JPH03269551A - 電子写真装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真技術を用いたプリンタ、フアクシミ
リなどの電子写真装置に関する。

従来の技術 近年、プリンタやファクシミリにその高速印字性、高印
字品質の特徴から電子写真装置を用いたものが広く利用
されるよりになってきた。

本発明者は、この電子写真装置についてさらに高速性向
上のための提案を行っておシ、とくに印字開始前の印字
手段の前処理に関し、データ受信から印字ｌでの高速化
を提案している。

電子写真装置は、その印字する前に印字手段の前処理が
必要であシ、たとえば除電器、帯電器。

現像器を前もって駆動し、感光体ドラム表面の清浄ふ・
よび表面電位の均一化による初期化のため感光体ドラム
を回転させ、除電、帯電、現像などの各プロセスを動作
させる。またレーザ光を用いる場合は、レーザ光をスキ
ャンニングミラーを回転させるモータ（以下スキャナモ
ータと記す）は、停止状態から規定の回転数に達するの
に数秒を要する。このため印字に先だってスキャナモー
タをＯＮしておくことも行われる。このよりな前処理作
業が必要である。

そこで本発明者は、データ受信を行う場合は、このデー
タの受信開始から受信終了１での時間が必ず必要である
ことに着目し、データ受信開始を検出するとほぼ同時に
、この前処理を実行し、受信完了に相当する改ページ甘
たはページ終了の時点渣でにはこの前処理を完了し、こ
の受信時間を有効活用する装置についての提案をすでに
行っている。本提案を従来例として以下説明する。

第１４図は従来の電子写真装置の構成を示すブロック図
であシ、外部からのデータを受は取りメモリに格納する
データ受信手段２１と、データ受信手段２１にデータ受
信があったことを検出しデータ受信検出し、データ受信
検出手段２２と、前記データ受信検出信号により印字の
前処理を制御する前処理制御手段２３と、受信したデー
タの中から改ページコード、ページ終了コート°などに
より印字開始を検出し印字開始検出し、印字開始検出手
段２４と、前記印字開始検出信号により印字を制御する
印字制御手段２５と、実際の印字を行う印字手段２６よ
り構成されている。

ている。

以上のよりに構成された従来の電子写真装置について以
下にその構成要素の関連動作を説明する。

１ずデータ受信手段２１にデータが入力されると、デー
タ受信検出手段２２により前記データが最初のデータか
否かを判別し最初のデータならばデータ受信検出信号が
出力される。データ受信検出信号が前処理制御手段２３
に入力されると、前処理制御手段２３はあらかじめ決め
られたシーケンスに従い電子写真装置の各プロセスを動
作させるよりに制御信号が出力される。この制御信号は
実際に前処理や印字を行うための印字手段２６に入力さ
れ前処理が行われる。つぎに印字開始検出段２５に出力
される。印字制御手段２６は実際に印字を行うための制
御信号を印字手段２６に出力し、印字手段２６は印字動
作を行う。

発明が解決しよりとする課題 しかしながら上記従来の構成では、１ペ一ジ分のデータ
受信の最初で前処理を開始するために、データ受信速度
が遅い場合、たとえば数１０分にもおよぶ場合にはこの
データの読み込みの後に、印字開始信号が出力されるの
でその間感光体ドラムが回転していることになり感光体
ドラムの寿命が非常に短くなってし１うという問題点を
有していた。捷た、前処理としてスキャナモータの回転
を行う場合も同様にスキャナモータの寿命が短くなって
し１う危険があるという問題点を有していた。

