JPH0326896Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0326896Y2
JPH0326896Y2 JP1987186601U JP18660187U JPH0326896Y2 JP H0326896 Y2 JPH0326896 Y2 JP H0326896Y2 JP 1987186601 U JP1987186601 U JP 1987186601U JP 18660187 U JP18660187 U JP 18660187U JP H0326896 Y2 JPH0326896 Y2 JP H0326896Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
water
purification chamber
cylinder
purification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987186601U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0192212U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987186601U priority Critical patent/JPH0326896Y2/ja
Publication of JPH0192212U publication Critical patent/JPH0192212U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0326896Y2 publication Critical patent/JPH0326896Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bathtub Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は浄化装置に関する。
(従来の技術) 従来の浄化装置について第3図と共に説明す
る。同図に示すのは浴槽100内の水102を浄
化装置104で浄化する例を図示している。
循環ポンプ106を駆動させ、浴槽100内の
水102を流出口108から往管110を経由し
て浄化装置104の浄化室112内へ導入する。
浄化室112内には、2重の網で形成され、外周
網114と内周網116の間には活性材118
(例えば麦飯石のような鉱石)が詰められ、さら
に外周網114の外周には2重の不織布120
a,120bを巻着してなる濾過器122が配設
されている。往管110は浄化室112内の吸水
口124へ連絡されている。濾過器122の底面
には排水部126が開口され浄化室112の送水
口128へ連絡されている。従つて、吸水口12
4から浄化室112内へ導入された水102は濾
過器122の外周に巻着された不織布120a,
120b、外周網114、活性材118、内周網
116を経由して浄化され、排水部126から、
送水口128に接続された還管130を経由して
浴槽100の流入口132から浴槽100へ戻さ
れる。従つて浴槽100内の水102は循環ポン
プ106が作動している間は連続的に浄化され
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の従来の浄化装置には次の
ような問題点がある。
すなわち、濾過材に不織布を用いるときは、単
にゴミなどを除去するにとどまり、浄化能力に劣
るばかりか、不織布が目詰まりし、その都度取り
出して洗浄しなければならず、また数回程度の使
用で使用不能になり、交換しなければならないな
どの不都合がある。
そこで本考案は上記問題点を解消すべくなされ
たもので、その目的とするところは、浄化能力に
すぐれ、また保守も容易な浄化装置を提供するに
ある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため本考案では次の構成
を有する。
すなわち、浄化室内に濾過機を配置し、吸水口
から該浄化室内に導入された水を前記濾過機の内
部へ浸透させ、濾過機の内部に配された活性物質
等により浄化し、濾過機の排水部と連絡された浄
化室の送水口から浄化した水を送出する浄化装置
において、前記濾過機は、外周網26、内周網2
8を有する2重円筒状をなし、かつ外周網26と
内周網28との間の底部が底板36により閉塞さ
れると共に浄化室12内に取り出し自在に挿入さ
れた外筒24と、該外筒24内に多数詰められた
多孔質のセラミツクからなるセラミツクボール5
6と、外周網42、内周網44を有する2重円筒
状をなし、かつ外周網42と内周網44との間の
底部が底板52により閉塞されると共に外筒24
の内周網28内に取り出し自在に挿入された内筒
40と、該内筒40内に多数詰められた麦飯石等
からなる活性材とを具備することを特徴としてい
る。
(作用) 吸水口から浄化室内に導入された水は外筒内の
セラミツクボールと接触し、汚れ成分が多孔質の
セラミツクボールに吸着されると共にセラミツク
ボール内で繁殖している好気性微生物により浄化
され、さらに内筒内に流入して内筒内に詰められ
ている活性材と接触して活性化されて一層浄化さ
れて送りだされるので浄化能力にすぐれる。セラ
ミツクボールや活性材は外筒や内筒と共に浄化室
から取り出して容易に洗浄し、再使用することが
できるので、保守が容易に行える。
(実施例) 以下、本考案の好適な実施例について添付図面
