JPH03271676A - ダンパー開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は吐出口からの冷気吐出量を制御して、例えば冷
蔵庫等の庫内温度を制御するダンパー開閉装置に関する
。

従来の技術 近年、冷蔵庫の庫内温度制御は、温度精度の向上、また
庫内温度の多様化による多室化の傾向が強くなってきて
いる。ここで多室化によるダンパー開閉装置の増加はそ
の風路確保と共に庫内有効内容積を減少させ、冷蔵庫全
体としてのコストアップを招くものであった。そこで特
開昭６２２４０８４号公報に示される様に１つのモータ
にて多室を制御するものが提案された。しかしながら本
発明ではカムにてダンパー開閉させるため部品点数が多
く複雑であり、省スペース化は困難であった。筐た特開
昭５９−２０８３７２号公報には、構造が簡単で省スペ
ースのダンパー開閉装置が提案されている。

以下第６図〜第７図に従って説明する。

１は冷蔵庫内の冷気吐出口（図示せず）に通じる冷気供
給通路、２は前記冷気供給通路１の途中に設けられ回転
することにょシ前記冷気供給通路１を開閉出来る様、一
部穴を有する円板状のロータ、３は前記ロータを開閉の
回転位置に制御するモータである。ここでモータ３が信
号にょシ駆動されると、ロータ２が回転し冷気供給通路
１を開閉し冷気の流れを制御するものである。

発明が解決しようとする課題 上記構成は、簡単な構造で冷気の流通を制御出来、コメ
トメリットもあわ、省スペースで有用なものである。し
かし精度の高い庫内温度制御をするには、冷気の流れを
完全に止める必要があシ、ロータと冷気供給通路の間の
密閉構造が必要となう構造が複雑になることが予想され
る。また密閉させることによシロータと冷気供給通路の
摺動摩擦が増え、充分な信頼性を得ることは困難である
と予想される。

本発明は上記欠点を解消し、構造が簡単で冷気流通を完
全に停止させることが出来又、多室の制御にも対応可能
なダンパー開閉装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明は冷気流入口と１つ又
は２つ以上の冷気流出口を持つハウジングと、この流入
口、流出口を開閉するようハウジング内に回転されるロ
ータを設け、ロータが位置を変更する時、流入口、流出
口の開口部とロータとは開離して動作し、ロータ位置変
更後は、ロタが選択した開口部を完全に閉止するもので
ある。

作　　　用 したがって本発明は、ロータが流体流入口と１つ又は２
つ以上の流体流出口の開口部のいずれでも完全に閉止す
ることが出来る。

実施例 本発明の一実施例を第１図〜第５図を用いて説明する。

４は密閉された角状のノ・ウジングであり、冷気流入口
４ａと２つの冷気流出口４ｂ　、４Ｃの開口部と、中央
に、それぞれの開口部に対応した切シ欠き４ｄ、４ｓ、
４ｆを設けたリング状のリブ４ｑを有する。５はハウジ
ング４の開口部４ａ。

４ｂ　、４Ｃのいずれか１つを閉止する様ハウジング４
に回転自在に取シ付けられ、ハウジング中央リブ４ｑに
当接する突起５ａとハウジングの開口部４ａ、４ｂ、４
ｃに当接するフラップ部５ｂを有するロータ。６はロー
タ５をハウジング開口部４ａ、４ｂ、４ｃに開口部４ａ
、４ｂ、４ｃを閉止する方向に付勢されたスプリング。

７はハウジング中央に取シ付けられロータ６を任意の位
置に回転、停止可能に接続されたモータで位置制御のた
めの検出部（図示せず）も有する。

次に動作を説明する。制御回路（図示せず）より信号が
入るとモータ７が回転し、機械的に接続されたロータ５
が回転するが、ロータの突起部５ａがハウジング中央の
リブ４ｑに乗シ上げ、ロータのフラップ部６ｂはハウジ
ング開口部４ａ。

４ｂ、４ｃよジ開離する。ロータ６が次の開口部へと位
置を変更し終えるとロータの突起部６ａはその開口部４
ａ、４ｂ、４ｃに対応したハウジング中央リブの切シ欠
き４ｄ、＋ｅ、＋ｆに入り込み、ハウジング開口部４ａ
　、４ｂ　、４ｃとロータフラップ部６ｂは完全に密着
される。

以上述べた如く、ハウジングに冷気流入口と冷気流出口
に対応した切り欠きを有するリブを設けることで、ロー
タ回転時、ロータとハウジング開口部を開離する事が出
来、かつロータが開口部を選択停止時には、完全にハウ
ジング開口部を閉止出来る。またモータにステッピング
モータを用いることにより位置検出手段を省くことも可
能である。

発明の効果 以上述べた如く、本発明によれば、流体流入口と１つ又
は２つ以上の流体流出口を持つハウジングと該ハウジン
グ内を回転し前記流体流入口又はそれぞれの流体流出口
のうち１つを選択的に閉止するロータと、該ロータを駆
動するモータと前記ロータの位置を検出する位置検出手
段を持ち、前記ロータが閉止する開口部を変更する時、
ロータと開口部は開離して動作するようにしたため、ロ
タ回転時の開口部とロータの摺動摩擦かなくなシ、回転
後も開口部の閉止を完全にかつ簡単な構造で行なえるこ
とが出来、実用上非常に有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のダンパー開閉装置の一実施例の一部破
断分解斜視図、第２図は第１図ダンパー開閉装置が一関
口部を閉止している平面図、第３図は第２図のＡ−Ａ断
面図、第４図は動作中の平面図、第５図は第４図のＢ−
Ｂ断面図、第６図は従来のダンパー開閉装置の断面図、
第７図は従来のダンパー開閉装置の要部平面図である。 ４−・・・・・ハウジング、５・・・・・・ロータ、７
・・・・・・モータ、４ａ・・・・−・流体流入口、４
ｂ、４Ｃ・・・・・・流体流出口。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 流体流入口と、１つ又は２つ以上の流体流出口を持つハ
   ウジングと、該ハウジング内を回転し前記流体流入口又
   はそれぞれの流体流出口のうち、１つを選択的に閉止す
   るロータと、該ロータを駆動するモータとから成り、前
   記ロータが閉止する流体流入口又は流体流出口を変更す
   る時、ロータと前記流体流入口又は流体流出口は開離し
   て動作することを特徴とするダンパー開閉装置。