JPH0326585Y2 - - Google Patents

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JPH0326585Y2
JPH0326585Y2 JP1986069627U JP6962786U JPH0326585Y2 JP H0326585 Y2 JPH0326585 Y2 JP H0326585Y2 JP 1986069627 U JP1986069627 U JP 1986069627U JP 6962786 U JP6962786 U JP 6962786U JP H0326585 Y2 JPH0326585 Y2 JP H0326585Y2
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output shaft
shaft
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reduction mechanism
switch
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、例えば自動車の自動定速走行装置
のアクセル開度制御用に利用される電動アクチユ
エータに関し、特に出力軸の作動角度調整用のリ
ミツトスイツチに関するものである。
(従来の技術) 従来、例えば自動車の自動定速走行装置におけ
るアクセル開度制御用の電動アクチユエータとし
ては、第5図ないし第7図に示すものがあつた。
すなわち、第5図において、電動アクチユエー
タ100は、アクチユエータハウジング101内
に、原動力となるモータ102と、減速機構10
3と、クラツチ機構104とから主として構成さ
れている。
そして、このモータ102に電源を供給するこ
とにより、モータ102の回転を減速機構103
の一部を構成するウオーム105からホイールサ
ンギヤ106に伝達し、減速機構103の一部を
構成する遊星歯車機構107を介してインターナ
ルギヤ108に伝達する。この状態において、ク
ラツチ機構104の電磁コイル109が励磁され
ると、前記インターナルギヤ108に有するデイ
スク108aが電磁コイル109に吸着され、遊
星歯車機構107に固定した中間出力軸110に
伝達される。そして、この中間出力軸110に固
定した小ギヤ111からセクタギヤ112に伝達
され、セクタギヤ112に固定した出力軸113
を回動させて、この出力軸113にアクチユエー
タハウジング101の外側部分で連結した図示し
ないアクセルリンクを作動させる。
また、このような電動アクチユエータ100
は、車体におけるアクセルと直接連結されてお
り、出力軸113の回動範囲内でのみモータ10
2を回転させ、回動範囲端のそれぞれの位置に、
モータ102を回転させる出力軸作動角度調整用
リミツトスイツチ120(以下、リミツトスイツ
チと称す)を備えている。
第6図および第7図は従来の電動アクチユエー
タにおけるリミツトスイツチ120を示すもので
ある。
すなわち、第6図に示すリミツトスイツチ12
0は、アクチユエータハウジング101にビス1
21を螺込ませることによつて固定した基板12
2上に樹脂ブロツク123を介してこの基板12
2に取り付けた常閉の板ばねスイツチ124を、
出力軸113に固定したフツク125の回動範囲
端にそれぞれ設けたものであり、出力軸113の
回動範囲端で、フツク125を板ばねスイツチ1
24の端部に圧接させ、この板ばねスイツチ12
4を開放の状態とすることにより、モータ102
への電源の供給を遮断するようにしている。
第7図に示すリミツトスイツチ120はアクチ
ユエータハウジング101にビス121を螺込ま
せることによつて固定した基板122に、ヒンジ
126を備えたマイクロスイツチ127を、フツ
ク125を固定した出力軸113の回動範囲端に
設けたもので、出力軸113の回動範囲端でフツ
ク125をヒンジ126に圧接させ、マイクロス
イツチ127を開放の状態にすることにより、モ
ータ102への電源の供給を遮断するようにした
ものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した従来の電動アクチユエ
ータ100のリミツトスイツチ120において、
出力軸113の回動範囲の両端側にスイツチ12
4,127を夫々設けている構造であることか
ら、各スイツチ124,127を配設するための
スペースを多く必要としており、それによつて、
リミツトスイツチ120の外形が大径化してアク
チユエータ100をコンパクトにし難いという問
題点があり、リミツトスイツチ120の切換えタ
イミングを調整するに際して、第6図に示したリ
ミツトスイツチ120においては、板ばねスイツ
チ124のフツク125との当接部分を折り曲げ
て調整しており、第7図に示したリミツトスイツ
チ120においては、基板122全体をアクチユ
エータハウジング101に対してずらすことによ
つて調整していたので、夫々離れた位置のスイツ
