JPH0326464Y2 - - Google Patents

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JPH0326464Y2
JPH0326464Y2 JP1984034842U JP3484284U JPH0326464Y2 JP H0326464 Y2 JPH0326464 Y2 JP H0326464Y2 JP 1984034842 U JP1984034842 U JP 1984034842U JP 3484284 U JP3484284 U JP 3484284U JP H0326464 Y2 JPH0326464 Y2 JP H0326464Y2
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JP
Japan
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pins
bobbin
winding
pair
magnetic sensing
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JP1984034842U
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JPS60146870U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は磁気検知素子に関し、特に、矩形ヒス
テリシス特性を持つ高透磁率磁性材を飽和に到る
まで交流励振し、磁心中の交流励磁界に外部より
直流成分磁界が印加された場合生ずるヒステリシ
スループの偏奇による磁束変化を検出巻線(二次
巻線)で検出し、印加外部磁界により振巾変調さ
れた励磁界の第2高調波成分の電気信号を検出す
る方式、所謂フラツクスゲート方式の磁気検知素
子に関するものである。
〔従来技術〕
従来、この種の磁気検知素子は、パーマロイ帯
状体で作つた巻きコアなどからなる環状コアを使
用し、このコアの全周に亙つて励振巻線(一次巻
線)を巻回し、コアの対向する外周面に架け渡す
ようにボビンに互いに直交する検出巻線(二次巻
線)が巻回されている。しかし、二次巻線には、
別のボビンを使用し、二次巻線は種類を変え線径
を変えなければならず、高価なものとなつた。更
に、従来の磁気検知素子は、他の電子回路部品が
塔載されるプリント基板とは独立に製造されてい
たため、磁気方位計用コンパスを組立てる場合、
配線にも手間が掛かつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、部品点数及び巻線工数を少な
くした安価な磁気検知素子を提供することにあ
る。
本考案の他の目的は、他の電子回路部品との接
続を容易とした磁気検知素子を提供することにあ
る。
〔考案の構成〕
本考案によれば、内部に環状コアを含む略トー
ラス型のボビンと、このボビンの周囲に配置され
て、このボビンから方向がこのボビンの中心軸方
向で同一向きに突出した少なくとも6組の1対の
ピンと、前記ボビンの周囲にかつ該1対のピンの
内側に巻回され、巻始めと巻終りが当該1対のピ
ンに接続された少なくとも6つの巻線と、前記ピ
ンが挿入されるプリント基板とを有し、前記1対
のピンのうちの4組は前記ボビンの中心軸に対し
て対称になるように該ボビンの周囲に等間隔に配
置されてあつて、前記プリント基板の配線パター
ンにより、前記中心軸対称の4組の1対のピンの
うち互いに向き合つた2組の1対のピンの内側に
巻回された2つの巻線で第1の二次巻線を、この
第1の二次巻線に直交するように互いに向き合つ
た他の2組の1対のピンの内側に巻回された2つ
の巻線で第2の二次巻線を、残り少なくとも2組
の1対のピンの内側に巻回された少なくとも2つ
の巻線で一次巻線を構成するようにした磁気検知
素子が得られる。
〔考案の実施例〕
以下、図面を参照して本考案の実施例について
説明する。
第1図は本考案による磁気検知素子のプリント
基板に実装されない状態の磁気検知コイルの一実
施例を示した断面図で、第2図は第1図の磁気検
知コイルを下から見た図である。
第1図及び第2図において、1は内部に鉄心
(環状コア)(図示せず)の入つたボビンで、断面
が正方形の略トーラス型をしている。2は巻線
で、ボビン1の全周8ケ所に等間隔に巻かれてい
る。巻線2は同一巻数にすれば能率的であるが、
一次巻線と二次巻線の巻数を変えたい場合には、
1つ置きに巻数を変えればよく、巻線作業は単純
である。
この各々の巻線2は、巻始めと巻終りが両側に
あるピン3で配線固定される。このピン3は、ボ
ビン1の中心軸方向に同一向きに突出している。
又、巻線2のガイドとして、ピン3の突出方向と
同じ向きに突起状のもの4をボビン1に付けても
よい。これにより、巻線2の両端がかけられたピ
ン3の根元の部分がプリント基板に実装された場
合、不都合を生じるのを防止することもできる。
又、第3図に示される如く、巻線2のガイドと
しては、ミゾ状のもの5でもよい。この場合、巻
線2の形状、寸法が、きちんと確保出来る利点が
ある。
更に、第4図に示される如く、巻線(一次巻
線)6と巻線(二次巻線)7を近づけて変形8分
割でも良い。この場合、巻線時、トロイダル巻線
機の“送り”を止めて、同一の位置で簡単な操作
で巻線6と7を一度のセツトで巻線できる利点が
ある。すなわち、送り操作は4回で済む。
第5図は上記の磁気検知コイルをプリント基板
に実装して磁気検知素子を構成した回路図であ
