)で処理する。
一般に、抗体分子の免疫特異性を損なうことなく、でき
るだけ高比率の標識を抗体分子中に導入することが望ま
1,い。各標識抗体について、標識抗体−抗原結合の減
少の程度を標準競合細胞結合アッセイにより確立するこ
とができる.,[−12Sまたは[−131を標識とし
て用いたときに、抗体の最初の結会能の少なくとも約3
0%が保持されているこ占が好ましい。
本発明の検出モノク口ーナル抗体は、酵素を直接共有結
合するか、またはビオチン化酵素とアビジン化酵素との
間の反応のような結合を用いることにより酵素標識する
ことができる(ヨーロッパ特許出願公開291.180
号(1988年11月118)公報を参照)。有用な醇
素標識としては、西洋1ノザビベルオキシダーゼ(}[
R.P)、アルカリホスファターゼ、β−ガラクトシダ
ーゼおよびグルコースオキシダーゼなどが挙げられる。
本発明のモノクローナル抗体は標的のタンパク質(Mま
たはI7タンパク質)の固相への結合を妨げは1,ない
ので、本発明のアッセイはまたl工程にて行うこともで
きる。l工程アッセイにおいては、試料、捕捉抗体を含
む固相4jよび検出モノクローナル抗体を適当な液相中
で一緒に混合する。ついで、固相に結合した標識の量を
」二記のように1,て検出する。
さらに詳しくは、2工程アッセイの一つの好ましい態様
では、捕捉抗体としてのアウスザイム1種ビーズ、およ
び検出抗体どj2ての11 R P結合もしくは12′
X −PreS 2モノクローナル抗体(l型またはl
型/2型混合物)を用いる。このPreS2アッセイの
感度は非常に高く、約1ngPres2タンパク質/1
lQ仝hpHBsAgまたは約0.15n9P reS
 2 /vr(l Mクンバク質を検出することができ
る。このアッセイはまた、実験的に加えた80.000
倍過剰のSタンパク質の存往下でらPreS2タンパク
質を検出することができる程PreS2に特売的であっ
た。
PreSl含有■7タンパク質は、捕捉抗体として(3
)モノクローナノレ了一ノス4Pイムビーズ すナ・け
rh)アウスザイム■ビーズを、検出モノク1l−ナル
抗体として(a)H[IP標ii型PreSIモノクロ
ーナル抗体、(b) [I R PもしくはItli[
標識PreS13型モノクローナル抗体、または(C)
1″5[標識目型および2型PreSlモノクローナル
抗体を用い、Sタンパク質を添加することにより有為に
妨害されることなく≦In9/x(2試料で検出するこ
とができる。PreSIモノク[1−ナル抗体をコーテ
ィングしたビーズを用いれば、Sタンパク質を添加する
ことによるアッセイへのあらゆる妨害を除くことができ
る。感染1,た患者の血液中におけるPreS抗原の出
現および消失は該疾患の経過および予後と関連すること
が報告されているので、これらのアッセイは11 B 
Vの管裡において臨床的ff用シLがあることがわかっ
ている。たとえば、これらタンパク質「マーカー」の存
在または不在のみを示すアッセイは本発明の定噴的アッ
セイ法ほど有用ではない。
2。抗体アッセイ: 本発明のモノクローナル抗体は、H 13 V上のPr
eS 1およびPreS2領域へのヒト抗体応答を検出
するための競合イムノアッセイにおいて検出抗体どして
用いることができる。捕捉抗原と(7ては、ヒト血漿由
来表面抗原(S+M+1,タンパク質からなる)を還元
剤(ジスルフィド結合を開裂するため)およびヨードア
セトアミド(ジスルフィド結合の再生戊を防ぐため)で
処理してS領域を変性させたものを用いるのが好まj7
い。こうして変性させた捕捉抗原を吸着に上り固相−L
に固定化する。
ついで、この固定化捕捉抗原を0)前以て選択l7た量
の内因性目BV抗原含有(t[ 8 V感染のため)ヒ
ト血清または血漿、および(b)前以て選択した量の本
発明の標識抗PreS1または抗PreS2モノクロー
ナル抗体占混合する。固相を洗浄l一で未結合物質を除
き、結合(7た標識の量を測定する。
結合した標識モノクロ−ナル抗体の積は、結合した抗[
−1 B V抗体の増に反比例する。このアッセイは、
該疾徹の経過中の抗[{ H V抗体の#IJ17を測
定し、またはI−{ B Vワクチンレシピエントにお
ける抗体産生をモニターする方法を提供ケるらのである
。このアッセイはまた、11 1 I G製剤中の内因
比または外因性抗PreSXおよび抗PreS2抗体を
測定するために用いることかできる。
競合ザンドイッチアッセイにおいて捕捉抗原と17で有
用な他の抗原としては、Presタンパク質を含む融合
タンパク質上の非PreSエピトープと結合する噛乳類
ポリクローナル抗体が挙げられる。
そのような非PreSエピトープは、たとえばCKS(
3’−CMP−KDOシンセターゼ)lにみられる。C
 K Sに対するポリクローナル抗体を固定化し、血清
1場性血清または血漿および前以て選択j2た量の(a
) G K S酵素の少なくとも一部とPreS抗原を
含む融合タンパク質および(b)標識PreSモノクロ
ーナル抗体と混合する。この固定化抗体は、CKS酵素
の一部およびPreSタンパク質を含む組換え抗原融合
タンパク質のCKS領域に結合する。
L記融合タンパク質のPreS領域は、内因性抗Pre
S抗体および添加した本発明の標識抗PreSモノクn
−ナル抗体が競合的に結合する結合部位を提供tる。そ
れゆえ、検出された結合標識1.二基づくシグナルの強
度は、試料中に存在ずる抗PreS抗体の量に反比例す
る。上記PreSlおよびPreS2アッセイの場合ど
同様に、血清および検出モノクローナル抗体は捕捉抗原
に連統的に加えることらできるし、または浦捉抗原とと
もに1工程で混合することもできる。
■RsAgのサブタイプ分け 本発明はまた、ヒト血清や血漿などの生理学的流体中に
存在する}I B Vの特定のサブタイプを決定1る方
法をし提供する。この方法を開発するために、まず既知
のサブタイプの}I I3 Vを含む試料を、固相支持
体に結合させたモノクローナルもしくはポリクローナル
抗S抗体の試料と接触さ仕る。
S含有タンパク質の結合により、■7タンパク質やMタ
ンパク質中にみられるようなPreSlタンパク質およ
びPreS2タンパク質も捕捉される。ついで、結合タ
ンパク質のザブクイブパネルの構成部分(Illemb
ers)を2つの部分に分け、同−または異なる型から
の抗T’reSlまたは抗PreS2モノクローナル抗
体(検出可能な標識を含む)のベアと連続的に反応さ仕
る。場合により、試料の複敢の希釈を各モノクローナル
抗体と反応させる。ついで結合標識を定量する。
モノクローナル抗体の選択ベアについて、既知のサブタ
イプの一連の試料中の結合標識の相対量は、特定のサブ
タイプに独特なパターンを与える。
ayサブタイプおよびadサブタイプは一対の既知の抗
Sモノクローナル抗体を用いて容易に同定することがで
きるので、既知のayまたはad HBsAg試料を抗
PreSlまたは抗PreS2モノクローナル抗体で「
スキャニング(seann ing)Jすることにより
タイプ分けを存効に完了することができる。たとえば、
ayw1サブタイプのHBsAg&の反応により得られ
た2つのPreS2(l型)モノクローナル抗体である
50−8(1−194および11683−406につい
ての標識(たとえばカウント/分での)の比は、他のあ
らゆるI−IBVサブタイプのものと比べて50倍以」
二ある。上記平均(lとして)よりも比が約5−7増加
