JPH0326753A - ポリカーボネート成形コンパウンド - Google Patents

ポリカーボネート成形コンパウンド

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JPH0326753A
JPH0326753A JP2145560A JP14556090A JPH0326753A JP H0326753 A JPH0326753 A JP H0326753A JP 2145560 A JP2145560 A JP 2145560A JP 14556090 A JP14556090 A JP 14556090A JP H0326753 A JPH0326753 A JP H0326753A
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alkyl
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bis
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JP2145560A
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Thomas Eckel
トーマス・エツケル
Dieter Freitag
デイーター・フライターク
Uwe Westeppe
ウベ・ベステツペ
Dieter Wittmann
デイーター・ビツトマン
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Bayer AG
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Bayer AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L51/00Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L51/04Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to rubbers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L55/00Compositions of homopolymers or copolymers, obtained by polymerisation reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, not provided for in groups C08L23/00 - C08L53/00
    • C08L55/02ABS [Acrylonitrile-Butadiene-Styrene] polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Polymers & Plastics (AREA)
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は置換したジヒドロキシジ7エニルシクロアルカ
ンに基づく芳香族ポリカーポネート、たとえば、ビスフ
ェノール−A単位を含有する他の芳香族ポリカーポネー
ト及び粉末状ジエンゴムに基づくグラフト重合体から或
る、熱可塑性或形組戊物として適するボリマーブレンド
、高い温度で戊分を混合することによるこれらのブレン
ドの製造方法及び、特に射出戊形による、戊形製品の製
造のためのそれらの使用に関する。
ビスフェノールA単位に基づく芳香族ポリカーポネート
とABSプラスチック(スチレンとアクリロニトリルで
グラフトしたジエンゴム)から戊る戊形組戊物は公知で
ある。一般にそれらは、特に比較的低い温度において、
きわめて高いアイゾット衝撃強さを有している。実用に
おいては、これらの成形組或物の比較的低い熱的寸法安
定性Cよ、たとえば、140〜160℃の温度にある塗
装条件にさらさなければならない自動車部分の製造番二
おいて、不利であることが認められてレ1る。
この種の或形組成物の熱変形性は、置換したジヒドロキ
シジフエニルシクロアルカンに基づく特別なポリカーボ
ネートを加えると、かなり改善されることが見出された
。これらの戊形組戊物の良好なアイゾット衝撃強さは維
持される。
本発明の目的は A) ポリマーブレンドに基づいて重量で5〜99部、
好ましくは重量で40〜98部、特【こ重量で60〜9
7部の、置換したジヒドロキシジ7エニルシクロアルカ
ンに基づく芳香族ポリ力ーポネート、 B) ボリマーブレンドに基づいて重量で5〜99部、
好ましくは重量で40〜98部、特Cこ重量で60〜9
7部の、異なる芳香族ポリカーポネート(これは、たと
えば、ビスフエノーノレA単位を含有する)、 C) ポリマーブレンドに基づいて重量で1〜95部、
好ましくは重量で2〜60部、特に重量で3〜40部の