本発明は上記課題に留意し、前処理が最適時間行われ、
構成部品に寿命の面で悪影響を及ぼさない高速な電子写
真装置を提供しよりとするものである。

課題を解決するための手段 本発明の上記目的を達成するために、第１の発明として
、データを受信するデータ受信手段と、この受信したデ
ータのデータ量を計量し、このデータ量がある一定量に
達したとき、検出し、データ量検出手段と、前処理の実
行を制御する前処理制御信号を出力するの受信したデー
タの中より印字開始に相当する情報を検出し、印字開始
し、印字開始検出手段と、この印字開始信号により印字
動作を制御する印字制御手段と、この印字制御手段の制
御により受信データの印字を実行する印字手段を具備し
、受信データ量がある一定量に達したとき出力される検
出信号により前処理制御手段を駆動し、印字手段の前処
理を実行する電子写真装置である。また、この印字手段
の前処理が完了したことを前処理完了信号として前処理
制御手段より出力し、この前処理完了信号と印字開始信
号の２信号が印字制御手段に入力されたとき、はじめて
印字制御手段により印字手段が駆動され印字が開始され
る電子写真装置である。

ある。

第２の発明として、データを受信するデータ受信手段と
、このデータ受信手段により受信したデータを検出し、
データ受信検出し、データ受信検出手段と、このデータ
受信検出信号により前処理を制御する前処理制御手段と
、さらにこのデータ受信検出信号により動作を開始して
、 定められたある一定時間後に前処理停止し、タイマ手段
と、受信したデータの中より印字開始に相当する情報を
検出し、印字開始し、印字開始検出手段と、この印字開
始信号により印字動作を制御する印字制御手段と、この
印字制御手段の制御により受信データの印字を実行する
印字手段を具備し、データ受信後にデータ受信検出手段
よシ出力されるデータ受信検出信号により前処理制御手
段を駆動し、印字手段の前処理を開始し、前記のタイマ
手段からの前処理停止信号でこの前処理を完了する電子
写真装置である。

作　　用 第１の発明は、データ量検出手段により受信のデータ量
を計量し、前もって定められたデータ量に達すると出力
として検出信号が発生し、この検出信号により前処理制
御手段を介して、印字手段の前処理動作を開始する。こ
の開始するタイミングは、一般的なデータ受信から受信
完了し、印字開始信号が出力される壕での時間と、前処
理に必要な時間から決められる。すなわち、データ受信
からすぐ前処理を開始すると、前処理に必要な時間に比
べて印字開始信号１での時間が長いので前処理時間が不
必要に長くなるため、あるデータ量を受信してから前処
理を開始してｂる。いいかえれば前処理がほぼ完了する
ときに平均的に印字開始信号が出力されるよりに、前処
理開始オでの受信データ量が設定されている。このより
に設定されることにより前処理を確実に行われた状態で
、印字開始がタイミングよく行われることになる。

筐たさらに前処理が確実に行われるよりにするために、
前処理完了信号が前処理７３：確実に完了したときに前
処理制御手段より出力させると、この前処理完了信号と
印字開始信号のいずれもが入力された後に、印字手段に
よる印字が行われるよりにしたものである。

第２の発明は、データ受信検出信号により前処理作業が
開始され、その完了筐での時間を設定しよりとするもの
である。すなわち印字手段の前処理が確実に完了する時
間にタイマ手段が設定されて釦り、タイマ手段からの前
処理停止信号により前処理動作を完了するものである。

この設定によりデータ受信開始から印字開始信号が出力
される甘での平均的な時間以内に設定できるので、前処
理が確実に完了してから、わずかな休止期間をおいて印
字が開始されるので、前処理が確実に行われた状態で、
かつデータ受信時間を活用した効率的な前処理が行われ
る。

実施例 第１図は本発明の第１の実施例にふ・ける電子写真装置
の構成を示すブロック図である。

データを受信するデータ受は手段１と、このデータ受信
手段１が受信したデータ量を計量し、データ量が規定量
に達したことを検出するデータ量検出手段２と、このデ
ータ量検出手段２からの検出信号により前処理制御を行
う前処理制御手段３と、データ受信手段１が受信したデ
ータから印字開始信号を検出する印字開始検出手段４と
、この印字開始信号で印字動作の制釘を行う印字制御手
段５と、印字制御手段５の制御によりデータの印字を行
う印字手段６とで、主に構成されておシ、ＯＲ回路アが
データ量検出手段２と印字開始検出手段４の検出出力信
号のいずれかで出力を得るよりに接続されている。その
出力がゲート回路８を介して前処理制御手段３に入力さ
れている。また前処理制御手段３より前処理完了信号と
してＲｅ　ａｄｙ信号が出力され、ＡＮＤ回路９に、印
字開始信号とともに入力されている。このＡＮＤ回路９
の出力は印字制御手段５に入力されている。