もしくは減少することによりサブタイプを識別すること
ができろ。
このことは、PreSlタンパク質またはPreS2タ
ンパク質に特異的に結合するモノクローナル抗体をH 
B Vのサブタイプ分けに使用した最初のものである。
多数の患者の血漿または血清試料との本発明のモノク口
ーJ−ル抗体の反応性のパターンを観察するこ占により
、S特兄的七ノクローナル抗体の場合についてクルース
( C ourouee)ら「Develop. B 
iol . S tandard, 5 4、527(
+982)]およびウォンズ(J .I1.Wands
)ら[P N A SUSA,81、2737(+98
4)]により報告されているように、サブタイプ分1」
試薬として本発明のモノクローナル抗体を侠用すること
ができる。本発明のモノクローナル抗体は、抗Sモノク
ローナル抗体に基づくサブタイプ分け法では見透される
ような水平伝播の間や種々の集団内でのHI3v株の抗
原性特性における興質性を一層完全に分析するのに有用
である。このことは、Sタンパク質の抗原性領域が比較
的小さいことを考慮すると特に真実である。
ワクチンおよびモノクローナル抗体療法本発明のモノク
ローナル抗体により認識されるエピトープの少なくとも
幾つか(.4.、これらエピトープに対するマウスモノ
クローナル抗体と競合する内因社抗体を血清陽性個体で
検出することができるという意味で免疫優性(illl
lmunodo+minant)’″r!ある。これら
のエピトープには、第l表および第4表に掲げたPre
S2(2型)Asnt23エピトープが含まれる。それ
ゆえ、本発明のモノクローナル抗体は、PreSiおよ
びPreS2上のエピトープ部位を検出し、特徴付け、
単離するために用いることができ、ザブユニット11 
B Vワクチンの威分と17で有用である。これらのワ
クチンはまた、ヒトにおける抗PreSl抗体および/
または抗PreS2抗体の力価を増大させるのに有用で
あり、これらの抗体に寓んだB型肝炎免疫グロブリンO
I131G)を提供することができる。
本発明はまた、本発明の抗体のlfl1iまたは2M以
上の有効量を含むことを特徴とずゐ、H B Vに対す
る血漿免疫原性を起こさ仕る単位投与製剤にも関する。
それゆえ、本発明の抗体は、疾患の臨床的進゜行を遅滞
させることによって、感染した患者および/まノニは病
気になった患者の予後を改善するための予防剤としてか
、またはひよっと1,てウィルスの毒性を除く治療剤と
して治療学的有用性を有している。本発明の抗体はまた
、B型肝炎免疫グロブリン(148NG)の添加物とし
て非常に有用でもある。抗PreSlモノクローナル抗
体および/または抗PreS2モノクローナル抗体を添
加したHBtG治療剤は、H B V感染重者に肝臓移
植(7た後に肝臓が再感染するのを防ぐのに有用である
単離したモノクローナル抗体は、対生物活性をアッセイ
したり単位投り.製剤としてインビボで投与する前に、
水性■液体(aqueous IV liquid)の
ような薬理学的に許容し得る液体担体で希釈するのが好
ましい[1ノミングトン( R em ington)
のP harmaceutical S eienee
s,オソル(A . O sol)編、マツク・パブリ
ケーション(Maek Pub.Co.,)、イースト
ン、PA(1 6版、1980)、l488へ一目49
6頁参照:該文献を参照のため本明細書中に引用するコ
。得られた溶液をたとえば濾過により滅菌する。マルト
ース、グリシンまたはチメ口ザールなどのIgG製剤に
一般に用いられる防腐剤を薬理学的に許容し得る量で用
いてもよい。
得られた溶肢は、非経口的に、たとえば静脈内注入また
は注射により投(}ずるのが好ましい。投l−j.’f
るモノク[1−ナル抗体組成物の量は幅広く変化j2て
よく、I−I B V感染患者の体格および身体のコン
ディションに依存する。そのような因子は必然的に経験
的なものであり、公知のH B Vステージング基tv
1(14RV staging criteria)を
用いて臨床医が決定することができる。ある種の臨床場
面においては、感染した標的細胞からウィルス粒子が放
出されろときに該ウィルス粒子の感染性を中和するため
ζ,二、複数の投与量のモノクローナル抗体組成物を投
与する必要があることがある。
つぎに実施例に基づいて本発明をさらに詳しく説明する
が、本発明はこれらに限られるものではない。なお、下
記実施例において、プロテインAセファ口−スCL−4
8,CNl’3r活it化セフγロースCL−4B,セ
ファロースS  300および他のずべてのクロマ1・
グラフイーゲルはファルマシア(ビス力夕ウエイ、NJ
)から入手j2たものであった。1!気泳動およびウエ
スタンブロツテイング試薬は、パイローラド(B io
 − 11ad)(リッチモンド、CA)から人手した
。西洋ワサビベルオキシダーゼ(HRP)は、}・ヨバ
(ToyobPA)(ニコ.一ヨーク、NY)から人手
した。Na”’Iは、アマーシャム(アーリント・ンハ
イツ、イリノイ)から得た。9戊分1−1 13 s 
A gサブタイプパネルは、A−Mクルース( A−M
 C ourouce) [インターナシリナル・ワー
クショップ・オプ・HBsAg・サブタイブス( I 
nternational Workshop of 
H BsAg Subtypes)、パリ、1976年
4月から1から得た。
組換えP reS I (rP reS I )および
組換えPreS2 (rP reS 2 )は、オカシ
ンスキー(G.OkasinskiXアボット・ラボラ
トリーズ、シカゴ、IL)から贈られたものであった。
rPres1+よ、CMPK D Oソンセターゼ(C
KS)のアミノ末端部分とProSl残基12〜[20
を含むカルボキシ末端を有4゛る融合タンパク質である
。rPreS2は、CKSのアミノ末端部分&PreS
2残基123〜175を含むカルボキシ末端を有ずる融
合タンパク質であった。rProslおよびrPreS
2の両方とも11 13 Vサブタイプadw2であっ
た。モノクローナル抗体l8/!およびQ19/10は
ガーリッヒ(W . G er l ieh)から贈ら
れたものであった[ハーマン(K . 14 . H 
errmann)ら、J .V irol., 5 2
、396(1984)参照〕。
血清試料の試験は、アボット・ラボラトリーズから市販
されているRIA−EIA試薬、すなわちHBsAgに
ついてはモノクローナルアウスザイムおよびアウスリア
■;抗HBe抗体についてはクラブ(Corab);H
BoAgおよび抗tlBe抗体についてはアボットH 
B e.およびアボットゲノスティックス(Abbot
.t Genostic!+)を用いて行い14 B 
V1) N Aを検山した。
デイン粒子調製物中のHBcAgを試験ずるために、猷
料(0.23I12)をモノクローナルアウスザイムビ
ーズとともに40℃で2時間インキスベートした。ビー
ズを水で洗浄し、ついでトリスバッファ一塩中の1%ツ
イーン2 0(2 0 0μの.!:とも《こ40℃で
30分間インキ,ベートした。ビーズを洗浄し、tlR
Pに結合した抗H B eモノクローナル抗体を含む溶
液,!:εもにインキユベートした。
ビーズを洗浄し、」二記基質溶液とともにインキコベー
トした。
実施例l PreSlおよびPreS2に対するモノクローナル抗
体・ A.ゲイン粒子の精製: 高い■r3sAg力価をfiするヒトlfrl漿を20