、 C.l)  重量で5〜90,好ましくは20〜80部
の C.1.1  50〜95重量%、好ましくは60〜9
5重量%のスチレン、α−メチルスチレン、ハロゲン又
は01〜C,−アルキルで環置換したスチレン、メタク
リル酸アルキル、アクリル酸エステル又はそれらの混合
物、及び C.1.2  5〜50重量%、好ましくは5〜401
i量%のアクリロニトリル、メタクリロニトリル、メタ
クリル酸エステル、アクリル酸エステル、マレインイミ
ド、C1〜C.−アルキル置換したマレインイミド誘導
体、フエニルーN−[換したマレインイミド又はそれら
の混合物 から或る混合物の C.2) 重量で10〜95部、好ましくは重量で20
〜80部の、0.09〜lpm,好ましくは0.09〜
0.6μmの平均粒径d.。及びC.2に対して50重
量%よりも高く、好ましくは70重量%よりも高く、特
に73〜98重量%のゲル含量を有するジエンゴム に対するグラフト重合体 から戊る、熱可塑性成形i成物として適する、ポリマー
ブレンドである。
ポリカーポネートA 本発明の意義におけるポリヵーポネートAは、式(I) 式中で Rl及びR2は、相互に無関係に、水素、ハロゲン、好
ましくは塩素又は臭素、cl〜C.−アルキル、Cs〜
C県−シクロアルキル、06〜CI.−アリール、好ま
しくはフエニル、及び07〜CI!−アラルキル、好ま
し〈は7エニルーC.−C,−アルキル、特にベンジル
を表わし、 mは4〜7の整数、好ましくは4又は5を表わし、 各Xに対して個々に選択することができるR3及びR4
は、相互に無関係に、水素又はC1〜C6−アルキルを
表わし、且っ Xは炭素を表わし、 但しR3及びR4は少なくとも一つのX原子上で同時に
アルキルを表わすことを必要とする、 の二官能性構造単位を含有する、少なくともlo,00
01好マL<lt2 0,0 0 0 〜3 0 0,
0 0 0の分子量Mw(重量平均)を有する高分子量
、熱可塑性芳香族ポリカーポネートである。
ポリ刀一ポ不一トAに対する出発生放物は式(n) のジヒドロキシジフエニルシクロアルカンであるが、こ
の式中でX,R’、R2、R3、R4及びmは式 (I)に対して記した意味を有する。
R3及びR4は、1〜2のXJ1[子上で、好ましくは
一つのみのX原予上で同時にアルキルであることが好ま
しい。メチルが好適なアルキル基である。
ジフエニル置換したC原子(C.l)に対してα一位の
X原子はジアルキル置換してないことが好ましく、それ
に対してC.lに対してβ一位においてはアルキルニ置
換が好ましい。
脂環式基中で5及び6の環Cw.予(式(I()中でm
=4又は5)を有するジヒドロキシジフエニルシクロア
ルカン、たとえば、式(It a)〜(■C) のジフェノールが好適であり、その中でも1,1ービス
−(4−ヒドロキシ7エニル)−3.3.5−トリメチ
ルシクロヘキサン(R’とR2がHである場合の式1[
a)が特に好適である。
ポリカーポネートAは式(n)のジフェノールからドイ
ツ特許公開第3,832.3’96号に従って製造する
ことができる。
ホモポリカーボネートの生或を伴なう一つの式(ff)
のジフェノール及びコボリカーボネートの生成を伴なう
複数のジフェノールを用いることができる。
加うるに、式CTI’)のジ7エノールは、他のジ7エ
ノール、たとえば式(U1) Ho−z−oH        (I[I)のジフェノ
ールとの混合物としてもまた、高分子量熱可塑性芳香族
ポリカーポネートの製造のために使用することができる
式(II[)の適当な他のジフェノールは、その中でZ
が一つ以上の芳香環を含有することができ、置換してあ
ってもよく且つ架橋部材として式(n)のもの以外の脂
肪族基又は脂環式基又はへテロ原子を含有することがで
きる、6〜30C原子を有する芳香族基である場合の、
ジ7エノールである。
式(n)のジフェノールの例は、ヒドロキノン、レソル
シノール、ジヒドロキシジフエニル、ビス−(ヒドロキ
シフエニル)一アルカン、ビス−(ヒドロキシフエニル
)一シクロアノレカン、ビス−(ヒドロキシ7エニル)
スル7イド、ビス−(ヒドロキシフエニル)一エーテル
、ビスー(ヒドロキシフエニル)一ヶトン、ビス−(ヒ
ドロキシフエニル)一スルホン、ビス−(ヒドロキシフ
土ニル)一スルホキシド、α,α −ビス−(ヒドロキ
シフエニル)一ジイソプロビルベンゼン及びそれらの環
アルキル化並びに環ハロゲン化化合物である。
これら及びその他の適当な、他のジ7エノールは、たと
えば、米国特許第3,028,365号、2,999.
385号、3,148,172号、3,275,601
号、2,991,273号、3,271,367号、3
,062,781号、2,970.131号及び2,9
99,846号、ドイツ特許公開第1.570,703
号、2,063,050号、2,063,052号、2
,211,095号、フランス特許第1,561.51
8号、並びにモノグラフ、′H.シュネノレ、ケミスト
