JPH03263663A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JPH03263663A JPH03263663A JP6221290A JP6221290A JPH03263663A JP H03263663 A JPH03263663 A JP H03263663A JP 6221290 A JP6221290 A JP 6221290A JP 6221290 A JP6221290 A JP 6221290A JP H03263663 A JPH03263663 A JP H03263663A
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- Japan
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- magnetic head
- magneto
- recording
- recording medium
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Links
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- UHESRSKEBRADOO-UHFFFAOYSA-N ethyl carbamate;prop-2-enoic acid Chemical compound OC(=O)C=C.CCOC(N)=O UHESRSKEBRADOO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、浮上型磁気ヘッドを備えた光磁気ディスク装
置等の磁気ディスク装置に係り、特にその浮上型磁気ヘ
ッドの浮上開始位置の制御に関するものである。
置等の磁気ディスク装置に係り、特にその浮上型磁気ヘ
ッドの浮上開始位置の制御に関するものである。
浮上型磁気ヘッド8を用いた光磁気ディスク装置では、
第3図に示すように、磁気ヘッド5を小型化して浮上ス
ライダー4に搭載し、光磁気ディスク1をモーター2に
より高速回転させて、光磁気ディスク1とこの浮上スラ
イダー4の間を流れる空気で浮上型磁気ヘッド8に浮上
圧をかけることにより、磁気ヘッド5を光磁気ディスク
lから数μm〜数10μmの、はぼ一定の隙間で浮かせ
るようにして、高周波磁界を光磁気ディスク1に印加で
きるようムこなっており、磁界変調記録方式によるオー
バーライドを行って、高速データ転送を実現できるよう
になっている。すなわち、光磁気記録媒体1aを形成し
た光磁気ディスク1に光ヘッド3からレーザー光を集光
して照射し、この状態で、駆動回路12から磁気ヘッド
5に磁界駆動電流を供給することにより、記録データに
応して反転する磁界を磁気ヘッド5から印加して、すで
に記録されている情報を消去することなく、情報を書き
換えることができる。
第3図に示すように、磁気ヘッド5を小型化して浮上ス
ライダー4に搭載し、光磁気ディスク1をモーター2に
より高速回転させて、光磁気ディスク1とこの浮上スラ
イダー4の間を流れる空気で浮上型磁気ヘッド8に浮上
圧をかけることにより、磁気ヘッド5を光磁気ディスク
lから数μm〜数10μmの、はぼ一定の隙間で浮かせ
るようにして、高周波磁界を光磁気ディスク1に印加で
きるようムこなっており、磁界変調記録方式によるオー
バーライドを行って、高速データ転送を実現できるよう
になっている。すなわち、光磁気記録媒体1aを形成し
た光磁気ディスク1に光ヘッド3からレーザー光を集光
して照射し、この状態で、駆動回路12から磁気ヘッド
5に磁界駆動電流を供給することにより、記録データに
応して反転する磁界を磁気ヘッド5から印加して、すで
に記録されている情報を消去することなく、情報を書き
換えることができる。
ところで、光磁気ディスク装置において、モーター2の
回転停止時、浮上スライダー4が光磁気ディスク1と接
触した状態にあり、モーター20回転上昇にともなって
浮上型磁気ヘッド8が浮上を開始する、いわゆるコンタ
クトスタート/ストップ方式(以下、C3/S方式と略
す)を採用している場合、記録領域とは別に浮上スライ
ダー4の滑走領域を光磁気ディスク1上に設けて、浮上
型磁気ヘッド8の上昇又は下降をここで行っている。こ
うすることにより、浮上型磁気ヘッド8の上昇中又は下
降中に発生する光磁気ディスク1と浮上スライダー4と
の摩擦により、記録領域が損傷を受けることを防止して
いる。
回転停止時、浮上スライダー4が光磁気ディスク1と接
触した状態にあり、モーター20回転上昇にともなって
浮上型磁気ヘッド8が浮上を開始する、いわゆるコンタ
クトスタート/ストップ方式(以下、C3/S方式と略
す)を採用している場合、記録領域とは別に浮上スライ
ダー4の滑走領域を光磁気ディスク1上に設けて、浮上
型磁気ヘッド8の上昇又は下降をここで行っている。こ
うすることにより、浮上型磁気ヘッド8の上昇中又は下
降中に発生する光磁気ディスク1と浮上スライダー4と