0orpmで20分間遠心分離することにより清澄化し
た。この上清をSW28ローター中、27。000 r
pmで8時間遠心分離した。得られたベレットを0.0
1Ml−リス、ll!lM EDTA,pH7.6(バ
ブファ一A)中に再!!濁1−、この再懸濁混会物を、
2肩Qの62%シジ糖/バッファ一八パッド上に重層し
ておいたバッファ一A中のlO%シヨ糖」二に層状に重
ねた。S W 2 8ローター中、2 7,0 00r
pmで8時間遠心分離した後、フラクシジンを集め、l
−IBcAgについてアッセイした。H B e A 
gのピークのフラクションをプールし、バッファ−A中
でI:4に希釈し、連続15〜62%シヨ糖勾配上に重
層し、27.00Orpmで24時間回転さU′た。フ
ラクシタンを集め、}{BsAg、PreS2  Ag
%PreS I  Agおよ゛びHBcAgについてア
ッセイした。
B.免疫: 8週齢の雌B A L B / C vウスを、M P
 L + TDMアジュバント[#R−700、リビ・
イムノケム小リザーチ(Ilihi  I +uuno
chem Research,I ne.)]中に懸濁
した精製デイン粒子00μいて3週間間隔で3回免疫し
た。最後のブースター投与の2週間後に血清試料を採り
、酵素結合イムノアッセイ(E I A)およびウエス
タンブロッティングにより力価を評価した。
C.抗デイン抗体の検出のためのイムノアッセイ:5%
β−メルカプトエタノール(J3ME)、l%S D 
S中で3分間沸騰さ仕て変性さU“たデイン粒子をPB
S中で2μ9/IIQ.に希釈し、室温で−夜インキコ
ベートする間にマイクロプレートウエル上にコーティン
グl7た。ウエルを蒸留水で洗浄し、PrJS中の3%
BSA(2 0 0 7zl!)テ3 0分間プロツキ
ングした。プレートを洗浄し、空気乾燥した。アッセイ
において、試料をウエル中、室温にて2時間インキュベ
−1・シ、インキコベーションウエルを洗浄し、I−I
 It. P結会ヤギ抗マウスI g[#14−18−
09、キルケガール&ぺりー・ラボラトリーズCK i
rkegaard& P erry L aborat
ories,Inc.)]を加え、1時間インキュベ−
1・シた。最後の洗浄の後、OPD基質溶液(loOl
lc:アボット・ラボラトリーズ)を各ウエルに加えた
。1種硫酸を加えて発色反応を停出させた。
D、融合手順: 応答マウスを2−4箇月休ませ、ついでリン酸緩衝食塩
水(PBS)中のデイン粒子(10μのを前融合静脈内
ブースター投与した。3日後、標準ブロトコールに少1
,変更を加え[コーラー(G .Kohler)ら、N
ature,  2 5 6、495(1975)]、
牌臓細胞をsr’2/0ミエ〔1−マ細胞昧とl:lで
融合させた。この融合べL/ットを50%PEG(Ai
”CC NW1 4 5 0XI肩Q)で!分間激しく
分散さU、培地(20+ff)中で遠心分離し、細胞を
11 A T選択I M I) M中に再Q濁して9G
−ウエル組織培養プレー1−(#167008、NUN
C)中に1,5xlOSリンパ球/ウエルとなるように
プレーティングした。ハイブリソドの生γIを促すため
に、STMマイトジエン(#R−510、リビ)を最初
のプレーティング培地中にl〜200倍希釈で加えた。
マイトジェンは、その後の培地の変更むよび浦給には用
いなかった。
E.クローンの確立: 抗デインスクリーニングEIAにおいて陽仕であること
がわかったハイブリッド上冫青を、ウエスタンブロツテ
ィングにより評価して特定のバンドパターンを同定した
。EIAおJ;びウエスタンブロッティングで陽性のハ
イブリッドを限界希釈法によりクローニングした。評価
のために選択したクローンは、ブ1/一ト当たり約10
%の増殖を示したプレートからのものであった。確立し
たクローンを上記のように]2てアッセイし、T型フラ
スコ中で増殖させ、ブリスタンで初回抗原したnAL,
 [3 / C 7ウス[ドミニオン・ラブズ(Dom
inionLahs)]にIXIO?細胞/マウスを注
射してモノクローナル抗体含有腹水を生成さ{l”た。
F.アイソタイプの決定: モノクローナル抗体のアイソタイプは、SnAク口ノタ
イピングシステ人■キット(SBA Clonotyp
ingSystem II kit)[# 5 0 3
 0、ササーン・バイオテクノ口ノー・アソシエーツ(
 S outhern n ioteehnology
 Associates, I ne.)lを用い、少
し変更を加えて決定した。iεIA96−ウェルマイク
ロプレートを、上記デイン粒子について記載j2たのと
同様にしてl:1000希釈のヤギ抗マウスI gG 
+ M(H + L Xキルケガール&ベリー・ラボラ
トリーズ)(IOOμQ/ウエル)で室温にて一夜コー
ティングした。プレートを洗浄し、クローン−1−./
ft(50μ12)を適当なウエルに加え、室温で2時
間インキュベ−1・シた。プレートを洗浄し、I:10
00希釈のキットアイソタイプ持異的結合体(+00μ
Q/ウエル)を各試料に加えて30分間インキユベート
した。最後の洗浄の後、色原体をL記のようにして加え
た。
G.モノクローナル抗体の精製・ アッフィーゲルプロテインAMAPS1種キット(A『
ri−Gel  Protein A  MAPS I
lkitXバイオ・ラド)を用い、IgGクローニング
株からの抗体をマウス腹水から精製した。カラムを結合
バッファーで平衡化した後、腹水を結合バッフγ−とl
;lの比で混合し、0.211mのフィルターを通し、
ついでカラムに負荷した。試料をカラムに負荷した後、
10− l5カラム容量の結合バッファーがカラムを通
過した。ついで、供給j一た溶出バッファーでIgGを
溶出し、pH7.2に中和し、4℃にてPBS中に一夜
透析した。
■.合成ベブヂド: Met120の丁流のPreS2遺伝子およびGl11
3の下流のPreS1遺伝子の翻訳生戊物の部分に対応
する合成ベブチドを、ABI固相ベブチドシンセザイザ
−[アブライド・バイオシステムズ(Appl ied
 B iosystems)]を用いて調製した。2つ
のベブヂドを構築し、ついで高圧液体クロマトグラフィ
ーにより精製してPreS2:MQWNSTAF }I
 Q T L Q D P R V R G L ¥ 
L P A G G ( t 20−145)およびP
reS l:GTNLsVPNPLGFIl’DHQL
DPAFGANSNNPOWDFNPVKDD(1 3
〜51)を得た。上記ベブヂドにおいてアミノ酸残基の
略語は以下の通りである。
A:アラニン、n;アルギニン、N:アスパラギン、D
:アルバラギン酸、C・ンステイン、Q:グルタミン、
E:グルタミン酸、G:グリシン、■:ヒスチジン、I
:イソロイシン、L:口インン、K:リノン、F:7ェ
ニルアラニン、M:メヂオニン、P:ブ〔1リン、S・
セリン、T:スレオニン、W:1・リブトファン、Y:
チロシン、■:バリン■.モノクローナル抗体のデイン
粒子への結合に対するベブヂド抑制 PreS1残基B〜5KおよびPreS2残基120−
145をコードする合成ベブヂドを抑制アッセイに用い
た。変性デイン粒子(2 it 9/ 112)を含む
l’Bs溶液を家温で18時間インキコ、ベートするこ
とにより、マイクロタイターEIAプレートをコーティ
ングした。モノクローナル抗体をE!Aプレートに加え
る前に、モノクローナル抗体(IOμy/i(2)を!
