JPH0326651B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0326651B2 JPH0326651B2 JP58031854A JP3185483A JPH0326651B2 JP H0326651 B2 JPH0326651 B2 JP H0326651B2 JP 58031854 A JP58031854 A JP 58031854A JP 3185483 A JP3185483 A JP 3185483A JP H0326651 B2 JPH0326651 B2 JP H0326651B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spray
- roller
- water
- spray nozzles
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 32
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 23
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000000839 emulsion Substances 0.000 description 2
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000010893 paper waste Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F7/00—Rotary lithographic machines
- B41F7/20—Details
- B41F7/24—Damping devices
- B41F7/30—Damping devices using spraying elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は平版印刷機用噴霧装置に関する。
通常、平版印刷機に水、アルコールなどの湿し
水を供給するには、水溜に元ローラが回転し、水
移しローラ、中間ローラを経て湿しローラから版
面に供給される。このため、版面からインキが水
溜に逆流することがあり印刷物の地汚れの原因の
一つとなつており、また、この湿し水装置が大き
なスペースを要するなどの問題がある。
水を供給するには、水溜に元ローラが回転し、水
移しローラ、中間ローラを経て湿しローラから版
面に供給される。このため、版面からインキが水
溜に逆流することがあり印刷物の地汚れの原因の
一つとなつており、また、この湿し水装置が大き
なスペースを要するなどの問題がある。
これらの問題点を解決するため、スプレーノズ
ルによつて湿し水を噴霧供給する方式が種々提案
されている（例えば、特開昭49−120704号公報、
特開昭51−59511号公報、特開昭56−157359号公
報、特開昭56−163780号公報）。
ルによつて湿し水を噴霧供給する方式が種々提案
されている（例えば、特開昭49−120704号公報、
特開昭51−59511号公報、特開昭56−157359号公
報、特開昭56−163780号公報）。
しかしながら、上記方法においてはスプレーノ
ズルに対応するローラ部分に多量の湿し水が供給
され、スプレーノズルの中間部には少量の湿し水
しか供給されず、供給量が不均一となるという欠
点がある。このため多数のスプレーノズルを設置
する必要があり、経費およびスペースを要すると
いう問題が残つている。
ズルに対応するローラ部分に多量の湿し水が供給
され、スプレーノズルの中間部には少量の湿し水
しか供給されず、供給量が不均一となるという欠
点がある。このため多数のスプレーノズルを設置
する必要があり、経費およびスペースを要すると
いう問題が残つている。
本発明の第１の目的は、上記のようなスプレー
ノズルによつて平版印刷機に湿し水を供給する
際、スプレーノズルの数を少なくすることによ
り、設備経費の節減を計り、かつ版面あるいは湿
しローラ上への湿し水の供給量の均一性を確保す
ることにあり、他の目的は本件発明と同一出願人
の発明「平版印刷法」（特願昭57−94963号）にお
ける練りローラ部分に水もしくはアルコール類を
与えることによつてエマルジヨンインキのエマル
ジヨンを破壊する印刷方法に有用な水分供給装置
を提供するものであり、更に本発明の目的は印刷
開始時の一定時間練りローラ部分に水もしくはア
ルコール類を与えることにより損紙を低減する方
法（特開昭55−100189号公報）にも有用な水分供
給装置を提供するものである。
ノズルによつて平版印刷機に湿し水を供給する
際、スプレーノズルの数を少なくすることによ
り、設備経費の節減を計り、かつ版面あるいは湿
しローラ上への湿し水の供給量の均一性を確保す
ることにあり、他の目的は本件発明と同一出願人
の発明「平版印刷法」（特願昭57−94963号）にお