と共に詳述する。
本実施例においては浴槽の水を浄化する浄化装
置を挙げて説明する。
まず、構成について説明する。
10は浄化装置であり、内部に液密の浄化室1
2が形成されている。浄化室12壁面下方には吸
水口14と、内底面には送水口16が設けられて
いる。
18は濾過器であり、前記浄化室12内に配設
されている。濾過器18の外周は浄化室12の壁
面と適宜な距離を保つている。また濾過器18の
底面には筒状をなす排水部20が垂設され、送水
口16へ連絡している。
濾過器18のケーシング22について第2図と
共に説明する。
24はケーシング22を構成する外筒であり、
2重の円筒状をなしている。外筒24の外周には
外周網26が、そして内周には内周網28が張設
されている。外周網26、内周網28共に両端に
は補強リング30a,30b,32a,32bが
配され、上端の補強リング30aと32aは連結
具34…で連結されている。また下端の補強リン
グ30b,32bは底板36に固定されている。
その底板36には透孔38が穿設され、さらに筒
状の排水部20が底板36の外底面に垂設されて
いる。
40もケーシング22を構成する内筒であり、
やはり2重の円筒状をなしている。内筒40の外
周には外周網42が、そして内周には内周網44
が張設されている。外周網42、内周網44共に
両端には補強リング46a,46b,48a,4
8bが配され、上端の補強リング46aと48a
は連結具50…で連結されている。また下端の補
強リング46b,48bは底板52に固定されて
いる。その底板52には透孔54が穿設されてい
る。なお、内筒40は外筒24の外周網28の内
側へ挿入可能かつ取り外し自在になつている。
なお、排水部20は外筒24に設けるのではな
くて、内筒40に設け、外筒24の底板36を貫
通して下方に延びるようにしてもよい。その場合
は、内筒40を取り出さなくても外筒24のみを
取り外すことが可能となる。
再び第1図と共に説明する。
濾過器18の外筒24外周網26と内周網28
の間には濾材であるポーラス状のセラミツクボー
ル56が多数詰められており、内筒40の外周網
42と内周網44の間には活性材である麦飯石5
8が多数詰められている。濾材としてセラミツク
ボール56を用いたのは、従来のような不織布を
用いると目詰まりが著しく、再使用が不可能であ
るからである。その点セラミツクボール56は粒
状をなすため、粒と粒の間隙がフイルタとなり、
またセラミツクボール56の多孔質の孔内に浄化
作用を行う微生物が繁殖し易い。この微生物はセ
ラミツクボール56表面に膜を形成してセラミツ
クボール56同士を付着させてしまいフイルタ作
用を阻害するがセラミツクボール56は容易に洗
浄できるので再使用も容易となる。また、粒状を
なすため水との接触面積も大となり不織布と比べ
ても有利である。
なお、上述した浄化作用を行う微生物は好気性
なので、後述する曝気装置により空気を補給され
る。
60はヒータであり、内筒40の内周網44の
内側に挿入され、浄化室12内の水62を加熱・
保温する。なお、ヒータ60の過熱を防止するた
め過熱防止器64が設けられている。
浄化室12の周囲には断熱材66…等が配され
ており、水温の放射ロスを抑制すると共に、凍結
の防止も図つている。
68は往管であり、浴槽70の流出口72から
浄化室12内の吸水口14へ水62を導入してい
る。なお、浴槽70の流出口72にはフイルタ7
4が設けられており、浴槽70内のゴミ等が浄化
装置10へ送られるのを防止している。
76は還管であり、浄化室12内の送水口16
と浴槽70の流入口78とを連絡し、浄化された
水62を浴槽70内へ戻している。還管76の途
中には循環ポンプ80が配され、水62を矢印の
方向へ循環させる。
82は曝気装置であり、空気を浴槽70内の水
62に送り込み、前述のようにセラミツクボール
56に棲息する好気性微生物へ空気を供給する。
84,86はバルブであり、前記往管68もし
くは還管76の流路を開閉する。
続いて、以上のように構成された浄化装置10
の動作について説明する。
循環ポンプ80を作動すると、循環ポンプ80
の浄化装置10側は負圧になるので、浴槽70内
の水62は矢印の方向へ流れ、まずフイルタ74
でゴミ等の異物を取り除かれ、往管68を経由し
て浄化室12内へ送られる。浄化室12内へは吸
水口14から流れ込むが、その水流は一旦濾過器
18の排水部20外壁に当たり、一様に分布し上
昇して濾過器18の外筒24の外周網26からセ
ラミツクボール56の層を通過し、汚れを濾過す
ると共に好気性微生物により浄化される。セラミ
ツクボール56の層を通過した水62は外筒24
の外周網28及び内筒40の外周網42を通過し
て活性材である麦飯石58の層に入り、アルカリ
イオンにより活性化される。活性化された水62
は内筒40の内周網44から濾過器18を抜け
る。濾過器18を抜けた水62はヒータ60によ
つて加熱され、排水部20を通り送水口16へ送
り出される。送水口16には還管76が接続され
ており、還管76を経由し、途中循環ポンプ80
の流路を経て水62は浴槽70の流入口78へ達
する。浴槽70の流入口78へ達したら曝気装置
82により水62へ空気が混入され、水62は再
び浴槽70内へ戻される。この繰り返しにより浴
槽70内の水62は常に浄化、活性化され、にお
いやぬめりのない状態を維持される。
なお、濾過器18が汚れたり、目詰まりした場
合、浄化室12から抜き出し、外筒24と内筒4
0を分離させ、セラミツクボール56や麦飯石5
8を洗えば再使用が可能となる。