第２図は実際の回路構成を示すブロック図である。外部
からのデータを受取る１１０ポー）Ａ１０と、制御プロ
グラムを格納するリード・オンリー・メモリ（以下ＲＯ
Ｍと記す）１１と、受信データを格納するランダム・ア
クセス・メモリ（以下ＲＡＭと記す）１２と、ＲＯＭに
格納しであるプログラムに従って制御を行うＣＰＵ１ｓ
と、制御し、１１０ポー）Ｂ１４と、前記制御信号に従
って印字を行う印字機構部１５で構成されている。

以上のよりに構成された電子写真装置について、以下に
その動作を第３図〜第５図のフローチャトに従って説明
する。

１ず、第３図にふ−いて外部からデータを受信する〔ス
テラフコ）、それ！でに受信したデータの量が規定量に
達したか否かを判別しくステップｂ）、規定量以上であ
れば前処理開始フラグをチエツクしくステップＣ）、前
処理開始フラグが立っていなければ前処理が未だ行われ
ていないので前処理を開始する（ステップｄ）。前処理
は別タスクとして実行されるので後で述べる。前処理を
開始するとステップａに戻る。ステップｂに釦いてブタ
量が規定量以上でない場合咬たはステップＣに釦いて前
処理開始フラグがすでにＯＮしているならば、改ページ
データ、ページ終了データなどの検出により印字開始が
検出されたか否かを判断羊（ステップｅ）、印字開始で
なければステップａに戻る。印字開始が検出されたなら
ば、前処理開始フラグがＯＮしているかチエツクしくス
テップｆ）、ＯＮしていなければ前処理を開始しくステ
ップｑ＞、つぎにＲｅａｄｙフラグがＯＮになる１で待
つ（ステップｈ）、ＲｅａｄｙフラグがＯＮになれば印
字を開始する（ステップｉ）。印字は別タスクとして実
行されるので後で述べる。印字が終了したときに立つ印
字終了フラグが立つのを待って（ステップ１）、印字終
了フラグが立ったら終了する。つぎに前処理タスクおよ
び印字タスクの動作についてそれぞれ第４図、第５図に
従って説明する。前処理開始により前処理タスクが起動
され、前処理が開始されたことを示す前処理開始フラグ
をＯＮする（ステップｋ）、つぎにメインモータ。

除電器をＯＮしくステップで）、帯電器ＯＮ（ステップ
ｍ）、現像器ＯＮ（ステップｎ）を行い、前処理として
の感光体ドラム表面のイニシャライズが終了し印字準備
が整う捷での時間分だけＤｅｌａｙを行い（ステップ０
）、ＲｅａｄｙフラグをＯＮする（ステップｐ）。一方
、印字が開始されると印字タスクが起動され、レーザ露
光開始（ステップｑ）、転写器ＯＮ（ステップｒ）によ
り実際の印字が開始され、受信データに従ったレーザ露
光を行うことにより印字が行われる。印字終了筐で待っ
て（ステップ１）、印字終了ならば印字終了フラグを立
てる（ステップｔ）。

以上説明した動作により、第６図ｒａ）に示すよりに従
来はデータ受信開始から前処理を行い、印字開始信号が
来る昔でｔｌ　　時間だけ前処理を行っていたが、本発
明では第６図（ｂ）に示すよりにデータ受信が規定量に
達したときに前処理を開始し、印字開始１でのｔ２時間
だけ前処理を行う。データの受信速度に応じて適切なデ
ータ受信の規定量を設定することにより不必要に感光体
ドラムの回転を行う必要がないので、従来に比較して感
光体ドラムの寿命を大幅に長寿命化することができる。

