JP2917058B2 - ダンパー開閉装置 - Google Patents

ダンパー開閉装置

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JP2917058B2
JP2917058B2 JP32516490A JP32516490A JP2917058B2 JP 2917058 B2 JP2917058 B2 JP 2917058B2 JP 32516490 A JP32516490 A JP 32516490A JP 32516490 A JP32516490 A JP 32516490A JP 2917058 B2 JP2917058 B2 JP 2917058B2
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rotor
damper
closing device
housing
cylindrical
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明徳 辻本
治之 石王
誓弘 小倉
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Refrigeration Co
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は冷蔵庫等における冷気吐出量を制御して、庫
内温度を調整するダンパー開閉装置に関する。
(従来の技術) 近年、冷蔵庫の庫内温度の制御は、温度制御の向上、
及び庫内温度の多様化ニーズにより多室化の傾向が強く
なってきている。ここで、温度制御の向上のために従来
のガス圧式ダンパー開閉装置に代わり、例えば実開昭61
−23673号公報に示されるように、モータによりダンパ
ーを開閉する装置が提案されていた。しかしながら多室
化によるダンパー開閉装置の増加は、その風路確保とと
もに、庫内の有効容積を減少させ、コストアップを招く
ものであった。そこで、特開昭62−24084号公報に示さ
れるように、1つのモータにより多室を制御するものが
提案されている。
その従来例を第6図及び第7図に従って説明する。第
6図において、1,2はそれぞれ冷蔵庫等における冷気吐
出口(図示せず)と、温度を制御する室の間に設けられ
た開閉板であり、それぞれ別の室と連通している。3は
単一のモータであり、ギア4を介して、軸5の両端に固
着された2つのカム6,7と連結されている。カム6,7はそ
れぞれ開閉板1,2と接離自在に位置しており、カム6,7外
周の変位の都合により、開閉板1,2が開閉される。ここ
で、モータ3が信号により駆動されると、ギア4を介し
てカム6,7が回転する。そこで第7図のように、カム6
及び7の回転を90゜毎に止め、それぞれの開閉板1,2が
閉−閉、閉−開、開−閉、閉−閉の4つのモードを持つ
ようにカム6,7のそれぞれの外周をセットすると、2つ
の開閉板1,2は単一モータ3で2室を独立に制御でき、
各室毎にダンパー開閉装置を設置せずにすむものであ
る。
(発明が解決しようとする課題) 上記構成は、単一のモータで、2室を独立に制御でき
コストメリットもあり有用なものである。しかしなが
ら、モータは単一であっても、開閉板は2枚、カムも2
個必要であり、構造上複雑になるという問題点があっ
た。また、開閉板は、冷気吹き出し口に直角に取り付け
られるため冷気の流れに対して抵抗があるとともに、風
路を構成するためのカバーが必要となり、冷蔵庫内の有
効容積を減少させる要因となっている。
本発明は上記欠点を解消し、構造が簡単で、多室の制
御にも対応できるダンパー開閉装置の提供を目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を、中央部に円筒状の突出部を設
けて円環状の凹部を形成し、その凹部の外壁に冷気の流
入口、及び複数の出口を形成してなるハウジングと、上
記円筒状の突出部に回動自在に係合する、円筒部の外周
にダンパー部と、それに対向した反対位置に風向きを調
整する突起部を形成してなるロータと、上記、ハウジン
グに設けた円筒状の突出部内に収容された上記ロータを
駆動する駆動源と、ロータ位置の検出手段とを備えたダ
ンパー開閉装置により達成する。
(作 用) 上記構成の本発明によれば、ロータが冷気入口部、及
び出口部ごとに停止し、その停止位置において上記、冷
気入口部、及び出口部をダンパー部により閉塞し、閉塞
されない出口部への冷気の流れは、ロータに設けた突起
部によって誘導され、しかも、それらの動作は1個の駆
動源により行なわれ、また、上記冷気の流れの誘導は風
路カバーを必要とせず、容積の利用効率が高められる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第5図を用い
て説明する。まず、第1図は一実施例の分解斜視図であ
り、10は角状のハウジングで、中央部に円筒状突起11を
有し、その周囲に円環状凹部12、その外側に突起柱部13
a,13b,13cを有して立方体状に構成されている。突起柱
部13aと13bの間には冷気入口部14が形成され、冷蔵庫冷
気入口部(図示せず)に連通している。また、冷気入口
部14とそれぞれ90゜回動する位置に出口部15a,15bが形
成されている。出口部15a,15bと入口部14は上記円環状
凹部12を介して連通している。
上記、円筒状突起11は中空で、その中空内部には、駆
動源としての1個のモータ16と、その出力ギア16aが格
納され、それらは台板17に保持されている。台板17には
前記出力ギア16aと噛み合う減速ギア群18を有し、その
最終段18aは、円筒状突起11の孔11aから突出している。
また、19はロータであり、前記円筒状突起11の外周に回
転自在に取り付けられ、前記円筒状突起11と嵌合する中
空状の円筒部19aと、ハウジング10の円環状凹部12内を
