JPH03267635A - 空調用脱臭装置 - Google Patents

空調用脱臭装置

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JPH03267635A
JPH03267635A JP2068720A JP6872090A JPH03267635A JP H03267635 A JPH03267635 A JP H03267635A JP 2068720 A JP2068720 A JP 2068720A JP 6872090 A JP6872090 A JP 6872090A JP H03267635 A JPH03267635 A JP H03267635A
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light
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萩 二三男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、空調装置の脱臭を行なうための空調用脱臭装
置に係わり、特に、殺菌灯を用いた空調用脱臭装置に関
する。
〔従来の技術〕
一般に、自動車等の空調装置では、エバポレータの表面
の温度および湿度が、29°C190%前後になると、
エバポレータのフィンおよびチューブの表面に、アルタ
ナリア、ブリオフラジウム。
黒黴等の十数種類の黴、バクテリアが発生し、これ等が
発生する有機物により悪臭が生じることが知られている
そこで、従来、フィン、チューブ等の表面に、チャヘン
ダゾール(TBZ)、バラクロロメクキシレノール(P
CMX)等の抗菌剤を塗布し、細菌類の増殖を抑制する
ことが行なわれている。
しかしながら、このように抗菌剤を塗布する場合には、
フィン等への抗菌剤の塗布時に、熱乾燥を行なう必要が
あり、多大な工数および時間を要するという問題がある
また、エバポレータの細部まで抗菌剤を塗布することか
困難であるという問題がある。
さらに、抗菌剤が耐用年数を越えると、効果が低減し、
また、抗菌剤の劣化に伴い、抗菌剤にひび割れ、剥離等
が生じ、水滴が溜り易くなり、細菌が増殖し易くなると
ともに、凍結時に風量低下環が発生するという問題があ
る。
このような問題を解決した空調用脱臭装置としては、例
えば、実開昭62−60809号公報に開示されるよう
なものが知られている。
第8図は、この公報に開示される空調用脱臭装置を示す
もので、この空調用脱臭装置では、熱交換器11と送風
器13を収納するプレナムチャンバ15の内部に殺菌灯
17が配置されており、殺菌灯17を点灯することによ
り熱交換器11等に発生した細菌類を殺し、細菌類の増
殖が抑制される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の空調用脱臭装置では、
熱交換器11の近傍に単に殺菌灯17を配置しているた
め、熱交換器11の細部にまで殺菌灯17からの光を及
ぼすことが非常に困難であり、細菌類の増殖を充分に抑
制することが困難であるという問題があった。
また、殺菌灯17を常時点灯しておく場合には、殺菌灯
17の寿命が短(なり、さらに、樹脂材料からなるプレ
ナムチャンバ15等が劣化するため、真に必要な時にの
み殺菌灯17を点灯することのできる空調用脱臭装置が
要望されていた。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされた
もので、殺菌灯からの光をエバポレータの細部にまで確
実に及ぼすことができ、また、真に必要な時にのみ殺菌
灯を点灯することのできる空調用脱臭装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1の空調用脱臭装置は、殺菌能力を有する光を放
出する殺菌灯と、この殺菌灯からの光をエバポレータの
細部に導(導光部材とを有するものである。
請求項2の空調用脱臭装置は、殺菌能力を有する光をエ
バポレータに直接的または間接的に放出する殺菌灯と、
前記エバポレータの表面温度を測定し温度信号を出力す
る温度センサと、前記温度信号を入力しこの温度信号の
値が予め定められた値より大である時に前記殺菌灯を点
灯する制御手段とを有するものである。
〔作 用] 請求項1の空調用脱臭装置では、殺菌灯からの光が、導
光部材により、エバポレータの細部にまで導かれる。
請求項2の空調用脱臭装置では、温度センサからの温度
信号の値が、予め定められた値、すなわち、エバポレー
タの表面温度が細菌類の増殖に都合の良い所定の値にな
ると、制御手段により殺菌灯が点灯される。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細を図面に示す実施例について説明す
る。
第1図は、本発明の空調用脱臭装置の一実施例を示すも
ので、図において符号21は、エバポレータを示してい
る。
このエバポレータ21は、所定間隔を置いて、冷媒を流
通させるためのチューブ23を配置し、これ等のチュー
ブ23の間にコルゲートフィン25を配置して構成され
ている。
エバポレータ21の前面には、導光部材27が配置され
ており、この導光部材27の上方には、紫外線等の殺菌
能力を有する光を放出する殺菌灯29が配置されている
導光部材27は、例えば、紫外線等の光を導光可能な透
明なプラスチックの板からなり、コルゲートフィン25
の前方に位置する部分に、窓部31が形成され、さらに
、両側にはエバポレータ21への取り付は用のブラケッ
ト33が形成されている。
ナオ、このような導光部材27には、例えば、ニス力(
三菱レーヨンの商品名)と呼ばれているプラスチック光
ファイバーと同材質のものが利用できる。
そして、導光部材27の窓部31に対向する部分には、
第3図に示すように、導光部材27内を導光されてきた
光をエバポレータ21に向けて射出する光漏れ用のカン
ト部35が形成されている。
このカット部35は、導光部材27に所定の角度で樹状
の切り込みを入れることにより形成されている。
また、この実施例では、導光部材27には、プラスチッ
ク製の光ファイバからなる導光部材37の一端が接続さ
