JPH03268467A - アバランシェ・フォト・ダイオード - Google Patents
アバランシェ・フォト・ダイオードInfo
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- JPH03268467A JPH03268467A JP2067331A JP6733190A JPH03268467A JP H03268467 A JPH03268467 A JP H03268467A JP 2067331 A JP2067331 A JP 2067331A JP 6733190 A JP6733190 A JP 6733190A JP H03268467 A JPH03268467 A JP H03268467A
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- multiplication
- mqw
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Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
信号伝送路として光ファイバを用いて実施される光通信
に於いて受信に使用されるアバランシェ・フォト・ダイ
オードの改良に関し、 応答速度及び雑音特性の向上に有効なMQWを増倍層に
用い、従って、光吸収層に於ける光の吸収で生成された
電子・正孔対のうち、電子を増倍層に注入する構成を有
し、しかも、ブレーナ形式になっているAPDを容易に
得られるようにすることを目的とし、 n型半導体基板上に形成され且つ伝導帯の底に於けるエ
ネルギ・バンド不連続が価電子帯の頂に於けるエネルギ
・バンド不連続に比較して大きい多重量子井戸からなる
n型増倍層と、該n型増倍層上に選択的に形成されたp
型埋め込み層と、該n型増倍層及び該p型埋め込み層を
覆って積層されたn型光吸収層と、tin型光吸収層上
に形成され且つ受光する光のエネルギに比較して大きい
エネルギ・バンド・ギャップをもつn型ウィンドウ層と
、該n型ウィンドウ層に形成され且つ前記p型埋め込み
層と対間するp型不純物導入領域とを備えるよう構成す
る。
に於いて受信に使用されるアバランシェ・フォト・ダイ
オードの改良に関し、 応答速度及び雑音特性の向上に有効なMQWを増倍層に
用い、従って、光吸収層に於ける光の吸収で生成された
電子・正孔対のうち、電子を増倍層に注入する構成を有
し、しかも、ブレーナ形式になっているAPDを容易に
得られるようにすることを目的とし、 n型半導体基板上に形成され且つ伝導帯の底に於けるエ
ネルギ・バンド不連続が価電子帯の頂に於けるエネルギ
・バンド不連続に比較して大きい多重量子井戸からなる
n型増倍層と、該n型増倍層上に選択的に形成されたp
型埋め込み層と、該n型増倍層及び該p型埋め込み層を
覆って積層されたn型光吸収層と、tin型光吸収層上
に形成され且つ受光する光のエネルギに比較して大きい
エネルギ・バンド・ギャップをもつn型ウィンドウ層と
、該n型ウィンドウ層に形成され且つ前記p型埋め込み
層と対間するp型不純物導入領域とを備えるよう構成す
る。
本発明は、信号伝送路として光ファイバを用いて実施さ
れる光通信に於いて受信に使用されるアバランシェ・フ
ォト・ダイオード(avalanche photo
diode:APD)の改良に関する。
れる光通信に於いて受信に使用されるアバランシェ・フ
ォト・ダイオード(avalanche photo
diode:APD)の改良に関する。
現在、光通信を行うにはAPDが不可欠であり、また、
その光通信が高速化を指向していることから、APDに
ついても、高速応答が可能で、しかも、低雑音のものが
要求されている。
その光通信が高速化を指向していることから、APDに
ついても、高速応答が可能で、しかも、低雑音のものが
要求されている。
一般に、InP系の材料を用いたAPDに於いては、正
孔のイオン化率が電子のイオン化率に比較して約2:1
と大きいことから、光吸収層が光を吸収して発生する電
子・正孔対のうち、正孔を増倍層に注入する構成を採る
ことが必要であり、そして、そのような構成にした場合
、pn接合は各素子毎に存在するから、プレーナ形式に
しても素子間分離は容易に行うことができる。
孔のイオン化率が電子のイオン化率に比較して約2:1