の摩擦により、記録領域が損傷を受けることを防止して
いる。
〔発明が解決しようとする課題]
ところが、上記従来の構成では、光磁気ディスクl上に
記録領域とは別に浮上型磁気ヘット8の滑走領域を設け
る必要があるため、記録領域が少なくなって記録容量が
減少するという問題点がある。また、滑走領域が摩耗す
るにしたがって記録領域との間に段差を生し、この段差
付近の記録領域で浮上型磁気ヘッド8の浮上特性が変わ
るため、記録上好ましくないという問題点がある。
記録領域とは別に浮上型磁気ヘット8の滑走領域を設け
る必要があるため、記録領域が少なくなって記録容量が
減少するという問題点がある。また、滑走領域が摩耗す
るにしたがって記録領域との間に段差を生し、この段差
付近の記録領域で浮上型磁気ヘッド8の浮上特性が変わ
るため、記録上好ましくないという問題点がある。
本発明の磁気ディスク装置では、上記の課題を解決する
ために、ディスク記録媒体の回転にともなう空気流によ
り浮上圧を受けて浮上する浮上型磁気ヘッドを備えた磁
気ディスク装置において、浮上型磁気ヘッドの浮上開始
位置をディスク記録媒体上の記録領域内でランダムに変
更するように位置制御手段が設けられていることを特徴
としている。
ために、ディスク記録媒体の回転にともなう空気流によ
り浮上圧を受けて浮上する浮上型磁気ヘッドを備えた磁
気ディスク装置において、浮上型磁気ヘッドの浮上開始
位置をディスク記録媒体上の記録領域内でランダムに変
更するように位置制御手段が設けられていることを特徴
としている。
上記の構成によれば、浮上型磁気ヘッドの浮上開始位置
をディスク記録媒体上の記録領域内でランダムに変更す
るように位置制御手段を設けたので、浮上スライダーと
の摩擦によるディスク記録媒体の局部的な摩耗が起こら
なくなり、ディスク記録媒体上に滑走領域を設けなくて
も、記録領域が損傷を受けにくくなる。また、ディスク
記録媒体上の摩耗が均一に起こるので、浮上型磁気ヘッ
ドの浮上特性は場所に依らなくなる。
をディスク記録媒体上の記録領域内でランダムに変更す
るように位置制御手段を設けたので、浮上スライダーと
の摩擦によるディスク記録媒体の局部的な摩耗が起こら
なくなり、ディスク記録媒体上に滑走領域を設けなくて
も、記録領域が損傷を受けにくくなる。また、ディスク
記録媒体上の摩耗が均一に起こるので、浮上型磁気ヘッ
ドの浮上特性は場所に依らなくなる。
本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説明す
れば、以下のとおりである。なお、従来例の図面で示し
た部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付
記する。
れば、以下のとおりである。なお、従来例の図面で示し
た部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付
記する。
本発明に係る光磁気ディスク装置は、第1図に示すよう
に、浮上スライダー4に磁気ヘッド5を搭載した浮上型
磁気ヘッド8、浮上型磁気ヘット8に浮上圧と反対方向
の押圧をかけるサスペンション10、レーザー光の照射
及び反射光の検出等を行う光ヘッド3、光ヘッド3と磁
気ヘッド5とを結合する結合材9、光ヘッド3を光磁気
ディスク1の径方向に移動させるリニアモーター6、光
ヘッド3の位置検出器7a・7b、リニアモーター6を
制御するりニアモータ制御部18、光ヘッド3のフォー
カスサーボを制御するアクチュエーター制御部17、光
へラド3の検出信号から情報信号とサーボ用の誤差信号
を生成する信号生成部工6、光ヘッド3とこれに結合材
で結合された浮上型磁気ヘッド8の光磁気ディスク1上
の径方向位置を制御するコントローラーII(位置制御
手段)、光磁気ディスク1を回転させるモーター2から
主に構成されている。
に、浮上スライダー4に磁気ヘッド5を搭載した浮上型
磁気ヘッド8、浮上型磁気ヘット8に浮上圧と反対方向
の押圧をかけるサスペンション10、レーザー光の照射
及び反射光の検出等を行う光ヘッド3、光ヘッド3と磁
気ヘッド5とを結合する結合材9、光ヘッド3を光磁気
ディスク1の径方向に移動させるリニアモーター6、光
ヘッド3の位置検出器7a・7b、リニアモーター6を
制御するりニアモータ制御部18、光ヘッド3のフォー
カスサーボを制御するアクチュエーター制御部17、光
へラド3の検出信号から情報信号とサーボ用の誤差信号
を生成する信号生成部工6、光ヘッド3とこれに結合材
で結合された浮上型磁気ヘッド8の光磁気ディスク1上
の径方向位置を制御するコントローラーII(位置制御
手段)、光磁気ディスク1を回転させるモーター2から
主に構成されている。
上記の構成において、光磁気ディスク1が所定の位置に
セットされると、まず浮上型磁気ヘッド8の浮上開始位
置がコントローラー11により決定されるが、この浮上
開始位置は、磁気ヘッド5が光磁気ディスクl上の記録
領域全域にランダムに分散するように、例えば乱数を用
いて決定される。