なふ・、本実施例では前処理は感光体ドラム表面のイニ
シャライズとしたが、これはスキャナモータをあらかじ
めＯＮすることであってもスキャナモータの長寿命化と
いうことで同様の効果が得られる。さらに前処理として
、感光体ドラム表面のイニシャライズとスキャナモータ
のＯＮとを両方行えば長寿命化ということでさらに効果
的である。

第７図は本発明の第２の実施例における電子写真装置の
構成を示すブロック図である。なお、データ受信手段２
１と、データ受信検出手段２２と、印字開始検出手段２
４は従来例と同じなので省略した。瞥た前処理制御手段
３と印字制御手段５と、印字手段６は第１の実施例と同
様のものであるので同一の番号を付し説明を省略する。

これに加えてデータ受信検出信号を入力して定められた
ある一定時間後に前処理制御手段３へ前処理停止し、タ
イマ手段１６が挿入されている。

第８図は実際の回路構成を示すブロック図である。外部
からの信号およびデータを受は取る１１０ポー）Ａ１０
と、制御プログラムを格納するＲＯＭ１１と受信データ
を格納するＲＡＭ１２とＲＯＭ１１に格納しであるプロ
グラムに従って制御を行うＣＰＵ１３と、制御信号の入
出力およびデータを出力するための工／○ポー）Ｂ１４
と、前記制御信号に従って印字を行う印字機構部１５は
第１の実施例と同様であり、これに加えてタイマ１了が
挿入された構成となっている。

以上のよりに構成された電子写真装置について、以下に
その動作を第９図〜第１２図のフローチャートに従って
説明する。

壕ず第９図において前処理開始信号が入力されたか否か
を判断しくステップ（イ））、入力があればタイマザを
起動する（ステップ（ロ））。捷たつぎに前処理を開始
する（ステップ（ハ））。タイマ汐がある定められた時
間が経過してタイムアウトしていれば（ステップに））
、前処理を停止させる（ステップ（ホ））。ここでステ
ップ（ハ）とステップ（ホ）の前処理開始釦よび停止は
別タスクとして実行されるので後で述べる。つぎに印字
開始信号が入力されるのを待って印字開始信号が入力さ
れると（ステップ（へ））、印字動作が行われる（ステ
ップ（ト））。ここで印字は別タスクとして実行される
ので後で述べる。印字が終了すると、このときに立つ印
字終了フラグを待って（ステップ（力）、印字終了フラ
グが立ったら終了する。

つぎに前処理開始タスク、前処理停止タスクおよび印字
タスクの動作について第１０図、第１１図、第１２図に
従って説明する。前処理開始により前処理開始タスクが
起動され、感光体ドラムを。１さイ、たゎ。、イアニー
、をヲ尊（７ケ７７（力）、除電器ＯＮ（ステップ（ヌ
））、帯電器ＯＮ（ステップ渭）、現像バイアス電圧Ｏ
Ｎ（ステップ（ワ））を実行する。前処理停止について
は、前処理停止タスクが起動され、現像バイアス電圧０
ＦＦ（ステップＣ＠）、帯電器０ＦＦ（ステップ（ヨ）
）、除電器０ＦＦ（ステップケ））、メインモータを停
止（ステップ（す）する。さらに印字については、印字
タスクが起動されるとメインモータ、除電器および帯電
器を各々ＯＮして（ステップ（７））、レザ露光開始（
ステップ（ツ））、現像バイアス電圧ＯＮ（ステップ（
２））、転写器ＯＮ（ステップ（７））され印字が終了
する壕で受信データに従ったレーザ露光を行うことによ
り印字が行われる。印字終了１で待って（ステップ（，
７））、印字終了ならば印字終了フラグを立てる（ステ
ップ（→）。