以上、本考案の好適な実施例について種々述べ
て来たが、本考案は上述の実施例に限定されるの
ではなく、考案の精神を逸脱しない範囲で多くの
改変を施し得るのはもちろんである。
(考案の効果) 本考案に係る浄化装置によれば、吸水口から浄
化室内に導入された水は外筒内のセラミツクボー
ルと接触し、汚れ成分が多孔質のセラミツクボー
ルに吸着されると共にセラミツクボール内で繁殖
している好気性微生物により浄化され、さらに内
筒内に流入して内筒内に詰められている活性材と
接触して活性化されて一層浄化されて送りだされ
るので浄化能力にすぐれる。セラミツクボールや
活性材は外筒や内筒と共に浄化室から取り出して
容易に洗浄し、再使用することができるので、保
守が容易に行える等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る浄化装置の断面
図、第2図はその濾過器のケーシングを示した斜
視図、第3図は従来の浄化装置を示した断面図。 10…浄化装置、12…浄化室、14…吸水
口、16…送水口、18…濾過器、20…排水
部、56…セラミツクボール、58…麦飯石、6
2…水。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 浄化室内に濾過機を配置し、吸水口から該浄化
    室内に導入された水を前記濾過機の内部へ浸透さ
    せ、濾過機の内部に配された活性物質等により浄
    化し、濾過機の排水部と連絡された浄化室の送水
    口から浄化した水を送出する浄化装置において、 前記濾過機は、 外周網26、内周網28を有する2重円筒状を
    なし、かつ外周網26と内周網28との間の底部
    が底板36により閉塞されると共に浄化室12内
    に取り出し自在に挿入された外筒24と、 該外筒24内に多数詰められた多孔質のセラミ
    ツクからなるセラミツクボール56と、 外周網42、内周網44を有する2重円筒状を
    なし、かつ外周網42と内周網44との間の底部
    が底板52により閉塞されると共に外筒24の内
    周網28内に取り出し自在に挿入された内筒40
    と、 該内筒40内に多数詰められた麦飯石等からな
    る活性材とを具備することを特徴とする浄化装
    置。
JP1987186601U 1987-12-08 1987-12-08 Expired JPH0326896Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987186601U JPH0326896Y2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987186601U JPH0326896Y2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0192212U JPH0192212U (ja) 1989-06-16
JPH0326896Y2 true JPH0326896Y2 (ja) 1991-06-11

Family

ID=31477819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987186601U Expired JPH0326896Y2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0326896Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0192212U (ja) 1989-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009166042A (ja) 重力供給水処理装置用フィルタ
JP2002249411A (ja) 抗菌性部材及びその製造方法並びに抗菌性濾過器、抗菌性容器
TW200406145A (en) Oxygen supply water-cooling device, filtering device, and filtering function-equipped water cooling device using them
JPH0326896Y2 (ja)
CN207142964U (zh) 一种带有多层过滤的复合滤芯
KR200182218Y1 (ko) 분뇨차용탈취기
JPH0819714A (ja) 浴槽湯の清浄化装置
JP3894585B2 (ja) 水槽用濾過装置
JP3722383B2 (ja) 湯循環浄化方法及びこれに用いるカートリッジフィルター
JP2607830B2 (ja) 濾過装置
JPH08968Y2 (ja) 浴槽の濾過装置
JPH0520231Y2 (ja)
KR970000715Y1 (ko) 정수기
JPH07256285A (ja) 風呂水用濾過装置
JP3237184B2 (ja) 湯の浄化循環構造
JP3019592U (ja) 生簀等の浄水用濾過装置
JPS63111911A (ja) 洗浄・消毒機能を有する自動逆洗システム
JPH0570697U (ja) 浄水器
JPH10216426A (ja) ろ過装置
JPH0751136Y2 (ja) 洗浄手段を備える温水循環式浴槽装置
JPH10113509A (ja) 浄化装置
JP3009133U (ja) 浴槽水循環用浄水器
JP1746128S (ja) 下部集水装置
JP1746124S (ja) 下部集水装置
JPH0614874Y2 (ja) プレフィルター付き除菌浄水器