0μVの13〜5lベブチドかまたは!20〜145ペ
プチドとともに30分間プレインキコベートした。試料
(50μσ/ウェル)をプレートに加え、20分間イン
キユベートし、洗浄した。I:1000希釈のH R 
P結合ヤギ抗マウスI gG (K P LX5 0μ
12/ウ五ル)を加え、30分間インキュベ−1・シ、
洗浄し、0−フエニレンジアξン(OPD)基質で発色
させた。
J.モノクローナル抗体の親和性: ハイニンゲン(V .van Heyningen)の
プロトコール[「メソッズ・イン・エンザイモロジー(
Methods in Enzymology)J、ラ
ンゴン(J ,J ,I,angone)ら編、アカデ
ミックプレス、l98G、472r頁1により抗体親和
性を決定した。抗体を低親和性(K=I O’−1 0
’)、中間親和性(K=107−10’)および高親和
性(K−10”〜lQ+1)εして評価した。精製培養
上清または非精製培養上清でのモノクローナル抗体の親
和性は、該モノクローナル抗体の変性デイン粒子への5
0%最大結合を与える希釈係数または鼎度として決定し
た。結合抗体を検出ずるのにt[ R P結合ヤギ抗マ
ウス頁gを用いた。
K.ポリアクリルアミドゲル電気泳動/ウェスタンブロ
ツティング: 分析ポリアクリルアミドゲル電気泳動(PAGE)を、
12%ラニングゲル(running get)および
4%スタッキングゲル(stacking get)を
6するバイ才一ラドスラブゲル装置を用いて行った。ゲ
ルおよびバッファ一組成は、レムリ(U.K.I,ae
mlli)、Nature,  2 2 7、680(
1970)のものを用いた。試料を一般にトリスバッフ
ァ一中の1%SOS,2.52%DME中で5分間沸騰
さ1Iた。ウエスタンプロッティングは、本質的にタウ
ビン(1種 . T owbin)らのJ , I m
munol.Methoas,  72、313(19
84)に記載されたようにして行った。試料をニトロセ
ルロースに移した後、このニトロセルロースをブロッキ
ングバッファ一(1%ウシヘモグロプリン,PBS中の
01%(V/V)ツイーン20)中に浸漬した。ブロッ
キングバッファ一中の試験すべきモノクローナル抗体(
o.5〜lJJg/xQ)とともにニトロセルロースを
l一・2時間インキユベートし、ついでリン酸緩衝食塩
水(PBS)で洗浄し、H R I’結合ヤ゛ギ抗マウ
スIgGまた+ilgM(0.5 〜I.Oμ9/z(
2)とともニlへ−2時間インキスベー■2た。ストリ
ップを洗浄し、ついで4−クロ口ーl−ナフ1・−ル/
過酸化水素基質で発色させた。
L.放射性ヨウ素化および酵素結合: モノクローナル抗体のタンパク質濃度を、280nsで
の吸光度を吸光係数1.38で除することによりR97
R(l単位で決定した。他のタンパク質の濃度は、ウシ
血清アルブミンを標準として用いたBCA[ビチンコン
酸(biehinchonic acid)]法[ビア
ス・ケミカル(P ierco ChcIIical)
、ロックフオード、IL]により決定した。精製モノク
ローナル抗体を、クロラミンT法を用いて20〜30I
ICi/μ♂の比活性まで放射性ヨウ素化した[グリー
ンウッド( G reonvooa)ら、B ioeh
em. J . , 8 9、1ffi4(1963)
]。反處混合物をセファデックスG−50カラムに通ず
ことにより、遊離の11Jを結合標識から分IIIき0
゛た。ナカネ(P.Nakane)らの方法[ J .
 H ist.oehem C ytoehet , 
2 2、1084(1974)]を用い、モノクローナ
ル抗体を西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRr’)に結
合させた。結合比は〜般に1:l〜l : 4 o/m
y(モノクローナル抗体:HRP)の範囲である。
M,相互(R.eeiprocal)抑制アッセイニ放
射性ヨウ素化したモノクローナル抗体を陰性のヒト血漿
中に希釈してト1ノ−サー溶液(0.2μei/xc)
を調製した。このトレーサー溶液(!00μQ)を、競
合に用いるモノクローナル抗体を種々の濃度で含む陰性
のヒト血漿000μQ)に加えた。ゲイン粒子な2μ9
/x12でコーティング;2たポリスチレンビーズを加
え、この混会物を40℃で2時間、または室温で一夜イ
ンキュベ−1・した。このビーズを蒸留水で洗浄j7、
放射能をカウントした。
N.サンドイッチ抗原イムノアッセイ:ポリスチレンビ
ーズ(直径6 xx)を濃度20μグ/岬の捕捉抗体で
40℃にて2時間コーティングした。ビーズをPBSで
濯ぎ、ついで3%13 S Aを含むp[1s溶液で4
0℃にて1時間インキクベートした。3%シヨ糖を含む
P B Sでビーズを濯ぎ、ついで空気乾燥させた。
試料(0.20)を抗体コーティングビーズどともに2
0へ−25℃で一夜、または40℃で2時間インキスベ
ートした。水で洗浄した後、このビーズを0.2一のl
IIi[標識検出抗体または[−1 R P結合検山抗
体とεもに40℃にて2時間インキJ−ベートした。こ
のビーズを水洗し、ラジオイムノアッセイ(RI A)
のためにガンマカウンター中で放射能をカウントするか
、または酵素結合イムノアッセイ(EXA)のために0
。02%H * O *を含むO1Mクエン酸一リン酸
バッファ一(pH5。5)中の0.3%0−フェニレン
ジアミン2}{CI(0.3xff)のHRP基質溶液
とともにインキユベートした。
酵素反応を室温にて30分間進行古せ・、ついでlN 
Has O4(1xf2)を加えて反応を停止させた。
クオンタム(Ωuantum) 1種分光光度計(アボ
ッ1・・ラボラトリーズ)を用いて492nl!1にお
ける吸光度を測定した。
O.試験結果: 0)デイン粒子の精製: ヒト血漿中のB型肝炎ウィルス粒子を、大部分の2 2
nm llnsAg粒子および他の血漿タンパク質から
シヨ糖勾配遠心分離に五り純粋な形で分離した。フラク
ションをHBeAg, PreS I  Ag,HBs
Ag、およびPreS2Agの検出のための特兄的イム
ノアッセイによりモニターした。SおよびPreS2抗
原活性は22nm粒子たと6に沈降したが、PreS1
抗原およびtlBeAgは42nmデイン拉子に対応ず
る有為に大きな粒子とともに沈降した。これらのデータ
は、小さな22rua体からデイン粒子を識別するため
にはPreS2やSではな<:PreSlおよびHBc
Agが役に立つことを示している。L記ハーマンらの文
献ですでに報告されているように、猜製HBsAg粒I
に比べてデイン粒子中にはLタンパク質(p39、gp
41)が侵勢に存在することが観察された。
(2)免疫: 精製デイン粒子(サブタイプad:サブタイプayにつ
いても同様の結果を得ることができる)を用いてマウス
を免疫した。ウエスタンブロブティングおよびゲイン粒
子コーティングビーズイムノアソセイでの反応性により
測定されるように、l〇四のゲイン粒子免疫マウスのう
ち10匹から検出可能な抗PreSlおよび抗PreS
2力価が得られた。
PreS2合或ベブチド(120−145)を接種する
こεにより、ある種の免疫応答を起こさせた。
デイン粒子はまた、遊離のベブヂドとしてまたはアジュ
バント中のK L !−1またはBSAに結合させて接
種l7た合成PreSlペブチド(+2=53)に比べ
て有為に良好なマウスでの免疫原であることがわかった
デイン粒子コーティング同相を用いた固相EIAによる
反応性およびデイン拉子のウエスタンブロッティングに
より、ハイブリドーマを始めにスクリーニングした。反
応性のクローンを腹水中で増殖させ・、腹水からプロテ
インAアフィニテイークロマ1・グラフィーによりモノ
クリーナル抗体を精製した。
(3)抗PreSIモノクローナル抗体:adサブタイ
プおよびayサブタイプの精製デイン拉子とのウエスタ
ンブロソティング反応性、合威ベブチドおよび組換えP
reStまノこはPreS2タンパク質一・の結合、お
よび相亙競合研究により精製モノクローナル抗体を特徴
付けた。相対親和性らまた−L記試験方法で述べたよう
にして決定した。