れており、この導光部材37の他端は、樹脂製のダクト
39の吹き出し口41近傍まで延在されている。
そして、この導光部材37には、第4図に示すように、
導光部材37内を導光されてきた光をダクト39内に射
出する光漏れ用のカット部43が形成されている。
一方、エバポレータ21のコルゲートフィン25には、
エバポレータ21の表面温度を測定し温度信号を出力す
る温度センサ45が配置されている。
図において符号47は、殺菌灯29の点灯を制御するた
めの制御手段を示している。
この制御手段47は、第5図に示すように、タイマー4
9を有する制御回路51、および、高電圧発生回路53
を有している。
制御回路51は、温度センサ45からの温度信号、およ
び、空調装置のオン、オフ信号を入力する。
そして、この制御回路51は、第6図に示すように、空
調装置がオン状態にある時、または、温度信号の値が予
め定められた値、例えば、25℃より大である時に、タ
イマー49により予め設定される時間、殺菌灯29を点
灯する。
しかして、以上のように構成された空調用脱臭装置では
、装置を、殺菌能力を有する光を放出する殺菌灯29と
、この殺菌灯29からの光をエバポレータ21の細部に
導く導光部材27とから構成したので、殺菌灯29から
の光が、導光部材27により、エバポレータ21の細部
にまで導かれることになり、殺菌灯29からの光をエバ
ポレータ21の細部にまで確実に及ぼすことができる。
この結果、細菌類の増殖を充分に抑制することが可能と
なる。
また、以上のように構成された空調用脱臭装置では、装
置を、殺菌能力を有する光をエバポレータ21に導光部
材27を介して放出する殺菌灯29と、エバポレータ2
1の表面温度を測定し温度信号を出力する温度センサ4
5と、温度信号を入力しこの温度信号の値が予め定めら
れた値より大である時に殺菌灯29を点灯する制御手段
47とから構成したので、温度センサ45からの温度信
号の値が、予め定められた値、すなわち、エバポレータ
21の表面温度が細菌類の増殖に都合の良い所定の値に
なると、制御手段47により殺菌灯29が点灯されるこ
とになり、真に必要な時にのみ殺菌灯29を点灯するこ
とができる。
この結果、殺菌灯29の寿命が長くなり、また樹脂材料
からなるエバポレータ収納ケース等の劣化を低減するこ
とが可能となる。
第7図は、本発明の空調用脱臭装置の他の実施例を示す
もので、図において符号61は、図示しないブロアーユ
ニットと、ヒーターユニットとの間に配置され、樹脂か
らなるクーラーケースを示している。
このクーラーケース61内には、エバポレータロ3が配
置され、エバポレータ63の前方上方となるクーラーケ
ース61には、殺菌灯29が配置されている。
そして、殺菌灯29のエバポレータ63側には、殺菌灯
29からの光を散光するための散光レンズ65が配置さ
れている。
なお、この実施例においても、上述した実施例と同様に
図示しない温度センサおよび制御手段が配置されている
以上のように構成された空調用脱臭装置においても第1
図に示した実施例とほぼ同様の効果を得ることができる
なお、以上述べた実施例では、空調装置がオン状態にあ
る時、または、温度信号の値が予め定められた値、例え
ば、25゛Cより大である時に、タイマー49により予
め設定される時間、殺菌灯29を点灯するようにした例
について述べたが、本発明は、かかる実施例に限定され
るものではなく、例えば、空調装置がオン状態にあり、
かつ、温度信号の値が予め定められた値を越えている時
にのみ殺菌灯を点灯するようにしても良いことは勿論で
ある。
〔発明の効果〕
以上述べたように、請求項1の空調用脱臭装置では、装
置を、殺菌能力を有する光を放出する殺菌灯と、この殺
菌灯からの光をエバポレータの細部に導く導光部材とか
ら構成したので、殺菌灯からの光が、導光部材により、
エバポレータの細部にまで導かれることになり、殺菌灯
からの光をエバポレータの細部にまで確実に及ぼすこと
ができる。
請求項2の空調用脱臭装置では、装置を、殺菌能力を有
する光をエバポレータに直接的または間接的に放出する
殺菌灯と、エバポレータの表面温度を測定し温度信号を
出力する温度センサと、温度信号を入力しこの温度信号
の値が予め定められた値より大である時に殺菌灯を点灯
する制御手段とから構成したので、温度センサからの温
度信号の値が、予め定められた値、すなわち、エバポレ
ータの表面温度が細菌類の増殖に都合の良い所定の値に
なると、制御手段により殺菌灯が点灯されることになり
、真に必要な時にのみ殺菌灯を点灯することができると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の空調用脱臭装置の一実施例を示す斜視
図である。 第2図は第1図の分解斜視図である。 第3図は第1図および第2図のm部のカント部の詳細を
示す斜視図である。 第4図は第1図および第2図の■部のカット部の詳細を
示す斜視図である。 第5図は第1図の制御手段の詳細を示すブロック図であ
る。 第6図は第1図の制御手段のフローチャートである。 第7図は本発明の他の実施例を示す緬断面図である。 第8図は従来の空調用脱臭装置を示す説明図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 21・・・エバポレータ 27・・・導光部材 29・・・殺菌灯 45・・・温度センサ 47・・・制御手段。 第1図 21(Dハ庄: し −q ’) s9図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)殺菌能力を有する光を放出する殺菌灯と、この殺
    菌灯からの光をエバポレータの細部に導く導光部材とを
    有することを特徴とする空調用脱臭装置。
  2. (2)殺菌能力を有する光をエバポレータに直接的また
    は間接的に放出する殺菌灯と、前記エバポレータの表面
    温度を測定し温度信号を出力する温度センサと、前記温
    度信号を入力しこの温度信号の値が予め定められた値よ
    り大である時に前記殺菌灯を点灯する制御手段とを有す
    ることを特徴とする空調用脱臭装置。
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