JPH03272872A - 転写型静電熱記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［ｄ：業上の利用分野］ 本発明は、転写型静電熱記録方法（エレクトロサーモグ
ラフィー）に関する。

「従来の技術］ 電気伝導性基体７Ｌに、加熱によって電気抵抗を減じる
樹脂層を設け、この層を静電的に荷電し７、原画にした
が−）た熱線の照射をして画像のつ 静電潜像を形成する方法（特公昭３５−１４７２２）、
あるいは、熱線を十−分に透過するエレクトロサーモグ
ラフ、イー材料を複写すべき原画に載せ、静電荷をＬｊ
えた後、熱線を作用させて静電潜像をつくり、乾式トナ
ーによる反転現像、定着する複写法（特公昭３ｇ−１，
４３４７）か知られている。

これらの技術は原稿と密着させた状態で赤外線照則をす
るので画像の解像性が悪く、かつ、必沙な記録エネルギ
ーも大きい。又、帯電性材料か直接画像の記録材となる
ので材料費か高くなるのか問題てあ−）た。

これに幻し゛Ｃ転写型静電熱記録法が提案されている。

転写型静電熱記録方法とは常温ては比電気抵抗か大きく
、加熱されると比電気抵抗か小さくなる樹脂層（静電熱
記録層）を電気伝導性基体上に設け、この樹脂層を均一
に帯電させた後、熱ヘツド等により、画信号に対応した
熱信号を与えて静電潜像を形成し、その静電潜像を同極
性のトナーで反転現像後、画像を形成すべき記紐体（例
７．ば普通紙）に転写、定着する方法゛チーある。

以ドに転写型静電熱記録方法の基本的なブｒ７セスを述
べる。

帯電］二枚（第４図ａ） コロす放電による方法か最ち均一な棗電乏なるが、金属
ローラーに電圧印加させる方法や各神、も機、無機材表
面を有するブラシイ）スポンジ材を有するローラーで摩
擦帯電をする方法も用いつる。

熱信号による加熱−１程（第４図ｂ） 従来の熱静電記録では原稿と該記録媒体を電ね、赤外線
照削による黒字部の吸収−発熱を利用していた（アナロ
グ（３号）が、本記録°Ｃは熱ヘットからのデジタル（
３号により加熱を行う。

熱・ヘッドは８ａｏｔ１０＋ｎ〜１６ｄｏｔ／■の高解
像を有するシリアルヘッドやラインヘッドか用いられる
。

現像０程（第４図Ｃ） 通常の電子亙真で行なわれでいる粉体トノ・−現像や液
体）−＋−現像と同し、であるが、反転現像Ｃ−ある。

［熱（？１号か入らずに残存しでいる電荷（図ではマイ
Ｐス電荷）ｌ同一符号の１・−＋（図で１．！ｅ　）の
反発電界による現像１転与工程（第４図ｄ） 二〇）下栓も電子−写真き、同じに行なわれる。粉体ト
ノ−一−の場合は転７ｊ後熱口　→−で加熱電着する９
、液体トノ゛〜の場合は残７ｆする液体を乾燥するのめ
でよい。

クリーニング上程（第４図ｅ） 転写後、次の像を写すために良い表面を保証するべく、
静電熱記録層に残・ノた粉体トナー又は液体トナーを簡
便用する前に取り除かなければならない。この様な工程
的くり返し、により、デンタル情報を普通紙に記録で訝
る。

以Ｌ６説明し７た静電熱記録方法ｒは、禎４図すに小４
゛ように、現像をｉ−ｊう表面側からサーマルヘッドに
より繰返（１、加熱、加圧をｈうので、この表面が加熱
、加７１五のストレスの繰返（、によって物理的劣化を
起こし２、（１；軸性が問題となる。

父、帯電サーマルヘッド１．：′よる書込、現像工程、
転″１ｊ、］−程、Ｉニプロセスか複雑となり、やはり
ｆ、軸性か問題となる。

〔発明か解決し、ようとする課題］ 本発明は転写型静電熱記録方法においこ、それ（ご用い
る転写型静電熱記録媒体の現像を行）表面とは反女・］
の面からの加熱によって潜像を形成Ｌ５、同時に現像を
行う転写型静電熱記録方法を提供し、ようとするもので
ある。

「課題を解決するための手段］ 上記課題を解決するための本発明の構成は、静電熱記録
層法、即ち猟温ては比電気抵抗が大きく、加魅されると
比電気抵抗か小さくへる樹脂層を均一に帯電させた後、
ヅーフル・へ・ラド等により画信号に対応した熱伝号を
与えて静電潜像を形成し７、その静電潜像を同極性のト
ナーで反転現像後、画像を形成すべき記録体に転写、定
着する方法において、加熱による潜像形成を、上記記録
体の現像を行う表面と反則側の表面からサーマルヘッド
等の加熱により実ｉ）すると同時に現像を行うことを特
徴とする記録り法である。ｊ・た、」−１記現像の際に
、加熱によりゾル化づる熱可逆性ゲル状インクを用いる
記録力性である。