以上説明した動作により第１３図（４）に示すよりに従
来は、データ受信検出信号から前処理を行い、必要な時
間の前処理を行った後も印字開始信号が来る１で前処理
を続行させ、印字開始信号が来ると同時に印字を行って
いた。本実施例では第１３図（ｂ）に示すよりに前処理
開始信号から前処理を行い、必要な時間の前処理（ｔ２
）を行った後、−旦理を省略することができ、第１３図
（ｂ）に示す時間ｔ３は感光体ドラムの回転をとめるこ
とが可能となる。この結果従来に比較して感光体ドラム
の寿命を大幅に長寿命化することができる。

発明の効果 以上の説明より明らかなよりに、データを受信開始して
から受信完了し、印字開始信号が出力される１でのデー
タ受信時間を有効に活用することにより、印字に必要な
前処理を完了し印字開始信号が出力されるとすぐ印字で
きる態勢に設定できる効果がある。さらに第１の発明で
は受信データ規 量を勇足し、第２の発明ではタイマを用いることにより
前処理時間を不必要に長くすることによる構成部品の寿
命劣化を防いだものである。このよりに印字が速やかに
行われ、かつ構成部品の高寿命が達成できる優れた電子
写真装置が実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例における電子写真装置の
構成を示すブロック図、第２図は同実施例の実際の回路
構成を示すブロック図、第３図。 第４図、第６図は同実施例の動作を示すフローチャート
、第６図（ａ）、　（ｂ）は従来例と同実施例の動作を
示すタイミング図、第７図は本発明の第２の実施例にお
ける電子写真装置の構成を示すブロック図、第８図は同
実施例の実際の回路構成を示すブロック図、第９図、第
１０図、第１１図、第１２図は同実施例の動作を示すフ
ローチャート、第１３図（ａ）、　（ｂ）は従来例と同
実施例の動作を示すタイミング図、第１４図は従来の電
子写真装置の構成を示すブロック図である。 １・・・・・・データ受信手段、２・・・・・・データ
量検出手段、３・・・・・・前処理制御手段、４・・・
・・・印字開始検出手段、５・・・・・・印字制御手段
、６・・・・・・印字手段、１７・・・・・タイマ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）データを受信するデータ受信手段と、前記データ
   受信手段により受信したデータ量を計量し、データがあ
   る一定量に達したことを検出し、検出信号を出力するデ
   ータ量検出手段と、前処理を制御する前処理制御手段と
   、前記データ受信手段により受信したデータより印字開
   始情報を検出し印字開始信号を出力する印字開始検出手
   段と、前記印字開始信号により印字を制御する印字制御
   手段と、前記印字制御手段の制御により前記データを印
   字する印字手段を具備し、前記データ量検出手段の出力
   である前記検出信号により前記前処理制御手段が駆動さ
   れ、前記印字手段の前処理を実行する電子写真装置。
2. （２）データを受信するデータ受信手段と、前記データ
   受信手段により受信したデータを検出し、データ受信検
   出信号を出力するデータ受信検出手段と、前記データ受
   信検出信号により前処理を制御する前処理制御手段と、
   前記データ受信検出信号により動作を開始し、定められ
   たある一定時間後に前処理停止信号を出力するタイマ手
   段と、前記データ受信手段により受信したデータより印
   字開始情報を検出し印字開始信号を出力する印字開始検
   出手段と、前記印字開始信号により印字を制御する印字
   制御手段と、前記印字制御手段により前記データを印字
   する印字手段を具備し、前記データ受信検出信号により
   前記前処理制御手段が駆動され、前記印字手段の前処理
   を開始し、前記タイマ手段からの前記前処理停止信号で
   前記前処理を完了する電子写真装置。
3. （３）請求項１記載の前処理制御手段が前処理完了信号
   を出力し、印字制御手段が前記前処理完了信号および印
   字開始信号の入力により印字制御を行う請求項１記載の
   電子写真装置。