JPH03269126A - 複合繊維スパン糸およびその製造方法 - Google Patents

複合繊維スパン糸およびその製造方法

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JPH03269126A
JPH03269126A JP7060090A JP7060090A JPH03269126A JP H03269126 A JPH03269126 A JP H03269126A JP 7060090 A JP7060090 A JP 7060090A JP 7060090 A JP7060090 A JP 7060090A JP H03269126 A JPH03269126 A JP H03269126A
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JP
Japan
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spun yarn
fibers
fine fibers
divided
division type
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Application number
JP7060090A
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English (en)
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Osamu Maedo
前戸 修
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Daiwabo Create Co Ltd
Original Assignee
Daiwabo Create Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は少なくとも2種以上の成分からなる分割型複合
繊維がそれぞれ微細繊維に分割されているスパン糸およ
びその製造方法に関するものである。
(従来の技術) 微細繊維を得るべく相互に親和性の乏しい少なくとL2
Nの熱可塑性重合体(以下単にポリマーという)からな
る複合繊維を紡糸し、この複合繊維を繊維方向に分割す
るという技術が近年広く用いられている。そしてこの微
細繊維は製品の柔軟化や組織の緻密化に役立ち、清拭布
をはじめ編織物、フィルタ等に適用されている。上記し
た2種のポリマーからなる複合繊維を用いて紡績糸を製
造する方法としては、特公昭63−14098号公報に
記載されているごとく、通常該複合繊維トウを延伸しケ
ン切する過程において成分剥離を行ったのち紡績する方
法、あるいは該複合繊維を化学的手段ぢなは物理的手段
によって分割し、しかるのち紡績するという方法がある
が、紡績の簡易性から前者の方法が好んで用いられてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記のように延伸しケン切する過程におい
て分割する方法は簡易で経済的であるが複合繊維の剥離
分割率が低く、!た分割容易な複合繊維を作って剥離分
割率を高めたとしても、分割された微細繊維はネップの
多発やムラを招き、均整な紡績糸を得ることは至難であ
る。
本発明は分割された複合繊維の微細繊維からなる均整な
紡績糸およびその製造方法を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明による紡績糸は、分割型複合繊維を未分割の状態
にて紡績し、しかるのち分割してなる。
即ち、互いに親和性の乏しい少なくとも2種のポリマー
が繊維方向に連続して複数の微細な繊維に分離可能な分
割型複合繊維からなるスパン糸がそのスパン糸の状態で
微細繊維に分割処理され、分割された微細繊維が相互に
交絡して撚形態が保持されていることを特徴とし、また
製造方法にあっては、上記分割型複合繊維からなるスパ
ン糸をその通路を規制しながら移動させ、その移動中の
該スパン糸に高圧液体流を噴射して糸を形成している分
割型複合繊維を微細繊維に分割するとともに分割した微
細繊維を交絡させることを特徴とするもである。
本発明に適用される親和性の乏しいポリマーとしては、
ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン、ポリメチル
ペンテン等繊維形成能を有するポリマーであればいずれ
でもよい。分割型複合繊維の断面形状としては、第1図
〜第4図に示したような放射線状型やサイドバイサイド
の繰り返し型が挙げられ、2種または2種以上のポリマ
ー成分が繊維の長さ方向に連続しており、一方の成分が
他方の成分によって分割された形態をなしていればよい
。この分割型複合繊維のスパン糸を得るには、分割型複
合繊維トウをパーロック紡績のようにケン伸によってケ
ン切してスパン糸となしてもよく、また分割型複合繊維
トウを所望の長さに切断し、紡績工程においてオーブン
エンド紡績をしてスパン糸となしてもよい、かくして得
られたスパン糸は糸を精成している上記複合繊維は実質
的に未分割の状態であり、従来のスパン糸同様の構造と
なっている。そしてこのスパン糸に高圧液体流を噴射し
て液体流により複合繊維を分割並びに交絡処理し、分割
された微細繊維からなるスパン糸となすものである。
液体流の噴射圧力は20〜100Kg/cm2程度が望