リー アンド プラスチックス オブ ポリカーポ不一
ト″、イン夕一サイエンス パブリッシャーズ、ニュー
ヨーク1964中に記されている。
好適な、他のジフェノールは、たとえば、以下のもので
ある:4+4’−ジヒドロキシジフェニル、2. 2−
ビス−(4−ヒドロキシフエニル)一プロパン、2.4
−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−2−メチルブタ
ン、l.l−ビス−(4ヒドロキシ7エニル)一シクロ
ヘキサン、α,α −ビス−(4−ヒドロキシ7エニル
)−p−ジイソプ口ピルベンゼン、2.2−ビス−(3
一メチル−4−ヒドロキシフェニル)一プロパン、2,
2−ビス−(3−クロロー4−ヒドロキシフエニル)一
プロパン、ビス−(3. 5−シメチル−4−ヒドロキ
シフエニル)一メタン、2.2−ビスー(3.5−ジメ
チル−4−ヒドロキシフェニル)一プロパン、ビスー(
3.5−ジメチルー4−ヒドロキシフエニル)一スルホ
ン、2.4−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフェニル)−2−メチルブタン、1.1−ビスー(3
,5−ジメチル−4−とドロキシフェニル)一シクロヘ
キサン、α,α −ビスー(3. 5−シメチル−4−
ヒドロキシフエニル)一p−ジイソプロビノレベンゼン
、2.2−ビス−(3. 5−シクロロ−4−ヒドロキ
シ7エニル)一プロパン及び2.2−ビス−(3,5−
ジプロモ−4−ヒドロキシ7エニル)一プロパン。
特に好適な式(I[I)のジフェノールの例は以下のも
のである: 2.2−ビスー(4−ヒドロキシフエニル)一プロパン
、2.2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
7エニル)プロパン、2. 2−ビス−(3.5−ジブ
ロモ−4−ヒドロキシフエニル)ープロパン及びl,1
−ビスー(4−ヒドロキシフエニル)一シクロヘキサン
2.2−(4−ヒドロキシ7エニル)一プロパンが特に
好適である。
他のジフェノールは、単独でも混合物しても使用するこ
とができる。
場合によっては併用する式(III)の他のジフェノー
ルに対する式(II)のジフェノールのモル比は、Oモ
ル%の(III)に対してlOOモル%の(II)から
80モル%の(II[)に対して20モル%の(I[)
に至るまで、好ましくはOモル%の(I[[)に対して
100モル%の(r1)カら75モル%の(III)に
対して25モル%の(II)までの範囲である。
場合によっては他のジフェノールと組合わせた、式(■
)のジフェノールからの高分子量ボリカーボネートは、
公知のポリカーボネート製造方法に従って製造すること
ができる。この場合に、種々のジフェノールは相互に対
してランダムに又はブロックとして結合することができ
る。
本発明のポリカーボネートは、公知のようにして枝分れ
させることができる。枝分れが必要なときは、少量の、
好ましくは0.05〜2.0モル%(使用するジフェノ
ールに対して)の三官能以上の化合物、特に3以上の7
エノール性ヒドロキシ基を含有する化合物を縮合させる
ことにより、公知の方法で達或することができる。3以
上のフェノール性ヒドロキシル基を有する枝分れ剤のい
くつかの例は次のものである:フロログルシノール、4
.6−ジメチル−2.4.6−トリー(4−ヒドaキシ
7エニル)一ヘプトー2−エン、4.6−ジメチル−2
.4.6−トリ−(4−ヒドロキシフエニル)一へブタ
ン、1.3.5−1−りー(4一ヒドロキシフエニル)
一ベンゼン、1,l,1ートリ−(ヒドロキシフエニル
)一エタン、トリ−(4−ヒドロキシフエニル)−フエ
ニルメタン、2.2−ビス−(4.4−ビスー(4−ヒ
ドロキシフエニノレ)一シクロヘキシノレプロパン、2
.4=ビス−(4−ヒドロキシ7エニルインプロビル)
一フェノール、2.6−ビス−(2−ヒドロキシ−5−
メチルベンジル)−4−メチルフェノール、2−(4−
ヒドロキシフエニル)−2− (2.4−ジヒドロキシ
7エニル)一プロパン、ヘキサー(4−(4−ヒドロキ
シフエニルイソプロビル)−フエニル)一才ルトーテレ
フタレート、テトラー(4−ヒドロキシ7エニル)一メ
タン、テトラ(4−(4−ヒドロキシフエニルイソグロ
ビル)−7エノキシ)一メタン及び1.4−ビス−(4
′4#−ジヒドロキシトリ7エニル)一メチル)一ベン
ゼン。
いくつかのその他の三官能化合物は2.4−ジヒドロキ
シ安息香酸、トリメシン酸、シアヌル酸クロリド及び3
,3−ビスー(3−メチル−4−ヒドロキシフエニル)
−2−オキンー2.3−ジヒドロインドーノレである。
単官能性の化合物は、公知の方式で、ポリカーポネート
Aの分子量を調節するための連鎖停止剤として働らく。
適当な化合物は、たとえば、フエノール、t−プチルフ
ェノール又はその他のC,〜C,−アルキル置換フェノ
ールである。Rが枝分れしたC.−アルキル及び/又は
C,−アルキル基である場合の式(rV) p のフェノールの少量の使用が分子量の制御のために特に
