JPH032642B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032642B2 JPH032642B2 JP333586A JP333586A JPH032642B2 JP H032642 B2 JPH032642 B2 JP H032642B2 JP 333586 A JP333586 A JP 333586A JP 333586 A JP333586 A JP 333586A JP H032642 B2 JPH032642 B2 JP H032642B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw material
- silicone
- receiving surface
- silicone raw
- nozzle
- Prior art date
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- Expired
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- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 36
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は、シリコーンを原料としてゲル状の薄
膜シートを製造する時に用いる装置に関するもの
である。
膜シートを製造する時に用いる装置に関するもの
である。
<従来の技術>
シリコーンゲルは緩衝材や防振材として極めて
良好な材料であるが、この様な用途に用いるシリ
コーンゲルはJIS K 2530−1976−(50g荷重)
で測定された針入度が50〜200程度のものである
と共に厚さも薄い場合が多い。従来においてこの
様な薄質のシリコーンゲルシート材を製造するに
は、原料であるシリコーン、例えばトーレシリコ
ーンCY52(トーレシリコーン株式会社製造)を混
練して、これをトレー状の容器に移すと共にヘラ
状の板で均一に均らし、しかる後にトレー状容器
内の原料シリコーンの上に金属板又はガラス板等
の平滑な押え板を置いて加熱加工している。
良好な材料であるが、この様な用途に用いるシリ
コーンゲルはJIS K 2530−1976−(50g荷重)
で測定された針入度が50〜200程度のものである
と共に厚さも薄い場合が多い。従来においてこの
様な薄質のシリコーンゲルシート材を製造するに
は、原料であるシリコーン、例えばトーレシリコ
ーンCY52(トーレシリコーン株式会社製造)を混
練して、これをトレー状の容器に移すと共にヘラ
状の板で均一に均らし、しかる後にトレー状容器
内の原料シリコーンの上に金属板又はガラス板等
の平滑な押え板を置いて加熱加工している。
<発明が解決しようとする問題点>
しかしながら、上記混練された原料のシリコー
ンは10000〜20000CPの高粘度である上に、常温
におけるポツトライフが短いと云う特性があるか
ら、これをトレー状容器内に充填して、且つ容器
内で均らすと云う作業は頗る面倒で大量生産が出
来ないと云う問題があつた。
ンは10000〜20000CPの高粘度である上に、常温
におけるポツトライフが短いと云う特性があるか
ら、これをトレー状容器内に充填して、且つ容器
内で均らすと云う作業は頗る面倒で大量生産が出
来ないと云う問題があつた。
<問題点を解決するための手段>
本発明装置は、混練したシリコーン原料Mを投
入するホツパー1と、このホツパー1からシリコ
ーン原料Mを取出して圧送する圧送手段2と、こ
の圧送手段2に連らなりこれによつて圧送される
シリコーン原料Mを所定の厚さと巾で吐出すると
共に水平方向に巾方向を合致させたノズル3と、
このノズルから吐出されるシリコーン原料Mを受
けると共にシリコーン原料Mの吐出速度に合せて
走行する移動受面4と更に上記移動受面4上のシ
リコーン原料Mを加熱する加熱部5とを備えてお
り、上記ノズル3から吐出されるシリコーン原料
Mを上記移動受面4の移行によつてシート状に移
動受面上に展開せしめると共にこのシート状のシ
リコーン原料Mを加熱部で加熱処理してシリコー
ン原料Mをゲル化せしめる様に構成してある。
入するホツパー1と、このホツパー1からシリコ
ーン原料Mを取出して圧送する圧送手段2と、こ
の圧送手段2に連らなりこれによつて圧送される
シリコーン原料Mを所定の厚さと巾で吐出すると
共に水平方向に巾方向を合致させたノズル3と、
このノズルから吐出されるシリコーン原料Mを受
けると共にシリコーン原料Mの吐出速度に合せて
走行する移動受面4と更に上記移動受面4上のシ
リコーン原料Mを加熱する加熱部5とを備えてお
り、上記ノズル3から吐出されるシリコーン原料
Mを上記移動受面4の移行によつてシート状に移
動受面上に展開せしめると共にこのシート状のシ
リコーン原料Mを加熱部で加熱処理してシリコー
ン原料Mをゲル化せしめる様に構成してある。
<作用>
本発明装置はこの様なものであるから、上記ホ
ツパー1に投入されたシリコーン原料Mは圧送手
段2によつてノズル3から押圧される。
ツパー1に投入されたシリコーン原料Mは圧送手
段2によつてノズル3から押圧される。
ノズル3から吐出されるシリコーン原料Mは、
ノズル3が巾方向を水平方向に合致させているた