チ124,124またはスイツチ127,127
の調整作業が非常に繁雑であることによつて、工
数が増大するという問題点があり、これらの問題
点を解決することが課題となつていた。
(考案の目的) そこで、この考案によるリミツトスイツチは、
上述した従来の問題点を解決するために考えられ
たもので、リミツトスイツチを取り付けるための
スペースを小さなものにすることによつて、小型
でかつ安価な電動アクチユエータのリミツトスイ
ツチを提供することを目的としている。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案による電動アクチユエータのリミツト
スイツチは、正・逆回転するモータと、前記モー
タに備えた電機子軸に連結された中間支軸により
支持された減速機構と、前記電機子軸に前記減速
機構を介して連結した出力軸と、前記出力軸に連
動してモータに供給する電源をオン,オフするリ
ミツトスイツチをアクチユエータハウジング内に
収納した電動アクチユエータにおいて、 前記中間支軸を支持する中間支軸支持部と前記
出力軸を支持する軸受部に嵌着する出力軸側嵌着
部と前記出力軸側嵌着部の近傍で前記リミツトス
イツチに備えた可動接点および半導体を直線配列
で固定するスイツチ固定部を一体に備え、当該中
間支軸と出力軸間を所定の大きさに保持した状態
でアクチユエータハウジング側に取付けるギヤ軸
保持部材を設け、前記減速機構の最終段に備えた
セクタに、前記可動接点に対して接触・離間する
切換え用突起を設けた構成としたことを特徴とし
ている。
(考案の作用) この考案に係わる電動アクチユエータのリミツ
トスイツチは、ギヤ軸保持部材に一体に備えた中
間支軸支持部,出力軸側嵌着部,スイツチ固定部
のうちの中間支軸支持部に中間支軸が支持されて
おり、出力軸側嵌着部に出力軸の外周を覆う出力
軸支持部が嵌着しており、前記出力軸側嵌着部の
近傍のスイツチ固定部にリミツトスイツチに備え
た可動接点および半導体が直接配列で固定されて
いて、ギヤ軸保持部材により中間支軸と出力軸間
が所定の間隔に保持され、セクタに設けた切換え
用突起が前記可動接点に対して接触・離間するの
で、リミツトスイツチを取付けるためのスペース
が小さくてすみ、また、リミツトスイツチの切換
えタイミングの調整を一個所で行なえるものとな
る。
(実施例) 以下、この考案による電動アクチユエータのリ
ミツトスイツチの一実施例を第1図ないし第4図
に基づいて説明する。
すなわち、図示する電動アクチユエータ1は、
アクチユエータハウジング2内に、モータ3と、
中間支軸4により支持されている減速機構5と、
クラツチ機構C(第5図に示したクラツチ機構1
04と同様にしてある。)と、前記減速機構5
(第5図に示した減速機構103と同様にしてあ
る。)の最終段に備えたセクタ7に同芯状に固定
してある出力軸8が収納してあり、前記中間支軸
4の上端寄りに取付けたギヤ軸保持部材9に、リ
ミツトスイツチ10が固定してある。
また、モータ3に備えた電機子軸3aには、減
速機構5の最前段に備えたウオーム5aが圧入す
ることによつて取付けてあり、このウオーム5a
から前記クラツチ機構Cを介して前記中間支軸4
に固定した小ギヤ6に電機子軸3aの動力が伝達
されるようになつている。
そして、前記小ギヤ6には、前記セクタ7が噛
み合つており、このセクタ7の下面には、出力軸
8を中心としてほぼ180゜の角度範囲で離間させた
切換え用突起11,11が夫々設けてある。
一方、ギヤ軸固定部材9には、平坦状をなす部
材本体9oに前記中間支軸4の上端寄りを回転可
能に支持する中間支軸支持部9aと、アクチユエ
ータハウジング2に設けてあつて、出力軸8を支
持する軸受部2aに嵌着する出力軸側嵌着部9b
と、前記出力軸側嵌着部9bの近傍でリミツトス
イツチ10に備えたスイツチ端子10aを嵌入さ
せるスイツチ固定部9cとが一体に設けてあり、
外側寄りに備えたビス孔9fからビス20をねじ
込むことによつてアクチユエータハウジング2に
固定されている。
また、スイツチ固定部9cには、前記部材本体
9oの表面から突出しかつ同一の嵌入口9dを備
えた端子受け9eが三個所設けてある。
ここで、リミツトスイツチ10は、三個の上下
左右対称をなす前記スイツチ端子10aと、可動
接点10b,10bと、半導体10c,10cと
から主として構成されている。
そして、前記各スイツチ端子10a,10a,
10aが、コの型の位置でギヤ軸保持部材9の端
子受け9eに嵌入されており、中間に位置する基
端側のスイツチ端子10aには、二個の前記可動
接点10bの基端側が夫々平行をなす位置に溶接
によつて接続してある。
また、前記可動接点10b,10bの先端寄り
が対称な位置に嵌入した固定接点用のスイツチ端
子10a,10aに接触させてあると共に各可動
接点10b,10bの先端が出力軸8側に突出さ
せてある。
そしてまた、可動接点10b,10bの基端側
と、対象な位置に配設してあるスイツチ端子10
a,10aとのあいだには、半導体10c,10
