JPH03268152A - 情報処理ネットワークシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の情報処理装置がネットワークに接続さ
れている情報処理ネットワークシステムに係り、特に、
全情報処理装置に共通な情報を各情報処理装置が保有し
、その情報の整合性を維持するのに好適な手段を備えた
情報処理ネットワークシステムに関するものである。

〔従来の技術〕

従来の装置は、特開昭６２−１３５９４−８号に記載の
ように、すへての情報処理装置に共通な情報を、各情報
処理装置が保有し、共通情報の整合＝３ 性を維持する場合、任意の情報処理装置が共通情報を更
新した時点で、情報を集中管理している情報処理装置に
更新した共通情報を一旦転送し、集中管理情報処理装置
から他の情報処理装置に更新した共通情報を転送してい
た。

しかし、更新した共通情報を転送する集中情報処理装置
が、その更新した共通情報を受信する側の情報処理装置
の稼動状況を判断する点についての配慮がなされていな
かった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、更新した共通情報を転送する集中管理
情報処理装置が、受信する情報処理装置の稼動状況を考
慮していなかった。

この場合、受信する情報処理装置では、イ、処理中のジ
ョブを中断して更新情報を受信する方法 口、処理中のジョブの終了後に更新情報を受信する方法 を採用することが考えられる。

しかし、イの方法では、処理中のジョブが更新前の情報
を使用していたら、処理中の処理対象の情報の内容が変
わってしまう問題があった。

一方、口の方法では、転送する情報処理装置は、受信す
る情報処理装置の処理が終了するまで待機しなければな
らない問題があった。

このようなシステムでは、集中管理情報処理装置の処理
能力が高くなければならず、コス１へが高くなる欠点が
あった。

また、端末側と同じ処理能力の情報処理装置を集中管理
情報処理装置に用いた場合、全体としての処理能力が低
下し、実用的なシステムを実現することができなかった
。

本発明の目的は、すべての情報処理装置に共通な情報を
各情報処理装置が保有する情報処理ネットワークシステ
ムにおいて、共通情報の更新時に、各情報処理装置の稼
動状況に影響されず、各情報処理装置の共通情報を更新
できる情報処理ネットワークシステムを提供することで
ある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、上記目的を達成するために、ａ、ずへての情
報処理装置に共通な情報を更新した情報処理装置が、他
の情報処理装置に対して、共通情報を更新した事実と更
新した自らの情報処理装置のネットワークア１くレスと
を転送する手段と、 ｌ）、共通情報の更新事実を受信した情報処理装置が、
受信時の稼動状況を判断し、稼動状況の低い時に、更新
した共通情報を所持する情報処理装置に対し、更新した
共通情報の転送要求と自らのネットワークアドレスとを
転送する手段と、Ｃ１更新情報の転送要求を受信した情
報処理装置が、更新情報の転送を要求した情報処理装置
に対し更新した共通情報を転送する手段と、ｄ、更新し
た共通情報を受信した情報処理装置が、当該情報の更新
処理を行う手段とを 各情報処理装置に設けることを提案するものである。

〔作用〕

任意の情報処理装置がすべての情報処理装置に共通な情
報を更新した際、当該情報処理装置は、他の情報処理装
置に対して、共通情報を更新した事実と自らの情報処理
装置のネットワークアドレスとを転送する。

共通情報の更新事実を受信した情報処理装置は、受信時
の稼動状況を判断し、稼動状況の低い時、更新した共通
情報を所持する情報処理装置に、更新した共通情報の転
送要求と自らのネットワークアドレスとを転送する。

更新した共通情報の転送要求を受信した情報処理装置は
、転送を要求した情報処理装置に対し、更新した共通情
報を転送する。

この方式により、各情報処理装置の稼動状況に影響され
ず、各情報処理装置の共通情報を更新できる。

〔実施例〕

次に、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明による情報処理ネッ１へワークシステ
ムの一実施例の構成を示す系統図である。

多品種多量の製品例えばＬＳＩ製品等の製造ニ− 程において１品質管理を行うにあたり、品種毎に各製造
工程の加工実施状況を知り、異常なデータが出現したと
きに迅速な対策を施すことは、生産性を向」ニさせるた
めに非常に重要である。

そこで、パーソナルコンピュータレベルのコンピュータ
（ＰＣ）２］〜２ｎを各工程に設置し、各ＰＣを同軸ケ
ーブル等の共通バスで接続し、各ＰＣからデータ入力で
きるようにすることで、各工程の加工実績をリアルタイ
ムで収集可能な情報処理ネッ１−ワークシステムを構築
する。

