JPH03269194A - カレンダロール駆動用電動機の制御装置 - Google Patents
カレンダロール駆動用電動機の制御装置Info
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- JPH03269194A JPH03269194A JP6207190A JP6207190A JPH03269194A JP H03269194 A JPH03269194 A JP H03269194A JP 6207190 A JP6207190 A JP 6207190A JP 6207190 A JP6207190 A JP 6207190A JP H03269194 A JPH03269194 A JP H03269194A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、抄紙機や紙加工用のカレンダ（圧搾ローラ）
駆動用電動機の制御装置に関する。
駆動用電動機の制御装置に関する。
カレンダは、紙をロールで圧搾することにより紙の表面
に薯色を出し、印刷適性を向上させるために使用されて
いる。
に薯色を出し、印刷適性を向上させるために使用されて
いる。
従来のカレンダ設備の一例を第２図に示す。図中３１は
マスターロール、３２はスレーブロールであり、それぞ
れ減速機３３．３４を介して電動機３５．３６によって
駆動される。
マスターロール、３２はスレーブロールであり、それぞ
れ減速機３３．３４を介して電動機３５．３６によって
駆動される。
スレーブロール３２は通紙後にマスターロール３１に圧
接するように油圧シリンダ等のロール昇降機構３７で昇
降駆動される。３８は速度指令器であり、速度検出器３
９で検出された電動機３５の検出速度との偏差が速度制
御器４０に人力され、電動機駆動装置４１を介して速度
指令と検出速度の偏差が０になるように電動機３５が駆
動される。
接するように油圧シリンダ等のロール昇降機構３７で昇
降駆動される。３８は速度指令器であり、速度検出器３
９で検出された電動機３５の検出速度との偏差が速度制
御器４０に人力され、電動機駆動装置４１を介して速度
指令と検出速度の偏差が０になるように電動機３５が駆
動される。
電動機３６も電動機３５と同じ速度指令で駆動される。
このようなカレンダ設備で紙を圧搾するとき、まず、固
定側のマスターロール３１に対してスレーブロール３２
を下降させ、両ロールの間に紙を通してから、スレーブ
ロール３２を上昇させ、紙を圧搾する。この間、マスタ
ーロール３１及びスレーブロール３２は速度制御系を働
かせて回転させた状態で制御を行う。
定側のマスターロール３１に対してスレーブロール３２
を下降させ、両ロールの間に紙を通してから、スレーブ
ロール３２を上昇させ、紙を圧搾する。この間、マスタ
ーロール３１及びスレーブロール３２は速度制御系を働
かせて回転させた状態で制御を行う。
このとき、両ロールは同一速度指令で制御する。
スレーブロール３２は垂下枠性分を考慮し、接触時の速
度を合わせるため、操作員の人手により電動機３６を負
荷調整ボリューム４２．界磁制御器４３で界磁４４を制
御した状態にしておき、通紙が完了すると同時にスレー
ブロール３２を接触させていた。
度を合わせるため、操作員の人手により電動機３６を負
荷調整ボリューム４２．界磁制御器４３で界磁４４を制
御した状態にしておき、通紙が完了すると同時にスレー
ブロール３２を接触させていた。
ところが、この従来の制御方法では、マスターロール３
１とスレーブロール３２の接触時点での速度を一致させ
ることは困難であるため、速度が不一致の場合には、両
ロールが接触した瞬間に負荷が増大し、垂下特性側ロー
ルすなわちスレーブロール３２の負荷設定が正しくない
とロール速度が急変し紙切れが発生し、その結果ロール
に紙が巻きつく等の不具合でラインを停止させる要因と
なっていた。才た、ロールを接触させるときには操作員
が必ず監視しておかなければならなかった。
１とスレーブロール３２の接触時点での速度を一致させ
ることは困難であるため、速度が不一致の場合には、両
ロールが接触した瞬間に負荷が増大し、垂下特性側ロー
ルすなわちスレーブロール３２の負荷設定が正しくない
とロール速度が急変し紙切れが発生し、その結果ロール
に紙が巻きつく等の不具合でラインを停止させる要因と
なっていた。才た、ロールを接触させるときには操作員
が必ず監視しておかなければならなかった。
そこで本発明は速度不一致と負荷変動による紙切れを防
止することを目的とする。
止することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明のカレンダロール駆動
用電動機の制御装置は、マスターロールに対してスレー
ブロールを相対的に接触加圧及び開放するロール昇降機
