JPH03266960A - ハムロール食品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はハムロール食品に関し、その目的は消化に優
れ、しかも趣向に富んだ、ハムロール食品の提供にある
。

（従来の技術およびその課題） 従来、ハムは生、或いは炒められることにより単品とし
て他の野菜や穀物と共に食されたり、またはサンドイッ
チ、ハムエラグ等のように他の食品と組み合わせた料理
として食されている。

しかしながら、上述のようなハムの食べ方には健康上、
栄養上の配慮がみられず、また味覚においても在り来た
りの感がある。

本願発明者らはこのような課題に鑑み、消化によく、栄
養学的にみても優れており且つ独特の美味みをもったハ
ムロール食品を提供せんと鋭意研究を重ねた。

（課題を解決するための手段） この発明は、曲げ巻きされた薄手のハムと、このハムの
中に挟まれた玉葱の細片と、この玉葱の細片に予め振り
掛けられた少なくともおろし大根を含む薬味汁とからな
るハムロール食品によって上記課題を解決する。

（実施例） 以下、この発明に係るハムロール食品の実施例を図面に
基づき説明する。

第１図（Ａ）　（Ｂ）にはハムロール食品が小皿に載せ
られている状態が示されている。

このハムロール食品（１）は第１図（Ａ）のようにロー
ル状に曲げ巻きされ或いは第１図（Ｂ）のように二つ折
りに曲げ巻きされた薄切りのハム（２）と、このハム（
２）の中に挟まれた玉葱の細片（３）とこの細片（３）
に振り掛けられた薬味外（４）とからなる。

ハム（２）として本実施例では生ハムが用いられており
、この生ハムとしては通常、食されるハムであればその
種類を問わず、例えばボンレスハム、ロースハム、プレ
スハム等が挙げられる。

このハム（２）は箸やフォークを用いて曲げ巻きできる
程度の薄切り（通常１　ｍｍ乃至４ｍｍ程度の厚み）の
ものが用いられる。

また、このハム（２）の大きさは本実施例では二つ折り
にした際に人の口に一口で入れることができる大きさと
されている。

このハム（２）の中、すなわち曲げ巻きされたハム（２
）の間に前記した玉葱の細片（３）が多数挾まれる。

この玉葱の細片（３）は所謂オニオンスライスであって
、玉葱がせん切りにされたものである。

この細片（３）を挾む量は前記生ハム（２）の中に挟ん
だ状態で、これを食する人が一口で楽に食べることがで
きる程度の量が望ましく、本実施例ではハムロール食品
（１）全体の体積の約１７３程度とされている。

この玉葱の細片（３）には予め薬味外（４）が振り掛け
られている。

この発明で使用される薬味外（４）は少なくともおろし
大根を含み、本実施例ではこのおろし大根と適量の醤油
と生婆とからなっている。

薬味外（４）を玉葱の細片（３）に振り掛ける量は任意
である。

薬味外（４）に少なくともおろし大根を含ませる理由は
、このおろし大根か極めて消化によく、且つこのおろし
大根とハム（２）と玉葱の細片（３）との組合せが健康
のために良いことを本願発明者らが経験的に見出したか
らである。

このように構成されたハムロール食品（１）は第１図（
Ａ）　（Ｂ）に示すように小皿（５）上に載置されて食
される。

本実施例ではこのハムロール食品（１）のハム（２）は
調整される前の状態で第２図に示すように円状に並べら
れている。

ハム（２）が趣味的に折り畳まれた状態で大皿（６）上
に略円上に並べられ、その略中心部に玉葱の細片（３）
の盛り合わせが前記薬味外（４）を振り掛けられた状態
で設定されている。

食べる人は、この大皿（６）からまずハム（２）を箸な
どで掴みとって、これを自分の小皿（５）の上に広げた
状態で載せ、次に大皿（６）上の玉葱の細片（３）を適
量、掴み取って前記生ハム（２）の上に載せる（第３図
参照）。

尚、この玉葱の細片（３）には前述の如く、予め薬味外
（４）が振り掛けられている。

次に、食べる人が小皿（７）上の生ハム（２）を第１図
（Ａ）または（Ｂ）の態様となるように曲げ巻いて、ハ
ム（２）の間に前記細片（３）をくるみ、この状態で食
する（第４図参照）。

このように曲げ巻きされたハムロール食品（１）ハその
外観が趣に富んでおり、食欲をそそるものであり、さら
にハム（２）と、薬味外（４）の振り掛けられた玉葱の
細片（３）とによって極めて消化によい食べ合わせが現
出でき且つ独特の味覚が生じる。

また、この実施例ではハムロール食品（１）の大きさが
一口で食しえる大きさとされているので食べやすい。

（発明の効果） この発明は、曲げ巻きされた薄手の／’％ムと、このハ
ムの中に挟まれた玉葱の細片と、この玉葱の細片に予め
振り掛けられた少なくともおろし大根を含む薬味外とか
らなるハムロール食品であるので次の効果を奏する。

すなわち、ハムと、このハムの中に挟まれた、少なくと
もおろし大根を含む薬味外が振り掛けられた玉葱の細片
との組み合わせが極めて身体に良く、しかも従来のハム
食品にない独特の味覚が生じる。

また、薄手の生ハムが曲げ巻きされた外観は趣のあるも
のであり、食事をする人の食欲をそ孟る。

以下、この発明の効果をより一層明確なものとするため
、その実験例を記載する。

（実験例） 薄切りされたロースハム（生ハム）を曲げ巻きしたちの
３個を小皿上に載せ、そのうちの一つには玉葱の細片に
おろし大根と醤油とを含む薬味汁を振り掛けたものを挾
み（Ａ）、他の一つにはレタスの細片におろし大根と醤
油とを含む薬味片を振り掛けたものを挟み（Ｂ）、残り
の一つには玉葱の細片にドレッシングの一種であるサウ
ザンドアイランドを振り掛けたものを挾んだ（Ｃ）。

これら（Ａ）　（Ｂ）　（Ｃ）のハムロール食品を１０
人の被験者に食べてもらった。

この試食後に前記ハムロール食品の味覚に関し被験者に
判定してもらった。

その結果を下記の表に示す。

第１図（Ａ）　（Ｂ）はそれぞれこの発明に係るハムロ
ール食品か小皿に載せられた状態の斜視図、第２図は同
ハムロール食品を調整する前のハムや玉葱の細片が大皿
に載せられた状態を示す平面図、第３図は同ハムロール
食品の調整過程を示す平面図、第４図は人が同ハムロー
ル食品を食べようとしてる状態の正面図である。

（１）・・・ハムロール食品　（２）・・・ハム（３）
・・・玉葱の細片　　　（４）・・・薬味片以上の結果
からも、この発明に係るハムロール食品も味覚が優れて
いることか判る。

【図面の簡単な説明】

Ｕ） Ｕ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）曲げ巻きされた薄手のハムと、このハムの中に挟
   まれた玉葱の細片と、この玉葱の細片に予め振り掛けら
   れた少なくともおろし大根を含む薬味汁とからなるハム
   ロール食品。