る。すなわち、プリント基板の配線パターンによ
り、第3図のPの位置に巻回された4つの巻線を
直列に接続して一次巻線を、互いに向き合つた
X1,X2の位置に巻回された2つの巻線を互いに
逆方向に巻回されるように直列に接続してX方向
二次巻線を、更にX向方向二次巻線と直交した互
いに向き合つたY1,Y2の位置に巻回された2つ
の巻線を互いに逆方向に巻回されるように直列に
接続してY方向二次巻線を構成する。又、発振回
路部8より一次巻線は励振される。なお、発振回
路部8の出力が充分大きいのであれば、一次巻線
は2つの巻線を直列接続したものでも良い。X方
向二次巻線及びY方向二次巻線の各々の出力は、
それぞれ増巾回路部9,10に接続されており、
ここで所望の値に増巾される。
なお、一次巻線と二次巻線に接続される回路部
8,9及び10は、一般に使用される構成を表わ
したもので、それ以外にも、倍周波(フラツクス
ゲート)方式を構成できる他の回路構成でも良い
のは勿論である。
〔考案の効果〕
以上述べた如く本考案によれば、ボビンが1個
で巻線仕様も単純構成ですみ、安価な磁気検知素
子を提供できる。更に、プリント基板に挿入する
だけで一次巻線、二次巻線を構成するとともに、
磁気方位計用コンパスを組立てる場合に他の電子
回路部品との接続の手間が省ける利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による磁気検知素子のプリント
基板に実装されない状態の磁気検知コイルの一実
施例を示した断面図、第2図は第1図の磁気検知
コイルを下から見た平面図、第3図は本考案によ
る磁気検知素子に使用されるボビンの他の例を示
した図、第4図は本考案による磁気検知素子のプ
リント基板に実装されない状態の磁気検知コイル
の他の一実施例を示した平面図、第5図は磁気検
知コイルをプリント基板に実装して磁気検知素子
を構成した回路図である。 1……ボビン、2……巻線、3……ピン、4,
5……ガイド、6,7……巻線、8……発振回路
部、9,10……増巾回路部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 内部に環状コアを含む略トーラス型のボビン
    と、該ボビンの周囲に配置されて、該ボビンか
    ら方向が該ボビンの中心軸方向で同一向きに突
    出した少なくとも6組の1対のピンと、前記ボ
    ビンの周囲にかつ該1対のピンの内側に巻回さ
    れ、巻始めと巻終りが当該1対のピンに接続さ
    れた少なくとも6つの巻線と、前記ピンが挿入
    されるプリント基板とを有し、前記1対のピン
    のうちの4組は前記ボビンの中心軸に対して対
    称になるように該ボビンの周囲に等間隔に配置
    されてあつて、前記プリント基板の配線パター
    ンにより、前記中心軸対称の4組の1対のピン
    のうち互いに向き合つた2組の1対のピンの内
    側に巻回された2つの巻線で第1の二次巻線
    を、該第1の二次巻線に直交するように互いに
    向き合つた他の2組の1対のピンの内側に巻回
    された2つの巻線で第2の二次巻線を、残り少
    なくとも2組の1対のピンの内側に巻回された
    少なくとも2つの巻線で一次巻線を構成するよ
    うにして成る磁気検知素子。 2 前記1対のピンが8組である実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の磁気検知素子。
JP3484284U 1984-03-13 1984-03-13 磁気検知素子 Granted JPS60146870U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3484284U JPS60146870U (ja) 1984-03-13 1984-03-13 磁気検知素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3484284U JPS60146870U (ja) 1984-03-13 1984-03-13 磁気検知素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60146870U JPS60146870U (ja) 1985-09-30
JPH0326464Y2 true JPH0326464Y2 (ja) 1991-06-07

Family

ID=30538587

Family Applications (1)

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JP3484284U Granted JPS60146870U (ja) 1984-03-13 1984-03-13 磁気検知素子

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JP (1) JPS60146870U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59144578U (ja) * 1983-03-18 1984-09-27 日立金属株式会社 方位センサ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60146870U (ja) 1985-09-30

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