JPH0515307Y2 - - Google Patents

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JPH0515307Y2
JPH0515307Y2 JP10479490U JP10479490U JPH0515307Y2 JP H0515307 Y2 JPH0515307 Y2 JP H0515307Y2 JP 10479490 U JP10479490 U JP 10479490U JP 10479490 U JP10479490 U JP 10479490U JP H0515307 Y2 JPH0515307 Y2 JP H0515307Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、弾性体を素材として半栽台錐形状に
形成された押圧体よりなる押圧自療器に関するも
のである。
(2) 従来の技術 人の体は、老境に近ずくにつれ退化して疲れ易
くなり、肩こり、腰痛、或は足痛等に悩まされる
もので、之等の苦痛を除くために鍼灸治療、マツ
サージ、指圧等の治療を受けたりしている。
また、近年、家庭内で使用する各種の健康自療
器も開発され、例えば、プレートに押圧突起を突
設して体表面を押圧する押圧自療器、電気振動を
利用した振動体を体表面に当接させる振動自療
器、或は、携帯式ケースより振動軸を突設させた
携帯式振動自療器等が健康自療器として使用され
ている。之等の自療器の内でも、押圧自療器は他
の自療器に比べ小型で携帯に便利であると共に安
価であるため、多くに人に利用されている。
(3) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、前記押圧自療器は、押圧突起や
プレートが木質材、プラスチツク、金属等の硬い
材質で形成され、いずれも自覚症状のある患部を
直接押圧する自療器であるため、長期間に亙つて
体表面の患部(所謂ツボ)を押圧治療すると、患
部の筋肉が自然に硬くなり、そのために後では押
圧治療の効き目が半減され易い。
また、押圧した時に、押圧突起やプレートが硬
い材質であるため、骨、靱帯、筋肉等の押圧時に
痛みを感じ、椎骨の変位にもつながる恐れもある
ため、長時間に亙る押圧治療が出来ない等の問題
点があつた。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は弾性体で略半栽台錐状に
形成された押圧体の上部傾斜面に並列された一対
の押圧突丘を備えたことにとり、押圧体の押圧突
丘で体表面の、特に骨、靱帯、筋肉等を押圧しな
がら肩こり、腰痛等を間接的に治療が出来、反復
押圧しても弾性体であるため痛みもなく、また筋
肉の硬化もなく、治療のたびごとに十分な治療効
果が得られ、体表面の下部に敷き込みながら体重
を加えての押圧治療も簡易にできることを特徴と
した押圧自療器を提供することにある。
考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は弾性体を
素材とし、台錐を縦に裁断して裁断面を底面とな
した略半栽台錐形状の押圧体12より成り、前記
押圧体12は、縮径された一端より拡径された他
端に向け斜め上方へ傾斜した上部傾斜面14に、
間〓をおいて並列された一対の押圧突丘16,1
6を備えてなる押圧自療器10から構成される。
また、前記押圧体12の押圧突丘16,16
は、その傾斜上面に一端より他端に向けて階段状
の段差突部18を有してなることとしてもよい。
また、前記押圧体12は、その底面の略中心線
位置において縮径された一端近傍位置より拡径さ
れた他端に向け突設された溝20と、この溝20
で区分された一対の底突部22,22とを有して
なることとしてもよい。
(2) 作用 本考案の押圧自療器においては、半栽台錐形状
の押圧体の上部傾斜面の押圧突丘を、足底、足
甲、仙骨等の骨盤部、腰、脚等の体表面の治療部
位に当接させて押圧するものであり、押圧突丘で
体表面より内部の患部を間接的に刺激しながら、
その圧反射で治療効果を高め得るものである。
押圧突丘ばかりでなく半栽台錐形状となした押
圧体の端面角隅部を利用して押圧してもよいもの
であり、押圧体は弾性体を素材として半栽台錐形
状に形成されているため、体表面より患部を間接
的に長期に亙つて押圧しても弾性体の弾力の作用
で筋肉の硬化がなく、治療のたびごとに十分な押
圧自療効果が得られ、また、半栽台錐形状の上部
傾斜面に設けた一対の押圧突丘を体表面に密着さ
せたり、座位、仰臥位等の姿勢で下面等に敷き込
みしながら体重を掛けて、手軽に労することなく
押圧治療が出来ることとなる。
(3) 実施例 以下、添付図面により、本考案の好適な実施例
について説明する。
第1図乃至第8図には本考案の実施例に係る押
圧自療器10が示されている。
図において、押圧自療器10は、ゴム、ナイロ
ンの様な半硬質の弾性体を素材として、手に把持
出来る形状の円錐台を縦に裁断し、裁断面を底面
となした略半栽台錐形状の押圧体12よりなる。
そして、この押圧体12は第3図上、左側を円錐
台の上面とすると共に、右側を同円錐台の下面と
した円錐台形状を軸線方向に縦に裁断した形状に
形成されている。したがつて、この押圧体12は
一端、即ち第3図上左側を縮径すると共に、同右
側を拡径した構造に形成されている。そして、こ
の押圧体12の縮径された一端より拡径された他
端へ向け斜め上方へと傾斜した上部傾斜面14の
ほぼ中央部には縮径部から拡径部方向にかけて溝
15が設けられ、この溝15の両側に沿つて一対
の押圧突丘16,16が突設されている。本実施
例では、押圧突丘は押圧体12の上面に溝15を
穿設して形成しているが、この溝15は必ずしも
設ける必要はなく、前記した位置に、間〓をおい
て単にフラツト状として並列的に一対の押圧突丘
16,16を突設させてもよい。
前記押圧体12は、素材がゴム、ナイロンの様
な半硬質の弾性体で成型されているため、指先に
よる把持がなし易く、また体表面への当接部、並
びに把持した指先に対する感触が柔らかく、体表
面の患部(ツボ)を間接的に反復押圧しても、そ
の部位の筋肉の硬化もない。この押圧体12の縮
径された端部で足底や筋肉を押圧し、拡径された
患部で腰の筋肉や腸骨稜を押圧し、また、押圧突
丘16,16で足の甲や手の甲を押圧するもので
ある。
第3,4,7図に示す様に、前記押圧突丘1
6,16の上面には、押圧効果を増すために、一
端より他端に向けて階段状に刻切された複数の段
差突部18が設けらている。この押圧突丘16,
16の段差突部18で足の甲、手の甲等を押圧す
る。
また、第2図、第5図乃至第6図に示す様に、
前記押圧体12は、底面の中心位置において縮径
された一端近傍位置より拡径された他端に向け溝
20が穿設され、同溝20によつて底面には体表
面を押圧可能な底突部22,22が形成されてい
る。この溝20で仙骨朿突起を受けて底突部2
2,22で骨盤部の仙腸関節、及び靱帯等を押圧
出来る。
この底突部22,22の底面周縁や、押圧体2
0の縮径された一端部並びに拡径された他端部の
周縁は、体表面に当接した時の感触を柔げるため
に滑面状に面取り24されている。
本考案の押圧自療器10は、第9図に示す様
に、押圧体12を上下反転させて拡径された一端
部を把持しながら押圧突丘16,16の各段差突
部18で自分や他人の体表面の患部を間接的に押
圧してよく、また自分の体重を利用して押圧して
もよいものである。例えば手の甲においては、押
圧体12を手の甲に当接させて横臥位になつて枕
と側頭骨の間に挟着させてよく、また足の甲にお
いては正座した状態で足の甲に押圧体12の押圧
突丘16,16を敷き込み押圧出来る。
第10図、第11図に示す様に、臀部Jの下面
や太腿部Kの下面に敷き込みしての押圧自療も可
能であり、押圧体12の底面の底突部22,22
で押圧治療してもよいものである。
また、第12図に示す骨格図において、後頭骨