これらの結果を抗PreSlモノクローナル抗体につい
てまとめて第3表に示す。
抗PreSIモノクローナル抗体のグループ分けを川互
競合イムノアッセイ(変性デイン粒子コーティングビー
ズへの結合に対してモノクローナル抗体が競合する)に
より決定した。これらの研究により、ずべての抗Pre
Slモノクローナル抗体を3つの異なる型に識別するこ
とができた。l型および2型の抗PreSIモノクロー
ナル抗体は組換えPreSIに結合し、ウエスタンブロ
ブテイングによりデイン粒子(サブタイプadおよびa
y)のLタンパク質(p39およびgp41)とも反応
する。
これらのモノクローナル抗体は、HBsAg Sタンパ
ク質(p24および肝27)またはMタンパク質(gp
33およびgp36)とは反応j7ない。I型および2
型のモノクローナル抗体は、デイン粒子コーティングビ
ーズへの結合に対して競合1,ない。
l型のモノクローナル抗体は合成ベブチド(13〜51
)と特異的に結合するが、2型および3型のモノクロー
ナル抗体はこのベブヂドと結合しない。1型のモノク口
ーナル抗体はまた、公知の抗PreSIモノクローナル
抗体l8/7と有効に競合する。欠失マッピング研究は
、l型のモノクローナル抗体が領域27〜35に結合し
、2型のモノク口ーナル抗体が領域72〜102に結合
することを示12ている。
3型のモノクロー→−ル抗体は、他の2つのモノクロー
ナル抗体とは非常に異なった挙動を示す。
これら3型のモノクローナル抗体は、adサブタイプに
ついてはウエスタンブロツテイングに3Lり[,タンパ
ク質とのみ反応するが、ayサブタイプについては検出
可能な反応whは示ざれていない。3型のモノクローナ
ル抗体は、ゲイン粒子adサブタイプコーティングビー
ズと競合的に結合した。これらの抗体はまた、サンドイ
ッチイムノアツセイ(アウスザイム■ビーズを45μ9
/M(lまでの11!’{sAgと反応させ、ついで+
!’itlp識モノクローナル抗体と反応させた)にお
いていずれの}[tlsAgザンドイッヂとも反応しな
かった。3型のモノクローナル抗体は、固相イムノアッ
セイにおいてらウエスタンブロッティングによー)てt
)実質的にrPreSlへの結合を示さなかった。lつ
の高親和性抗PreS2モノクローナル抗体(50−8
(L−194)が、3つの4゛べての型の抗PreSl
モノク〔Jーナル抗体のゲイン粒子への結合を高濃度に
おいて部分的に(21〜34%)抑制(2た。
他のずべての抗PreS2モノクローナル抗体お上び2
つの抗Sモノク〔1−ナル抗体(H35およびI1 1
 6 6 )は、抗PreSlモノクローナル抗体の結
合の低いまたはごくわずかの抑制を示した。
1135および11 1 6 6は非競合型特與的ra
J抗原決定基と結合し、すでにピータースン( P e
terson)ら[J . I mmunol.. I
 3 2、920(19B4)]により記載されている
。観察された部分的な抑制は、送体的な制約によるもの
である。}[ I 6 6は、l型の抗PreSlモノ
クローナル抗体の結合を25%抑制したが、2型および
3型についてはlO%未満の抑制を示した。
(4)抗PreS2モノクIU−ナル抗体:抗PreS
2モノクローナル抗体は、相互競合実験により4つの型
に分けることができた。これらモノク口ーナル抗体の反
応性のプロフィルを下記第4表にまとめて示す。
(以下余白) 4型の抗PreS2モノク口ーナル抗体は、ウエスタン
ブ口ツティングによりMおよび1,両タンパク質上の線
状エピl・−ブ、合成ベプチド120〜145、および
残基123 〜+75を含むrPreS2融合タンパク
質と反応した。
1型の抗PreS2モノク口ーナル抗体は、さらにla
型およびlb型に細分することができる。高親和性のl
a型モノクローナル抗体(たとえば5080−194)
は高親和性のtb型モノクローナル抗体25−19−1
17の結合を完全に抑制するが、モノクローナル抗体2
5−19−117は20μ9/岬の濃度においてさえも
モノクローナル抗体5 0−8 0−1 9 4のゲイ
ン粒子コーティングビーズへの結合の50%を抑制する
にすぎない。このような抑制の違いは、幾つかのIaa
モノクローナル抗体(たとえば55−391−260)
がモノクローナル抗体25−19〜+17に比べてデイ
ン粒子への親和性が有為に低いことを考えるど、おそら
くデイン粒子へのモノクローナとありそうなこと(よ、
la型およびIb型モノクローナル抗体は、異なるが空
間的に近接したエ,ビ1一一ブに結合し、そのため立体
的な制約によって競合が起こることである。この現象は
、公知の抗Sモノクローナル抗体である!4 9 5と
[1 3 5どの間にみられる[ビータースンら、.J
 , I mmunolog)’,132、920(1
984)]。
2型の抗PreS2モノクローJ−ル抗体(i、Mタン
パク質(gp33おj;びgp36)とば結合−4゛る
がSまたはLタンパク質(p39およびgp42)とは
結合しない。このことは、このモノク〔1−ナル抗体が
遊離のPreS2アミノ末端またはA S N l 2
 3にある炭水化物残基に結合するかもし相ないことを
示している。炭水化物残基が2型のエピトープの一部を
構成しているかどうかを決定するために、ゲイン粒子を
エンドグリコシダーゼFで処理した。
gp33お3Lび.,p36は、脱グリコンルMタンパ
ク質(p30)に対応4″る30kDのタンパク質バン
ドに変換された。2型のモノクローナル抗体のp3位の
本質部分をみめでいることが示された。これらの結果は
、2型のモノクローナル抗体が合威ペブヂド(120〜
145)および大腸菌内で製造されたrP reS 2
 (両者ともA S N I 2 3における高マンノ
ース炭水化物鎖を欠いている)どの反応性を欠如してい
ることと矛盾しない。
3型の抗PreS2モノクローナル抗体は、M抗原デイ
ン粒子とのみ反応1るとl,+う2型と同様のウエスタ
ンブロツティングパターンを示した。2型のモノクロー
ナル抗体は3型のモノクローナル抗体のゲイン粒子への
結合を完全に抑制したが、3型のモノクローナル抗体は
デイン粒子への結合に対して2型のモノクローナル抗体
と部分的に(50%)競合したにすぎなかった。炭水化
物は結合エピトープの一郎であるように思われる。これ
らのデータは、2型および3型のモノクローナル抗体が
、異なってはいるが立体的に制限された部位を定めてい
ることを示している。
4型のモノクローナル抗体は他のいずれの型の抗Pre
S2モノクローナル抗体とも相互抑制を示さず、デイン
粒子adサブタイプとは強く反応したがゲイン粒子ay
サブタイプとは反応しなかった。
これらのモノクローナル抗体は、rPres2または1
20=145(adw2)ペブチドとは反応しなかった
。このモノクローナル抗体は、タイプaywlのpre
s2タンパク質と反応する。
抗PreS1モノクローナル抗体または抗SモノクL:
7 − fル抗体のいずわら、これら抗PreS2モノ
クローナル抗体のゲイン粒子(adサブタイプ)への結
合を抑制しなかった6IllITi.的に、抗PreS
jモノクローナル抗体または抗PreS2モノクローナ
ル抗体のいずれら、抗Sモノクローナル抗体であるI1
95および+{ 1 6 6と+r効に競合しなかった
果塵創英 H13 Vサブタイプ分け: H B Vサブタイプ親和性の幾つかの明らかな差異を
モノクローナル抗体型の間で観察した。これらの差異を
F記第5表にまとめて示す。
チフ′タイフ゜ aywl ayw2 ayw3 ayw4 ary adw2 ad智4 adr adyw 第  5  表 抗i’res2七ノク11−ナル抗体 la/la     Ib/la     la/2 
    1a/350−80/    25−19/ 
   50−80/    5(180/116−83
   50−80    116−34   115−
32[=3..      .x二3*  1.27 
   4.214,29    1.50     0
,83    2.684,59    1.39  
   0.95    3.166.43    1.