と大きいことから、光吸収層が光を吸収して発生する電
子・正孔対のうち、正孔を増倍層に注入する構成を採る
ことが必要であり、そして、そのような構成にした場合
、pn接合は各素子毎に存在するから、プレーナ形式に
しても素子間分離は容易に行うことができる。
ところで、APDの応答速度及び雑音特性は、増倍領域
のイオン化率で決まる。即ち、APDに於いては、電子
と正孔のイオン化率の比が1より著しく大きいか、或い
は、正孔と電子のイオン化率の比が1より著しく大きい
場合、高い応答速度をもつと共に低雑音となることが知
られている。
のイオン化率で決まる。即ち、APDに於いては、電子
と正孔のイオン化率の比が1より著しく大きいか、或い
は、正孔と電子のイオン化率の比が1より著しく大きい
場合、高い応答速度をもつと共に低雑音となることが知
られている。
従来、そのような条件を満たす増倍領域としては、AI
!、InAs/C;a InAsからなる多重量子井戸
(multi quantum well:MQW
)を用いたものが知られている。
!、InAs/C;a InAsからなる多重量子井戸
(multi quantum well:MQW
)を用いたものが知られている。
第4図は増倍領域にMQWを用いたAPDの従来例を説
明する為の要部切断側面図を表している。
明する為の要部切断側面図を表している。
図に於いて、1はn゛型1nP基板、2はp−型MQW
増倍層、3はp−型1 nGaAs光吸収層、4はp゛
梨型1nPィンドウ層、5は無反射コーティング兼パッ
シベーション膜、6はバンシベーション膜、7はp側電
極、8はn側電極をそれぞれ示している。尚、P−型M
QW増倍IW2は、p−型AflnAsバリヤ層及びp
−型Ga1nAsウェル層を積層して構成されている。
増倍層、3はp−型1 nGaAs光吸収層、4はp゛
梨型1nPィンドウ層、5は無反射コーティング兼パッ
シベーション膜、6はバンシベーション膜、7はp側電
極、8はn側電極をそれぞれ示している。尚、P−型M
QW増倍IW2は、p−型AflnAsバリヤ層及びp
−型Ga1nAsウェル層を積層して構成されている。
このAlInAs/Ga I nAsからなるMQWを
用いた増倍層2に於いては、電子のイオン化率が正孔の
イオン化率と比較すると約100:1と大きく、従って
、このようなAPDでは、光吸収層3が光を吸収して発
生する電子・正孔対のうち、電子を増倍層2に注入する
ようにしなければならない。
用いた増倍層2に於いては、電子のイオン化率が正孔の
イオン化率と比較すると約100:1と大きく、従って
、このようなAPDでは、光吸収層3が光を吸収して発
生する電子・正孔対のうち、電子を増倍層2に注入する
ようにしなければならない。
第4図について説明したAPDに於いては、電子をP−
型MQW増倍層2に注入する構成を採っている関係上、
プレーナ形式にすることは困難である。即ち、最も高い
電界が加わるpn接合は、n゛型1nP基板1とp−型
MQW増倍層2との界面で構成され、各素子について共
通に連続しているから、APDアレイに於ける素子間分
離は、図示のように、メサ状にせざるを得ない。
型MQW増倍層2に注入する構成を採っている関係上、
プレーナ形式にすることは困難である。即ち、最も高い
電界が加わるpn接合は、n゛型1nP基板1とp−型
MQW増倍層2との界面で構成され、各素子について共
通に連続しているから、APDアレイに於ける素子間分
離は、図示のように、メサ状にせざるを得ない。
然しなから、その構成にすると、例えばエネルギ・バン
ド・ギャップが狭いp−型1 nGaAs光吸収層3の
側面とSi3N、からなるバソシヘーション膜6との界
面が大変リーキーであることから暗電流が大きくなり、
且つ、信頼性が低下する。
ド・ギャップが狭いp−型1 nGaAs光吸収層3の
側面とSi3N、からなるバソシヘーション膜6との界
面が大変リーキーであることから暗電流が大きくなり、
且つ、信頼性が低下する。
そこで、従来のInP/InGaAs系のAPDに於い
て、Af InAs/Ga InAsからなるMQWを
光吸収層として用い、且つ、pnを反転した構成にする
ことが考えられる。
て、Af InAs/Ga InAsからなるMQWを
光吸収層として用い、且つ、pnを反転した構成にする
ことが考えられる。
第5図はその想定されたAPDを説明する為の要部切断
側面図を表している。
側面図を表している。