適している。アルキル基R中のCH.グロトンの割合は
53〜II%であることが好ましく;RはOH基に対し
て0一位及び/又はp一位にあることもまた好ましく、
またオルトの割合の上限は20%であることが特に好ま
しい。連鎖停止剤は一般に、使用するジフェノールに対
して0.5〜IO、好ましくは1.5〜8モル%の量で
使用する。
ポリカーボネートAは界面重合により公知の方法で製造
することが好ましい(H.シュネル、ケミストリー ア
ンド 7イジツクス オブ ポリカーポネート′゛、ポ
リマーレビュー、第9巻、33頁以下、インターサイエ
ンス パプリツシャーズ1964参照)。この方法にお
いては、式(IF)のジフェノールをアルカリ性水相中
に溶解する。他のジフェノールとのコポリカーポネート
の製造に対しては、式(II)のジフェノールと他のジ
7エノール、たとえば式(III)のもの、の混合物を
用いる。たとえば式(IV)の連鎖停止剤を添加して分
子量を調節することもできる。次いで、界面重合方法に
従って、好ましくはポリカーポネートを溶解することが
好ましい不活性有機相の存在において、ホスゲンと反応
させる。反応温度は0〜40℃である。
場合によっては併用(好ましくは0.05〜2.0モル
%)する枝分れ剤は、アルカリ性水相中のジフェノール
と共存させてもよいし、あるいはホスゲンと反応させる
前に有機溶剤中に溶解して添加することもできる。
式(n)のジフェノールと任意的な他のジフェノール(
I[[)に加えて、それらのモノクロロ炭酸エステル及
び/又はビスクロロ炭酸エステルをも併用することがで
きるが、その場合には、それらを有機溶剤中に溶解して
添加する。連鎖停止剤と枝分れ剤の量は式(n)及び場
合によっては式(II[)に相当するジフエノラート基
のモル量に依存する;クロロ炭酸エステルを併用する場
合にはホスゲンの量は、公知のように、相応して低下さ
せることができる。
連鎖停止剤のため及び場合によってはクロロ炭酸エステ
ルのための適当な有機溶剤は、たとえば、塩化メチレン
、クロロベンゼン、アセトン、アセトニトリル及びこれ
らの溶剤の混合物、特に塩化メチレンとクロロベンゼン
の混合物である。使用する連鎖停止剤と枝分れ剤は、場
合によっては、同一の溶剤中に溶解することができる。
界面重合のための有機相の例は塩化メチレン、クロロベ
ンゼン及び塩化メチレンとクロロベンゼンの混合物であ
る。
NaOH水溶液はアルカリ性水相の例である。
界面重合法によるボリカーボネートAの製造は、常法に
従い、たとえば第三アミン、特に第三脂肪族アミン、た
とえばトリブチルアミン又はトリエチルアミンのような
触媒によって促進することができる;触媒は使用するジ
フェノールのモル数に対して、0.05〜10モル%の
量で使用することができる。触媒はホスゲン化の開始前
又はホスゲン化の間あるいはホスゲン化後にすら添加す
ることができる。
ポリカーポネートAは、公知のようにして、均一相中で
、いわゆる“ピリジン法”によって、あるいは、たとえ
ばホスゲンの代りにジ7エニル炭酸エステルを用いる公
知の溶融エステル交換方法に従って、製造することもで
きる。
ポリカーボネートAは少なくとも10,000、特に好
ましくは20.000〜30,000,及び特に20,
000〜80.000の分子量Mw(重量平均、事前の
較正後のゲルクロマトグラフイーによって測定)を有し
ている。それらは線状でも枝分れしていてもよく、式(
If)のジフエノーノレに基づくホモポリカーポネート
でもコポリカーポネートのいずれでもよい。
式(I[)のジフェノールの導入によって、他の良好な
性質をも有する高い熱的寸法安定性を有するポリカーボ
ネートが生戊する。これは特にmが4又は5である場合
の式(n)のジフエノーノレに基づくポリカーボネート
に対して特に該当し且つR1とR2が相互に無関係に式
(n)に対して挙げた意味を有し、特に好ましくは水素
である場合の式(I[ a)のジフェノールに基づくポ
リカーポ不−トに対して、特に著るしく該当する。
かくして、特に好適なポリカーポネートAは、式(I)
の構造単位中でmが4又は5である場合のちの、特に式
(v) の単位から戒るものであるが、式(V)中でRl及びR
2は式(I)に対して挙げた意味を有し、特に好ましく
は水素である。
R1とR2が特に水素である場合の式(II a)のジ
フェノールに基づく、これらのボリヵーボネートは、高
い熱的寸法安定性に加えて、紫外線に対する良好な安定
性及び予想外な溶融物の良好な流れ挙動を有している。
その上、これらのポリカーポネートの性質は、シ7xノ
−ル、%i:式(III)のジフェノールヲ伴なう組成
の選択によって、有利な具合に変化させることができる
。この種のコボリヵーボネートにおいては、式(II)
のジフェノールを、いずれの場合もボリカーポネート中
の100モル%のジ7エノール単位の全量に対して、1
00モル%〜20モル%、好ましくは100モル%〜2
5モル%の量で存在させる。