48     1.17    4.148.50  
 [二二D二二l−二]     0.757,20 
   1.(10     1.34    5.22
8,50   6.96   013H二L−1=H目
8 50 4.96    1.42     0.99    
3.00抗PreS1モノクa−ナル抗f本 1/1        2/2       2/11
16−80/    116−8/    ll6−8
/116−29    115−16   116..
−804.1511m加王Tfi[二] 1.024.
33     1.70     3.143.59 
    1.56     1.673.31    
 1.58     1.235.61   II二’
T[−r’J  2.288.58  にLIT]?I
ニコI、394.93     2.05   [1二
]口L羽]   1.73   2.094.50  
   1.95     1.04抗Sモノク■−ナル
抗体 !195/+110 @TfL玉[コ 0、02 0 01 0.02 0.02 ayaコ [二1種Nゴ]σ「」 [I目n二−1 1 34 (注)四角で囲んだ比は、 ベアの平均値よりも有為に高いかまたは低いものを表す
2型の抗PreS1モノクロ一ノール抗体はadw4サ
ブタイプとの結合実験においてI型の抗PreSlモノ
クローナル抗体J;りも9倍以上高いシグナルを示した
が、他のサブタイプとの結合においては約3倍を越える
ことはなかった。同様に、2型および3型の抗PreS
2モノク口ー→−ル抗体はadrおよびadw 4サブ
タイプとの反応性がl型の抗PrOs2モノクローナル
抗体に比べて30倍以」二大きかったが、他のサブタイ
プとの反応性についてはl型のモノクローナル抗体は2
型または3型のモノクローナル抗体よりも大きかった。
従って、21!J.の抗ProS2モノクローナル抗体
はすべてのH r3 Vサブタイプと実質的に等しく結
合することができるので、サンドイッヂ型におけるイ人
ノアッセイの検出抗体として好ましい。
l ff!の抗PreS1モノクローナル抗体のうちで
、一つのモノクローナル抗体であるllG−80179
は、この型中の他のモノクローナル抗体に比べてadw
 2およびadw4サブタイプについてのシグナルが4
〜IO倍高かった。2型の抗PreSlモノクローナル
抗体の一つである+15−16407は、この型中の他
の抗PreS1モノクローナル抗体に比へてayw l
 , ayr,およびadw2に対する結合が有為に低
かった。
l型の抗PreS2モノクローナル抗体のうちで、モノ
クローナル抗体5 0−8 0−1 9 4はモノクロ
ーナル抗体116−183−406に比べてaywlサ
ブタイプに対して50倍強く反応する。興味深いことに
、S D S変性デイン粒子サブタイブadおよびay
で免疫したマウスから得られたモノクローナル抗体50
−80−194を除いて、すべてのモノクa−ナル抗体
はゲイン粒子(adサブタイプ)で免疫1,たマウスか
ら得られ、引き続きマウスを合成ベプチド120〜l 
4 5 (adψ2サブタイプ)を前融合ブースター没
!テした。モノクロー・ノ・ル抗体25−19−117
は、合成ベブヂI川20〜145で免疫したマウスから
得られた。モノクローナル抗体+ 1 6−34−26
3は、モノクローナル抗体50−80−194に比べて
adw4、ayr,およびadrサブタイプとはるかに
強く反応する。
これらのデータから、種々の感染徹者のH B SAg
サブタイプを決定することが可能となる。サブタイプd
とサブタイプyとは、それぞれサブタイプ(lまたはサ
ブタイプyと強く反応する公知の抗Sモノクローナル抗
体である11 9 5およびl{ I Oに対する血清
HBsAgの反応性を測定することにより容易に識別す
ることができる。これらの結果は、抗PreS2モノク
ローナル抗体5(180−194および+16−31−
263を用いてad*4およびadrh{adw2から
容易に識別されること、およびaywがayrから容易
に識別されることを示I7ていろ。
袈塵廻−ま PreSlおよびPreS2ti原アッセイ:A.Pr
eS2抗原アッセイ: 特にPreS2抗原アブセイのために、ヤギ抗■111
s抗体(アボヅト・ラボラトリーズ)コーティングビー
ズを放射性標識または酵素標識したモノクローナル抗体
(50−80−194または2519−117)ととも
に用いた。大部分の研究は、モルモット抗Sボリクロー
ナル抗体を結合さ11−たアウスザイム■ビーズ(アボ
ット・ラボラトリーズ)、1′I標識抗PreS2モノ
クローナル抗体の混合物(2型のI I 6 − 3 
4−2 6 3および/またはl型の50−80−19
4)を含むトレーザー溶肢を用いて行っt二。
■3、PreSl抗原アッセイ: ProSI抗原を検出ケるために、モノクローナルアウ
スザイムまたはアウスザイム11ビーズを、放射姓漂識
または酔素標識モノクローナル抗体116−29−12
9(I型)とともに用いた。モノクローナル抗体116
−80−179(I型)をコーティング]刀、ニビ′−
ズらまた、ブローブとしての放射性漂識または醇素標識
モノクt7−ナル抗体l1 6 .−..− 8−1 
5 1また!i I 1 6 −. 7 2 .− 2
 7 0 Cともに2聖)とともに用いた。
C.試験結果: ( I. )P reS 2抗原アッセイヤギ抗1−I
 B s抗体(アボソト・ラボラトリーズ)コーディン
グビーズ、第−二工程での抗PreS2モノク口〜J−
ル抗体(2 5− 1 9− 1 1 7Xlb型)、
ついでt[ r? P結合ヤギ抗マウスIgGを用いた
検出工程からなる3工程アッセイを多くの実験に使用し
、良好な感度と選択性を得た。同等の感度と選択41l
1を有する2工程アッセイ手順もまた、アウスザイム■
ビーズおよび検出ブローブとしてttrtl)結合また
ul*5t標識抗PreS2モノクローナル抗体[50
−.80−194(1yM)まノ,二は508(1−1
94+1 16−34−263(2型)]を用いて開発
した。モノクロ−ナルアウスザイムで1[BsAgにつ
いて陰性と試験ざイ]た100個の試料は、上記Pre
S2抗原アッセイにおいてずべて非反応性であった。こ
れらの陰性集団に基づき、E [ Aアッセイについて
のカットオフ値として0.05+NCκまたはn I 
Aアッセイのためのカッ1・オフ値として4xNCxを
選択j2た(陰性集団の・V均からの7標準偏差よりも
大きい)。PreS2Agを定量するために、hpHB
sAg調製物の希釈液を各アッセイにかI』た。hpH
BsAg調製物中に含まれる全Mタンパク質の%を、ク
ーマシーブルー染色S D Sゲルのスキャニング密度
計測により決定した。これらの定徂実験に用いた調製物
は、15%のMタンパク質を含んでいた。このPreS
2アッセイの感度は、全hpH B s A gに対し
て約1n9/m(lまたはMタンパク質に対(2て約0
。15ng/岬と決定された。
S遺伝子を300μ9/籾までの濃度でしか含有しない
組換えH 13 s A zは抗PreS2アッセイを
抑制(−2゛ず、コノコとはPres2Agi180,
000昨過剰のSタンパク質のalE下で検出し得るこ
とを示していた。HBV保菌者からの200の血漿拭料
を用い、H 13 s A gについてはモノクローナ
ルアウスザイムアッセイにより、Mタンパク質について
は1二記PreS2Agアッセイにょり定吊的にアッセ
イした。liBeAg陽性の保菌者のうちの99%(1
 0 2/1 0 3’)J;よび抗11Be陽性音の
うちの95%(81/85)がPreS2抗原アッセイ
で反応性でありた。Mタンパク質1ノベルは、1種F}
eAg陽性保菌者における方か抗H R e陽性グルー
プにおitるよりも平均して11倍高かった(1[3s