各ＰＣには、第２図に示す機能を持たせる。ただし、そ
のうちの１台のＰＣ例えばＰＣ２２には、他のｐｃから
の更新権利取得要求に対し、更新権利を送信し、当該Ｐ
Ｃからの更新権利の返却を受けるまでの間、その他のＰ
Ｃからの更新権利の取得要求を許可しない更新処理競合
監視機能を持たせである。

さて、ＬＳＩ等の製造工程においては、同一製造ライン
に多品種の製品が流れ、各工程で品種毎に加工実績が規
格に合うか否かの品質検査を行う。

− この品質検査規格データは、各工程で頻繁に利用される
。

したがって、これらの品質検査規格データを、従来のよ
うに任意の１台の集中管理情報処理装置が集中管理する
場合、各ｐｃが集中管理された品質検査規格データを利
用するたびに、集中管理情報処理装置に対しデータ検索
や転送要求をすることにより、集中管理された品質検査
規格データを確保するので、全体としての応答速度が低
下する。

また、例えばＬＳＩ製造工程が２４時間稼動である場合
、品質管理システムにも無停止システムであることが要
求される。１台の情報処理装置が品質検査規格データを
集中管理する従来のシステムでは、その１台の情報処理
装置に障害が発生すると、すべてのＰＣが動作不能とな
ってしまう。

そこで、本発明のシステムでは、品質検査規格データを
各ＰＣに持たせ、迅速に応答できるようにした。このよ
うに構成した本実施例の動作を、第３図および第４図を
参照して説明する。

第３図は、更新した情報を転送する機能と受信する機能
とを説明するフローチャーＩ〜である。

例えばＰＣ２］が品質検査規格データを更新した場合、
ＰＣ２］は、ステップ１００で他のＰＣからの更新事実
を受信したかどうかを確認する。

更新事実を受信していないときは、ステップ］０５で更
新フラグがＯであることを判断する。ステップ１］１で
自ら所持する共通情報の更新を行ったことになるから、
ステップ１１２で更新フラグを１．に設定する。ステッ
プ１０６で更新権利の有無を判断し、未だに権利が得ら
れていないので、ステップ１１３で更新処理競合監視機
能を備えたＰＣ２２に対して更新権利の獲得を要求する
。

ＰＣ２］は、更新権利を獲得できた場合、ステップ１１
４で、他のＰＣ２２〜２ｎに対し、品質検査規格データ
を更新した事実と更新したそのデータを所持する自らの
ネットワークアドレスとを送信する。更新権利を獲得で
きなかった場合は、他のＰＣが品質検査規格データを更
新中であるから、元に戻り、その更新が終了し更新権利
を獲得できるまで待つ。すなわち、今度はステップ１０
５で更新フラグが１なので、ステップ］１」および］］
２をバイパスして、ステップ１．０６に移り、ステップ
］］３で更新権利を要求し続ける。

やがて、ステップ１０６で更新権別府りに変化すると、
ステップ１−０７で他のＩ？　Ｃからの更新情報要求の
有無を判断する。

品質検査規格データの更新事実（規格データそのもので
はない）を受信した例えばＰＣ２３では、ステップ１０
１で稼動率の高低を判断し、受信時に処理しているジョ
ブがあれば終了後に、なければ他のＰＣとの転送要求の
競合を回避するため、ステップ１０２でランダムな待機
時間を設定し、その待機時間経過後、ステップ１．０３
で更新した品質検査規格データの転送要求をＰＣ２］に
送信しこのデータを獲得する。

更新した品質検査規格データの転送要求を受信したＰＣ
２１は、ステップ」−０８で更新情報をその要求を出し
たｐｃに送り、ステップ３．０９で全情報処理装置につ
いて更新完了と判断するまで、これを繰り返す。更新が
完了したら、ステップ１１ ］Ｏで更新フラグをＯに戻し、更新処理競合監視機能を
備えるＰＣ２２に更新権利を返却する。

更新した品質検査規格データを受信したＰＣ２３は、ス
テップ］０４で品質検査規格データを更新し、以後は更
新した品質検査規格データにより各種処理登行う。

一方、ＰＣ２２は、第４図のステップ２００で更新権利
の問合せの有無をチエツクし、ステップ２０１で更新権
利を自ら保有しているか否かを判断し、保有していると
きはステップ２０２て間合せてきたＰＣにそれを与える
。ステップ２０１で保有していないときは、他のＰＣが
更新権利を保有しているので、元に戻る。ステップ２０
０で権利の問合せが無ければ、ステップ２０５で更新権
利の返却があるか否かを判断し、あればステップ２０６
で自らの更新権利を復活させる形で、更新権利を保有す
る。ステップ２０５で更新権利の返却がなければ、元に
戻る。

