JPH03269369A - 半導体加速度センサ - Google Patents

半導体加速度センサ

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JPH03269369A
JPH03269369A JP6842690A JP6842690A JPH03269369A JP H03269369 A JPH03269369 A JP H03269369A JP 6842690 A JP6842690 A JP 6842690A JP 6842690 A JP6842690 A JP 6842690A JP H03269369 A JPH03269369 A JP H03269369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration sensor
piezoresistors
weight part
weight
weight portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP6842690A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Nishimura
仁 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03269369A publication Critical patent/JPH03269369A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体加速度センサに関するもので、車両、航
空機、家電製品なとの加速度検出に使用されるものであ
る。
〔従来の技術〕
近年、シリコンウェハのような半導体基板に異方性エツ
チング加工を行い、片持ちはり式に重り部を形威して、
その片持ちはり部にピエゾ抵抗を不純物拡散又はイオン
注入等により形威し、或いは両持ちはり式に重り部を形
成して、その両持ちはり部にそれぞれピエゾ抵抗を不純
物拡散又はイオン注入等により形成して、重り部の変位
に伴うはり部の応力に対応するピエゾ抵抗の抵抗値変化
から加速度を検出する半導体加速度センサが開発されて
いる。
片持ちはり式の従来例を第9図(平面図)に示す。
図において、1は半導体基板、2は半導体基板1に穿設
された平面はぼC字状の切欠空間部にして、該切欠空間
部2により、片持ちはり部3と、該片持ちはり部3の先
端に連続して重り部4とが形成されている。
5.6は上記片持ちはり部3の上面に、該はり部3の延
出方法(撓み方向)に平行して並列に形成したピエゾ抵
抗にして、これと同抵抗値の2個の外付は抵抗とにより
ホイートストンブリッジ回路を構成している。
而して、第10図(第9図のX−X線断面図)および第
11図(第9図の一部切欠斜視図)に示すように、」1
記の片持ちはり部3は小11ノで肉薄状に、重り部4は
肉厚状に形成されている。
次に、両持ちはり式の従来例を第12図(平面図)に示
す。
図において、半導体基板1に、一対のコ字状の切欠空間
部7を、そのコ字状両端部にはり部相当の間隔を介在し
て対向穿設することにより、左右一対の両持ちはり部8
a、8bと、該はり部8a。
8bの各内端に連続して重り部9とが形成され、両持ち
はり部8a、8bの上面に一対あてのピエゾ抵抗10.
11と1.2.13とが、上記はり部8a、8bの延出
方向(撓み方向)に直列的に形成されており、これら4
個のピエゾ抵抗10〜13によりホイートストンブリッ
ジ回路を構成している。
面して、第13図(第12図のX−X線断面図)および
第14図(第12図の一部切欠斜視図)に示すように、
上記の両持ちはり部8a、8bは小中で肉薄状に、重り
部9は肉厚状に形成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した従来の片持ちはり式および両持ちはり式の各半
導体加速度センサは、第10図および第13図に示すよ
うに、重り部4.9の重心CGの位置(重り部4,9の
ほぼ中心位置にある)が片持ちはり部3の軸心3 a 
s両持ちはり部8a、8bの軸心8a 1,8b 1よ
り下方にあるので、重り部4,9に上下方向の加速度(
本来の加速度を検知すべきZ軸方向の加速度)以外の加
速度(X軸、Y軸方向の加速度)が加わったときにも、
片持ちはり部3、両持ちはり部8a、8bにねしれが生
じてホイートストンブリッジ回路に出力が現れ、必要と
する加速度の検出に正確性を欠・くという問題があった
そして、かかる問題点を除くため、従来、第15図(A
)(B)に示すように、重り部4.9の表面に金又は銀
などの比重の大きな金属材料14を形威し、重り部4.
9の重心CGの位置を片持ちはり部3、両持ちはり部8
a、8bの軸心3a、8al、8blの近くまで上昇さ
せる手段が提案されている。
この手段によれば、Z軸方向以外の加速度を受けても、
片持ちはり部3、両持ちはり部8a、8bのねじれ現象
は抑制されるが、一方において、金属材料14の量が重
心CGの位置規制に関連するので、加工精度が要求され
ると共に、金、銀などの金属材料14の使用により、コ
スト高となって量産性を阻害するという問題があった。
また、抵抗ρを有するピエゾ抵抗のピエゾ抵抗変化Δρ
と応力Tは、Δρ=ρ丁T(丁:ピエゾ抵抗係数)の関
係を有する。
よって、ピエゾ抵抗の抵抗値が大きいほど、またはり部
に加わる応力が大きいほど、ピエゾ抵抗変化が大きいこ
とから、ピエゾ抵抗の長さ対iI比 − (j!/ω)を大きくし、またはり部の断面積を小さく
することが検出精度の向上を期しうるものである。
かかる事情からみると、上記従来の片持ちはり部3およ
び両持ちはり部8a、8bは、構造上延出長さおよび「
11が制約され、機械的強度の見地から厚さにも限度が
あるために長さおよびIllを小さく (細く)形成さ
れるので、ピエゾ抵抗5,6および10.11と12.
