JPH0327212B2 - - Google Patents

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JPH0327212B2
JPH0327212B2 JP62170586A JP17058687A JPH0327212B2 JP H0327212 B2 JPH0327212 B2 JP H0327212B2 JP 62170586 A JP62170586 A JP 62170586A JP 17058687 A JP17058687 A JP 17058687A JP H0327212 B2 JPH0327212 B2 JP H0327212B2
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JP
Japan
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pieces
pillow
piece
protruding piece
presser
Prior art date
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JP62170586A
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English (en)
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JPS6415044A (en
Inventor
Koyo Kida
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JITSUSENKAI NAGARA SEIKEI GEKA BYOIN
Original Assignee
JITSUSENKAI NAGARA SEIKEI GEKA BYOIN
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は特に首の部分にある頚椎の変形を矯正
するための枕に関するものである。
(従来の技術) 脊椎骨の最上部にある7個の骨からなる頚椎
は、頭部の重量と筋緊張により、絶えず縦軸方向
に圧迫力が加わつており、それが過度となつた場
合、神経に悪影響を与え、体の不調、肩凝り、頭
痛、手のしびれ等の原因となる。
そこで、そういつた症状を改善するため、グリ
ソン牽引が広く一般的に行われている。
即ち、同グリソン牽引は、滑車に紐をかけて一
方には重錘を取付けるか、あるいは機械的に牽引
力を加え、他方には首にかけるベルトを取付けた
ものであつて、そのベルトに顎をかけることによ
つて、上記重錘の力あるいは機械の力で首が頭側
に引つ張られ、頚椎の牽引が行われる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来のグリソン牽引は、装置が大掛かりで
あつて、重りの調節が面倒である上に、使用時に
顎や歯が痛くなり、また精神的緊張から、筋緊張
を誘発し、うまく牽引できない等の問題点があつ
た。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために、少なく
とも2個に分割され、そのうちの1個が出没可能
に形成された突出片であり、残りが同突出片を支
持する押え片である枕であつて、前記突出片が押
え片に上方から加えられる圧力に応じて後頭部を
後方に押圧するものであるという構成を採用して
いる。
(作用) 上記構成を採用したことにより、枕に頭が載せ
られると押え片に上方から圧力が加わり、その圧
力に呼応して突出片が突出し、後頭部を後方へ押
圧することにより頚椎が引つ張られる。
〔実施例〕
以下に本発明を具体化した一実施例を第1〜6
図を用いて説明する。
(第1実施例) 第1図に示すように、本実施例の枕は全体とし
て擬楕円柱状をしており、その上面は人の頭の後
頭部から首、肩に至る面に沿うようになつてい
る。この枕は、いずれも長さ方向全体にわたつて
延びる3つの部分に分割され、上部に位置する押
え片1と下部に位置する押え片2、及び2つの押
え片1,2間の後部に挟持された断面扇状の突出
片3とからなり、これらの押え片1,2及び突出
片3はいずれも樹脂によつて形成されている。ま
た、本実施例の枕は、前後の長さが最高13cm、上
下の高さが最高7〜8cm、長さ約35cmである。
そして、第2図に示すように、押え片1,2及
び突出片3は、各々その表面がフエルト4で被覆
されており、また押え片1,2及び突出片3の全
体を包むようにゴム5が被覆されている。
前記押え片1の前側(首側)端部と押え片2の
前側端部との間には、蝶番6が配設され、押え片
1と2とが同蝶番6を中心にして上下回動可能に
形成されている。
また、押え片1の突出片3に対向する部分には
凹部7が形成され、同凹部7内には上下に3つの
ローラ8が長さ方向に2個配設されている。同様
に押え片2の突出片3に対向する部分には凹部9
が形成され、同凹部9内には上下に3つのローラ
10が長さ方向に2個配設されている。
一方、突出片3の上記ローラ8,10に対向す
る部分は平面状に形成され、それぞれ金属製の平
滑板11,12が固着されている。
そして、前記ローラ8,10がそれぞれ金属製
の平滑板11,12上を容易に回動するようにな
つており、押え片1に上部から圧力が加えられた
とき、それに呼応して突出片3が容易に突出する
ようになつている。
上記のように構成された枕について、作用及び
効果を説明する。
