JPH03170768A - ダンパー開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は吐出口からの冷気吐出量を制御して、例えば、
冷蔵庫等の庫内温度を制御するダンパー開閉装置に関す
る。

従来の技術 近年、冷蔵庫の庫内温度制御は、温度精度の向上、１た
、庫内温度の多様化による多室化の煩向が強くなってき
ている。ここで、温度精度の向上のために従来のガヌ圧
式ダンパー開閉装置に代シ、例えば実開昭６１　−２３
６７３号公報に示されるように、モータにてダンパーを
開閉するものが提案されていた。しかしながら、多室化
によるダンパー開閉装置の増加は、その風路確保と共に
、庫内の有効容積を減少させ、コストアップを招くもの
であった。そこで、特開昭６２−２４０８４号公報に示
されるように、１つのモータにて多室を制御するものが
提案されていた。

この従来例を第６図〜第７図に従って説明する。

１と２はそれぞれ冷気吐出口（図示せず）と、制御する
室の間に設けられた開閉板であ９、それぞれ別の室と連
通している。３は単一のモータであシ、ギア４を介して
、軸６の両端に固着された２つのカム６．７と連結して
いる。該カム６，７はそれぞ゜れ開閉板１，２と接離自
在に位置してかり、カム６，７外周の変位の度合によシ
、開閉板１．２が開閉するものである。ここで、モータ
が信号によシ駆動されると、ギア４を介して力＋６．７
が回転する。そこで第７図の如く、カム６．７の回転を
９０°毎に止め、それぞれの開閉板１，２が、閉一閉．
閉一開，開一閉，開一開の４つのモードを持つようにカ
ム６．７の外周をセソトすると、２つの開閉板１，２は
単一モータで２室を独立に制御出来、各室毎にダンパー
開閉装置を設置せずにすむものである。

発明が解決しようとする課題 上記構戒は、単一のモータで、２室を独立に制御出来コ
ストメリットもあシ、有用なものである。

しかし、モータは単一でも、開閉板は２枚、カムも２ヶ
必要でちゃ、構造上複雑になるという問題点があった。

筐た、２室以上の制御をするには、更に構造が複雑にな
ることが予想される。

本発明は上記欠点を解消し、構造が簡単で、多室の制御
にも対応出来るダンパー開閉装置を提供せんとするもの
である。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明は冷気流入口と連通し
た入口部を持つハウジングにおいて、入口部と連通した
複数個の出口部を同一円周上に位置させ、この入口部，
出口部を開閉するように、単一の駆動源にて回転される
ロータを設け、ロータの停止を、入口部，出口部毎に行
なうことを特長とする。

作　　用 したがって本発明はロータが、入口部と複数個の出口部
毎に停止することが出来、停止位置で、その入口部又は
出口部をロータにて閉止することになる。

実施例 本発明の一実施例を第１図〜第５図を用いて説明する。

１０は角状のハウジングであシ、中央部に円筒状突起１
１があシ、前記円筒状突起１１の周囲に円環状凹部１２
があシ、更にその外側に突部１３ａ，１３ｂ，１３ａが
３つある。１３ａと１．３ｂの突部の間に形戒された冷
気入口部１４は、冷蔵庫冷気吐出口（図示せず）と連通
している。

壕た前記入口部１４とそれぞれ９０°　変化した位置に
出口部１５ａ，１ｓｂが形戒されている。出口部１５ａ
，１５ｂと入口部１４は前記円環状四部１２を介して連
通している。

前記円筒状突起１１は中空状であＤ．該中空部には、駆
動源としての１つのモータ１ｅとその出力ギア１６ａが
あや、これらは円板１７に保持されていて、該円板１７
には、前記出力ギア１６ａとかみ合った減速ギア群１８
があり、該減速ギアの最終段１８ａは、前記円筒状突起
１１の穴１１ａから突出する。筐た、前記円筒状突起１
１の外周を回転自在に動くように取付けられたロータ１
９ぱ、前記円筒状突起１１とはまシ合う中空状の円筒部
１９ａと、ハウジング１０の円環状凹部１２内を回転し
、前記入口部１４と、２つの出口部１　５ａ　，　１　
５ｂを閉止する寸法を持ったダンパー部１９ｂを、前記
中空状の円筒部１９ａｘ．！ｌｌ径方向に延出させてい
る。ここで前記中空状円筒部１９ａには、前記モータ１
６のギア群最終段１８ａとかみ合うようにギア部１９ｃ
が設けられている。