図に於いて、11はP゛型1nP基板、12はP−型1
nc;aAs光吸収層、13はP型MQW増倍層、1
4はp−型ウィントウ層、15はn型ガード・リング、
16はn゛型不純物拡散領域をそれぞれ示している。
nc;aAs光吸収層、13はP型MQW増倍層、1
4はp−型ウィントウ層、15はn型ガード・リング、
16はn゛型不純物拡散領域をそれぞれ示している。
図示されているように、このAPDでは、n゛型不純物
拡散領域16はp型MQW増倍層13に到達させること
が必要である。
拡散領域16はp型MQW増倍層13に到達させること
が必要である。
然しなから、現在の技術では、そのような深いところに
までn型不純物を導入することは不可能であり、従って
、必要なpn接合を生成させることはできない。
までn型不純物を導入することは不可能であり、従って
、必要なpn接合を生成させることはできない。
本発明は、応答速度及び雑音特性の向上に有効なMQW
を増倍層に用い、従って、光吸収層に於ける光の吸収で
生成された電子・正孔対のうち、電子を増倍層に注入す
る構成を有し、しかも、プレーナ形式になっているAP
Dを容易に得られるようにする。
を増倍層に用い、従って、光吸収層に於ける光の吸収で
生成された電子・正孔対のうち、電子を増倍層に注入す
る構成を有し、しかも、プレーナ形式になっているAP
Dを容易に得られるようにする。
第1図は本発明の詳細な説明する為のアバランシェ・フ
ォト・ダイオードの要部切断側面図を表している。
ォト・ダイオードの要部切断側面図を表している。
図に於いて、21はn゛型基板、22はn−型MQW増
倍層、23は不純物濃度及び厚さが制御されたP゛型埋
込み層、24はn−型光吸収層、25はn−型ウィント
ウ層、26はp゛型不純物導入領域をそれぞれ示してい
る。
倍層、23は不純物濃度及び厚さが制御されたP゛型埋
込み層、24はn−型光吸収層、25はn−型ウィント
ウ層、26はp゛型不純物導入領域をそれぞれ示してい
る。
第2図は第1図に見られるアバランシェ・フォト・ダイ
オードに於ける電界分布を説明する為の線図を表し、縦
軸には電界を、そして、横軸には深さをそれぞれ採って
あり、また、第1図に於いて用いた記号と同記号は同部
分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
オードに於ける電界分布を説明する為の線図を表し、縦
軸には電界を、そして、横軸には深さをそれぞれ採って
あり、また、第1図に於いて用いた記号と同記号は同部
分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
このアバランシェ・フォト・ダイオードに於いては、導
電型や不純物濃度などの関係を適切に選択することに依
って、P゛型不純物導入領域26がn−型MQW増倍層
22から離れているにも拘わらず、n−型MQW増倍層
22に最も高い電界が加わり、そして、n−型光吸収層
24には比較的低い電界しか加わらないようになってい
る。また、p゛型不純物導入領域26はp゛型埋込み層
23に比較して大きく拡がった状態にあり、しかも、そ
の下方に存在するn−型MQW増倍N22には高い電界
が加わっていないことから、p゛型不純物導入領域26
のエツジ部分下側に於ける局所ブレイクダウンは抑止さ
れる。更にまた、プレーナ構造になっているから、製造
が容易で、且つ、信転性が高いものとなる。
電型や不純物濃度などの関係を適切に選択することに依
って、P゛型不純物導入領域26がn−型MQW増倍層
22から離れているにも拘わらず、n−型MQW増倍層
22に最も高い電界が加わり、そして、n−型光吸収層
24には比較的低い電界しか加わらないようになってい
る。また、p゛型不純物導入領域26はp゛型埋込み層
23に比較して大きく拡がった状態にあり、しかも、そ
の下方に存在するn−型MQW増倍N22には高い電界
が加わっていないことから、p゛型不純物導入領域26
のエツジ部分下側に於ける局所ブレイクダウンは抑止さ
れる。更にまた、プレーナ構造になっているから、製造
が容易で、且つ、信転性が高いものとなる。
このようなことから、本発明のアバランシェ・フォト・
ダイオードに於いては、n型半導体基板(例えばn゛型
1nP基板31)上に形成され且つ伝導帯の底に於ける
エネルギ・バンド不連続が価電子帯の頂に於けるエネル
ギ・バンド不連続に比較して大きい多重量子井戸からな