13の長さも小さく形成せざるを得す、したがって上記
のρ/ωが小さくなって、検出精度の点において問題が
あった。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、必要と
する加速度のみを精度よく検出しうる半導体加速度セン
サの提供を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記の目的を遠戚するために、半導体基板の
中央部に形成した重り部と、該重り部を囲むように形成
した枠部と、該枠部に前記重り部を接続支持するように
重り部より延出形成した少くとも2個の弾性変形可能な
撓み部と、該撓み部のそれぞれに並列形成され、ホイー
トストンブリッジ回路を構成するピエゾ抵抗と、からな
る加速度センサにおいて、前記各ピエゾ抵抗は、長さ対
巾比を大きく形成し、それぞれの長手方向を前記撓み部
の延出方向と直交し、かつ前記重り部側と枠部側とに形
成したことを特徴とする。
また、前記弾性変形可能な撓み部は、前記重り部の全外
周より延出形成して、環状のダイヤフラム部を構成し、
又は重り部の一組の対向する両側面に延出形成すると共
に、地組の対向する両側面に長方形の切欠空間部を形成
して両持ちはり部を構成したことを特徴とする。
さらに、−組の対向する2個の撓み部22a。
22cの重り部21側に形成したピエゾ抵抗R2゜R3
がホイートストンブリッジ回路の一方の対辺を、また枠
部23側に形成したピエゾ抵抗R1゜R4が上記ブリッ
ジ回路の他方の対辺をそれぞれ構成するよう接続したこ
とを特徴とする。
〔作 用〕
加速度を受Ijて重り部が変位すると、重り部の1組の
対向側面に形成されている各撓み部の重り部側と枠部側
とで発生する応力の方向が逆になり、各撓み部に形成さ
れている一対あての各ピエゾ抵抗の抵抗変化の符号が逆
となることから、必要とする上下方向の加速度を受けた
ときに最大出力が出るようにホイートストンブリッジ回
路を組んで、不必要な加速度には感度をもたないように
する。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は一実施例の構成を示す平面図であり、シリコン
ウェハのような半導体基板20に異方性エツチング加工
を行って、中央部に重り部21、該重り部21の全外周
にダイヤフラム部22(弾性変形可能な撓み部22a〜
22dの延出形成)、該ダイヤフラム部22の全外周に
枠部23(枠辺23a〜23dの連続形成)が一体形成
されている。
而して、第2図(第1図のX−X線断面図)および第3
図(第1図の一部切欠斜視図)に示すように、上記の重
り部21と枠部23は同一の肉厚に形成され、ダイヤフ
ラム部22は肉薄に形成されている。
さらに、前記ダイヤフラム部22の一組の対向する一方
の撓み部22aの表面には、枠部23の枠辺23a側に
長方形のピエゾ抵抗R1が、重り部21側に長方形のピ
エゾ抵抗R2がそれぞれ不純物拡散又はイオン注入等に
より形成されており、また他方の撓み部22cの表面に
は、重り部21側に長方形のピエゾ抵抗R3が、枠辺2
3c側に長方形のピエゾ抵抗R4がそれぞれ不純物拡散
又はイオン注入等により形成されている。
上記のピエゾ抵抗Rt 、 R2とRa 、 R4は、
いずれもその長平方向か撓み部22a、22cの延出方
向と直交して並列に形成されている。
第4図は他の実施例の構成を示す平面図である。
図のように、本実施例は前記実施例の弾性変形可能な撓
み部22bと22dに代えて長方形の切欠空間部24を
形成し、撓み部22aと22cとにより両持ちはり式に
構成したものである。
そして、上記の切欠空間部24の形成以外□は前 9 0 記実施例と同一であるので、第4図(平面図)、第5図
(第4図のX−X線断面図)および第6図(第4図の一
部切欠斜視図)における各部品に前記実施例の各部品と
同一の符号を付して、構成の説明を省略する。
上記各実施例のように、重り部21をダイヤフラム部2
2で支持、或いは重り部21を両持ちはり式に支持した
構成であるので、第7図(A)に示すように、重り部2
1に2軸方向(上下方向)の速度FZが加わった場合に
は、撓み部22aと22cにおける応力分布は、重り部
21側と枠辺23a、23c側とでは応力の方向が逆と
なり(重り部21側には引張り応力(+)が働き、枠辺
23a、23c側には圧縮応力(=)が働く)、重り部
21近くと枠辺23a、23c近くで最大となる。
また第7図(B)に示すように、重り部21にX軸方向
の加速度FXが加わった場合には、撓み部22aにおけ
る重り部21側には圧縮応力(−)が、枠辺23a側に
は引張り応力(+)がそれぞれ働き、撓み部22cにお