ボリカーボネートB 本発明において適当な熱可塑性、芳香族ポリカーボネー
トBは式(VI) 式中で Aは単結合、C1〜C,−アルキレン、C!〜C6−ア
ルキリデン、06〜C.−シクロアルキリデン、−S−
 −SO,一又は式(■)の基であり、 ? CH. Bは水素、線状C.−C.。−アルキル、枝分れC,〜
C!。−アルキル、C.〜C■−アリール又はハロゲン
、たとえば塩素又は臭素であり、 又は0.1又は2であり、且つ nは1又はOである、 のジフェノール及び任意的にその上に式(Vla)(V
ia) 式中でA,B,x及びnは前記の意味を有し、基Rは同
一であるか又は異なっており且つ線状C I”” C 
1。−アルキル、枝分れC3〜C2o−アルキル、C6
〜C2。−アリールに相当し、且つmは5〜100、好
ましくは20〜80の整数である、 のジフェノールに基づくものである。
本発明に対して適するポリカーポネートBは、ホモポリ
カーポネート及び式(VI)のジフェノールとのコポリ
カーボネートの製造に対して式(■a)のジフェノール
のみを用いているコポリカーボネートの両者であり、後
者の場合にコボリカーボネート中における式( VI 
a )のジフェノールの重量による割合は、いずれの場
合も、使用する式(VI)及び(VIa)のジ7エノー
ルの全重量に対して、1〜2Of[量%、好ましくは1
,5〜15重量%、且つ特に2〜工0重量%である。
上記の熱可塑性ポリカーポネートの混合物をもボリカー
ポネートBとして用いることができ、その場合に、それ
がポリジオルガノシロキサンーポリカーポネートブロッ
ク共重合体であるときに、ポリカーボネート混合物中の
ジフェノールの全量に対する、ジフェノール(VIa)
の重量による割合は、1〜20重量%である。
ポリカーボネートBの製造は公知である。たとえば、ジ
7エノールを界面重合法によって、又は均一相法、いわ
ゆるピリジン法によって、ホスゲンと反応させる。分子
量は、公知の方法によって、適当な量の公知の連鎖停止
剤によって調節することができる(ポリジオルガノシロ
キサンを含有するポリカーポネートに対しては、ドイツ
特許公開第3.334.872号参照)。
適当な連鎖停止剤の例はフェノール、p−クロロフェノ
ール、p−tert−プチルフェノール又は2.4.6
−1−’Jプロモフェノール、且つまたドイツ特許公開
第2.842.005号による4一(l,3−テトラメ
チルブチル)−フェノールのヨウな、長鎖アルキル7エ
ノール又はドイツ特許公告P3506472.2による
アルキル置換基中に8〜200原子を有するモノアルキ
ルフェノール又はジアルキルフェノール、たとtlf、
3.5−ジーtert−プチルフェノール、p−インオ
クチル7エノール、p−tart一オクチルフェノール
、p−ドデシルフェノール及び2−(3.5−ジメチル
ヘプチル)−フェノール並びに4−(3.5−ジメチル
へブチル)−フェノールである。
一般に、連鎖停止剤の量は、ジフェノール(VI)及び
任意的な(Vla)の合計に対して0.5〜lOモル%
である。
ポリカーボネートBは、10,000〜200,000
,好ましくは20.000〜a o .o o oの平
均分子量MW(たとえば、超遠心又は光散乱測定によっ
て測定した重量平均)を有している。
適当な式(Vl)のジフェノールの例は、ヒドロキノン
、レンルシノール、4.4’−ジヒドロキシジフエニル
、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)一プロパ
ン、2,4−ビス−(4−ヒドロキシペンチル)−2−
メチルブタン、1.1−ヒス−(4−ヒドロキシフエニ
ル)一シクロヘキサン、2,2−ビス−(3−クロロー
4−ヒドロキシフエニル)一プロパン、2. 2−11
”スー(3.5−ジプロモ−4−ヒドロキシフエニル)
一プロパンである。
好適な式(VI)のジフェノールは2.2−ビス−(4
−ヒドロキシフエニル)一プロパン、2.2−ビス−(
3.5−ジクロロー4−ヒドロキシフエニノレ)一プロ
パン及び1.1−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)一
シクロヘキサンである。
適当な式( Vl a )のジフェノールは、その中で
Rがメチル、エチル、プロビル、n−ブチル、LerL
−ブチル又は7エニルである場合のものである。
好適な式(VIa)のジフェノールは式(Vlb)(v
ib) のものであり、式中で基Rは前記のとおりであり、好ま
しくはメチル、エチル、プロビル、n−ブチル、Ler
t−ブチルを表わし、且つmは5〜100、好ましくは
20〜80の整数である。
式(Vla)のジフェノールは、たとえば、式(■) の相当するビスークロロ化合物と式(Vl)のジフェノ
ールから、たとえば、米国特許第3,189.662号
と組合わせた、米国特許第3,419,634号、縦欄
3に従って、製造することができる.ビスークロロ化合
物(■)中で、R及びmはジ7エノール(VIa)又は
