JPH03265579A - 多孔質セラミック板の製法 - Google Patents

多孔質セラミック板の製法

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JPH03265579A
JPH03265579A JP6591690A JP6591690A JPH03265579A JP H03265579 A JPH03265579 A JP H03265579A JP 6591690 A JP6591690 A JP 6591690A JP 6591690 A JP6591690 A JP 6591690A JP H03265579 A JPH03265579 A JP H03265579A
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JP
Japan
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granulated material
foaming
water
granulated
ceramic plate
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Pending
Application number
JP6591690A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Nagai
永井 了
Kazuo Imahashi
今橋 一夫
Shigeo Yoshida
繁夫 吉田
Takatoshi Miyazawa
宮澤 貴俊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INTERU HAATSU KK
National House Industrial Co Ltd
Takasago Industry Co Ltd
Original Assignee
INTERU HAATSU KK
National House Industrial Co Ltd
Takasago Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by INTERU HAATSU KK, National House Industrial Co Ltd, Takasago Industry Co Ltd filed Critical INTERU HAATSU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は多孔質セラミック板の製法に関する。
さらに詳しくは、昇温時における水分の蒸発が少なくな
り、製品の上下層ともに均一な発泡をさせることのでき
る多孔質セラミック板の製法に関する。
[従来の技術] 多孔質セラミック板は、軽量で取扱いが容易であり、保
温性、耐火性、耐久性などに優れているため、近年、プ
レハブ住宅などに用いられつつある。
かかる多孔質セラミック板は、一般に、酸性白土、シラ
ス、真珠岩、抗火石、長石などのM 205−8102
系鉱物を主原料として、これにソーダ灰、硝酸ソーダ、
ガラス粉、硼酸、硼砂などの融剤やドロマイト、SiC
、炭酸バリウム、炭酸カリウムなどの発泡剤などを補助
的に配合したものを造粒した造粒物を加熱発泡せしめ、
その直後に加圧ローラなどで加圧して融着させ同時に成
形することでえられる。
このばあいに、従来では、パン型造粒機または押出造粒
機で造粒しており、造粒含水率15〜20%程度で造粒
したのちに焼成を行っていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のような高含水率の造粒物は、炉内
での昇温過程において水分の蒸発が多く、この水分の蒸
発とともにソーダ灰、ホウ酸などの水溶性の融剤が下層
から上層に移動していた。このため、下層付近において
は融剤の不足から未発泡の部分が発生し、一方中間層に
おいては融剤の過剰から過溶融発泡が発生していた(第
3図参照)。
従って、えられた製品は吸水率が大きくなりすぎるとと
もに、曲げ強度など強度的な面でも満足できるものでは
なかった。
本発明は、叙上の事情に鑑みてなされたものであり、上
下層ともに均一に発泡させることができ、安定した強度
を有する多孔質セラミック板の製法を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の多孔質セラミック板の製法は、M 205−8
i02系鉱物を主成分とする発泡性無機質粉末を造粒し
た造粒物を含水率10%以下に乾燥し、その後該造粒物
を積層し、焼成して発泡させることを特徴としている。
[実施例コ 本発明における造粒物、すなわちベレ、ノドは、前述し
た酸性白土、シラスなどのAJ 203−3iO2系鉱
物を主成分とし、これにソーダ灰、ホウ酸などの水溶性
の融剤やドロマイト、SiCなどの発泡剤などを補助成
分として加えた配合原料を造粒化したものである。配合
原料は、たとえば直径10mm程度のスチールボールと
ともにポットミルに入れられ、数時間程度乾式粉砕され
る。
えられる粉末は325メツシュバス96%以下程度の大
きさであり、この粉末にCMCや糖蜜水溶液などを噴霧
しながらパンペレタイザーなどで造粒が行なわれる。え
られる造粒物の粒径は0.5〜5mm程度である。
本発明では、この造粒物を積層して炉内で焼成するに先
だって乾燥し、造粒含水率を10%以下に低減する点に
特徴がある。
造粒物の乾燥は、外熱式ロータリー乾燥炉を用いて造粒
物を転動させつつ乾燥してもよいし、バンドドライヤー
や振動乾燥機などで乾燥するようにしてもよい。