更にロータ１９は、ハウジング１００円筒状突起１１に
保持されたピン２０によシ、回転自在に保持されている
。ここで、前記ロータ１９のダンパ一部１９ｂの底面側
にはマグネット２１が埋め込筐れておシ、前記ハウジン
グ１０の入口部１４のハウジング底面１０ａの、前記ロ
ータ１９のダンパ一部１９ｂに埋め込まれたマグネット
２１の通る位置にはリードスイッチ２２がうめ込まれて
いる。リードスイッチ２２は外部制御回路（図示せず）
とつながっている。ハウジング１０の天而側にはハウジ
ング１ｏｆ：＞おうカバー２３がビヌ２４にて取付けら
れている。

次に動作を説明する。制御回路（図示せず）より信号が
入るとモータ１６は回転し、減速ギア群１８を介して最
終出力段１８ａからロータ１９に回転が伝達される。ロ
ータ１９はノ１ウジング１００円環状凹部１２内を回転
する。ここで、ロータ１９の回転位置の原点は、ロータ
１９のダンパー部１９ｂが、ハウジング１ｏの入口部１
４を閉止したとき、ハウジング１０に埋め込１れたリー
ドスイッチ２２がＯＮｌ，、外部制御回路に入力するこ
とで検出し得る。ここで出口１５ａは、第１室に連通し
、出口部１５ｂは第２室に連通しているものとすると、
両室共、温度が低い時は、ロータ１９のダンパ一部１９
ｂはハウジング１ｏの入口部１４を閉止する位置に停止
し、吐出口よシの冷気流入を停止する（第２図に示す）
。筐た、第２室のみ温度が高くなり第１室が低い時は、
ロータ１９は、第２図の状態から外部制御回路よシ９０
°だけ回転するようにある一定時間モータ１６に通電さ
れ、出口部１５ａを閉止する（第３図の状態）。

１た両室共温度が高く、冷却したい時は、第３図の状態
よジロータ１９は９０’　だけ回転するようにモータ１
６に通電される（第４図の状態）。同様に第１室を冷却
したい時は第４図よ！）９００回転するようにすればよ
い（第６図の状態）。

以上述べた如く、冷気流入口と連通した冷気入口部と該
入口部と連通した２ヶの出口部を９０°回転した同一円
周上に設け、前記入口部，出口部を閉止する回転自在な
るロータと、ロータ位置を検出するリードスイッチを設
け、制御回路にょシそれぞれの入口部，出口部にロータ
を停止せしむることを可能としたため、２室の温度制御
を行なうのに、単一のモータ，単一のロータで済み、構
造が簡単で、小形なダンパー開閉装置を提供出来るもの
である。

発明の効果 以上述べた如く、本発明によれば、冷気流入口と連通し
た冷気入口部と該入口部と連通した複数個の冷気出口部
を持つハウジングと、前記入口部と出口部は同一円周上
に位置して釦り、単一の駆動源によ９回転し前記入口部
，出口部を開閉するロータと該ロータの位置を検出する
検出手段とから成り、該ロータは、前記入口部，出口部
毎に停止しうるようにしたため、２室又は多室を制御す
る時、単一の駆動源と単一のロータによシ各出口部，入
口部を閉止することが出来、構造が非常に簡単で、低コ
ストで製作できる。咬た、ロータ位置は、検出手段によ
シ検出されるため、リセット時のトラブルも防止出来、
実用上非常に有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のダンパー開閉装置の一実施例の分解斜
視図、第２図は第１図ダンバー開閉装置が、入口部を閉
止した時の模式図、第３図は第１図ダンパー開閉装置が
出口を閉止した時の模式図、第４図は第１図ダンパー開
閉装置が全開状態の時の模式図、第６図は第１図ダンバ
ー開閉装置が他の出口を閉止した時の模式図、第６図は
従来の２室制御ダンバー開閉装置の要部平面図、第７図
は第６図ダンパー開閉装置のカムの動きと開閉板の開閉
状態の関連を示す状態図である。 １０・・・・・・ハウジング、１４・・・・・・冷気入
口部、１　５ａ　，　１　ｓｂ・・・・・・出口部、１
６・・・・・・駆動源、１９・・・・・・ロータ、２２
・・・・・・検出手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　冷気流入口と連通した冷気入口部と、この冷気入口部
   と連通する複数個の冷気出口部と、この冷気入口部と冷
   気出口部とを同一円周上に配置したハウジングと、前記
   冷気入口と冷気出口部を開閉するロータと、このロータ
   を回転させる駆動源と、このロータの位置を検出し冷気
   入口部と冷気出口部毎に停止させる検出手段とからなる
   ダンパー開閉装置。