るn型増倍層(例えばn型MQW増倍層33)と、該n
・型増倍層上に選択的に形成されたp型埋め込み層(例
えばp゛型埋込み層34)と、該n型増倍層及び該p型
埋め込み層を覆って積層されたn型光吸収層(例えばn
型InGaAs光吸収層35)と、該n型光吸収層上に
形成され且つ受光する光のエネルギに比較して大きいエ
ネルギ・バンド・ギヤツブをもつn型ウィンドウ層(例
えばn型1nPウインドウN36)と、Mn型ウィンド
ウ層に形成され且つ前記p型埋め込み層と対向するP型
不純物導入領域(例えばP゛型不純物導入領域37)と
を備える。
ダイオードに於いては、n型半導体基板(例えばn゛型
1nP基板31)上に形成され且つ伝導帯の底に於ける
エネルギ・バンド不連続が価電子帯の頂に於けるエネル
ギ・バンド不連続に比較して大きい多重量子井戸からな
るn型増倍層(例えばn型MQW増倍層33)と、該n
・型増倍層上に選択的に形成されたp型埋め込み層(例
えばp゛型埋込み層34)と、該n型増倍層及び該p型
埋め込み層を覆って積層されたn型光吸収層(例えばn
型InGaAs光吸収層35)と、該n型光吸収層上に
形成され且つ受光する光のエネルギに比較して大きいエ
ネルギ・バンド・ギヤツブをもつn型ウィンドウ層(例
えばn型1nPウインドウN36)と、Mn型ウィンド
ウ層に形成され且つ前記p型埋め込み層と対向するP型
不純物導入領域(例えばP゛型不純物導入領域37)と
を備える。
前記手段を採ることに依り、応答速度及び雑音特性の向
上に優れた効果を発揮するMQWを増倍層として用い、
従って、光吸収層に於ける光の吸収で生成された電子・
正孔対のうち、電子を増倍層に注入する構成でありなが
ら、素子間分離が容易であるプレーナ形式にすることが
可能となり、メサで素子間分離するものに比較し、暗電
流は少なく、且つ、信軌性は向上する。
上に優れた効果を発揮するMQWを増倍層として用い、
従って、光吸収層に於ける光の吸収で生成された電子・
正孔対のうち、電子を増倍層に注入する構成でありなが
ら、素子間分離が容易であるプレーナ形式にすることが
可能となり、メサで素子間分離するものに比較し、暗電
流は少なく、且つ、信軌性は向上する。
第3図は本発明一実施例の要部切断側面図を表している
。
。
図に於いて、31は基板、32はバッファ層、33はM
QW増倍層、34は埋め込み層、35は光吸収層、36
はウィンドウ層、37は不純物導入領域、38は無反射
コーティング兼パッシベーション膜、39はp側電極、
40はn側電極をそれぞれ示している。
QW増倍層、34は埋め込み層、35は光吸収層、36
はウィンドウ層、37は不純物導入領域、38は無反射
コーティング兼パッシベーション膜、39はp側電極、
40はn側電極をそれぞれ示している。
図示例の各部分に関する主要なデータを例示すると次の
通りである。
通りである。
■ 基板31について
材料:n9型InP
不純物:Si
不純物濃度: 2 X 10 ” (cII−”)■
バッファ層32について 材料:n°型1nP 不純物:Si 不純物濃度:5X10’″’ (cll−”)厚さ:0
.5Cμm〕 ■ MQW増倍層33について 材料:n型Aj! I nAs /Ga I nAs不
純物: S i / S i 不純物濃度: I X 10 ” (cm−”)厚さ:
Af!InAs:100 (人〕Ga InAs :
100 (人〕 層数35 全体の厚さ:0.7Cμm〕 ■ 埋め込み層34について 材料:P゛型AI!、I nAs/Ga InAs不純
物:Mg 不純物濃度: 6 X 10 ” (clll−’)深
さ:500(人〕 作成技術:イオン注入法 加速エネルギ: 140 [KeV) 不純物打ち込み量: 3 X 10 ” (cm−”)
平面形状:直径30〔μm〕φの円 ■ 光吸収層35について 材料:n型1nGaAs 不純物:Si 不純物濃度: I X 10” [cm−’)厚さ:1
.5Cμm〕 ■ ウィンドウ層36について 材料=n型1nP 不純物:Si 不純物濃度:1×10′5〔clm−3〕厚さ:1.5
Cμm〕 ■ 不純物導入領域37について 材料:p゛型1nP 不純物:Cd 不純物濃度: IX 10 ” (cm−’)深さ:1
.5Cμm〕 作成技術:封管を用いた気相拡散法 熱処理温度:550[”C) 熱処理時間:30〔分〕 ■ 無反射コーティング兼パッシベーション膜38につ