(■b)中と同一の意味を有している。
ポリカーポネートBは、公知のようにして、実際に、好
ましくは使用するジ7エノールの合計に対して0.5〜
2.0モル%の三官能性以上の化合物、たとえば3以上
のフェノール性ヒドロキシル基を有するものの導入によ
って枝分れとすることができる。
ビスフェノールAホモボリカーボネートに加えて、好適
なポリカーポネートBは、ジフェノールの合計に対して
15モル%に至るまでの2.2−ビス−(3.5−ジブ
ロモ−4−ヒドロキシ7エニル)一プロパンとビス7エ
ノールAとのコポリカーボネート、あるいは、いずれの
場合もジフェノール(VI)と(Via)又は(Vl)
と(vtb)の合計重量に対して、1〜20重量%の式
(Vla)または好ましくは式(vib)のジフェノー
ルと式(VT)のジフェノールとのコポリカーポ不一ト
である。
グラフト重合体Cの製造に対して適する適当なジエンゴ
ムC.2は特にポリプタジエン、ゴムの重量に対して3
0重量%に至るまでの、たとえば、スチレン又はアクリ
ロニトリノレ、あるいはアクリル酸又はメタクリル酸の
01〜C,−アルコールによるエステル、たとえばメタ
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸メチル
又はメタクリル酸エチルのような他のエチレン性不飽和
単量体とのブタジエンの共重合体、ポリイソプレンある
いはポリクロロプレンである。純ポリブタジエンが好適
である。
これらのゴムC.2は、0.09〜lpm1特に0.1
〜0.6μmの平均粒径d.。を有する少なくとも部分
的に架橋した粒子の形態で存在する。
これらのグラ7ト重合体Cは、ゴムの存在における単量
体C.1 .1及びC.1.2のフリーラジカル重合に
よって取得することができる。
このグラフト重合は懸濁液、分散液又は乳濁液中で40
〜90℃で行なうことができる。連続又はバッチ乳化重
合が好適である。グラフト重合はフリーラジカル開始剤
(たとえば、ベルオキシド、アゾ化合物、過酸化水素、
過硫酸塩、過りん酸塩)を用いて行なうことができ、ま
た場合によっては陰イオン乳化剤、たとえばカルボキソ
ニウム塩、スルホン酸塩又は有機硫酸塩を必要とする。
このようにして、高いグラフト収率を有するグラフト重
合体、すなわち、大きな割合の単量体(.1の重合体が
ゴムC.2に対して化学的に結合しているグラフト重合
体が生或する。
グラフト重合体Cは、重量で10〜95、好ましくは2
0〜80部のゴムC.2上への重量で5〜90、好まし
くは20〜80部のビニル単量体又はビニル単量体混合
物C.1のグラ7ト重合によって取得する。
適当なビニル単量体混合物は重量で50〜95部のスチ
レン、α−メチルスチレン(又はアルキル又はハロゲン
によって環置換したその他のスチレン)、メタクリル酸
エステル又はアクリル酸エステル及び他方において重量
で5〜50部のアクリロニトリル、メタクリロニトリル
、メタクリル酸エステル、アクリル酸エステル、マレイ
ン酸無水物又は置換したマレインイミドから戊る。
適当なメタクリル酸エステル及びアクリル酸エステルは
1〜8CI1[子を有する1価アルコールによるエステ
ルである。メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル及
びメタクリル酸プロビルが特に好適である。
グラ7ト殼を形或させるために好適な単量体はスチレン
/アクリロニトリル混合物及びスチレン/マレイン酸無
水物混合物である。第一又は第二脂肪族C2〜C1。−
アルコールのアクリ′ル酸エステル、好ましくはアクリ
ル酸n−プチル又は1−ブタノールのアクリル酸又はメ
タクリル酸エステル、好ましくはアクリル酸t−プチル
の少量をも、他の単量体として併用することができる。
好適なグラフト重合体Cの例は、ポリブタジエン又はブ
タジエン/スチレン共重合体に対してスチレン、アクリ
ロニトリル、メタクリル酸アルキル、アクリル酸アルキ
ル又はそれらの混合物をグラフトしたものである。この
ような共重合体はドイツ特許公開第1694173号中
に記されている。
特に好適な重合体Cはドイツ特許公開第2,035,3
90号及びドイツ特許公開第2,248,242号中に
記載のABS重合体である。
グラフト重合体Cの製造中には、真のグラフト重合体に
加えて、一般に、グラフト殼を形戊するグラフト単量体
の重合体又は共重合体もまた生或する。
グラフト重合体Cは、ゴムC.2の存在におけるグラフ
ト単量体C.■の重合によって取得した生戊物、あるい
は一層特定的には、グラ7ト共重合体とグラフト単量体
の遊離重合体の混合物である。
本発明の或形組成物は、遊離の重合体の量が、成分Cに
対して50重量%、好ましくは30重量%、特に20重
量%を越えない場合に、最適の性質を有する。
本発明の成形組成物は、さらに、たとえば安定剤、顔料
、離型剤、難燃剤及び帯電防止剤のような、芳香族ポリ
カーポネート及びグラ7ト重合体に対して公知の添加剤