構を備えたカレンダロール駆動用電動機の制御装置にお
いて、前記マスターロール駆動用電動機を速度制御する
速度制御器と、前記スレーブロール駆動用電動機に予め
設定された速度指令及びロール接触圧を考慮して演算さ
れた負荷をトルク指令に加える手段と、ロール接触開始
時に前記速度制御器の指令から垂下特性による制御に滑
らかに切り換える手段とを備えたことを特徴とする。
用電動機の制御装置は、マスターロールに対してスレー
ブロールを相対的に接触加圧及び開放するロール昇降機
構を備えたカレンダロール駆動用電動機の制御装置にお
いて、前記マスターロール駆動用電動機を速度制御する
速度制御器と、前記スレーブロール駆動用電動機に予め
設定された速度指令及びロール接触圧を考慮して演算さ
れた負荷をトルク指令に加える手段と、ロール接触開始
時に前記速度制御器の指令から垂下特性による制御に滑
らかに切り換える手段とを備えたことを特徴とする。
本発明では、ロールを開放した時にロール速度を正確に
合わせて接触させ、速度不一致による紙切れを防止し、
かつ接触時の速度、線三より正確に負荷を決定すること
で、負荷変動による紙切れをも防止する。
合わせて接触させ、速度不一致による紙切れを防止し、
かつ接触時の速度、線三より正確に負荷を決定すること
で、負荷変動による紙切れをも防止する。
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
第１図は本発明の実施例を示すブロック図である。同図
において、１はマスターロール、２はスレーブロールで
あり、それぞれ減速機３，４を介して電動機５，６によ
って駆動される。
において、１はマスターロール、２はスレーブロールで
あり、それぞれ減速機３，４を介して電動機５，６によ
って駆動される。
７はスレーブロール２を昇降させるロール昇降機構であ
る。
る。
８は速度指令器であり、速度検出器９で検出された電動
機５の検出速度との偏差が第１の速度制御器１０に人力
され、電動機駆動装置１１を介して速度指令と検出速度
の偏差がＯになるように電動機５が駆動される。
機５の検出速度との偏差が第１の速度制御器１０に人力
され、電動機駆動装置１１を介して速度指令と検出速度
の偏差がＯになるように電動機５が駆動される。
一方、スレーブロール２の駆動用電動機６は、マスター
ロール１側と共通の速度指令器８からの速度指令に基づ
いて制御されるが、速度検出器１２、第２の速度制御器
１３、駆動装置！１４による独自の速度フィードバック
ループを有している。ここで、スレーブロール２側の速
度制御器１３の利得は、マスターロール１側の速度制御
器１０より低く設定している。これは、スレーブロール
２に垂下特性を持たせ、マスターロール１側が過負荷に
ならないようにするためである。さらに、速度指令Ｖと
予め設定されたロール間押付圧力ｐに基づいて負荷を演
算する負荷演算回路１５を備えており、速度制御器１３
で演算されたトルク指令に演算結果を加えるようにして
いる。負荷演算回路１５における演算は、たとえば二次
式あるいは一次式で表される経験式や実験式によって実
行することができる。
ロール１側と共通の速度指令器８からの速度指令に基づ
いて制御されるが、速度検出器１２、第２の速度制御器
１３、駆動装置！１４による独自の速度フィードバック
ループを有している。ここで、スレーブロール２側の速
度制御器１３の利得は、マスターロール１側の速度制御
器１０より低く設定している。これは、スレーブロール
２に垂下特性を持たせ、マスターロール１側が過負荷に
ならないようにするためである。さらに、速度指令Ｖと
予め設定されたロール間押付圧力ｐに基づいて負荷を演
算する負荷演算回路１５を備えており、速度制御器１３
で演算されたトルク指令に演算結果を加えるようにして
いる。負荷演算回路１５における演算は、たとえば二次
式あるいは一次式で表される経験式や実験式によって実
行することができる。
すだ、１６は第３の速度制御器、１７は同速度制御器１
６の積分項をリセットする接点、１８は定数［１コ発生
器、］９はロール開放でオンし、接触・加圧でオフする
接点、２０はランプ関数を発生させる直線指令器、２１
は掛算器である。
６の積分項をリセットする接点、１８は定数［１コ発生
器、］９はロール開放でオンし、接触・加圧でオフする
接点、２０はランプ関数を発生させる直線指令器、２１
は掛算器である。
第１図において、ロール１．２を開放している時は接点
１９がオンし、第３の速度制御器１６の出力が掛算器２
１を通ってスレーブロール２の速度を補正する指令とし
て第２の速度制御器１３に人力され、スレーブロール２
はマスターロール１と同速で駆動される。
１９がオンし、第３の速度制御器１６の出力が掛算器２
１を通ってスレーブロール２の速度を補正する指令とし
て第２の速度制御器１３に人力され、スレーブロール２