Agレベル(よ5倍高かりた)。
lOμ曾/IIQよりも高いMタンパク質濃度をYi−
4″る試料は、もっぱらHBeAg陽性グループに含ま
れる。この値より低いMタンパク質濃度ではI−II3
 e A g陽性試利ど抗ti F3 e陽性試料との
間に広範な重複部分が存在゛4′る。これら集団の部分
集合においてHIJV DNAa度を測定したところ、
Mタンパク質とは不充分な相関しか示されなかった(デ
ータは示していない)。
以上のデータを総合ずると、PreS2抗原からは抗S
特異的試験(モノクローナルアウスザイl・)から得ら
れる以−Lの情報は得られず、活性なウィルス増殖の正
確な指標とはならノ、よいことが示唆されノこ。
(2)PrcSl抗原アソセイ. 1’reSIAgを検出するために3つのザンドイッヂ
イ五ノアッセイを開発した。一つはモノクローナルアウ
スザイムビーズおよび検出系としてのI[R P結合抗
1’resIモノクローナル抗体(11629−129
、l型)を用いたものであり、第二は固相捕捉抗体とj
7ての抗PreS1モノク[J一ナル抗体(1 16−
80−179、l型)および検出モノクローナル抗体ど
してのI−I R P結合または放射性ヨウ素化抗Pr
eS1モノク口ーナル抗体(l16−72−270、3
型)を用いたものであり、第三はアウスザイムHビーズ
および検出モノクローナル抗体としての1251標識+
16−29−129および+ 1 6−8− 1 5 
1(2型)を含むトlノーザーを用いたものである。
PreSIAgを定量ずるために、精製ディン拉子の希
釈液を各アッセイにか:上た。このディン調製物中に含
まれる全1,タンパク質の%を、Mタンパク質の場合に
用いた手順と同様に12て決定した。
定量に用いたゲイン粒子調製物(.!.、約10%のI
、タンパク質を含んでいた。アッセイのカットオフ値を
決定するために、l00のtlr3sAg陰性血清わよ
び1抽漿をアッセイにかけた。E[Aにおいては0.0
54NCxのカットオフ値を、RIA+.:むいて{1
4倍のNCxを(陰性集団くIξ均からの7標準偏差よ
り6大きい)を用いたときには、すべての試料は非反応
性であった。
!−I I3 V保菌者からのすべてのHBeAg陽性
試料および抗1[I3 e陽性絨料の96.6%(5 
7/5 9)がPreSIAgアッセイにおいて反応性
であった。
PreSIAg濃度は、8n9,/+C未満から16μ
9/岬以−Lまでの肱範囲にわたった。0.9μ9/l
(l以Lの【7抗原を含む抗[{F{e抗体陽性の試料
はなかったのに対し、HBeAg陽性試料では37.5
%であった。血清中の1,タンパク質の濃度が0 . 
9 tt 9/M(l未満では、HBeAg反応性試料
と抗HBe反応姓試料との間に血清中のPreSIAg
濃度に関して有為の重複部分が観察される。
IIBeAg陽性試料の93%が血清中に■B VI)
 N Aが検出された(平均[H【3V  DNA]=
63.8p9/*i2,範囲二0.5〜4 4 5 p
9/zQ)のに対し、抗II B e抗体陽性試料では
20%であった(平均[Hnv DNA]=2.1 4
p9/x(!,範囲.1.7−2.4 p9/,wf2
)。
1−IBV  DNAil1度の高い血清はPreSI
Ag濃度も高いという傾向はあったが、これらのマーカ
ーの間には中位の定量的相関しかなかった(RO.52
)。P reS I Age度と14BsAga度との
間には低い相関が観察された(R=0.38)。
実施例4 抗体アッセイ: 血清陽性個体の血液中の抗PreS2抗体をアツセイす
るために、還元しヨードアセトアミドをかぶせた(io
doaeetamide − capped) Sタン
パク質を含む!−[BsAgでコーティングした単一の
0.25インヂポリスチレンビーズに血lq(200μ
12)を加えた。この混合物を25℃で18時間インキ
ユベートし、ついで水で洗浄し、動物血清を含む希釈液
中のl!I標識モノクローナル抗体50−80−194
(200μQ1 lIICi/肩12)を加えた。
この混合物を40℃で2.0時間インキコベートし、洗
浄してamのモノク[1−ナル抗体を除き、ビーズをカ
ウントした。あるー・人のH B V 患者の1−IB
sAg,抗I−I B s抗体および抗PreS2抗体
の時間経過を下記第6表にまとめてある。
寒克及 ントロールの値は2である。もしS/Coがくし日であ
れば試料はPreS2タンパク質に対する抗体に関して
陽性(ト)であると考えられる。
検討 11 I3 VエンベロープのPreSl領域中の少な
くとも3つの異なるエピトープおよびPreS2領域中
の4つの異なるエピトープを定めるモノクローナル抗体
が製造された。ウエスタンブロッテイングにより観察さ
れるように、これらのすべてのパターンは、ゲイン粒子
を熱、S f) Sおよびβ−メルカブトエタノール(
I3ME)で処即した後にも保抗原性部(在は大部分破
壊される。抗原決定基は、線状エピトープであるか、ま
たはタンパク質をニトロセルロースに移した後に再形成
することのできろ奈体配座的なエピトープである。Pr
eSIおよびPreS2領域にはシステインは存在して
いないので、天然の立体配座を保持ずるためにジスルフ
ィド結合を適当に再形或する必要はない。このことはS
の大郎分の抗原性エピトープ(p24およびgp27)
と(よ顕著な対uflをな1,、これらエピトープでは
ジスルフィド結合の生成および球への適当な組み逢てに
大きく依存している。大部分のS抗原決定基は、ウエス
タンブロッティングのための拭料凋製の間のS D S
 / t{ M E変性工程で破壊されてしまう。
ウエスタンブロッティングは抗[’reS2モノクロー
ナル抗体および抗PreSlモノクローナル抗体をスク
リーニングするための梧本的な方法であるので、これら
の領域中の立体配座に依存するエピトープに結合するモ
ノクローナル抗体は見落とthについてもまたすべての
モノクローナル抗体を試験した。それゆえ、これらのモ
ノクローナル抗体により定められるすべてのエピトープ
をウィルス表面にさらさなければならない。
データの示すところによれば、抗PreS2モノクロー
ナル抗体の−つの型(2型)に関しては、PreS2領
域中のアスパラギン(Asn) ! 2 3におけるグ
リカンは抗原決定基の本質部分を構成していることがわ
かった。このモノクローナル抗体は他の血清グリカンに
は結合しないので、ヒト血液型タンパク質であるグリコ
ホリンA(MN抗原)につい示されているように、抗原
決定基は炭水化物とタンパク質の両方からなっている可
能性がある。
本発明の抗PreS2モノクローナル抗体おj;び抗P
reSIモノク口ーナル抗体は、ヒト血清および血漿中
のMタンパク質およびLタンパク質を検出4゛るための
特異的で高感度のイムノアッセイを開発するのに有用で
あることがわかった。従来の報告では、HI3eAgの
血清マーカーの存在とMタンパク質の存在との間の絶対
的な相関が主張された「イマイら、G asLroen
t. , 7 6−、242(1979)]。文献中の
他の主張は、PreSIAgの存否が感染性およびHB
VDNAの仔在と相関があるというものであった。デー
タはヒヌーら(」二掲)の仕事を支持しており、HI’
3eAg個体ではHBsAg, PreS 2 Ag,
 PreS I AgおよびI−IBVDNAの平均濃
度が高いけれども、tlBeAg状態と定th的な相関
が欠如していることを示していた。
本発明の高感度のイムノアッセイを検出に用いれば、実
質的にずべてのHl’3sAg保菌者が、その血清また
は血漿中に検出可能なPreSIAgおよびPreS2
Agを有ずることがわかった。従って、このPreS 
 Agアッセイからしまた、Sタンパク質(HBsAg
)特異的試験(モノクローナルアウスザイム)から得ら
