JPH0376680A

JPH0376680A - 充填印刷方法

Info

Publication number: JPH0376680A
Application number: JP21272889A
Authority: JP
Inventors: Sakae Kawaguchi; 河口栄; Haruhiko Iwami; 石見　治彦; Kenichi Ninobe; 二ノ戸　健一
Original assignee: Toppan Printing Co Ltd
Current assignee: Toppan Inc
Priority date: 1989-08-18
Filing date: 1989-08-18
Publication date: 1991-04-02
Anticipated expiration: 2010-04-05
Also published as: JPH0729475B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野〉本発明は、被印刷体に凹版状の金型を対峙させ、金型内
にパターン形成用材料を押出し充填してパターン印刷す
る印刷方法であって、特に粘性や流動性のある印刷巻色
材、あるいは化粧材などの材料をある厚味をもってシー
ト上にパターン形成するために用いる印刷方法に関する
。

（従来の技術〉粘性のある材料の少量を見本としてシート上に印刷する
場合、適宜必要に応じて加熱溶解した材料を単にノズル
等から滴下、冷却固化させる方法がある。この方法は、
ある必要とする規定の形状、例えば楕円、真円、三角型
、ハート型、あるいはそれ以上の複雑な形状に材料をパ
ターン形成することはきわめて難しく、又、均一に平ら
にすることは出来なかった。

この解決方法として、被印刷体に対する凹版圧着による
充填印刷方式が採用される。この場合、充填によって印
刷材料が金型外部に流出しないように凹版金型を印刷す
べきシートに対して高圧力で圧着しており、又、凹版金
型内に貯留するエアーに抗してノズルから材料を金型内
に高圧にて押出すことを必要としていた。

（発明の目的）本発明方法は、凹版金型を被印刷体に対して無圧状態、
乃至、低圧状態にて対峙させ、且つそのことによって凹
版金型内へのパターン形成材料送出し圧力を従来よりき
わめて低圧に設定し、その設定圧力によって材料を被印
刷体にパターン形成することを目的とするものである。

（発明の構成）本発明方法は、被印刷体表面に所望パターンの凹版金型
を対峙させ、該金型内にパターン形成材料を充填して該
被印刷体表面に該材料によるパターン印刷を行なう充填
印刷方法において、所定容積のパターン形成材料を金型
内に充填すると同時に、凹版金型内から同容積のエアー
を流出させて印刷することを特徴とする充填印刷方法で
ある。

また、本発明方法は、上記発明の一実施例として、前記
凹版金型と被印刷体との間を零乃至低圧接力にて対峙さ
せて印刷することを含む充填印刷方法であり、また、本
発明方法は、上記発明の他の実施例として、少なくとも
パターン形成材料を充填するときに、前記凹版金型と被
印刷体との間を微少間隔に対峙させて印刷することを含
む充填印刷方法であり、また、本発明方法は、上記発明
の他の実施例として、エアーを外部流出さぜる微細な小
孔を有する凹版金型を使用する充填印刷方法である。

（発明の作用〉本発明は、凹版金型を被印刷体に対して無圧、乃至低圧
にて対峙させるようにしたので、従来のように高圧接力
に到達するまでの時間を必要とせず、凹版金型と被印刷
体との相対位置を短時間で位置決め設定でき、また、金
型内のエアーを凹版金型と被印刷体との間から容易に漏
出させることが可能であるため、パターン形成材料の金
型内への押出しにともなって、金型内から、（Ａ科の粘
はよりも低粘性であるエアーのみを漏出させることがて
きる。そして、パターン形成材料の金型内への押出しに
よって凹版金型の内圧上昇を防ぐことができ、従って、
金型内への材料押出しを低圧にて行なうことができる。

このように、凹版金型と被印刷体との対峙位置の設定が
短時間ででき、また、小さい圧力によって凹版金型内に
送出しながら金型と被印刷体との対峙面よりエアーを漏
出させることかでき、小さい押出し力にて膜厚のある良
好なパターン印刷ができるものである。

（実施例）本発明を、実施例に従って詳細に説明すれば、第１図は
、本発明方法を説明するための側面図であり、定盤など
所定の受台１１上に被印刷体７を置き、続いて凹版金型
６をその凹部６ａを印刷用紙、樹脂フィルム、プラスチ
ック成型物など被印刷体７に向けて設置する。凹版金型
６と被印刷体７とを相対させ、圧接力Ｐ＝Ｏ（無圧〉に
て接触させて設置する。または、後述するように、僅か
に、圧接力Ｐ　（例えばＯ＜Ｐ＜Ｉ　Ｋｇ／Ｃｍ２　）
を掛けて設置するか、あるいは、相対面に僅かに空間ｄ
を設けて設置する。

第１図は凹版金型６と被印刷体７とを接触状態に対峙し
たものである。凹版金型６の内部には、低流動性を示し
、ニュートン流体またはそれに近い挙動を示す粘性のパ
ターン形成用材料５を送出すノズルなどの送出口８を備
える。前記圧接力ｐにて金型６と被印刷体７とを接触さ
せた状態で、送出口８よりパターン形成材料ａ＠送出力
Ｓ　（例えばＯ＜　Ｓ　　≦５Ｋｇ／Ｃｍ２　＞にて押
出し、金型６内に所定量の材料ａを充填して、対峙する
被印刷体７上に凹部６ａのパターン状に材料ａを付着さ
せる。