不使用時においては、第2図に示すように、突
出片3は押え片1,2間に挟持されるとともに、
突出片3の断面扇状の湾曲部Cのうち中央部がゴ
ム5と接触して内側に押圧されているため、突出
片3は突出しない状態で収まつている。また、押
え片1の下面と押え片2の上面と突出片3の後部
との間には間隙部Sが形成されている。
次に、第3図に示すように、人が横になつて後
頭部Hから頚椎Kの上部にわたる部分をこの枕の
上に載せると、押え片1は上方から下方に向かつ
て押圧され、蝶番6を中心にして下方へ回動す
る。その場合、押え片1の蝶番6側は肩に当たる
ように使用する。
すると、押え片1はそのローラ8を介して突出
片3を斜め下方へ押圧する。そして、突出片3は
前記のように、出没可能に形成されているので、
上記押え片1からの押圧力によつてローラ8が突
出片3の平滑板11上を回転すると同時に、ロー
ラ10が突出片3の平滑板12上を回転し、突出
片3がゴム5の張力に抗して突出して後頭部Hに
当接する。
従つて、突出片3がフエルト4及びゴム5を介
して後頭部Hを後方へ押圧するので、その力によ
つて頚椎Kが引つ張られて頚椎Kの変形が矯正さ
れる。
上記のように、本実施例の枕は、通常の枕より
小さい簡単な装置で、しかも通常の枕と同様に頭
を載せるだけで、後頭部Hが後方へ押圧されると
同時に頚椎Kが引つ張られて頚椎Kの牽引が容易
になる。従つて、頚椎Kの障害者に対するリハビ
リテーシヨンには好適である。
また、これに加えて肩凝り、上背部痛、頚部の
痛み、頚椎K由来の手のしびれ等がとれるという
効果も奏する。
(第2実施例) 本実施例の枕も全体の形状は、第4図に示すよ
うに、上記第1実施例と同様に擬楕円柱状をなし
ている。そして、本実施例の枕は4つに分割され
ており、上下2つの押え片16,17と前後2つ
の突出片18,19からなつている。
押え片16には、突出片18,19に対向する
位置にそれぞれ凹部20,21が設けられ、同凹
部20,21内にはそれぞれ2つのローラ22,
23が配設されている。同様に、押え片17の突
出片18,19に対向する位置にそれぞれ凹部2
4,25が設けられ、同凹部24内には2つのロ
ーラ26が、凹部25内には3つのローラ27が
配設されている。
一方、突出片18における上記ローラ22,2
6に対向する部分は平面状に形成され、それぞれ
金属製の平滑板28,29が固着され、同金属製
の平滑板28,29上をそれぞれローラ22,2
6が回転するようになつている。同様に突出片1
9についても金属製の平滑板30,31が固着さ
れ、同金属製の平滑板30,31上をそれぞれロ
ーラ23,27が回転するようになつている。
また、押え片16の上部には、凹部32が設け
られ、同凹部32内底部には下方に向かつて貫通
孔34が形成され、押え片17の下部には同じく
凹部33が設けられ、同凹部33内上部には上方
に向かつて貫通孔35が形成されている。そし
て、凹部32から2本のボルト36がそれぞれ2
つの貫通孔34,35を貫通し、凹部33内でナ
ツト37によつて螺合固定されている。同ナツト
37による螺合固定は、2つの突出片18,19
が出没可能な範囲で遊びMが設けられた位置で行
われ、不使用時に押え片16,17が分離しない
ようになつている。なお、上下の押え片16,1
7と突出片19の後部との間には、間隙部Sが設
けられている。
このように構成された枕について作用及び効果
を説明する。
不使用時には、第4図に示すように、突出片1
8は押え片16,17で形成される上部空間の底
部に収まつており、その突出片18の湾曲部Cの
中央部がゴム5と接触して内側に押圧されている
ため、突出しない状態で収まつており、同様に突
出片19は押え片16,17で形成される後部空
間に収まつており、突出しない状態となつてい
る。
次に、前記第1実施例と同様に、人が横になつ
て後頭部H(図示省略)から頚椎K(図示省略)、
さらに肩に当たるようにこの枕を使用すると、押
え片16が上方から下方に向かつて押圧される。
すると、押え片16はローラ22を介して突出
片18を斜め下方へ押圧し、ローラ23を介して
突出片19を斜め下方へ押圧する。2つの突出片
18,19は前記のように、出没可能に形成され
ているので、上記押え片16からの押圧力によつ
てローラ22,26が平滑板28,29上を回転
すると同時に突出片18が突出し、湾曲部Cがゴ
ム5の張力に抗して突出し、頚椎K上部の狭い範
囲を押圧し、一方ローラ23,27が平滑板3
0,31上を回転すると同時に突出片19がゴム
5の張力に抗して突出し、後頭部Hに当接する。
従つて、後頭部Hが押圧されて頚椎Kが引つ張
られると同時に頚椎Kの上部が押えられて刺激さ
れ、頚椎Kの矯正が効果的に行われる。さらに、
肩凝りや首の痛みの解消にも一層効果的である。
(第3実施例) 本実施例の枕は、上記第2実施例の枕と類似の
構成を有している。
そこで、第2実施例の枕との相違点について述
べる。
第5図に示すように、上下の押え片16,17
はそれぞれ前後対称の形状を有し、突出片18,
19は同一の形状を有している。また、ローラ2
2,23,26,27はそれぞれ3個づつ設けら
れている。
なお、間隙部Sは押え片16,17と突出片1
8,19の後部との間に形成されている。
次に、このように構成された枕の作用及び効果
を説明する。
前記第2実施例と同様に、人の頭をこの枕の上
に載せると、押え片16が上方から下方に押圧さ
れ、その押圧力がローラ22,23を介して突出
片18,19に伝えられる。
すると、前記第2実施例と同様にして、突出片
