JPH03269381A - スクイッド磁束計 - Google Patents

スクイッド磁束計

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JPH03269381A
JPH03269381A JP2070084A JP7008490A JPH03269381A JP H03269381 A JPH03269381 A JP H03269381A JP 2070084 A JP2070084 A JP 2070084A JP 7008490 A JP7008490 A JP 7008490A JP H03269381 A JPH03269381 A JP H03269381A
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magnetic flux
superconducting ring
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capacitor
ring
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Gen Uehara
弦 上原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、スクイッド磁束計に関するものであり、詳し
くは、マルチチャンネル型の磁束計におけるクライオス
タットの内外間での配線数の削減に関するものである。
〈従来の技術〉 第5図は従来のスクイッド磁束計の一例を示す構成説明
図である。図において、ジョセフソン接合JJを有する
超伝導リング1には電流源2からバイアス電流Ibが供
給されている。磁束φχを検出するピックアップコイル
3と超伝導リング1に検出磁束を結合するインプットコ
イル4は超伝導閉ループを構成している。また、超伝導
リング1には磁束ロックループF L L (Flux
 Locked Lo。
p)が設けられている。すなわち、超伝導リング1には
モデュレーションコイル5および加算器6を介して交流
信号源7から交流信号Bが加えられている。超伝導リン
グ1の出力信号Aはアンプ8を介して位相検波器9に加
えられ、交流信号源7から加えられる交流信号Bに従っ
て位相検波される。
位相検波器9の出力信号Cは積分増幅器10を介して出
力されるとともにフィードバック電流I。
として加算器6に帰還される。
このような構成において、バイアス電流Ibは超伝導リ
ング1から電圧が出力される臨界電流1。の2程度度に
設定されている。これにより、超伝導リング1の出力電
圧Vは第6図に示すように被測定磁束φχで変調される
ことになる。
一方、磁束ロックループFLLは次のように動作する。
モデュレーションコイル5は超伝導リング1に微小なモ
デュレーション信号Bを与える。
ここで、モデュレーション信号Bと超伝導リング1の出
力信号Aの位相関係は、第7図に示すように、 ■山より左二同相 ■山の上:整流 ■山より右:逆相 になる。そして、位相検波器9の出力信号Cは、モデュ
レーション信号Bと出力信号Aの積になるので、 ■山より左:+ ■山の上:0 ■山より右: になる。
従って、磁束ロックループFLLには、モデュレーショ
ン信号Bが常に出力信号Aの山の上に保たれるようにフ
ィードバック電流Ifが流れる。
このフィードバック電流Ifは被測定磁束φχに比例す
るので、フィードバック電流1.を知ることにより被測
定磁束φχを知ることができる。
なお、このような装置における超伝導リンク1ピツクア
ツプコイル3.インプラ1〜コイル4およびモデスレー
ションコイル5は液体ヘリウムで満たされたクライオス
タット中で超伝導状態に維持される。そして、クライオ
スタット内外間の配線に着目すると、バイアス電流の信
号線、超伝導リングの出力信号線、モデュレーション信
号線およびアース線の4本が必要になる。
ところで、このような装置におけるピックアップコイル
は指向性を持っていることから、例えば生体の脳磁場を
効率よく測定するためには複数チャンネルの測定系統を
設けることが望ましい。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、従来のようにモデュレーションコイルを用い
て磁束ロックループFLLを形成する構成では、測定チ
ャンネルの数に比例してクライオスタット内外間の配線
が増加することになり、これら多数の配線を介してのク
ライオスタットへの熱の流入量が増えて液体ヘリウムの
蒸発量が増大することになる。
また、磁束ロックループFLLのロックが外れてしまう
と再度リセットして測定をやり直さなければならない。
さらに、デジタル演算処理を行うためにはA/D変換器
を用いてデジタル信号に変換しなければならない。
本発明は、このような点に着目したものであり、その目
的は、磁束ロックループを不要にすることによってクラ
イオスタット内外間の配線を削減して液体ヘリウムの蒸
発量を軽減し、A/D変換器も不要でデジタル演算処理
に適したスクイッド磁束計を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 本発明のスクイッド磁束計は、 超伝導リングと、 超伝導リングに被測定磁束を結合させるピックアップコ
イルおよびインプットコイルと、超伝導リングと並列に
接続されたコンデンサと、これら超伝導リングとコンデ
ンサの並列回路と直列に接続された能動素子よりなる負
性抵抗回路とを具備し、 被測定磁束に基づく超伝導リングの実効インダクタンス
の変化を発振周波数の変化として検出することを特徴と
する。
く作用〉 超伝導リングの実効インダクタンスは被測定磁束の大き
さに応じて変化する。この超伝導リンクの実効インダク
タンスの変化に応じて発振周波数が変化することになる