め、水平方向に巾のある薄厚のシート状成形材と
してノズル3外に押出されてくる。
ノズル3が巾方向を水平方向に合致させているた
め、水平方向に巾のある薄厚のシート状成形材と
してノズル3外に押出されてくる。
このシート状成形材となつているシリコーン原
料Mは、ノズル3の下方においてシリコーン原料
の吐出速度と合せて移動する移動受面4により受
けられると共に、移動受面4の移動によつて受面
上に展張される。
料Mは、ノズル3の下方においてシリコーン原料
の吐出速度と合せて移動する移動受面4により受
けられると共に、移動受面4の移動によつて受面
上に展張される。
移動受面4はシリコーン原料Mを受取つた後に
これを加熱部5に移送し、ここでシリコーン原料
Mは加熱されてゲル化される。
これを加熱部5に移送し、ここでシリコーン原料
Mは加熱されてゲル化される。
<実施例>
第1図は本発明装置の略解説明図で、図中1は
ホツパー、2は圧送手段、3はノズルは4は移動
受面、5は加熱部を示す。
ホツパー、2は圧送手段、3はノズルは4は移動
受面、5は加熱部を示す。
上記ホツパー1は上方を拡大開口してこれによ
り混練されたシリコーン原料Mを投入する様に作
られており、このシリコーン原料Mは自重で下方
の圧送手段2に供給される。
り混練されたシリコーン原料Mを投入する様に作
られており、このシリコーン原料Mは自重で下方
の圧送手段2に供給される。
圧送手段2は、ポンプやスクリユーコンベヤー
等で作られており、ホツパー1から供給されたシ
リコーン原料Mを所定の圧力でノズル3に圧送す
る。
等で作られており、ホツパー1から供給されたシ
リコーン原料Mを所定の圧力でノズル3に圧送す
る。
この圧送手段2は、実施例では、スクリユーコ
ンベヤーで構成されており、その送給圧力及び速
度は可変速駆動モーター21によつて設定され
る。上記ノズル3は上記移動受面4の直上に吐出
口31を開口しており、この吐出口31は巾方向
を水平方向に合致させると共に、巾方向と直角な
厚さ方向の開口寸法を、例えばノズル先端を交換
する等して、自由に設定出来る様に構成されてお
り、これにより吐出されるシリコーン原料Mの厚
さが規制される。
ンベヤーで構成されており、その送給圧力及び速
度は可変速駆動モーター21によつて設定され
る。上記ノズル3は上記移動受面4の直上に吐出
口31を開口しており、この吐出口31は巾方向
を水平方向に合致させると共に、巾方向と直角な
厚さ方向の開口寸法を、例えばノズル先端を交換
する等して、自由に設定出来る様に構成されてお
り、これにより吐出されるシリコーン原料Mの厚
さが規制される。
上記移動受面4は、実施例ではベルトコンベヤ
ー41の上に着脱可能に載置されたトレー状容器
で作られているが、場合によつてはベルトコンベ
ヤー41の上面をスチール製としてこれを直接移
動受面に構成しても良い。
ー41の上に着脱可能に載置されたトレー状容器
で作られているが、場合によつてはベルトコンベ
ヤー41の上面をスチール製としてこれを直接移
動受面に構成しても良い。
この移動受面4はその巾方向が、上記ノズル3
の吐出口31の巾方向と合致する様に設置されて
おり、従つてノズル3から吐出されるシリコーン
原料Mのシート状成形材は、その吐出方向と同方
向に移動する移動受面4上に載乗され、且つシリ
コーン原料Mの吐出速度と合致する速度で移行す
る移動受面4によつて該面上に展張される。
の吐出口31の巾方向と合致する様に設置されて
おり、従つてノズル3から吐出されるシリコーン
原料Mのシート状成形材は、その吐出方向と同方
向に移動する移動受面4上に載乗され、且つシリ
コーン原料Mの吐出速度と合致する速度で移行す
る移動受面4によつて該面上に展張される。
この移動受面4は可変速駆動源42によつて駆
動されると共に、この可変速駆動源42は上記圧
送手段2の駆動モーター21との関係において動
作制御される。
動されると共に、この可変速駆動源42は上記圧
送手段2の駆動モーター21との関係において動
作制御される。
上記加熱部5は、上記実施例ではベルトコンベ
ヤー41から取外したトレー状容器型移動受面4
を別途加熱する様構成されているが、前述の如
く、ベルトコンベヤー41の上面をその侭移動受
面として使用する場合には、ベルトコンベヤー4
1の走行路中に加熱部を設けると共に、この加熱
部に続いて加熱処理後のシリコーンゲル製品を回
収する手段が設けられる。
ヤー41から取外したトレー状容器型移動受面4
を別途加熱する様構成されているが、前述の如
く、ベルトコンベヤー41の上面をその侭移動受
面として使用する場合には、ベルトコンベヤー4
1の走行路中に加熱部を設けると共に、この加熱
部に続いて加熱処理後のシリコーンゲル製品を回
収する手段が設けられる。
上記シリコーンゲルの厚さや巾長は、上記ノズ
ル3の吐出先端を取替えたり、或は又ノズル3自
体の構造を、その吐出口31の開口巾及び開口厚
み巾を調整出来る様に構成したりする事で自由に
設定する事が出来るが、シリコーンゲルの厚さを
一層厳格に設定したい場合には、第2図に示す如
く、トレー状容器型移動受面4の両側に夫々所定
厚みのライナー43,43を設けてこのライナー
43,43間にシリコーン原料Mを流し込むと共
に、このシリコーン原料M上に平滑な押え板44
を置いて、その自重又は別途手段による加圧で、
シリコーン原料Mの厚さを均一に均らす様にすれ