これにより現像を行う側の而は直接に加熱、加圧される
ことかなくなり、加熱加圧のストレスによる表ｍ」の劣
化を防止”Ｃきる。又潜像形成の１程と現像下栓か同時
に行ｔ〕れるので、プロセスの単純化か図れる。

また、この際前記熱可逆＋［ゲル状インクを用いると画
像部のみに現像剤かゾル状インクとし。

ご付６するので、地朋部のギヤリア液体０′）ｆ・１着
は殆と！よく、また記録後の現像剤はゲル状であるのＣ
，装置を傾けてもこぼれ落ちることかない。

本発明の方法を図［ｆｉｌ］を参照して具体的に説明す
る。第１図ａは本発明で用いる静電熱記録媒体の一例゛
Ｃある。静電熱記録媒体は静電熱記録層　ｌ及び導電層
８からなり静電熱記録層は軟化点が３０〜２００℃、好
まＬ　＜　ハロ０〜１５０　”Ｃ（７）熱可逆性プラス
チック層であり、常温では電気抵抗が１０浦ΩＣ１以−
１ｈ−ｒあり、加熱信号を受けた状態では１０９ΩＣ１
以十になる材料が適当である。

具体的に例示すると、ポリ塩化ビニル、セル０−−スア
セデー　ト、ポリアセタール、塩じ一酢ビ共重合体、エ
ヂｌノンー酊ビ共重合体、アクリル系ポリマー　スチレ
〉系ポリマ＝−ポリ１ステル、ポリアミド、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、フッ素化アクリル−アクリル共電
合体、ステ１／ンーアクリル共弔含体等かある。

静電熱記録層と導電層の間にこわ等を強度的に支持する
ために第１図すのようにヘース層２を有（、でもよい。

ベース層はポリ１ステル、塩化ビニル、ポリエチレン等
のフィルム形成性物質が用いられ、誘電体フィル１５．
であれば静電熱記録層と兼用することができる。

導電Ｍ８は帯電を均一に得るためには有った方かよいが
帯電工程でメタルローラー叉はメタル板上で帯電させれ
ば必ず（２もなくてもよい。

本発明的転４型静電熱記録方法（以下本発明の記録方法
という）は、第４図して説明しまた熱信七による加熱１
程において、第：ピ図に示すよ・うに現像をン）う側の
面とは反対の面、ずｔＡゎち導電層８の側からサーマル
ヘッド４によす熱信号を入力すると同時に現像ｒ程を同
時に行う記録方法である。

この場合、導電層８がアルミニウムのような熱の良導体
の場合には熱拡散が大きくなるので導電層の厚さはあま
りｌ￥くない方がよく、１μｌＩ＋ニス下であることか
好まＥ７０゜次に、請求項（２）に記載された熱ｔｉＪ
逆性ゲル状インクによっ′Ｃ説明する。

ゲルマトリックス材と（、では、Ｄソルビトールとベン
ズアルデヒドの縮含牛成物ジヘンジリデンソルビトール
（新Ｈ本理化製ゲルオールＤ１ゲルオールＴ）や、メチ
ル置換ジベンジリデンソルビトール（同社製ゲルオール
ＭＤ）や１２ヒドロキシステアリン酸や有機変性ベント
ナイトなどの、いわゆる油性ゲル化剤が用覧、）得る。

ゲル化可能な油性液体ないし２、低融点材料と（、では
、イソパラフィン、流動パラフィン、開型パラフィン等
のパラフィン・、ポリエチレン、ポリプロピレン等のＡ
レフイン、ポリエチレンオキザイド、ワックス類、低分
子スチレン、低／）〕ｆポリアミド等、液体から軟化点
１５０℃位の低融点材料が用いられる。

着色＋３料は通常のインクや電子１１真ト・ノ゛〜・−
に用いられているカーボンブラックイ〕各種顔［Ｉ・染
料か用い得る。

６色材料に帯電さ七るための荷電制御相とＬし、て、各
種アニオン活性剤、カチオン活性剤、金）戚石ケン、シ
リカ、ＴｉＯ２などの金１戚酸化物や極性ポリマー、極
性染料の添加などか適１〕［行わオ］うる。

ゲル状インクを担持するｒｌ−ラーは通常の金属ローラ
ー　ゴ７．４０−ラー　スポンジローラの上、に担持さ
せたものの他、地肌部の汚れ防止のために、表面に金属
製メツシュ、又は、ポリアミド、ポリ正ステル等の絶縁
性材料によるメツシュを設けでもよい。

［実施例〕 以ド実施例によ一層で、本発明を具体的に説明イる。

なお、実施例に記載の各成分の量（部）は重量部である
。

実施例１ 第３図のような装置において第１図ａに示すような静電
熱記録媒体ＩＱを用いた（厚さ１５μ腸ポリプロピレン
−シートにＡ１層を２０００大蒸着し、たン−１・）。