を、通常の量で含有することができる。
本発明の成形組或物は、公知のようにして戊分を混合し
、且つ、たとえば密閉式混合機、押出機又は二重波押出
機のような通常の装置中で、好ましくは200〜3 5
 0 ’Oの加熱下に溶融混練することによって製造す
ることができる。各或分は順次に又は同時に混合するこ
とができる。
本発明のもう一つの目的は、それ故、高い温度で戊分を
混合することによる前記戊形組或物の製造方法である。
本発明の戊形組戊物は、たとえば射出成形によって、ど
のような種類の戊形製品の製造に対しても使用すること
ができる。戊形製品の例は次のものである:ハウジング
部分(たとえば、ジュース抽出器、コーヒー沸かし、ミ
キサーのような家庭用器具)、建築土木用カバープレー
ト又は自動車部品。加うるに、本発明の或形組成物は、
きわめて良好な電気的性質によって、電気器具、たとえ
ば、プラグ緑、に対して用いることができる。
戊形体は、あらかじめ製造した板またはシートから深絞
りによって製造することもできる。
それ故、本発明のもう一つの目的は、成形体の製造のた
めの本発明の組成物の使用である。
実施例 記載の部数は重量による部数を表わす。
ポリカーボネートA 1436.4g(6.3モル)のビスフェノールA(2
.2−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)ープロパン、
2 3 8 7.0 g (7.7モル)のl,l−ビ
ス=(4−ヒドロキシ7エニル)−3.3.5−トリメ
チルシクロヘキサン、7476.0g(84モル)の濃
度45%のNaOH及び33.7Qの水を不活性ガス雰
囲気中の撹拌によって溶解する。次いで、llI2の塩
化メチレンと13αのクロロベンゼン中の3 6.9 
g (0.3 9 2モル)のフェノールの溶液を添加
する。よく撹拌した溶液中に、13〜l4のpHと21
〜25℃の温度において、2772g (28モル)の
ホスゲンを導入する。次いで、ビスフエノラートを含有
しない水相を分離し、りん酸による部分的酸性化後に有
機相を電解質が存在しなくなるまで洗浄し且つ溶剤を除
去する。このポリカーボネートは1.30の相対溶液粘
度を示す。この重合体のガラス転移点は206°O(D
SC)と測定された。
ポリカーポネー1− B CH,CI,中で25゜Cにおいて0.5g/ml2の
濃度で測定するときに1.26〜l,28の相対溶液粘
度ηrelを有するビスフェノールAに基づく線状ポリ
カーボネート。
グラ7ト重合体C 乳化重合によって製造した、粒状のポリブタジエンゴム
(平均粒径d,。=0.4μm)の重量で50部に対し
て72 : 2gの比におけるスチレンとアクリロニト
リルの共重合体の重量で50部をグラフトさせた重合体
本発明の戊形コンパウンドの製造と試験A,B及びCを
1.312の密閉式混合機中で250〜3 2 0 ’
Oの温度で溶融して均質化する。
80XIOX4mmの大きさの成形コン/<ウンドの棒
を射出戊形機(加工温度:280°C)中で調製し、そ
れについて室温でアイゾット衝撃強さ(ISO180の
方法による)を測定した。
ビカットBによる熱的寸法安定性をDIN53460に
従って測定した。
第1表から明らかなように、本発明の実施例B〜Dは高
いアイゾット衝撃強さにおいて比較例Aと比べてかなり
高いビカット温度を示す。
引遣 或形コンバウンドの組戒と性質 本発明の主な特徴及び態様を記すと次のとおりである。
1.A)  ボリマーブレンドに基づいて重量で5〜9
9部の、式(I) 式中で Rl及びR2は、相互に無関係に、水素、ハロゲン、好
ましくは塩素又は臭素、cl〜C,−アルキル、C,〜
C.−シクロアルキル、C6〜C1。−アリール、好ま
しくはフエニル、及びCア〜C1,−アラルキル、好ま
しくはフエニルーC,〜C4−アルキル、特にベンジル
を表わし、 mは4〜7の整数、好ましくは4又は5を表わし、 各Xに対して個々に選択することができるR3及びR4
は、相互に無関係に、水素又はC,−C,−アルキルを
表わし、且つ Xは炭素を表わし、 但しR3及びR6は少なくとも一つのXi子上で同時に
アルキルを表わすことを必要とする、 の二官能性構造単位を含有する芳香族ポリカーポネート
、及び B) ポリマーブレンドに基づいて重量で5〜99部の
、式(VI) 式中で Aは単結合、C I””’ C s−アルキレン、C2
〜C,−アルキリデン、C,〜C,−シクロアルキリデ
ン、−S−  −SO,一又は式(■)の基であり、 l CH, Bは水素、線状C.〜c1。−アルキル、枝分れC,〜
C2。−アルキル、06〜c2。−アリール又はハロゲ
ン、たとえば塩素又は臭素であり、 Xは0.1又は2であり、且つ nは1又は0である、 及び、場合によっては、その上に、式(VIa)(Vl
a) 式中でA% Bs X及びnは前記の意味を有し、基R
は同一又は異なっており且つ線状C,〜C,o−アルキ
ル、枝分れC3〜C20−アルキル、C6〜C2。−ア