いて 材料:Si3N< ■ p側電極39について 材料: T i / P t / A u厚さ:300
/200/2500 (単位〔人〕)otn n側電
極40について 材料:AuGe/Au 厚さ:300/2700(単位0人〕)(発明の効果〕 本発明に依るアバランシェ・フォト・ダイオードに於い
ては、n型半導体基板上に形成され且つ伝導帯の底に於
けるエネルギ・バンド不連続が価電子帯の頂に於けるエ
ネルギ・バンド不連続に比較して大きい多重量子井戸か
らなるn型増倍層と、該n型増倍層上に選択的に形成さ
れたp型埋め込み層と、該n型増倍層及び該p型埋め込
み層を覆って積層されたn型光吸収層と、該n型光吸収
層上に形成され且つ受光する光のエネルギに比較して大
きいエネルギ・バンド・ギャップをもつn型ウィンドウ
層と、該n型ウィンドウ層に形成され且つ前記p型埋め
込み層と対向するp型不純物導入領域とを備える。
バッファ層32について 材料:n°型1nP 不純物:Si 不純物濃度:5X10’″’ (cll−”)厚さ:0
.5Cμm〕 ■ MQW増倍層33について 材料:n型Aj! I nAs /Ga I nAs不
純物: S i / S i 不純物濃度: I X 10 ” (cm−”)厚さ:
Af!InAs:100 (人〕Ga InAs :
100 (人〕 層数35 全体の厚さ:0.7Cμm〕 ■ 埋め込み層34について 材料:P゛型AI!、I nAs/Ga InAs不純
物:Mg 不純物濃度: 6 X 10 ” (clll−’)深
さ:500(人〕 作成技術:イオン注入法 加速エネルギ: 140 [KeV) 不純物打ち込み量: 3 X 10 ” (cm−”)
平面形状:直径30〔μm〕φの円 ■ 光吸収層35について 材料:n型1nGaAs 不純物:Si 不純物濃度: I X 10” [cm−’)厚さ:1
.5Cμm〕 ■ ウィンドウ層36について 材料=n型1nP 不純物:Si 不純物濃度:1×10′5〔clm−3〕厚さ:1.5
Cμm〕 ■ 不純物導入領域37について 材料:p゛型1nP 不純物:Cd 不純物濃度: IX 10 ” (cm−’)深さ:1
.5Cμm〕 作成技術:封管を用いた気相拡散法 熱処理温度:550[”C) 熱処理時間:30〔分〕 ■ 無反射コーティング兼パッシベーション膜38につ
いて 材料:Si3N< ■ p側電極39について 材料: T i / P t / A u厚さ:300
/200/2500 (単位〔人〕)otn n側電
極40について 材料:AuGe/Au 厚さ:300/2700(単位0人〕)(発明の効果〕 本発明に依るアバランシェ・フォト・ダイオードに於い
ては、n型半導体基板上に形成され且つ伝導帯の底に於
けるエネルギ・バンド不連続が価電子帯の頂に於けるエ
ネルギ・バンド不連続に比較して大きい多重量子井戸か
らなるn型増倍層と、該n型増倍層上に選択的に形成さ
れたp型埋め込み層と、該n型増倍層及び該p型埋め込
み層を覆って積層されたn型光吸収層と、該n型光吸収
層上に形成され且つ受光する光のエネルギに比較して大
きいエネルギ・バンド・ギャップをもつn型ウィンドウ
層と、該n型ウィンドウ層に形成され且つ前記p型埋め
込み層と対向するp型不純物導入領域とを備える。
前記構成を採ることに依り、応答速度及び雑音特性の向
上に優れた効果を発揮するMQWを増倍層として用い、
従って、光吸収層に於ける光の吸収で生成された電子・
正孔対のうち、電子を増倍層に注入する構成でありなが
ら、素子間分離が容易であるプレーナ形式にすることが
可能となり、メサで素子間分離するものに比較し、暗電
流は少なく、且つ、信顛性は向上する。
上に優れた効果を発揮するMQWを増倍層として用い、
従って、光吸収層に於ける光の吸収で生成された電子・
正孔対のうち、電子を増倍層に注入する構成でありなが
ら、素子間分離が容易であるプレーナ形式にすることが
可能となり、メサで素子間分離するものに比較し、暗電
流は少なく、且つ、信顛性は向上する。
第1図は本発明の詳細な説明する為のアバランシェ・フ
ォト・ダイオードの要部切断側面図、第2図は第1図に
見られるアバランシェ・フォト・ダイオードに於ける電
界分布を説明する為の線図、第3図は本発明一実施例の
要部切断側面図、第4図は増倍領域にMQWを用いたA
PDの従来例を説明する為の要部切断側面図、第5図は
想定されたAPDを説明する為の要部切断側面図を表し
ている。 図に於いて、21はn゛型基板、22はn−型MQW増