そして、金型６を被印刷体７から引き上げることによっ
て、金型６の凹部６ａの形状のパターンが被印刷体７上
に形成される。

第２図は、凹版金型６と被印刷体７とを僅少間隔ｄをお
いて対峙させた本発明の他の実施例である。

第３図は、凹版金型６の凹部６ａに外部と連通するエア
ー漏出用の小孔６ｂを設けた本発明の他の実施例である
。

第４図は本発明に使用する装置の仝体側面図であり、１
は材料ホッパー、２は恒温槽、３は装置本体フレームで
ある。該フレーム３には、エアーシリンダーなどの駆動
手段１２によって上下動Ｙ「する凹版金型６を備える。

該金型６は、パターン形成用の凹部６ａを下向きに備え
る。前記ホッパー１の下側より該ホッパー該ホッパー１
と前記金型６の四部６ａとを連通し、ホッパー１より材
料ａを送流するホース５を備える。該ホース５の大部分
は、チャンバー４内に収納されており、該チャンバー４
内は、１９０えはヒーター１４から熱風を循環送流させ
て適度の恒温に保持されている。前記金型６の下側に水
平方向にエンドレスベルトコンベア９が設置され、該コ
ンベア９の送行方向に対して上流には被印刷体７を１枚
毎、該ベルトコンベア９上に１共給するためのフィーダ
ーＡを備えるａ１列えば、該フィーダーＡは、エアーシ
リンダーなどの駆動手段１３によってコンベア９の下方
から上方の前記被印刷体７真下までの間を上下動作する
バキューム吸着体など受取り手段１０を備え、上方にて
被印％）１体７の下側を吸着した受取り手段１０は、下
降してコンベア９上に被印刷体７を供給する。該コンベ
ア９の進行によって、凹版金型６下測にＩｆｆ）送され
た被印刷体７は、金型６の下側にコンベア９の上面と同
−水平高さに設置された受台１１上に載置される。そし
て、金型駆動手段１２によって金型６を受台１１方向に
下降させて、被印刷体７に無圧状態、乃至は適宜低圧に
て対峙させる。続いて、ホッパー１よりホース５を通っ
てパターン形成ｖＪ料ａを高温ブレンバー４内にて適宜
高温にカ１１熱させ゛Ｃ流動性を高めながら、凹版金型
６の四部６ａ内に送出し、充填する。充填された倒斜ａ
は、被印刷体７上に付るし、凹部６ａの形状にパターン
形成される。続いて、金型６を駆動手段１２によって上
昇させ、パターン形成された材料の付着した被印刷体１
は、コンベア９によって下流のデリバリ−８方向に搬出
される。

（発明の効果〉本発明方法は、パターン形成用材料を凹版金型と被印刷
体との間に押出して、金型凹版の形状パターンの材料を
被印刷体に付着印刷する充填印刷方法であって、凹版金
型と被印刷体とを対峙させる場合に、金型と被印刷体と
の対峙面より適宜にエアーが漏出するような状態に設定
することによって、印刷材料をきわめて低圧にて凹版金
型内に押出すことができるものであり、印刷材料の押出
し動作が低圧でてきるために材料押出し動作の制御及び
調整が従来よりも容易にてきるようになり、また、従来
、凹版金型と被印判体との間に掛（〕ていたＩＫｇ／Ｃ
ｍ２　Ｊｌ上の高い圧接力に到達するまでの凹版金型と
被印刷体との設定時間を必要とせず、また、凹版金型を
被印刷体より離すとき、定常圧（大気圧）に戻すまでの
時間を必要とせず、短時間で凹版金型と被印■１１体と
の対峙設定が可能であり、パターン形成の能率向上に効
果的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法を説明するｌｌｌＩＪ面図、第２図
は本発明方法の泄・の実施例を説明する測面図、第３図
は本発明方法の他の実施例に使用する金型の側面図、第
４図は本発明方法に使用する載置の全体側面図である。１　・・・ホッパー　２・・・・旧温槽　３・・・装置
本（本フレーム　４　・・・チャンバー　５　・・・ホ
ース　６・・・凹版金型　６ａ・・・凹部　６ｂ・・・
小孔　７・・・被印■１］体　８・・・送出口９・・・
コンベア　１０・・・取出し手段　１１・・・受台　１
２・・・駆動手段　１３・・・駆動手段１４・・・ヒー
ター　ａ　・・・桐材

Claims

【特許請求の範囲】１）被印刷体表面に所望パターンの凹版金型を対峙させ
、該金型内に粘性のあるパターン形成材料を充填して該
被印刷体表面に該材料によるパターン印刷を行なう充填
印刷方法において、所定容積のパターン形成材料を金型
内に充填すると同時に、凹版金型内から同容積のエアー
を流出させて印刷することを特徴とする充填印刷方法。２）前記凹版金型と被印刷体との間を零乃至低圧接力に
て対峙させて印刷する請求項第１項記載の方法。３）少なくともパターン形成材料を充填するときに、前
記凹版金型と被印刷体との間を微少間隔に対峙させて印
刷する請求項第１項記載の方法。４）エアーを外部流出させる微細な小孔を有する凹版金
型を使用する請求項第１項記載の印刷方法。