れるのと同様の診断およびスクリーニング情報が得られ
ることが明らかである。
HBsAg,PreS I抗原およびPreS2抗原の
定量により、Sタンパク質、Mタンパク質およびLタン
パク質の−L記濃度がそれぞれI 0 0 ul?/m
(!、lOμLI/xQ.および0.8μf//ff(
の閾値を越える個体はf−II3eAg陽性でありHB
VDNA陽性である(感度−0 . 5 9g/ x1
2)という点でさらに他の情報が得られる。しかしなが
ら、B型肝炎エンベローブ抗原の濃度がこれらの閾値を
下回るH B V感染患者の大部分については、抗HB
e抗体/HI3eAgの状聾またはHBV DNAの検
出可能性は正確には予測し難かった。
高アフィニティー抗PreS2モノクローナル抗体およ
び抗PreSIモノクローナル抗体のための他の使用と
しては、Lタンパク質の肝細胞結合領域をマッピングす
ること、およびI−I B V感染肝細胞および実験的
に形質転換した肝癌細胞株の細胞内および細胞表面染色
がある。本発明の低アフィニティーPreSIおよびP
reS2モノクローナル抗体は、組換えまたは血漿山来
のPreS2およびPrcSI含有タンパク質を高収率
でアフィニティー精製するために首尾よく用いろことが
できた。
本発明のモノクローナル抗体を産生ずるハイブリドーマ
株の幾つかの試料は、特許手続上の微生物の寄託の国際
的承認に関するブダペスト条約に従い、アメリカン・タ
イプ・カルチャー・コレクション(American 
Type Culture Collection;A
TCCXI 2 3 0 1  パークローンドライブ
、ロックビル、メリーランド20852)に寄託してあ
り、下記第7表に示す受託番号を得た。
寒L表
【図面の簡単な説明】
第lは、H I3 Vエンベ口ーブのタンパク質組成を
アミノ酸スケール、Lタンパク質、Mタンパク質および
Sタンパク質として示した模式図である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アミノ酸配列: HQLDPAFGANS からなるB型肝炎ウィルス(HBV)PreS1タンパ
    ク質の領域中のエピトープとは結合するが、HBVMタ
    ンパク質とは結合しないモノクローナル抗体。
  2. (2)放射性同位元素または酵素からなる検出可能な量
    の結合標識をさらに含む請求項(1)に記載のモノクロ
    ーナル抗体。
  3. (3)アミノ酸配列: HGGLLGWSPQAQGIMQTLPANPPPA
    STNRQSG からなるB型肝炎ウィルス(HBV)PreS1タンパ
    ク質の領域中のエピトープとは結合するが、HBVMタ
    ンパク質とは結合しないモノクローナル抗体。
  4. (4)放射性同位元素または酵素からなる検出可能な量
    の結合標識をさらに含む請求項(3)に記載のモノクロ
    ーナル抗体。
  5. (5)アミノ酸配列: MQWNSTAFHQTLQDPRVRGLYLPAG
    G からなるB型肝炎ウィルス(HBV)PreS2タンパ
    ク質の領域中のエピトープと結合し、HBVMタンパク
    質およびHBVLタンパク質とも結合するモノクローナ
    ル抗体。
  6. (6)放射性同位元素または酵素からなる検出可能な量
    の結合標識をさらに含む請求項(5)に記載のモノクロ
    ーナル抗体。
  7. (7)B型肝炎ウィルス(HBV)PreS2タンパク
    質のアスパラギン(123)における炭水化物残基を含
    むエピトープと結合し、HBVMタンパク質とは結合す
    るがHBVSタンパク質またはHBVLタンパク質とは
    結合しないモノクローナル抗体。
  8. (8)放射性同位元素または酵素からなる検出可能な量
    の結合標識をさらに含む請求項(7)に記載のモノクロ
    ーナル抗体。
  9. (9)生理学的試料中のB型肝炎ウィルス(HBV)P
    reS1タンパク質の検出方法であって、(a)該生理
    学的試料を、PreS1タンパク質からなるHBVタン
    パク質と結合する固定化抗体(第一抗体)と反応させて
    該第一抗体と該PreS1タンパク質からなるHBVタ
    ンパク質との間に複合体を生成させ、 (b)該複合体を、検出可能な標識を含む請求項(1)
    に記載のモノクローナル抗体、請求項(3)に記載のモ
    ノクローナル抗体またはそれらモノクローナル抗体の混
    合物と反応させて3量複合体を生成させ、ついで (c)該標識を検出して該生理学的試料中のHBVPr
    eS1タンパク質の濃度を測定する(その際、HBVS
    タンパク質の存在はPreS1タンパク質濃度の測定を
    妨害しない) ことを特徴とする方法。
  10. (10)生理学的試料中のB型肝炎ウィルス(HBV)
    PreS2タンパク質の検出方法であって、(a)該生
    理学的試料を、PreS2タンパク質からなるHBVタ
    ンパク質と結合する固定化抗体(第一抗体)と反応させ
    て該第一抗体と該PreS2タンパク質からなるHBV
    タンパク質との間に複合体を生成させ、 (b)該複合体を、検出可能な標識を含む請求項(5)
    に記載のモノクローナル抗体、請求項(7)に記載のモ
    ノクローナル抗体またはそれらモノクローナル抗体の混
    合物と反応させて3量複合体を生成させ、ついで (c)該標識を検出して該生理学的試料中のHBVPr
    eS2タンパク質の濃度を測定する(その際、HBVS
    タンパク質の存在はPreS2タンパク質濃度の測定を
    妨害しない) ことを特徴とする方法。
  11. (11)B型肝炎ウィルス(HBV)のサブタイプを完
    全に決定する方法であって、 (a)既知のayサブタイプまたはadサブタイプの固
    定化B型肝炎ウィルス(HBV)表面抗原の試料の第一
    部分を、HBVPreS1タンパク質またはPreS2
    タンパク質と結合し検出可能な標識を含む第一モノクロ
    ーナル抗体と反応させ、 (b)該試料の第二部分を、HBVPreS1タンパク
    質またはPreS2タンパク質と結合し検出可能な標識
    を含む第二モノクローナル抗体と反応させ、ついで (c)結合した標識第一モノクローナル抗体と結合した
    標識第二モノクローナル抗体との比を計算して該試料の
    完全なサブタイプを決定する ことを特徴とする方法。
  12. (12)請求項(1)、請求項(3)、請求項(5)ま
    たは請求項(7)に記載のモノクローナル抗体の少なく
    とも1種の有効量を含むことを特徴とする、B型肝炎ウ
    ィルス(HBV)に対する血漿免疫原性を起こさせる単
    位投与製剤。
  13. (13)B型肝炎ウィルス(HBV)に感染した生理学
    的試料中の抗PreSタンパク質抗体の定量法であって
    、 (a)(i)PreSタンパク質を含む固定化抗原、(
    ii)該PreSタンパク質と結合する抗体を含む生理
    学的試料、および (iii)該PreSタンパク質と結合し検出可能な標
    識を含むモノクローナル抗体 を前以て選択した量で混合して該固定化抗原に対して該
    モノクローナル抗体および該生理学的試料中の該抗体を
    競合的に結合させ、ついで (b)該固定化抗原に結合した標識の量を測定すること
    を特徴とする方法。
JP2087314A 1989-03-31 1990-03-30 B型肝炎ウイルスエンベロープPreS1およびPreS2タンパク質に特異的なモノクローナル抗体 Pending JPH0327297A (ja)

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