はマスターロール１と同速で駆動される。
この状態でスレーブロール２をマスターロール１に接触
させると、接触した時点で接点１９がオフし、直線指令
器２０の出力は滑らかにＯに減少するとともに、掛算器
２１の出力も０に減少する。これにより、スレーブロー
ル２は滑らかに垂下特性に移行させられる。
させると、接触した時点で接点１９がオフし、直線指令
器２０の出力は滑らかにＯに減少するとともに、掛算器
２１の出力も０に減少する。これにより、スレーブロー
ル２は滑らかに垂下特性に移行させられる。
なお、以上はカレンダロールに適用した説明であるが、
本発明は、２つのロールを接触、開放する機構を有する
駆動系にも適用できることは勿論である。
本発明は、２つのロールを接触、開放する機構を有する
駆動系にも適用できることは勿論である。
以上に説明したように、本発明によればロールを開放し
た時のロール速度を自動的に正確に合わせて接触させ、
速度不一致による紙切れを防止し、且つ接触時の速度、
線圧より正確に負荷を決定することで、負荷変動による
紙切れを防止することができる。
た時のロール速度を自動的に正確に合わせて接触させ、
速度不一致による紙切れを防止し、且つ接触時の速度、
線圧より正確に負荷を決定することで、負荷変動による
紙切れを防止することができる。
第１図は本発明の実施例の構成を示すブｏ−７り図、第
２図は従来例を示すブロー）り図である。
２図は従来例を示すブロー）り図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、マスターロールに対してスレーブロールを相対的に
接触加圧及び開放するロール昇降機構を備えたカレンダ
ロール駆動用電動機の制御装置において、 前記マスターロール駆動用電動機を速度制御する速度制
御器と、前記スレーブロール駆動用電動機に予め設定さ
れた速度指令及びロール接触圧を考慮して演算された負
荷をトルク指令に加える手段と、ロール接触開始時に前
記速度制御器の指令から垂下特性による制御に滑らかに
切り換える手段とを備えたことを特徴とするカレンダロ
ール駆動用電動機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6207190A JPH03269194A (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | カレンダロール駆動用電動機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6207190A JPH03269194A (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | カレンダロール駆動用電動機の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03269194A true JPH03269194A (ja) | 1991-11-29 |
Family
ID=13189489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6207190A Pending JPH03269194A (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | カレンダロール駆動用電動機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03269194A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018142558A1 (ja) * | 2017-02-03 | 2018-08-09 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 複数ロール駆動の速度制御システム |
-
1990
- 1990-03-12 JP JP6207190A patent/JPH03269194A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018142558A1 (ja) * | 2017-02-03 | 2018-08-09 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 複数ロール駆動の速度制御システム |
| JPWO2018142558A1 (ja) * | 2017-02-03 | 2019-11-21 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 複数ロール駆動の速度制御システム |
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