ける練りローラ部分に水もしくはアルコール類を
与えることによつてエマルジヨンインキのエマル
ジヨンを破壊する印刷方法に有用な水分供給装置
を提供するものであり、更に本発明の目的は印刷
開始時の一定時間練りローラ部分に水もしくはア
ルコール類を与えることにより損紙を低減する方
法（特開昭55−100189号公報）にも有用な水分供
給装置を提供するものである。
以下本発明を図面に基いて説明する。
第１図は本発明に係る平版印刷機用噴霧装置の
断面図であり、第２図は正面図、第３図はフード
および噴霧量調節片の有無によるローラ各部分に
供給される水分量を示すグラフ、第４図は本発明
にかかる装置の他の実施態様を示す断面図であ
る。
断面図であり、第２図は正面図、第３図はフード
および噴霧量調節片の有無によるローラ各部分に
供給される水分量を示すグラフ、第４図は本発明
にかかる装置の他の実施態様を示す断面図であ
る。
本発明にかかる装置は第１図および第２図に示
されるように、平版印刷機のローラ１表面上に、
該ローラ１の軸線に並行して一定間隔をおいて設
置された複数のスプレーノズル２から水もしくは
アルコール類などの水分を空気圧により噴霧供給
する装置であり、該複数のスプレーノズル２は上
記ローラ１表面に面する箇所に横長の開口部３を
有する上下偏平なフード４によつて囲まれ、スプ
レーノズルに面した該開口部３付近に噴霧量調節
片５を設けてなり、上記スプレーノズル２の設置
されている箇所の噴霧量を左右に分散せしめるこ
とによつて、ローラ１表面上への湿し水の均一な
供給を画ることを特徴とする装置である。フード
４はスプレーノズル２からの噴霧量を左右に分散
せしめローラ１表面上への湿し水の均一供給を可
能とすると共に噴霧された水分の周囲への飛散防
止に有効である。
されるように、平版印刷機のローラ１表面上に、
該ローラ１の軸線に並行して一定間隔をおいて設
置された複数のスプレーノズル２から水もしくは
アルコール類などの水分を空気圧により噴霧供給
する装置であり、該複数のスプレーノズル２は上
記ローラ１表面に面する箇所に横長の開口部３を
有する上下偏平なフード４によつて囲まれ、スプ
レーノズルに面した該開口部３付近に噴霧量調節
片５を設けてなり、上記スプレーノズル２の設置
されている箇所の噴霧量を左右に分散せしめるこ
とによつて、ローラ１表面上への湿し水の均一な
供給を画ることを特徴とする装置である。フード
４はスプレーノズル２からの噴霧量を左右に分散
せしめローラ１表面上への湿し水の均一供給を可
能とすると共に噴霧された水分の周囲への飛散防
止に有効である。
また、噴霧量調節片５は噴霧用空気圧を高くす
る必要がある場合、たとえばスプレーノズル２と
ローラ１との距離が長い場合にはフード４の作用
だけでは均一供給に問題のあることがあり、噴霧
量調節片５を併用することによつて解決すること
ができる。
る必要がある場合、たとえばスプレーノズル２と
ローラ１との距離が長い場合にはフード４の作用
だけでは均一供給に問題のあることがあり、噴霧
量調節片５を併用することによつて解決すること
ができる。
スプレーノズル２は水分供給パイプおよび噴霧
用加圧空気パイプに連結されている（図示してい
ない。）。
用加圧空気パイプに連結されている（図示してい
ない。）。
第３図は、第２図に示されている装置で実際に
噴霧した場合のローラ表面上に供給される水分量
（実線）とフード４および噴霧量調節片５のない
場合の水分量（破線）とを示すグラフであり、フ
ード４および噴霧量調節片５のない場合にはスプ
レーノズル２に対応する部分の供給量が多く、そ
の中間部分の供給量が少なくなる。このため従来
は２〜３倍の数のスプレーノズルを設置する必要
があつた。これに対し本発明の装置によると、ロ
ーラ２表面上への水分量の供給がほぼ一定となる
ことが理解されよう。
噴霧した場合のローラ表面上に供給される水分量
（実線）とフード４および噴霧量調節片５のない
場合の水分量（破線）とを示すグラフであり、フ
ード４および噴霧量調節片５のない場合にはスプ
レーノズル２に対応する部分の供給量が多く、そ
の中間部分の供給量が少なくなる。このため従来
は２〜３倍の数のスプレーノズルを設置する必要
があつた。これに対し本発明の装置によると、ロ
ーラ２表面上への水分量の供給がほぼ一定となる
ことが理解されよう。
また、噴霧量調節片５の開口部３の上部先端に
凝集した水分の水滴として吹き飛ばされ部分的な
湿し水の過剰供給となることがある。このため、
開口部３の下端に水受け７を設けることが望まし
い実施態様である。
凝集した水分の水滴として吹き飛ばされ部分的な
湿し水の過剰供給となることがある。このため、
開口部３の下端に水受け７を設けることが望まし
い実施態様である。
また、第４図に示されるようにフード４内と水
受け７に凝集した水分を外部に導く取り出し口６
を設けることが好ましい。取り出し口６からの水
分は場合により再利用することもできる。
受け７に凝集した水分を外部に導く取り出し口６
を設けることが好ましい。取り出し口６からの水