cが接続してあつて、可動接点10b,10bと
半導体10c,10cとが夫々近接する状態で直
線配列となつている。
そしてさらに、前記各可動接点10b,10b
のうちの一方側の固定接点用の可動接点10bが
第3図に示す出力軸8の一方側の回動終端で、前
記セクタ7に設けた一方側の切換え用突起11に
接触して一方側の可動接点10bを一方側のスイ
ツチ端子10aから離間させるようになつてい
て、一方側の可動接点10bが一方側のスイツチ
端子10aから離間することにより、モータ3へ
の電源供給を中止して出力軸8を停止させる。
さらにまた、前記可動接点10b,10bのう
ちの他方側の可動接点10bが第4図に示す出力
軸8の他方側の回動終端で、前記セクタ7に設け
た他方側の切換え用突起11に接触すると、上記
と同様にして他方側の可動接点10bが他方側の
スイツチ端子10aから離間するので、モータ3
への電源供給を中止して出力軸8を停止させる。
ここで、リミツトスイツチ10の切換えタイミ
ングを調整するに際し、ギヤ軸保持部材9のスイ
ツチ固定部9cで、両可動接点10b,10bと
両切換え用突起11,11の接触・離間状態を単
一個所において目視するので、切換えタイミング
の調整作業を容易に行なえるものとなる。
[考案の効果] 以上説明してきたように、この考案による電動
アクチユエータのリミツトスイツチは、上記した
構成としたことから、リミツトスイツチを取付け
るためのスペースを小さくできるので、アクチユ
エータの外形をコンパクトなものとし、また、リ
ミツトスイツチがギヤ軸保持部材、の単一個所に
設けられているので、リミツトスイツチの切換え
タイミングの調整を極めて容易に行なえ、それに
よつて、工数の大幅な減少を図れるという優れた
効果を層するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例における電動アク
チユエータのリミツトスイツチを説明する平面
図、第2図は第1図の電動アクチユエータのギヤ
軸保持部材まわりの部品組み付け状態を説明する
斜視図、第3図および第4図は第1図の電動アク
チユエータのリミツトスイツチにおけるリミツト
スイツチの作動状態を説明する各々平面図、第5
図は従来の電動アクチユエータの側面断面図、第
6図および第7図は従来の電動アクチユエータの
リミツトスイツチの平面図である。 1……電動アクチユエータ、2……アクチユエ
ータハウジング、2a……軸受部、3……モー
タ、3a……電機子軸、4……中間支軸、5……
減速機構、7……セクタ、8……出力軸、9……
ギヤ軸保持部材、9a……中間支軸支持部、9b
……出力軸側嵌着部、9c……スイツチ固定部、
10……リミツトスイツチ、10b……可動接
点、10c……半導体、11……切換え用突起、
C……クラツチ機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 正・逆回転するモータと、前記モータに備えた
    電機子軸に連結された中間支軸により支持された
    減速機構と、前記電機子軸に前記減速機構を介し
    て連結した出力軸と、前記出力軸に連動してモー
    タに供給する電源をオン,オフするリミツトスイ
    ツチをアクチユエータハウジング内に収納した電
    動アクチユエータにおいて、 前記中間支軸を支持する中間支軸支持部と前記
    出力軸を支持する軸受部に嵌着する出力軸側嵌着
    部と前記出力軸側嵌着部の近傍で前記リミツトス
    イツチに備えた可動接点および半導体を直線配列
    で固定するスイツチ固定部を一体に備え、当該中
    間支軸と出力軸間を所定の大きさに保持した状態
    でアクチユエータハウジング側に取付けるギヤ軸
    保持部材を設け、前記減速機構の最終段に備えた
    セクタに、前記可動接点に対して接触・離間する
    切換え用突起を設けたことを特徴とする電動アク
    チユエータ。
JP1986069627U 1986-05-09 1986-05-09 Expired JPH0326585Y2 (ja)

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JPS62180834U JPS62180834U (ja) 1987-11-17
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5654539B2 (ja) * 1976-11-04 1981-12-26

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JPS5654539U (ja) * 1979-10-02 1981-05-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5654539B2 (ja) * 1976-11-04 1981-12-26

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