ける重り部21側には引張り応力(+)が、枠辺23c
側には圧縮応力(−)がそれぞれ働く。
また、第7図(C)に示すように、重り部21にY軸方
向の加速度FYが加わった場合には、撓み部22a、2
2cにおけるそれぞれの重り部21側と枠辺23a、2
3c側とで応力を打消す方向の引張応力(+)と圧縮応
力(−)が働く。
よって、加速度F  、 F x 、  F vが加っ
た場合のピエゾ抵抗R−R4の抵抗変化の符号は下記表
1に示すようになる。
表  1 したがって、第8図に示すように、ピエゾ抵抗RとR4
とを一方の対辺とし、ピエゾ抵抗R2 とR3とを他方の対辺としたホイートストンブリッジ回
路を構成することにより、X軸方向の加速度F2にのみ
感度を有する出力が得られ、検出精度が向上する。
また、撓み部22a、22cの巾は、ピエゾ抵抗R1〜
R4の長手方向の長さに制約されず、並列配置する一対
のピエゾ抵抗を任意の長さに形成することができるので
、ρ/ωを大きくとれ、感度が向上する。
なお、本実施例では、ピエゾ抵抗の形を、前記撓み部の
応力分布にみられるように、重り部と枠辺とのそれぞれ
の近傍で応力が最大になり、そしてD/ωを大きくする
ことから、長方形のものを示したが、これに限定されず
、コ字形のもの或いは数回階段状に折り返した形のもの
などの使用も可能である。
〔発明の効果〕
本発明は次の効果を有する。
(a)  ダイヤフラム支持或いは両持ちはり支持の重
り部の一組の対向す、る両側撓み部に、長さ対巾比(p
/ω)の大きい一対のピエゾ抵抗をその長手方向を撓み
部の延出方向と直交して並列に形成したので、必要とす
る上下方向の加速度のみに高い感度を有する加速度セン
サを提供できる。
(b)   ピエゾ抵抗のρ/ωを大きくとれるので、
抵抗値が大きくなり、ホイートストンブリッジ回路の駆
動電流を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の平面図、 第2図は第1図のx−X線断面図、 第3図は第1図の一部切欠斜視図、 第4図は本発明の他の実施例の平面図、第5図は第4図
のX−X線断面図、 第6図は第4図の一部切欠斜視図、 第7図(A)(B)(C)は加速度の印加方向に対する
発生応力の説明図、 第8図はホイートストンブリッジ回路の構成図、第9図
は従来の片持ちはり式の平面図、第10図は第9図のX
−X線断面図、 3 14 第11図は第9図の一部切欠斜視図、 第12図は従来の両持ちはり式の平面図、第13図は第
12図のX−X線断面図、第14図は第12図の一部切
欠斜視図、第15図(A)(B)は従来の問題点除去手
段の説明図である。 20・・・半導体基板、21・・・重り部、22・・・
ダイヤフラム部、22a〜22d・・・撓み部、23・
・・枠部、23a〜23d・・・枠辺、24・・・切欠
空間部、R1−R4・・・ピエゾ抵抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板の中央部に形成された重り部と、該重り
    部を囲むように形成された枠部と、該枠部に前記重り部
    を接続支持するように重り部より延出形成された少くと
    も2個の弾性変形可能な撓み部と、該撓み部のそれぞれ
    に並列に形成され、ホイートストンブリッジ回路を構成
    するピエゾ抵抗と、からなる加速度センサにおいて、 前記各ピエゾ抵抗は、長さ対巾比を大きく形成され、そ
    れぞれの長手方向を前記撓み部の延出方向と直交し、か
    つ前記重り部側と枠部側とに形成されていることを特徴
    とする半導体加速度センサ。 2、前記弾性変形可能な撓み部が、前記重り部の全外周
    より延出形成され、環状のダイヤフラム部を構成した請
    求項1記載の半導体加速度センサ。 3、前記弾性変形可能な撓み部が、前記重り部の一方の
    対向する両側面に延出形成されると共に他方の対向する
    両側面に長方形の切欠空間部を形成して両持ちはりを構
    成した請求項1記載の半導体加速度センサ。 4、対向する2個の撓み部22a、22cの重り部21
    側にピエゾ抵抗R_2、R_3が、また枠部23側にピ
    エゾ抵抗R_1、R_4が形成されている請求項1、2
    又は3記載の半導体加速度センサ。 5、ピエゾ抵抗R_1、R_4がホイートストンブリッ
    ジ回路の一方の対辺を、またピエゾ抵抗R_2、R_3
    が上記ブリッジ回路の他方の対辺を、それぞれ構成する
    ように接続されている請求項4記載の半導体加速度セン
    サ。
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