JPH0326461Y2 - - Google Patents

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JPH0326461Y2
JPH0326461Y2 JP4625284U JP4625284U JPH0326461Y2 JP H0326461 Y2 JPH0326461 Y2 JP H0326461Y2 JP 4625284 U JP4625284 U JP 4625284U JP 4625284 U JP4625284 U JP 4625284U JP H0326461 Y2 JPH0326461 Y2 JP H0326461Y2
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JP
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conductor
conductor piece
detection
pieces
insulating spacer
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JP4625284U
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JPS60158166U (ja
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  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電線端末被覆の除去の良否を検出す
る装置に関するものである。
(従来技術) 従来、電線端末被覆の除去の良否を検出するた
めに、その端末の露出導線を検出電極板に接触さ
せながら通過させ、この接触通過するときの検出
電極板の短絡の有無を検出して、電線端末被覆の
除去が完全で導線が充分に露出しているか否かを
検出していたが、これは電極板が反発振動して誤
動作くることが多いので、本出願人は、第4図示
のような、2枚の検出導体板を間隔をおいて並置
することにより誤動作しないようにした装置をさ
きに提案した(特願昭58−133771)が、検出導体
板をねじで固定するために一定間隔の保持が容易
でないという問題点があつた。
すなわち、さきに提案した第4図示の装置は、
基台aの側面に開口する横溝b内に、2枚の検出
導体板c,cを間隔Dをおいて並置しねじeで締
付けて基台aに固定し、電線端末部の被覆を除去
した露出導線Wを両検出導体板c,cの間に矢印
X方向に通過させ、このとき導線Wが両検出導体
板c,cを短絡するか否かを検出することによつ
て、端末部の導線Wが完全に露出しているか否か
を検査するようにしたものであつた。この2枚の
検出導体板c,cはねじeを回して締付けるの
で、検出導体板cもねじeの回転と一緒に矢印Y
方向に回転してしまい、2枚の検出導体板c,c
の間の間隔Dが一定間隔に保持できなくなり、こ
のため誤つて接触して検出ミスを生ずることがあ
つた。
また、各検出導体板c,cの後端に導線をはん
だ付けして検出回路に接続するので、はんだ付け
作業に多くの時間と手数を要するばかりでなく、
はんだ付け個所で検出導体板が破損し易いという
問題点があつた。
(考案の目的) 本考案は、検出導体片を一定間隔を保持して確
実に取付けることができ、かつ、検出回路の接続
を容易に行うことができるようにした電線端末導
線の検出装置を提供するものである。
(考案の構成) 第1図は本考案の1実施例の装置を分解した斜
視図で示し、第2図は正面を示し、第3図は前側
面を示す。
第1図において、1および3は導体片ホルダ
ー、2および4は検出導体片、5は絶縁スペー
サ、6はカバー、7は基台、8,9は接続ピンで
ある。
導体片ホルダー1は直方体の1側面を傾斜側面
11にした梯形状に形成し、その傾斜側面11の
右縁に導体片取付用凹段部12を設け、この導体
片取付用凹段部12の中間に連通させて固定ねじ
頭部が嵌入する凹部13を設けるとともに、凹部
13内には固定ねじを螺合するねじ孔14を設け
る。15は導体片ホルダー1に設けた貫通横孔、
16は下面に開口する取付けねじ孔である。
他方の導体片ホルダー3は、前記の導体片ホル
ダー1と対称形に、傾斜側面31の左縁に設けた
導体片取付用凹段部32、この導体片取付用凹段
部32に連通する固定ねじ頭部嵌入用の凹部3
3、この凹部33内のねじ孔34、貫通横孔3
5、下面の取付けねじ孔36を有するものであ
る。またこの導体片ホルダー3には貫通横孔37
を設け、上面右側縁部にカバー板取付け板部38
を立設してこれにカバー板取付け孔39を設け
る。
検出導体片2,4は、いずれも細長く薄い弾性
導体帯条片よりなり、これを前記の導体片ホルダ
ーの導体片取付用凹段部12,32に嵌入し、固
定ねじ21,41、座金22,42で締付けて取
付け固定する。
絶縁スペーサ5は、縦板部51の下端に水平に
折曲した底板部52を有し、縦板部51に孔5
3、底板部52に孔54を設ける。この縦板部5
1の大きさは、これを前記の2個の導体片ホルダ
ー1,3の間に挟んだときに導体片ホルダーの上
面および傾斜側面よりもはみ出る大きさに形成す
るものである。
カバー板6は、取付用縦板部61の上端から上
板部62を折曲して設け、取付用縦板部61には
孔63,64,65を設けたものであり、取付用
縦板部61を前記の導体片ホルダー3に立設した
カバー取付け板部38に添わせて取付け孔39、
孔65にねじ66を挿通して取付ける。
基台7は、中央部に前記の両導体片ホルダー
1,3を取付ける凹部71,72を有し、その各
凹部71,72にそれぞれねじ挿通孔73,74
を設け、一方の凹部71の深さは他方の凹部72
よりも前記絶縁スペーサ5の底板部52の厚さ分
だけ深くしたものである。75,76はこの基台
7を作業台等に設置するために取付けねじ孔であ
る。
前記のように導体片ホルダー1に検出導体片2
を取付け、導体片ホルダー3に検出導体片4、カ
バー板6を取付けて、両導体片ホルダー1,3の
間に絶縁スペーサ5の縦板部51を挾んで底板部
52を導体片ホルダー1の下側に当て、これらを
基台7の凹部71,72に置く。そして基台裏面
からねじ挿通孔73,74にねじ77,78を通
し、ねじ77は導体片ホルダー1の下側にある絶
縁スペーサ5の底板部52の孔54に通じて導体
片ホルダー1の下面の取付けねじ孔16に螺合