分は場合により再利用することもできる。
第１図は本発明に係る平版印刷機用噴霧装置の
断面図であり、第２図は正面図、第３図はフード
および噴霧量調節片の有無によるローラ各部分に
供給される水分量を示すグラフ、第４図は本発明
に係る装置の他の実施態様を示す断面図であり、
図中の主な記号は下記のとおりである。 １……ローラ、２……スプレーノズル、３……
開口部、４……フード、５……噴霧量調節片。
断面図であり、第２図は正面図、第３図はフード
および噴霧量調節片の有無によるローラ各部分に
供給される水分量を示すグラフ、第４図は本発明
に係る装置の他の実施態様を示す断面図であり、
図中の主な記号は下記のとおりである。 １……ローラ、２……スプレーノズル、３……
開口部、４……フード、５……噴霧量調節片。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 平版印刷機のローラ表面上に、該ローラの軸
線に並行して一定間隔をおいて設置された複数の
スプレーノズルから水もしくはアルコール類など
の水分を空気圧により噴霧供給する装置であり、
該複数のスプレーノズルは上記ローラ表面に面す
る箇所に横長の開口部を有する上下偏平なフード
によつて囲まれ、スプレーノズルに面した該開口
部付近に噴霧量調節片を設けてなることを特徴と
する上記装置。 ２ スプレーノズルからローラに向つて上下間隔
が狭くなるテーパーのある偏平なフードを用いる
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3185483A JPS59159345A (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 平版印刷機用噴霧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3185483A JPS59159345A (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 平版印刷機用噴霧装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59159345A JPS59159345A (ja) | 1984-09-08 |
| JPH0326651B2 true JPH0326651B2 (ja) | 1991-04-11 |
Family
ID=12342632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3185483A Granted JPS59159345A (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 平版印刷機用噴霧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59159345A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4125012A1 (de) * | 1991-07-27 | 1993-01-28 | Koenig & Bauer Ag | Einrichtung zum befeuchten von zylindern bei offsetrotationsdruckmaschinen |
| JP2010046799A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Akira Hara | スプレーダンプナー装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5035766U (ja) * | 1973-07-31 | 1975-04-15 | ||
| JPS52116307A (en) * | 1976-03-24 | 1977-09-29 | Masaharu Fukushima | Damping water feeder for printing press |
-
1983
- 1983-03-01 JP JP3185483A patent/JPS59159345A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5035766U (ja) * | 1973-07-31 | 1975-04-15 | ||
| JPS52116307A (en) * | 1976-03-24 | 1977-09-29 | Masaharu Fukushima | Damping water feeder for printing press |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59159345A (ja) | 1984-09-08 |
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