この時導電層面ｌをサーマルヘッド４側にし、静電熱記
録層を直接サーマルヘッドで加熱しないようにした。

この記録媒体１０に帯電用ロー・ラー　９を介し、約−
６００Ｖの帯電を静電熱記録層に与え、８ｄｏｔｓ／ｒ
ａｍのサーマルヘッドて［１，５ｍＪ／ｄｏｔの記録エ
ネルギーで文字信号を印加しつつ、リコーの湿式複写記
用の液体現像剤を湿らせた現像ロラー１．１（ゴム硬度
４５６のシリコンゴムから成るブラデ゛／ローラーに材
質か天然ゴムスポンジより成る厚さ　３ｍｓのスポンジ
を巻いたもの）で挟持して同時に現像を行った。

その後転り−ｊ部で逆バイアスを！ラス、普通紙１に転
写画像を得た。

初期化をイソプロピルアルコールを＠　浸すｔ゛たスポ
ンジローラーと導電性ゴムローラーを備えた初期化装Ｗ
７により行い、５０同の連続印字を行ったが転写画像に
劣化はなかった。

実施例２ 実施例１と同（−＜第３図にホず記録装置によっ°Ｃ画
像を形成した。

供し７、静電熱記録媒体１０と（で、厚さ２５μｍのポ
リプロピｌ、ノンに厚さ５００五のＡ１層を蒸着１−た
ちのを用いた。この記録媒体を一７００Ｖに帯電させ、
Ａ１層側から８ｄｏｔｓ／ｍのサーマルヘッドで０．５
ΦＪ　／ｃｉｏｔの記録エネルギーで信号を与え゛つつ
、ステンレス製の現Ｐ１．ローラー１．１上にＦ記組成
の熱可逆性ゲル状インクを厚さ約１．００　μｍ担持さ
せた現像し、た。

現像後、記録紙６上に画像を転写（７たところ、ンヤー
ブて鮮明なグリーン印字か地汚れもなく言己録できた。

熱ｊり逆性ゲル状インクの組成 フタロシアニングリーン　　　　　　１０部ポリプＵビ
レングリニ、］−ル　　　　　８５部ゲルオールＤ（新
口木理化製）　　　　５部実施例３ 静電熱記録媒体１０σ）帯電を＋７００　Ｖとし５、Ｆ
記組成の熱ＩｊＪ逆性ケル状インクを用いた以外は実施
例２と同（９１条（’４’−Ｃ画像を形成した。

その結果、シャ・−ブて鮮明なレッド画像が地汚れむく
得られた。

熱り逆性ゲル状イシクの組成 レー４−レッド　　　　　　　　　　　　１０部トルエ
ン　　　　　　　　　　　　　　　１０部アイソパーＨ
（イソバー）フィン）　　　　７０部１．２−ヒトロギ
ジステアリン酸　　　　　ｌｏ部Ｅ発明の効果コ 以上説明し５たように、本発明の効果を賞約するとＦ記
のとおりである。

転写型静電熱記録１４１、においで、該記録媒体の現像
を行・う側の表面と反対側の面からのサーマル／＼７Ｆ
等の加熱による書込ろを行うので、現像面か（３）７接
に加圧加８のストレスの繰り返１゜４受けず、劣化にに
＜＜、現像側の記録媒体の表面か常に良い表１ｆｌとし
て保証される。■書込みと現像のプロセスか同ＨＩに行
わネｌるの（：’　−ｊ　ｒ：：ｒセスのｌ’ｌ純化か
図れ信頼性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図ａ及び第１図すは本発明の方法で用いる記録媒体
の具体例の説明図、 第″、２図は本発明のｈ−法における熱信号による加熱
下栓の説明図、 第３図は本発明の詳細な説明図、 第４図ａ−ｅは従来の転写型感熱記録方法の各上程の説
明図である。 １・−静電熱記録層、２・・・ベース層、３・二コ［フ
ナ帯電装置、４・・サーマルヘッド、５・・・トナー　
　６・記録紙、７・・初期化装置、８・・・導電層、 ９・・・送り出しローラー兼帯’ｆｓ　ｏ−ラー１０・
静電熱記録媒体、１１・現像ローラｊ２・・転’ｉ’　
＃Ｊ　Ｄ “ノー　１３・−クランプ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）転写型静電熱記録方法において、それに用いる転
   写型静電熱記録媒体の現像を行う表面とは反対の面から
   の加熱によって潜像を形成し、同時に現像を行うことを
   特徴とする転写型静電熱記録方法。
2. （２）現像を、加熱によりゾル化する熱可逆性ゲル状イ
   ンクを用いて行うことを特徴とする請求項（１）記載の
   転写型静電熱記録方法。