ましく 、 20Kg/cm2より小さいと分割能が低
くまたJOOKg/cm2より大きくなると液圧により
糸形態が乱れたり、分割された微細繊維が脱落するとい
う事態を招き、目的としている微細化された繊維で形成
された均整なスパン糸が得られない。
また高圧液体流噴射に供する未分割スパン糸は絽番手5
0s以下の太さが適当であり、505より細くなると液
体流が均等に当たりにくくなり、分割ムラが生じる。そ
して糸の走行スピードは10m/分以下がよく、これよ
りも速くなると分割率が低下する。効果的に分割するに
は清付きローラを用いて糸の通路を規制し、液体流によ
って糸が逃げないようにするとよい。
(作用) 分割された微細繊維は高圧液体流による分割処理時に相
互に絡み合い、糸の撚戻りを抑制して強力を高め、Mi
密化構造の糸を形成する。また液体流による分割は分割
時における繊維の切断損傷をなくし分割微細化率を高め
る。
(実施例) 親和性に乏しい2種のポリマーとしてポリプロピレンと
ポリメチルペンテンを使用し、周知の方法にて第1図に
示したごとき繊維断面放射線状型の分割可能な複合繊維
を溶融紡糸し、延伸後太さ3デニールの分割型複合繊維
トウを得た。図中(1)はポリメチルペンテン、(2)
はポリプロピレン成分を示し、両成分の比率は1:1で
ある。
次いてこの分割型複合繊維トウを90〜100mmの長
さにケン切し、周知のパーロック紡績法により紡績して
太さ0.55、撚数2.27/インチのスパン糸(3)
となした。第5図はその断面図である。しがるのちこの
スパン糸(3)を第6図〜・第8図に示しているように
ピッチ0.5mmのV字型螺旋1.(4)を備えた2本
のローラ(505)間に捲回して走行路を規制しながら
051/分のスピードで走行させ、その上方からノズル
径0.5mmの多数の噴射孔を備えた高圧液体温噴射装
置m<6>により圧力60Kg/cm2の水流をスパン
糸(3)に向かって噴射し、複合繊維の分割並びに交絡
処理を行ったのち乾燥してスパン糸(3A)となした、
このスパン糸(3A)は第9図に示しているように、複
合繊維が分割されて平均太さが約0.2デニールの微細
繊維(IA>(2A)により構成され、該微細繊維が終
み合って分割処理前の上記スパン糸(3)に比べて嵩高
で柔軟な形態を有していた。
(発明の効果) このように本発明のスパン糸(3A)は未分割の複合繊
維で形成されたスパン糸(3)を分割処理してなるもの
であるから、微細繊維で構成されたスパン糸(3A)で
あるにも拘らずネップや糸ムラが少なく、均整にして柔
軟性に富みまた撚戻りが極めて少ない、したがってこの
スパン糸(3A)を用いて絹地や織地をamするとその
編織地は柔軟でソフト惑があり、保温性に優れたものと
なる。そのうえまず分割型複合繊維か未分割な状態のス
パン糸(3)となし、しかるのち高圧液体流により分割
処理を行うものであるから、紡績工程におけるトラブル
がなくネップの少ない高品質なスパン糸〈3A)を能率
よく得ることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は分割型複合繊維を例示したそれぞれ断
面図、第5図は複合繊維が未分割状態のスパン糸の断面
図、第6図〜第8図は分割処理装置を示した簡略図、そ
して第9図は本発明スパン糸の断面図である。 (1)はポリメチルペンテン、(2)はポリプロピレン
、(3)は未分割スパン系、(3A)は分割処理後のス
パン糸5(6)は高圧液体温噴射装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)互いに親和性の乏しい少なくとも2種の熱可塑性合
    成重合体が繊維方向に連続して複数の微細な繊維に分離
    可能な分割型複合繊維からなるスパン糸がそのスパン糸
    の状態で微細繊維に分割され、分割された微細繊維が相
    互に交絡して撚形態が保持されていることを特徴とする
    複合繊維スパン糸。 2)上記分割型複合繊維からなる未分割のスパン糸をそ
    の走路を規制しながら移動させ、その移動中の該スパン
    糸に高圧液体流を噴射して分割型複合繊維を微細繊維に
    分割するとともに分割した微細繊維を交絡させることを
    特徴とする複合繊維スパン糸の製造方法。
JP7060090A 1990-03-19 1990-03-19 複合繊維スパン糸およびその製造方法 Pending JPH03269126A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2486998A (en) * 2012-03-09 2012-07-04 Advanced Composites Group Ltd Composite material
US8883305B2 (en) 2007-07-20 2014-11-11 Umeco Structual Materials (Derby) Limited Thermoset resin fibres

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JPS5212355A (en) * 1975-07-16 1977-01-29 Teijin Ltd Method of producing yarn of conjugate structure

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