倍層、23は不純物濃度及び厚さが制御されたp゛型埋
込み層、24はn−型光吸収層、25はn−型ウィント
ウ層、26はp゛型不純物導入領域、31は基板、32
はバッファ層、33はMQW増倍層、34は埋め込み層
、35は光吸収層、36はウィンドウ層、37は不純物
導入領138 ハ無反射コーティング兼パッシベーショ
ン膜、39はp側電極、40はn側電極をそれぞれ示し
ている。
ォト・ダイオードの要部切断側面図、第2図は第1図に
見られるアバランシェ・フォト・ダイオードに於ける電
界分布を説明する為の線図、第3図は本発明一実施例の
要部切断側面図、第4図は増倍領域にMQWを用いたA
PDの従来例を説明する為の要部切断側面図、第5図は
想定されたAPDを説明する為の要部切断側面図を表し
ている。 図に於いて、21はn゛型基板、22はn−型MQW増
倍層、23は不純物濃度及び厚さが制御されたp゛型埋
込み層、24はn−型光吸収層、25はn−型ウィント
ウ層、26はp゛型不純物導入領域、31は基板、32
はバッファ層、33はMQW増倍層、34は埋め込み層
、35は光吸収層、36はウィンドウ層、37は不純物
導入領138 ハ無反射コーティング兼パッシベーショ
ン膜、39はp側電極、40はn側電極をそれぞれ示し
ている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 n型半導体基板上に形成され且つ伝導帯の底に於けるエ
ネルギ・バンド不連続が価電子帯の頂に於けるエネルギ
・バンド不連続に比較して大きい多重量子井戸からなる
n型増倍層と、 該n型増倍層上に選択的に形成されたp型埋め込み層と
、 該n型増倍層及び該p型埋め込み層を覆って積層された
n型光吸収層と、 該n型光吸収層上に形成され且つ受光する光のエネルギ
に比較して大きいエネルギ・バンド・ギャップをもつn
型ウィンドウ層と、 該n型ウィンドウ層に形成され且つ前記p型埋め込み層
と対向するp型不純物導入領域と を備えてなることを特徴とするアバランシェ・フォト・
ダイオード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2067331A JPH03268467A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | アバランシェ・フォト・ダイオード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2067331A JPH03268467A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | アバランシェ・フォト・ダイオード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03268467A true JPH03268467A (ja) | 1991-11-29 |
Family
ID=13341930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2067331A Pending JPH03268467A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | アバランシェ・フォト・ダイオード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03268467A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005539368A (ja) * | 2002-02-01 | 2005-12-22 | ピコメトリックス インコーポレイテッド | プレーナ・アバランシェ・フォトダイオード |
-
1990
- 1990-03-19 JP JP2067331A patent/JPH03268467A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005539368A (ja) * | 2002-02-01 | 2005-12-22 | ピコメトリックス インコーポレイテッド | プレーナ・アバランシェ・フォトダイオード |
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