し、また、ねじ78は導体片ホルダー3の取付け
ねじ孔36に螺合して基台7に装着する。
このように基台7に装着された各導体片ホルダ
ー1,3に接続ピン8,9を側方から挿通して取
付け、各導体片ホルダー1,3に取付けられてい
る検出導体片2,4とこの接続ピン8,9を接続
させる。この接続は、各導体片ホルダー1,3の
内部に、、それぞれ、側方から接続ピン8,9を
挿通すれば、検出導体片2,4を固定している締
付けねじ21,41を介して検出導体片2,4に
接続されるように構成しておくものであり、一方
の接続ピン8は、カバー6、右方の導体片ホルダ
ー3、絶縁スペーサ5を貫通し左方の導体片ホル
ダー1に側方から挿通されて検出導体片2に接続
され、他方の接続ピン9は、カバー6を貫通し右
方の導体片ホルダー3の側方に挿通されて検出導
体片4に接続される。
前記のようにして各部を結合して組立てた状態
を第2図、第3図に示す。検出導体片2,4は、
第3図示のように間隔を置いて並置され、第2図
示のように導体片ホルダー1,3の傾斜面11,
31の傾斜の方向に斜上方に伸びて設置され、両
検出導体片2,4の上端はカバー6の上板部62
の下側に対向する。この上板部62の下側には発
泡プラスチツク、ゴム等よりなるクツシヨン67
を添着し、また、第3図示のように側方に突出し
た接続ピン8,9には適宜の検出回路を接続す
る。
本考案の装置は前記のように構成したものであ
り、第2図示のように、電線端末部の被覆を除去
して露出させた導線Wを図示の矢印方向に通過さ
せると、導線Wは両検出導体片2,4に接触しな
がら導体片先端を通過し、この導線Wの通過によ
り生ずる導体片先端の反発振動はクツシヨン67
に吸収される。このように電線端末の露出導線W
が検出導体片2,4に接触しながら通過すると両
検出導体片2,4が短絡されるので検出回路が閉
じられ、これにより電線端末部の被覆が完全に除
去されて導線Wが充分に露出していることが検出
されるのであり、導線W上に被覆が残存し被覆の
除去が不十分であれば両検出導体片2,4は短絡
されず検出回路は閉じない。したがつて検出回路
に適宜の表示手段等を接続しておけば、電線端末
被覆の除去の良否を速やかに選別することができ
るのである。
(考案の効果) 前述のように、本考案の装置は、各傾斜側面1
1,31にそれぞれ導体片取付用凹段部12,3
2を設けた一対の導体片ホルダー1,3を基台7
に装着し、この凹段部12,32に検出導体片
2,4を取付けるように構成したので、検出導体
片2,4の取付けは両導体片ホルダー1,3によ
り自動的に正確な間隔で取付けることができる。
また、検出導体片2,4は導体片取付用凹段部1
2,32に嵌入し絶縁スペーサ5に接しているた
めに、その取付用固定ねじ21,41を回して締
付けても、第4図示のように検出導体片が左右に
回動するようなことがなく、両検出導体片2,4
の間隔を常に一定に保持しておくことができる。
そして、両導体片ホルダー1,3の間には絶縁
スペーサ5が介在しているので、両検出導体片
2,4が誤つて短絡し誤動作するようなこともな
く、さらに、両検出導体片2,4と検出回路との
接続はハンダ付けを要せず接続ピン8,9による
速やかに接続することができるものであり、両検
出導体片2,4は導線取付用凹段部12,32内
にねじ21,41で締付け押圧固定するので、固
定位置を任意の最適位置にスライドさせて調整す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の装置の分解斜視
図、第2図はその組立て正面図、第3図はその側
面図、第4図は先行装置の斜視図である。 1,3:導体片ホルダー、2,4:検出導体
片、5:絶縁スペーサ、7:基台、8,9:接続
ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 傾斜側面に導体片取付用凹段部を設けた左右一
    対の各導体片ホルダーを、その間に絶縁スペーサ
    を間に挟んで基台上に嵌着し、各導体片ホルダー
    の導体片取付用凹段部にそれぞれ検出導体片を嵌
    入固定して両検出導体片を間隔を置いて斜めに平
    行させて設置し、各検出導体片に接続された接続
    ピンを両導体片ホルダーから側方に突設した電線
    端末導線の検出装置。
JP4625284U 1984-03-30 1984-03-30 電線端末導線の検出装置 Granted JPS60158166U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4625284U JPS60158166U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 電線端末導線の検出装置

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JP4625284U JPS60158166U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 電線端末導線の検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60158166U JPS60158166U (ja) 1985-10-21
JPH0326461Y2 true JPH0326461Y2 (ja) 1991-06-07

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JP4625284U Granted JPS60158166U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 電線端末導線の検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0635621Y2 (ja) * 1988-12-27 1994-09-14 新明和工業株式会社 電線の端末処理状態検査装置
JPH0736419Y2 (ja) * 1990-07-30 1995-08-16 古河電気工業株式会社 被覆電線の被覆剥取確認装置

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JPS60158166U (ja) 1985-10-21

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