JPH03268729A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、床用吸込具の動きを検出する状態センサの出
力により電動送風機をオン、オフ制御または回転数制御
する電気掃除機に関する。

従来の技術 近年、生活の洋風化にともない、部屋の床材としてじゅ
うたんを利用することが多くなり、じゅうたんの毛足の
内の塵を吸い取るために吸込み仕事率の大きいものが要
求されるようになり、電動送風機への電気的入力も大き
くなってきた。さらに、電動送風機の回転数も掃除対象
に応じて手元操作部にて選択制御でき、また、吸込口か
ら集塵装置までの間に塵センサを備え、塵を検出したと
きには電動送風機の回転数を自動的に増加することも行
っている。

従来、この種の電気掃除機は第６図および第７図に示す
ような構成が一般的であった。以下、その構成について
説明する。

図に示すように、掃除機本体２１にホース２２を接続し
、ホース２２の先端に手元操作部２３を設け、さらに、
床用吸込具２４を設けている。交流電源には、電動送風
機２５と双方向性サイリスタ２６が直列に接続されてお
り、双方向性サイリスタ２６のゲートには抵抗２７を介
して双方向性サイリスタ２８が図に示すように接続され
ておシ、双方向性サイリスタ２８のゲートと交流電源の
片方の端子との間にはトリガ素子２９と電流制限抵抗３
０．３１を介してホース２２の先端の手元操作部２３に
設置されでいるスイッチ３２とスライド抵抗器３３に接
続されている。また、トリガ素子２９と双方向性サイリ
スタ２８の片方の端子との間には、コンデンサ３４が接
続されてしる。

上記構成から明らかなように、手元操作部２３のスライ
ド抵抗器３３の値を変化させると、コンデンサ３４への
充電時間が変化し、トリガ素子２９のトリガタイミング
が変化し、電動送風機２５の電力がコントロールされて
回転数が制御される。

発明が解決しようとする課題 このような従来の電気掃除機では、手元操作部２３のス
ライド抵抗器３３の値を使用者が手動で操作しなければ
ならず、また、掃除中障害物を移動するときはわざわざ
スイッチ３２を切らなければならないので、掃除中に余
分な手間がかかるという欠点を有していた。

本発明は上記課題を解決するもので、床用吸込具の動き
を状態センサにて検出し、実際に掃除を行っているとき
のみ運転を行うよう制御し、省エネルギと操作性を向上
することを目的としている。

課題を解決するだめの手段 本発明は上記目的を達成するために、運転中の床用吸込
具の動きを検出する状態センサと、前記状態センサの出
力を信号処理部を介して入力し電動送風機に直列接続し
た双方向性サイリスタを制御する位相制御部とを備え、
前記状態センサは前記床用吸込具の動きに連動して回転
するローラに光を照射する発光素子と、前記発光素子か
らの光を前記ローラの回転によりパルス状の光に変換す
る変換手段と、前記パルス状の光を受光する受光素子と
からなることを課題解決手段としている。

作　　用 本発明は上記した課題解決手段により、床用吸込具の動
きに応じてローラが回転し、このローラの回転によって
発光素子からの光をパルス状の光に変換でき、このパル
ス状の光を受光素子で受光してローラの回転、いいかえ
れば床用吸込具の動きが検出でき、電動送風機のオン、
オフ制御または回転数制御をすることとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例について第１図から第３図を参
照しながら説明する。

図に示すように、ローラ１は床用吸込具（図示せず）の
動きに連動して回転し、側面に複数個の反射板２を間隔
を隔てて付設している。発光ダイオード３はローラ１の
側面に光を照射し、ローラ１の回転によって反射板２よ
り反射される光をパルス状に変換する。このパルス状に
反射された光をフォトｌ−ランラスタ４で受光するよう
にしている。これらローラ１２反射板２９発光ダイオー
ド３およびフォトトランジスタ４で状態センサ５を形成
しており、床用吸込具に取着している。発光ダイオード
３とフォトトランジスタ４は抵抗６゜γを介してバイア
スされておシ、状態センサ６の出力は信号処理部８２位
相制御部９を介して双方向性サイリスタ１０のゲートに
接続されておシ、交流電源には電動送風機１１と双方向
性サイリスタ１ｏを直列に接続している。

上記構成において動作を説明すると、電気掃除機の運転
時に床用吸込具を前後に動かすと、ロラ１が前後に回転
し反射板２の回転によってフォトトランジスタ４はパル
ス状の光を受光する。したがって、状態センサ５がらは
床用吸入具の動きに応じたパルス状の出力が出され、信
号処理部８は床用吸込具の動きに対応した電動送風機１
１への入力電力を決定し、位相制御部９で双方向性サイ
リスタ１ｏを点弧し、電動送風機１１を回転数制御でき
る。また、電気掃除機の運転中止時には床用吸込具は動
かず、状態センサ６はパルス状の出力が出されないので
、電動送風機１１を動作させないようにできる。

つぎに、本発明の他の実施例を第４図および第６図を参
照しながら説明する。

図に示すように、ローラ１２は複数個の開口部１３を間
隔を隔てて設けており、このローラ１２の両側に発光ダ
イオード３とフォトトランジスタ４を対向して設け、ロ
ータ１２の回転によってフォｌ−）ランジスタ４で受光
する光がパルス状になるようにして状態センサ１４を形
成している。この状態センサ１４の出力を上記実施例と
同様に信号処理部８に入力し、電動送風機１１の回転数
制御またはオン、オフ制御することができる。この実施
例ではローラ１２は開口部１３を設けるだけであるので
、構成が簡単であシ、また、発光ダイオード３とフォト
トランジスタ４は対向して設けているので、位置決めが
簡単にできる。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、運転
中の床用吸込具の動きを検出する状態センサと、前記状
態センサの出力を信号処理部を介して入力し電動送風機
に直列接続した双方向性サイリスタを制御する位相制御
部とを備えているので、床用吸込具の動きを状態センサ
で検出でき、状態センサは床用吸込具の動きに連動して
回転するローラに光を照射する発光素子と、前記発光素
子からの光を前記ローラの回転によりパルス状の光に変
換する変換手段と、前記パルス状の光を受光する受光素
子とからなるので、構成がきわめて簡単で、しかも状態
センサの出力はＨｉｇｈまたはＬｏｗの安定した出力を
とり呂すことができ、周辺の制御回路を簡単にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の電気掃除機の状態センサの
正面図、第２図は同状態センサーのローラの側面図、第
３図は同電気掃除機の回路図、第４図は本発明の他の実
施例の電気掃除機の状態センサの正面図、第５図は同状
態センサのローラの側面図、第６図は従来の電気掃除機
の斜視図、第７図は同電気掃除機の回路図である。 １・・・・・・ローラ、２・・・・・・反射板（変換手
段）、３・・・・・・発光ダイオード（発光素子）、４
・・・・・・フォトトランジスタ（受光素子）、５・・
・・・・状Ｄセン−”ｊ、８・・・・・・信号処理部、
９・・・・・・位相制御部、１ｏ・・・・・・双方向性
サイリスタ、１１・・・・・・電動送風機。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 運転中の床用吸込具の動きを検出する状態センサと、前
   記状態センサの出力を信号処理部を介して入力し電動送
   風機に直列に接続した双方向性サイリスタを制御する位
   相制御部とを備え、前記状態センサは前記床用吸込具の
   動きに連動して回転するローラに光を照射する発光素子
   と、前記発光素子からの光を前記ローラの回転によりパ
   ルス状の光に変換する変換手段と、前記パルス状の光を
   受光する受光素子とからなる電気掃除機。