造粒物は含水率が10%以下になるように乾燥されるが
、この含水率は5%以下であるのが好ましく、さらに3
%以下であるのがとくに好ましい。含水率は、赤外線水
分計などで測定することができる。
含水率10%以下の造粒物は、炉内での昇温過程で水分
の蒸発が少なく、前述したソーダ灰、ホウ酸などの水溶
性の融剤の移動も少なくなる。
このため、上下層ともに気泡状態が均一になり、製品吸
水率が低減するとともにその強度が安定する。
低含水率に調製された造粒物は、その後所定厚さにチャ
ージされて、シャツトルキルンなどの焼成炉内で加熱溶
融される。焼成時間および最高焼成温度は、セラミック
板の厚さ、原料の種類、焼成炉の長さに応じて適宜選定
すればよいがそれぞれ概ね2〜10時間および750〜
900℃である。加熱発泡されたセラミック板は、加圧
ローラなどにより冷却され、その後徐冷工程を経て炉外
へ搬出される。
つぎに本発明の製法を実施例にもとづき説明するが、本
発明はもとよりかかる実施例にのみ限定されるものでは
ない。
実施例1 大谷石64.5%(重量%、以下同様)、ソーダ灰18
96、水ガラス粉5%、王立タルク12%およびSiC
O,5%からなる配合原料を10m1φのスチールボー
ルとともにポットミルに入れ4時間のあいだ乾式粉砕し
た。えられた粉末は325メツシュパス96%以下の大
きさであった。この粉末に15%糖蜜液を噴霧しながら
パンペレタイザーにて造粒し、粒径1〜4■の造粒物を
えた。
えられた造粒物をロータリードライヤーに通して、造粒
含水率が3%以下になるまで乾燥した。なお、造粒含水
率は赤外線水分計にて測定した。
乾燥した造粒物をステンレスメッシュベルト上に20m
5の厚さとなるようにチャージし、メツシュベルトキル
ンにて最高焼成温度890 ”Cで4時間(昇温から冷
却に至るまでの時間)焼成冷却したのちに炉外へ搬出し
た。
えられたセラミック板について、吸水率(JISA54
03 >および曲げ強度(JIS A1408)を測定
した。結果を第1〜2図に示す。なお、サンプル数は5
であり、その平均値を図示している(実施例2〜4およ
び比較例1〜2も同様である)。
実施例2〜4 造粒含水率を8%(実施例2)、5%(実施例3)およ
び3%(実施例4)に代えた以外は実施例1と同様にし
て多孔質セラミック板を製造した。
えられたセラミック板について実施例1と同様にして吸
水率および曲げ強度を測定した。結果を第1〜2図に示
す。
比較例1〜2 造粒含水率を12%(比較例1)および15%(比較例
2)に代えた以外は実施例1と同様にして多孔質セラミ
ック板を製造した。
えられたセラミック板について実施例1と同様にして吸
水率および曲げ強度を測定した。結果を第1〜2図に示
す。
第1〜2図より明らかなように本発明の製法により製造
した多孔質セラミック板は、吸水率が非常に小さくなり
、また曲げ強度も約35kg/cJ以上と大幅にアップ
することがわかる。
[発明の効果コ 以上説明したとおり、本発明の製法によれば、造粒含水
率が10%以下の乾燥造粒物を焼成発泡するようにして
いるので、昇温工程において造粒物からの水分の蒸発が
少なくなる。このため、造粒物中に含まれている融剤の
移動も抑えられ、上下層ともに製品全体にわたって均一
な発泡状態かえられる。その結果、製品の吸水率は小さ
くなり、また曲げ強度などの強度面においても従来製品
に比べて大幅に改良された製品かえられる。また、造粒
物は低含水率であるので炉内での乾燥時間を短縮させる
ことができ、製品の生産性の向上を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例および比較例における造粒品の含水率と
製品吸水率との関係をあられす図、第2図は同じく造粒
品と製品曲げ強度との関係をあられす図、第3図は不均
一な発泡状態の従来製品の断面説明図である。 第1 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 Al_2O_3−SiO_2系鉱物を主成分とする
    発泡性無機質粉末を造粒した造粒物を含水率10%以下
    に乾燥し、その後該造粒物を積層し、焼成して発泡させ
    ることを特徴とする多孔質セラミック板の製法。 2 造粒物を含水率5%以下に乾燥する請求項1記載の
    製法。 3 造粒物を含水率3%以下に乾燥する請求項1記載の
    製法。
JP6591690A 1990-03-15 1990-03-15 多孔質セラミック板の製法 Pending JPH03265579A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5337898A (en) * 1976-09-20 1978-04-07 Seiko Epson Corp Permanent magnet of enclosed construction
JPS62171974A (ja) * 1986-01-24 1987-07-28 シグマ株式会社 多孔質セラミツクバル−ンの製造方法
JPH02107582A (ja) * 1988-10-13 1990-04-19 Hisao Yamazaki ポーラスソフトセラミックスおよびその製造法

Patent Citations (3)

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JPH02107582A (ja) * 1988-10-13 1990-04-19 Hisao Yamazaki ポーラスソフトセラミックスおよびその製造法

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