ば良い。
ル3の吐出先端を取替えたり、或は又ノズル3自
体の構造を、その吐出口31の開口巾及び開口厚
み巾を調整出来る様に構成したりする事で自由に
設定する事が出来るが、シリコーンゲルの厚さを
一層厳格に設定したい場合には、第2図に示す如
く、トレー状容器型移動受面4の両側に夫々所定
厚みのライナー43,43を設けてこのライナー
43,43間にシリコーン原料Mを流し込むと共
に、このシリコーン原料M上に平滑な押え板44
を置いて、その自重又は別途手段による加圧で、
シリコーン原料Mの厚さを均一に均らす様にすれ
ば良い。
以上の処において、上記移動受面4や押え板4
4等には予め離型剤を塗付しておく事が望まし
く、かくすればゲル化した後のシリコーンゲルシ
ートを回収するのに便利である。
4等には予め離型剤を塗付しておく事が望まし
く、かくすればゲル化した後のシリコーンゲルシ
ートを回収するのに便利である。
<発明の効果>
本発明装置はこの様に、粘度の高いシリコーン
原料Mを人手を用いずして自動的に加工処理し、
以つて所定厚さのシリコーンゲルシートを作る事
が出来るものであるから、此種シート材を大量安
価に製造販売出来ると云う効果がある。
原料Mを人手を用いずして自動的に加工処理し、
以つて所定厚さのシリコーンゲルシートを作る事
が出来るものであるから、此種シート材を大量安
価に製造販売出来ると云う効果がある。
第1図は本発明装置の構成を示す略解側面図、
第2図は仝上装置に使用する移動受面の実施例を
示す縦断正面図である。 図中1はホツパー、2は圧送手段としてのスク
リユーコンベヤー、3はノズル、4は移動受面と
してのトレー状容器、5は加熱部を示す。
第2図は仝上装置に使用する移動受面の実施例を
示す縦断正面図である。 図中1はホツパー、2は圧送手段としてのスク
リユーコンベヤー、3はノズル、4は移動受面と
してのトレー状容器、5は加熱部を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 混練したシリコーン原料を投入するホツパー
と、このホツパーからシリコーン原料を供給され
ると共に、吐出口をその巾方向が水平方向になる
様に形成したノズルに向けてシリコーン原料を圧
送する圧送手段と、上記ノズルから吐出されたシ
リコーン原料を受けると共にシリコーン原料の吐
出速度に合せて移行する移動受面と、更にこの移
動受面のシリコーン原料を加熱してこれをゲル化
せしめる加熱部とを備えた事を特徴としたシリコ
ーンゲルシートの製造装置。 2 上記移動受面がトレー状容器である事を特徴
とした特許請求の範囲第1項記載のシリコーンゲ
ルシートの製造装置。 3 上記移動受面がベルトコンベヤーの移動面で
ある事を特徴とした特許請求の範囲第1項記載の
シリコーンゲルシートの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP333586A JPS62161513A (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | シリコ−ンゲルシ−トの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP333586A JPS62161513A (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | シリコ−ンゲルシ−トの製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62161513A JPS62161513A (ja) | 1987-07-17 |
JPH032642B2 true JPH032642B2 (ja) | 1991-01-16 |
Family
ID=11554481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP333586A Granted JPS62161513A (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | シリコ−ンゲルシ−トの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62161513A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8501645B2 (en) | 2005-06-30 | 2013-08-06 | Donna K. Jackson | Enhanced filamentous silicone products and processes |
JP6330365B2 (ja) | 2014-02-27 | 2018-05-30 | セイコーエプソン株式会社 | 接合方法、接合体の製造装置、接合体、インクジェットヘッドユニットおよびインクジェット式記録装置 |
-
1986
- 1986-01-10 JP JP333586A patent/JPS62161513A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62161513A (ja) | 1987-07-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |