JPH0243377Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0243377Y2 JPH0243377Y2 JP5659786U JP5659786U JPH0243377Y2 JP H0243377 Y2 JPH0243377 Y2 JP H0243377Y2 JP 5659786 U JP5659786 U JP 5659786U JP 5659786 U JP5659786 U JP 5659786U JP H0243377 Y2 JPH0243377 Y2 JP H0243377Y2
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- JP
- Japan
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- attached
- hook
- band
- certain length
- traction
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- Expired
Links
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 210000000278 spinal cord Anatomy 0.000 description 4
- 208000018650 Intervertebral disc disease Diseases 0.000 description 1
- 206010049816 Muscle tightness Diseases 0.000 description 1
- 206010033433 Pain in jaw Diseases 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 1
- 231100000862 numbness Toxicity 0.000 description 1
- 208000024891 symptom Diseases 0.000 description 1
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- 238000002560 therapeutic procedure Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は頚椎牽引バンドに係る。
頚椎牽引療法は椎間板障害者に用いられること
が多く、椎間板を広げるように牽引することによ
り治療効果を挙げるとされている。
が多く、椎間板を広げるように牽引することによ
り治療効果を挙げるとされている。
ところで、従来の牽引バンドは第1図に示す如
く顎受体11aと後頭部のパツト体11bの別体とな
した両者を左右両側端位置で夫々れバンド11cを
介し連結止着させる構成であつて、使用にさいし
ては兎角度後頭部パツト体11bが上方に向つてず
れ勝ちとなり、且つこれに伴い顎にばかり牽引力
が掛るものとなることから頚椎が後屈位になりや
すく患部の圧迫が余り取れず、患者が無理に前屈
姿勢をすれば筋肉の緊張を引き起し逆効果となり
得る問題がある。
く顎受体11aと後頭部のパツト体11bの別体とな
した両者を左右両側端位置で夫々れバンド11cを
介し連結止着させる構成であつて、使用にさいし
ては兎角度後頭部パツト体11bが上方に向つてず
れ勝ちとなり、且つこれに伴い顎にばかり牽引力
が掛るものとなることから頚椎が後屈位になりや
すく患部の圧迫が余り取れず、患者が無理に前屈
姿勢をすれば筋肉の緊張を引き起し逆効果となり
得る問題がある。
また構造上接触面が少ないことから材質も厚め
のものとしなければ耐久性が悪く、ベツド等で長
時間の持続牽引を行う場合、部分圧迫を起し異和
感、顎の痛み、後頭部のしびれなどの症状を起す
問題がある。
のものとしなければ耐久性が悪く、ベツド等で長
時間の持続牽引を行う場合、部分圧迫を起し異和
感、顎の痛み、後頭部のしびれなどの症状を起す
問題がある。
本考案は如上の問題点を解決せんとするもので
あつて、以下本考案実施の一例を図面にもとづい
て説明する。
あつて、以下本考案実施の一例を図面にもとづい
て説明する。
第2図は本考案品の全体図であつて1はパツト
本体、2は顎受体である。こゝにパツト本体1は
山型状のもので山型頂部1aは着装のさい後頭部
上方に位置し左右裾部1b,1cは耳部後方の首
脇部に沿うようになされると共に、下方内面部に
は緩やかな円弧1dが形成されてなる。3a,3
bは牽引バンドで本体を左右対称に2等分する状
態で上方に向けて一定長さ突出する状態に設けて
ある。このさい、4a,4bは先端部の釣環、5
a,5bはその下方位置に取付けた次述する調整
バンドのための調整環である。一方、左右裾部1
b,1cの附近には上記牽引バンド同様に上方へ
向けて一定長さ突出する状態に調整バンド6a,
6bが取付けてあり、該調整バンド先端部の一定
長さ範囲には面フアスナー7a,7b(商標名、
以下略)が取付けてある。また、左右裾部1b,
1cの一定長さ範囲にも面フアスナー8a,8bが
取付けてある。
本体、2は顎受体である。こゝにパツト本体1は
山型状のもので山型頂部1aは着装のさい後頭部
上方に位置し左右裾部1b,1cは耳部後方の首
脇部に沿うようになされると共に、下方内面部に
は緩やかな円弧1dが形成されてなる。3a,3
bは牽引バンドで本体を左右対称に2等分する状
態で上方に向けて一定長さ突出する状態に設けて
ある。このさい、4a,4bは先端部の釣環、5
a,5bはその下方位置に取付けた次述する調整
バンドのための調整環である。一方、左右裾部1
b,1cの附近には上記牽引バンド同様に上方へ
向けて一定長さ突出する状態に調整バンド6a,
6bが取付けてあり、該調整バンド先端部の一定
長さ範囲には面フアスナー7a,7b(商標名、
以下略)が取付けてある。また、左右裾部1b,
1cの一定長さ範囲にも面フアスナー8a,8bが
取付けてある。
他方、顎受体2は縦巾6〜8cm、横巾35〜38cm
の上向きに彎曲した弧体に形成されてなり、内面