このような発振周波数をカウントすることにより、被測
定磁束の大きさに関連したデジタル信号を得ることがで
きる。
〈実施例〉 以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
一ちA’A− 第1図は本発明の一実施例を示す構成説明図であり、第
5図と同一部分には同一符号をつけている。図において
、超伝導リング1と並列にコンデンサilが接続され、
これら超伝導リング1とコンデンサ11の並列回路と直
列にコンデンサ12を介して能動素子よりなる負性抵抗
回路13が接続されている。なお、能動素子13として
は、FET、HBT (ヘテロバイポーラトランジスタ
)。
RTD (共鳴トンネルダイオード〉などを用いること
ができる。
このような構成において、第2図に示すように、インプ
ットコイル4から超伝導リング1に入力される磁束をφ
χとし、この磁束φχに応じて超伝導リング1内を流れ
る遮蔽電流をICとし、超伝導リング1の各ジョセフソ
ン素子JJの臨界電流をIOとし、各ジョセフソン素子
JJの位相差をそれぞれφ1.φ2とする。
まず、直流ジョセフソン効果から、 IC=IoSlnφ、=1.sinφ2  − (1)
になり、系の安定条件がら、 φ1 、φ2 〈π/ 2             
−(2)になって、 φ1:φ2               ・・・(3
)になる。
一方、超伝導リング1のフラクソイドの量子化条件から
、 φ、十φ2=2π(φχ/φ0)    ・・・(4)
φo = h / 2 e hニブランク定数 e:電子の電荷 になる。
(3)式から、 φ1−=−π(φχ/φ0)        ・・・(
5)になる。
一方、1つのジョセフソン素子の実効インダクタンスL
e f fは、ジョセフソン素子に流入する電流を■と
すると、 1、e f f =φo’φ/(2πI )     
 ・(6)φ:素子の位相差 になる。
第2図の場合、2つのジョセフソン素子が並列になって
いるので、トータルのインダクタンスLTは、 17v−(1/2) (φo’φ1/(2πIc)1す
なわち、トータルのインダクタンスLTは、第3図に示
すように磁束φχに応じて変化することになる。
第1図の破線の右側の負性抵抗回路13は左側の損失分
を打消すように機能して発振する。この発振周波数ωは
、 ジョセフソン素子と通常のインダクタンスとを組み合わ
せたものであってもよい。(b)の構成は、RFスクイ
ッドを用いる場合に有効である。
第1図では1チヤンネルの例を説明したが、第1図の回
路構成を複数個用いることによりマルチチャンネル化も
可能である。この場合、各チャンネルのトータルのイン
ダクタンスLTがLT(1十α)の範囲を変化するもの
として、各チャンネルのCをc、c (t+゛α)、C
(1+2α〉、・・・C(1+nα)に設定することに
より各チャンネルの出力周波数が重ならないようにする
ことができる。これらの周波数ωは、次のようになる。
すなわち、発振周波数ωは、磁束φχに応じて変化する
ことになる。
なお、第1図では超伝導リングに2個のジョセフソン素
子が設けられているDCCCCスクイ側を説明したが、
第4図(a)に示すように両側にn個ずつジョセフソン
素子を設けて感度を高めるようにしてもよいし、(b)
に示すように1個のせることにより、1本の信号線に各
チャンネルの出力信号を重畳してクライオスタットから
外部に伝送し、室温雰囲気で検波できる。
このように構成することにより、従来の構成に比べてク
ライオスタットの内外間の配線を大幅に減らすことがで
き、液体ヘリウムの蒸発を大幅に軽減できる。
また、出力信号の周波数をカウントすることによりデジ
タル信号を得ることができ、その後のブタ処理を効率よ
く実効できる。
さらに、従来のような磁束ロックループを用いていない
ので、ロック外れによる測定不能を生じることはなく、
連続測定が可能になる。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、磁束ロックルー
プを不要にすることによってクライオスタット内外間の
配線を削減して液体ヘリウムの蒸発量を軽減し、A/D
変換器も不要でデジタル演算処理に適したスクイッド磁
束計が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成説明図、第2図お
よび第3図は第1図の動作説明図、第4図は超伝導リン
グの他の例を示す構成説明図、第5図は従来の装置の構
成説明図、第6図および第7図は第5図の動作説明図で
ある。 1・・・超伝導リング、3・・・ピックアップコイル、
4・・・インプットコイル、11.12・・・コンデン
サ、1 2 周期中。 第7 図 モデュレーション信号B

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 超伝導リングと、 超伝導リングに被測定磁束を結合させるピックアップコ
    イルおよびインプットコイルと、 超伝導リングと並列に接続されたコンデンサと、これら
    超伝導リングとコンデンサの並列回路と直列に接続され
    た能動素子よりなる負性抵抗回路とを具備し、 被測定磁束に基づく超伝導リングの実効インダクタンス
    の変化を発振周波数の変化として検出することを特徴と
    するスクイッド磁束計。
JP2070084A 1990-03-20 1990-03-20 スクイッド磁束計 Expired - Lifetime JP2782901B2 (ja)

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JPH03269381A true JPH03269381A (ja) 1991-11-29
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