回転し前記入口部14及び2つの出口部15a,15bを閉止可
能なダンパー部19bを、円筒部19aからその径方向に延出
させている、また、前記ダンパー部19bの反対側には2
辺に凹曲面19c,19dを有する略三角錘状の突起部19eがロ
ータ19の径方向に延出されている。前記円筒部19aに
は、その中空状内部に前記モータ16のギア群最終段18a
と噛み合うギア部19fが設けられており、ロータ19は、
ハウジング10の円筒状突起11に保持されたピン20によ
り、回転自在に保持されている。ここで前記ロータ19の
ダンパー部19bの底面側には、マグネット21が埋入され
ており、ハウジング10の入口部14のハウジング底面10a
のマグネット21の通る位置には、外部制御回路(図示せ
ず)に接続されたリードスイッチ22が埋設されている。
23はハウジング10の蓋部でビス24によって取り付けられ
ている。
次に動作について説明する。
制御回路(図示せず)から制御信号が印加されるとモ
ータ16が回転し、減速ギア群18を介して最終出力段18a
からロータ19に回転が伝達され、ロータ19はハウジング
10の円環状凹部12内で回転する。ここで、ロータ19が回
転する位置の原点は、ロータ19のダンパー部19bが、ハ
ウジング10の入口部14を閉止したとき、ハウジング10に
埋設されたリードスイッチ22がマグネット21の通過でオ
ンし、外部制御回路に出力することで検出される。
ここで出口部15aは、第1室に連通し、出口部15bは第
2室に連通しているものとし、両室とも温度が低いとき
は、ロータ19はダンパー部19bがハウジング10の入口部1
4を閉止する位置に停止し、図示しない冷気吐出口から
の冷気の流入を塞止する(第2図)。また、第2室のみ
温度が高いときは、ロータ19は、上記第2図の状態から
90゜だけ時計方向に回転する一定時間の通電をモータ16
に受けて行なわれ、出口部15aを閉止する(第3図)。
このとき吐出口から流入した冷気は、ロータ19の突起部
19eの凹曲面19cに沿って出口部15bから第2室に流出す
る。また、両室とも温度が高く冷却したいときは、第3
図の状態からロータ19が90゜だけ回転するようにモータ
16に通電される(第4図)。
このとき、図示しない冷蔵庫の吐出口から流入する冷
気は、ロータ19の突起部19eによって第1室、第2室に
均等に配分される。また、第1室のみを冷却したい場合
は、第4図の状態から時計方向にさらに90゜回転させる
ことにより第5図の状態とすることにより、冷気は第1
室にのみ流入することになる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように本発明は、冷気の吐出
口と連通する冷気入口部と、これに連通する90゜時計方
向、および反時計方向にそれぞれ回動した位置に出口部
15a,15bをそれぞれ形成したハウジングを備え、前記入
口部及び出口部の閉塞が可能で、かつ、冷気流入を制御
する突起部19eを形成した、上記ハウジングに形成した
円筒状突起部に嵌合して回転するロータ19と、そのロー
タ位置を検出するリードスイッチ22を設け、制御回路に
よって、上記の入口部、出口部にロータ19を停止させる
構成としたものであり、2室の温度制御が単一のモー
タ、単一のロータによって可能であり、したがって、構
造が簡単で風路抵抗の少ない効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の分解斜視図、第2図は第1
図ダンパー開閉装置が、入口部を閉塞したときの模式
図、第3図は第1図ダンパー開閉装置が出口部を閉塞し
たときの模式図、第4図は第1図ダンパー開閉装置が全
開状態のときの模式図、第5図は第1図ダンパー開閉装
置が他の出口部を閉塞したときの模式図、第6図は従来
のダンパー開閉装置の要部平面図、第7図は第6図ダン
パー開閉装置のカムの動きと開閉板の開閉状態の関連を
示す状態図である。 10……ハウジング、14……冷気入口部、15a,15b……出
口部、16……(駆動源としての)モータ、19……ロー
タ、19e……突起部、22……(検出手段としての)リー
ドスイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−24084(JP,A) 特開 平1−210789(JP,A) 特開 昭62−261879(JP,A) 特開 昭63−75773(JP,A) 特開 平2−21076(JP,A) 実開 昭61−23673(JP,U) 実開 昭62−115573(JP,U) 実開 昭62−194254(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 17/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に円筒状の突出部を設けて円環状の
    凹部を形成し、その凹部の外壁に冷気の流入口、及び複
    数の出口を形成してなるハウジングと、上記円筒状の突
    出部に回動自在に係合する、円筒部の外周にダンパー部
    と、それに対向した反対位置に風向きを調整する突起部
    を形成してなるロータと、上記、ハウジングに設けた円
    筒状の突出部内に収容された上記ロータを駆動する駆動
    源と、ロータ位置の検出手段とを備えたことを特徴とす
    るダンパー開閉装置。
JP32516490A 1990-11-29 1990-11-29 ダンパー開閉装置 Expired - Lifetime JP2917058B2 (ja)

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JPH04198684A JPH04198684A (ja) 1992-07-20
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