本実施例によれば、全ＰＣに共通な情報を任意のＰＣで
更新できる。また、更新事実のみを受信２ したＰＣは、受信時に処理中のジョブを中断せずに情報
を更新でき、従来のように処理能力が一段高く共通情報
を集中管理する処理装置を設置しなくとも、各ＰＣの処
理能力に応した更新処理が可能となるから、システム全
体のコスＩ−を大幅に削減できる。

なお、上記実施例においては、複数のＰＣから共通情報
を同時に多重更新すること回避するために、更新処理競
合監視機能を設けたが、システｌ＼を構成するｐｃの数
が少ない場合は、競合発生の確率が小さいから、更新処
理競合監視機能を省略することも可能である。

また、各ＰＣの共通情報量が少なく、更新情報転送処理
の負荷が小さいシステムでは、各Ｐ　Ｃのランダム待機
時間設定手段を省略できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、伝送路に複数の情報処理装置を接続し
、すべての情報処理装置が共通情報を保有する情報処理
ネッＩ・ワークシステムにおいて、任意の情報処理装置
が共通情報を更新した場合、更新した共通情報を受信す
る情報処理装置は、処理対象となる情報が処理中に変更
されることがなく、情報を転送する情報処理装置は、受
信する情報処理装置側に都合が良いときに更新した情報
を転送できる。

したがって、パーソナルコンピュータレベルのコンピュ
ータを用いて、低コストの実用的な情報処理ネットワー
クシステムを構築できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による情報処理ネットワークシステムの
一実施例の構成を示す系統図、第２図は第１図システム
を構成する情報処理装置の処理機能を示す図、第３図は
第１図システムを構成する情報処理装置の送信側および
受信側の処理手順を示すフローチャート、第４図は第１
図システムの１台に備えられた情報処理競合監視機能の
処理手ｊ頃を示すフローチャー１・である。 」−１・・・伝送路、 ２１〜２ｎ・・情報処理装置、 ２２・・・更新処理競合監視機能付き情報処理装置。 ＝１５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、通信ネットワークにより相互通信可能に接続された
   すべての情報処理装置が共通情報を保有する情報処理ネ
   ットワークシステムにおいて、各情報処理装置が、 共通情報を更新する際に他の情報処理装置に対して共通
   情報の更新事実を送信する手段と、前記更新事実を受信
   した際に更新事実の送信元情報処理装置に対して更新情
   報の転送要求を送信する手段と、 更新情報の転送要求を受信した際に転送要求元情報処理
   装置に対して更新した共通情報を送信する手段と、 更新した共通情報を受信した際に受信した共通情報で自
   らの情報処理装置内の共通情報を更新する手段と、 を備えたことを特徴とする情報通信ネットワークシステ
   ム。 ２、請求項１に記載の情報処理ネットワークシステムに
   おいて、 前記情報処理装置の１台が、複数の情報処理装置による
   情報の多重更新を回避する更新処理競合監視手段を備え
   たことを特徴とする情報処理ネットワークシステム。 ３、請求項１または２に記載の情報処理ネットワークシ
   ステムにおいて、 各情報処理装置が、情報の更新事実を受信した後に更新
   情報の転送要求を送信するまでの時間間隔をランダムに
   設定する手段を備えたことを特徴とする情報処理ネット
   ワークシステム。 ４、ネットワークにより相互通信可能な複数の情報処理
   装置が保有する共通情報の管理方法において、 １台の情報処理装置が共通情報を更新した場合、他のす
   べての情報処理装置に対して共通情報の更新が発生した
   事実のみを送信し、共通情報の更新事実を受信した情報
   処理装置が当該更新情報の送信元情報処理装置に対して
   更新された共通情報の転送を要求し、当該転送要求に応
   じて送信されてきた共通情報により自らの情報処理装置
   内の共通情報を更新することを特徴とする共通情報の管
   理方法。 ５、他の情報処理装置と相互通信するための通信機能を
   有する情報処理装置において、 自らの情報処理装置内に保有する情報を更新する際に当
   該情報が更新された事実を他の情報処理装置に送信する
   手段と、 他の情報処理装置から情報の更新事実を受信した際に更
   新事実の送信元情報処理装置に対して更新情報の転送要
   求を送信する手段と、 更新事実の転送要求を受信した際に転送要求元情報処理
   装置に対して更新情報を送信する手段と、 他の情報処理装置からの更新情報を受信した際に当該更
   新情報に基づいて自らの情報処理装置内の情報を更新す
   る手段と を備えたことを特徴とする情報処理装置。 ６、請求項１〜３のいずれか一項に記載の情報処理装置
   を各要素工程における品質検査規格を管理し品質情報を
   収集する情報処理装置として配置した品質管理システム
   。 ７、請求項１〜３のいずれか一項に記載の情報処理装置
   を生産ラインを流れる各製品毎の工程移動順序を管理し
   生産情報を収集する情報処理装置として配置した生産管
   理システム。