後部位置A、頸椎側部位置B、胸椎側部位置C、
肩甲骨の上下位置D,E、腰椎側部位置F、仙骨
側部位置G、尾骨側部位置H、骨盤上部近傍位置
I等に沿つた筋肉の押圧治療においては、他人と
介して押圧体12の段差突部18を当接して押圧
して貰つたり、或は畳みやフロアーに押圧体12
を置き、上向きに仰臥して前記各部位を段差突部
18に当接させて、体重を加えながら押圧治療し
てもよいもので、特に頸椎、胸椎、腰椎等の側部
においては、各椎骨の凹凸を押圧突丘16の段差
突部18で効率的に押圧できることから大きな治
療効果を得ることが出来ることとなる。
そして、押圧体12が半硬質の弾性体で形成さ
れているため、体表面を押圧する時に痛みを然程
感じることなく、どんな姿勢の体位の時でも各部
位に装着できて押圧治療が出来、長期使用しても
筋肉の硬化もなく、簡易に携帯しながら使用し、
疲労を除去できる。
なお、段差突部18は鋸歯形状でもよく、押圧
体12は円錐台を半栽した形状に限らず、四角錐
台、六角錐台、八角錐台等の台錐を半裁した形状
や、押圧体12の拡径された端部を相互に連設さ
せた形状の押圧体も当然本発明に含まれるもので
ある。
考案の効果 以上説明したように、請求甲1の押圧自療器に
よれば、押圧体を弾性体で形成しているため、反
復使用しても患部の筋肉が硬化することなく、そ
の押圧治療を長期にわたり保持出来る。
また、体表面のいずれの患部も手動で、或は体
表面の下面に敷き込みながら体の荷重をかけて押
圧治療が出来、手動で押圧する時も押圧体が弾性
体であるため、押圧時の圧反射を押圧体が吸収し
て手首に負荷が加わることなく、長時間の押圧治
療ができる。
また、請求項2によれば、押圧突丘の上面に階
段状の段差突部を設けたことによつて、体表面、
足の甲や手の甲等に対する刺激が強く、脊柱の各
椎骨の凹凸にそつて筋肉の効率的な押圧治療も出
来る。
また、請求項3によれば、押圧体の底面に溝を
穿設して底突部を形成したことにより、この底突
部による押圧治療も出来、従つて押圧体は外周面
の全ての凹凸面を利用した押圧自療が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る押圧自療器の
正面図、第2図は、その背面図、第3図は、その
右側面図、第4図は、その平面図、第5図は、そ
の底面図、第6図は、そのA−A線矢視図、第7
図は、同じくB−B線矢視図、第8図は、押圧自
療器の斜視図、第9図は、手先に押圧自療器を把
持した斜視図、第10図は、第11図は、でん部
や太腿部に置ける使用状態の説明図、第12図
は、人体の背面骨格図である。 10……押圧自療器、12……押圧体、14…
…上部傾斜面、16……押圧突丘、18……段差
突部、20……溝、22……底突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 弾性体を素材とし、台錐を縦に裁断して裁断
    面を底面となした略半栽台錐形状の押圧体より
    成り、 前記押圧体は、縮径された一端より拡径され
    た他端に向け斜め上方へ傾斜した上部傾斜面
    に、間〓をおいて並列された一対の押圧突丘を
    備えてなる押圧自療器。 2 前記押圧体の押圧突丘は、その傾斜上面に一
    端より他端に向けて階段状の段差突部を有して
    なる請求項1記載の押圧自療器。 3 前記押圧体は、その底面の略中心線位置にお
    いて縮径された一端近傍位置より拡径された他
    端に向け穿設された溝と、この溝で区分された
    一対の低突部と、を有してなる請求項1、又は
    2記載の押圧自療器。
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JP7182763B2 (ja) * 2019-05-08 2022-12-05 正雄 池尾 側頭骨矯正用の指圧代用具

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