18,19がゴム5の張力に抗して突出し、突出
片19は後頭部Hを押圧し、突出片18は頚椎K
の上部を押圧する。
従つて、後頭部Hと頚椎Kの両方が押圧されて
前記第2実施例と同様の効果が奏せられる。
本実施例及び前記第2実施例の突出片18は、
突出角度の相違、突出面の大きさの相違があり、
それに基づいて効果も異なり、また使用する人の
頭の形によつて同突出片18の好適な大きさ、形
状のものが使用される。
(第4実施例) 本実施例の枕は、前記第1実施例の枕と従来の
グリソン牽引に使用したベルトとを併用したもの
である。即ち、第6図に示すように、前記第1実
施例と同様の枕に頭が載せられ、ベルト38が顎
に掛けられるとともに、それが頭部にまで巻きつ
けられている。
このように構成された本実施例の作用及び効果
について説明する。
この実施例の枕に頭を載せると、突出片3が後
頭部Hを押圧すると同時に頚椎Kを引つ張り矯正
する。それとともに、ベルト38を頭頂部から後
方へ引つ張り、頚椎Kを後方へ引つ張るので、前
記第1実施例の場合に比べて一層矯正効果が向上
する。同ベルト38を後方へ引つ張る力は、頚椎
Kの変形、肩の凝り、肩の痛みの程度に応じて調
整され、それらを一層速やかに解消する。
本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、次のように構成することもできる。
(1) 前記各実施例では3個又は4個に分割した
が、2個又は5個以上に分割することも可能で
ある。これらは目的とする押圧部位の数、装置
の大きさ等を勘案して適宜決定される。
(2) 本発明の枕は、全体を被覆しているゴム5を
剥がしたときに、押え片1,2,16,17と
突出片3,18,19とが分離しないように、
枕の長さ方向の両端をゴムバンドで止めたり、
コイルスプリングを取着してつないでおくこと
ができる。
発明の効果 本発明の枕は、通常の枕より小さい簡単な装置
で、しかも通常の枕と同様に頭を載せるだけで、
後頭部が後方へ押圧されると同時に頚椎が引つ張
られて頚椎が容易に牽引され、肩凝り、頭痛、手
のしびれ、上背部痛の治療及び予防に役立つとと
もに、顎や歯が痛くなることがないという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本発明の実施例を示す図であつ
て、第1図は実施例の枕を示す斜視図、第2図は
第1実施例の枕を示す断面図、第3図は枕の使用
状態を示す断面図、第4図は第2実施例を示す枕
の断面図、第5図は第3実施例を示す枕の断面
図、第6図は4実施例の枕の使用状態を示す断面
図である。 3,18,19…突出片、1,2,16,17
…押え片、6…蝶番、8,10…ローラ、H…後
頭部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも2個に分割され、そのうちの1個
    が出没可能に形成された突出片3,18,19で
    あり、残りが同突出片3,18,19を支持する
    押え片1,2,16,17である枕であつて、前
    記突出片3,18,19が押え片1,16,17
    に上方から加えられる圧力に応じて後頭部Hを後
    方に押圧するものであることを特徴とする枕。 2 3個に分割され、そのうちの1個が断面扇状
    で出没可能に形成された突出片3であり、残りの
    2個が蝶番6によつて回動可能に形成された押え
    片1,2であつて、2個の押え片1,2の突出片
    3に対向する位置にはローラ8,10が設けら
    れ、突出片3の同ローラ8,10に対応する位置
    には平滑板11,12が設けられた特許請求の範
    囲第1項に記載の枕。
JP62170586A 1987-07-07 1987-07-07 Pillow Granted JPS6415044A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62170586A JPS6415044A (en) 1987-07-07 1987-07-07 Pillow

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JP62170586A JPS6415044A (en) 1987-07-07 1987-07-07 Pillow

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Publication Number Publication Date
JPS6415044A JPS6415044A (en) 1989-01-19
JPH0327212B2 true JPH0327212B2 (ja) 1991-04-15

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JP62170586A Granted JPS6415044A (en) 1987-07-07 1987-07-07 Pillow

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CN102396947B (zh) * 2010-09-12 2015-05-13 吴宝弟 传动带式位移枕头

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JPS6415044A (en) 1989-01-19

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