リールに相当し、且つmは5〜100の整数である、 のジフェノールに基づく芳香族ポリカーボネート、及び C) ボリマープレンドに基づいて重量で1〜95部の
、 0.1) 重量で5〜90,好ましくは20〜80部の C.1.1  50〜98重量%のスチレン、σ一メチ
ノレスチレン、ハロゲン又は01〜C,−7ルキルによ
って環置換したスチレン、メタクリル酸エステル、アク
リル酸エステル又はそれらの混合物、及び C.1.2  2〜50!量%のアクリロニトリル、メ
タクリ口ニトリル、メタクリル酸エステル、アクリル酸
エステル、マレイン酸無水物、CI−04−アルキル置
換したマレインイミド、フエニルーN−置換マレインイ
ミド又はそれらの混合物から戊る混合物の 0.2) 重量で10〜95、好ましくは20〜80部
の、0.09〜lμmの平均粒径d,。及びC.2に対
して50重量%よりも高いゲル含量を有するジエンゴム に対するグラフト重合体 から戊る、熱可塑性戊形組或物として適するボリマーブ
レンド。
2.その上に、少なくとも一つの安定剤、顔料、流れ調
節剤、離型剤、難燃剤、及び/又は帯電防止剤を含有す
る、上記第1項記載のブレンド。
3.或分A1B及びC並びに任意的な安定剤、顔料、流
れ調節剤、離型剤、離燃剤及び/又は帯電防止剤を公知
の方法で混合し且つ通常の装置中で高い温度において溶
融混練又は溶融押出しする上記第1項記載のポリマーブ
レンドの製造方法。
4.上記第l項記載のポリマーブレンドから或る成形製
品。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 A)ポリマーブレンドに基づいて重量で5〜99部の、
    式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中で R^1及びR^2は、相互に無関係に、水素、ハロゲン
    、好ましくは塩素又は臭素、C_1〜C_3−アルキル
    、C_5〜C_6−シクロアルキル、C_6〜C_1_
    0−アリール、好ましくはフェニル、及びC_7〜C_
    1_2−アラルキル、好ましくはフエニル−C_1〜C
    _4−アルキル、特にベンジルを表わし、 mは4〜7の整数、好ましくは4又は5を表わし、 各Xに対して債々に選択することができるR^3及びR
    ^4は、相互に無関係に、水素又はC_1〜C_6−ア
    ルキルを表わし、且つ Xは炭素を表わし、 但しR^3及びR^4は少なくとも一つのX原子上で同
    時にアルキルを表わすことを必要とする、 の二官能性構造単位を含有する芳香族ポリカーボネート
    、及び B)ポリマーブレンドに基づいて重量で5〜99部の、
    式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 式中で Aは単結合、C_1〜C_5−アルキレン、C_2〜C
    _5−アルキリデン、C_5〜C_6−シクロアルキリ
    デン、−S−、−SO_2−又は式(VII)の基であり
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) Bは水素、線状C_1〜C_1_0−アルキル、枝分れ
    C_3〜C_2_0−アルキル、C_6〜C_2_0−
    アリール又はハロゲン、たとえば塩素又は臭 素であり、 Xは0,1又は2であり、且つ nは1又は0である、 及び、場合によっては、その上に、式(VIa)▲数式、
    化学式、表等があります▼(VIa) 式中でA、B、x及びnは前記の意味を有し、基Rは同
    一又は異なっており且つ線状 C_1〜C_1_0−アルキル、枝分れC_3〜C_2
    _0−アルキル、C_6〜C_2_0−アリールに相当
    し、且つmは5〜100の整数である、 のジフェノールに基づく芳香族ポリカーボネート、及び C)ポリマーブレンドに基づいて重量で1〜95部の、 C.1)重量で5〜90、好ましくは20〜80部の C.1.1 50〜98重量%のスチレン、α−メチル
    スチレン、ハロゲン又はC_1〜C_4−アルキルによ
    って環置換したスチレン、メタクリル酸エステル、アク
    リル酸エステル又はそれらの混合物、及び C.1.2 5〜50重量%のアクリロニトリル、メタ
    クリロニトリル、メタクリル酸エステル、アクリル酸エ
    ステル、マレイン酸無水物、C_1〜C_4−アルキル
    置換したマレイン、イミド、フェニル−N−置換マレイ
    ンイミド又はそれらの混合物から成る混合物の C.2)重量で10〜95、好ましくは20〜80部の
    、0.09〜1μmの平均粒径d_5_0及びC.2に
    対して50重量%よりも高いゲル含量を有するジエンゴ
    ム に対するグラフト重合体 から成る、熱可塑性成形組成物として適するポリマーブ
    レンド。
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