中央部の顎が当接する箇所には一定肉厚のスポン
ジラバー、或はフエルトやゴムfなどが内蔵さ
れ、且つ両側端には一定長さ範囲に面フアスナー
9a,9bが取付けてある。
の上向きに彎曲した弧体に形成されてなり、内面
中央部の顎が当接する箇所には一定肉厚のスポン
ジラバー、或はフエルトやゴムfなどが内蔵さ
れ、且つ両側端には一定長さ範囲に面フアスナー
9a,9bが取付けてある。
第3図は使用状態図であって、本面図に見られ
る通り、パツト本体1を後頭部に当て、該パツト
本体1の左右裾部1b,1cに取付けられている
面フアスナー8a,8bに対し顎部に当てた顎受
体2の両側端を該部に設けた面フアスナー9a,
9bを使用し一体的に止着させるのであり、且つ
調整バンド6a,6bの先端は牽引バンド3a,
3bの先端部附近に設けた調整環5a,5bに通
し、再び調整バンド6a,6b側へ折曲状態に戻
し、調整バンド6a,6b側の面フアスナー7
a,7bで相互止着させるのである。該調整バン
ド6a,6bは長さlが短くなるように調整すれ
ばする程顎が上向きに上がるようになるのであ
る。なお、図面で10は牽引機械(図示せず)側
の係止金具である。
る通り、パツト本体1を後頭部に当て、該パツト
本体1の左右裾部1b,1cに取付けられている
面フアスナー8a,8bに対し顎部に当てた顎受
体2の両側端を該部に設けた面フアスナー9a,
9bを使用し一体的に止着させるのであり、且つ
調整バンド6a,6bの先端は牽引バンド3a,
3bの先端部附近に設けた調整環5a,5bに通
し、再び調整バンド6a,6b側へ折曲状態に戻
し、調整バンド6a,6b側の面フアスナー7
a,7bで相互止着させるのである。該調整バン
ド6a,6bは長さlが短くなるように調整すれ
ばする程顎が上向きに上がるようになるのであ
る。なお、図面で10は牽引機械(図示せず)側
の係止金具である。
第4図は本考案の使用状態下に於ける脊髄が伸
ばされる状態を示してりおり、本考案品の使用で
は顎が後方に引かれて自然に前屈姿勢をとるよう
に牽引される(第3図参照)ことから、脊髄11
が効果的に引伸ばされ且つ筋肉を馳緩させて圧迫
が取れるものとなるのである。
ばされる状態を示してりおり、本考案品の使用で
は顎が後方に引かれて自然に前屈姿勢をとるよう
に牽引される(第3図参照)ことから、脊髄11
が効果的に引伸ばされ且つ筋肉を馳緩させて圧迫
が取れるものとなるのである。
なお、本考案品によれば従来と異なつた後頭部
牽引となるため、顎に掛かる負担が少なくて長期
持続牽引して患者が余り疲れないのであり、上記
治療効果の著効と合せ理想的な牽引治療を可能な
らしめるものである。なお、脱着操作も容易に行
えるものである。
牽引となるため、顎に掛かる負担が少なくて長期
持続牽引して患者が余り疲れないのであり、上記
治療効果の著効と合せ理想的な牽引治療を可能な
らしめるものである。なお、脱着操作も容易に行
えるものである。
第1図は従来品の使用状態図、第2図は本考案
品の全体図、第3図はその使用状態図、第4図は
脊髄が伸ばされる状態を示す部分図である。 1……パツト本体、2……顎受体、1a……山
型頂部、1b,1c左右裾部、3a,3b……牽
引バンド、6a,6b……調整バンド、7a,7
b,8a,8b,9a,9b……面フアスナー、
11……脊髄。
品の全体図、第3図はその使用状態図、第4図は
脊髄が伸ばされる状態を示す部分図である。 1……パツト本体、2……顎受体、1a……山
型頂部、1b,1c左右裾部、3a,3b……牽
引バンド、6a,6b……調整バンド、7a,7
b,8a,8b,9a,9b……面フアスナー、
11……脊髄。
Claims (1)
- パツト本体を山型状に形成し、山型頂部を後頭
部側として山型頂部上方へパツト本体を左右対称
に2等分する状態に一定長さ突出する牽引バンド
を取付け、且つ左右裾部は耳後方の首脇部に沿わ
しめると共に、左右裾部附近には上記牽引バンド
同様に上方へ向けて一定長さ突出する状態に調整
バンドを取付け、また左右裾部附近には面フアス
ナーなどの止着具を取付け、他方一定の縦巾と横
巾を有する帯状の顎受体を設け、該顎受体の両端
には面フアスナーなどの止着具を取付け、上記パ
ツト本体のマジツクなどと相互に止着させて牽引
するように構成したことを特徴とする頚椎牽引バ
ンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5659786U JPH0243377Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5659786U JPH0243377Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62166823U JPS62166823U (ja) | 1987-10-23 |
JPH0243377Y2 true JPH0243377Y2 (ja) | 1990-11-19 |
Family
ID=30885547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5659786U Expired JPH0243377Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0243377Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200466257Y1 (ko) * | 2011-07-22 | 2013-04-08 | (주)메사메디칼 | 경추견인장치 |
KR101128493B1 (ko) | 2011-11-24 | 2012-03-27 | (주)동인기연 | 경추견인기 |
-
1986
- 1986-04-14 JP JP5659786U patent/JPH0243377Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62166823U (ja) | 1987-10-23 |
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