セットされると、まず浮上型磁気ヘッド8の浮上開始位
置がコントローラー11により決定されるが、この浮上
開始位置は、磁気ヘッド5が光磁気ディスクl上の記録
領域全域にランダムに分散するように、例えば乱数を用
いて決定される。
上記記録領域は、3.5インチの光磁気ディスク1では
ANSI規格案によると、第2図に示すように、半径2
3.52mmの円14と半径41mmの円15で挾まれ
たリング状の領域と規定されている。したがって、浮上
型磁気ヘッド8の浮上開始位置は、図に示すように、円
14上に磁気へラド5が在る状態と円15上に磁気ヘッ
ド5が在る状態を限度として、上記リング状の領域に磁
気ヘッド5が入っているようにコントローラー11(第
1図)により決定される。なお、光磁気ディスク1をモ
ーター2に固定するセンターハブの外形は半径10゜5
mmの円13を越えないことと規定されている。
ANSI規格案によると、第2図に示すように、半径2
3.52mmの円14と半径41mmの円15で挾まれ
たリング状の領域と規定されている。したがって、浮上
型磁気ヘッド8の浮上開始位置は、図に示すように、円
14上に磁気へラド5が在る状態と円15上に磁気ヘッ
ド5が在る状態を限度として、上記リング状の領域に磁
気ヘッド5が入っているようにコントローラー11(第
1図)により決定される。なお、光磁気ディスク1をモ
ーター2に固定するセンターハブの外形は半径10゜5
mmの円13を越えないことと規定されている。
次にコントローラー11の制御信号に基づいて、浮上型
磁気ヘッド8は光ヘッド3とともにリニアモーター6に
より上記浮上開始位置に移動させられる。なお、このと
きの浮上型磁気ヘッド8の位置検出は、光ヘッド3の移
動範囲を管理するために左右に設けられている一対の位
置検出器7a・7bにより行われる。すなわち、位置検
出器7a・7bの信号に基づいて、光磁気ディスク1上
の初期位置まで光ヘッド3をリニアモータ制御部18を
介して移動させる。そして、光ヘッド3から再生用の比
較的弱いレーザー光を照射し、アクチュエーター制御部
17を介してフォーカスサーボのみ作動させた状態にし
て、信号生成部16より得られるトラック横切り信号を
用いて移動距離を算出し、所定の位置までリニアモータ
ー6により光へラド3を移動させることにより所望の浮
上開始位置が検出される。
磁気ヘッド8は光ヘッド3とともにリニアモーター6に
より上記浮上開始位置に移動させられる。なお、このと
きの浮上型磁気ヘッド8の位置検出は、光ヘッド3の移
動範囲を管理するために左右に設けられている一対の位
置検出器7a・7bにより行われる。すなわち、位置検
出器7a・7bの信号に基づいて、光磁気ディスク1上
の初期位置まで光ヘッド3をリニアモータ制御部18を
介して移動させる。そして、光ヘッド3から再生用の比
較的弱いレーザー光を照射し、アクチュエーター制御部
17を介してフォーカスサーボのみ作動させた状態にし
て、信号生成部16より得られるトラック横切り信号を
用いて移動距離を算出し、所定の位置までリニアモータ
ー6により光へラド3を移動させることにより所望の浮
上開始位置が検出される。
浮上型磁気ヘッド8の浮上開始位置への移動が完了する
と、モーター2による光磁気ディスク1の回転駆動が開
始される。回転上昇にしたがって、光磁気ディスク1と
浮上スライダー4の間を流れる空気流により浮上型磁気
ヘッド8は浮上圧を受ける一方、サスペンション10を
介して浮上圧と逆方向で一定のサスペンション押圧を受
けて所定の高さでバランスするようになっており、これ
により光磁気ディスク1との間に数μm〜数10μmの
、一定の隙間を保った状態で、磁気ヘッド5を浮上させ
るようになっている。
と、モーター2による光磁気ディスク1の回転駆動が開
始される。回転上昇にしたがって、光磁気ディスク1と
浮上スライダー4の間を流れる空気流により浮上型磁気
ヘッド8は浮上圧を受ける一方、サスペンション10を
介して浮上圧と逆方向で一定のサスペンション押圧を受
けて所定の高さでバランスするようになっており、これ
により光磁気ディスク1との間に数μm〜数10μmの
、一定の隙間を保った状態で、磁気ヘッド5を浮上させ
るようになっている。
そして、磁界変調記録方式によるオーバーライドを行う
場合、光磁気ディスク1に光ヘッド3からレーザーパワ
ー2.5〜6mWのレーザー光を集光して照射し、光磁
気ディスク1に形成されている磁性膜をキュリー温度又
は補償温度まで昇温した状態で、記録データに応して反
転する高周波磁界を磁気ヘッド5から印加して、すでに
記録されている情報を消去することなく、高速に情報を
書き換えることができる。また、情報の再生は、光ヘッ
ド3からレーザーパワー0.5〜1mWのレーザー光を
集光して照射し、反射光における記録データに対応した
偏光面の回転を検出することにより行われる。
場合、光磁気ディスク1に光ヘッド3からレーザーパワ
ー2.5〜6mWのレーザー光を集光して照射し、光磁
気ディスク1に形成されている磁性膜をキュリー温度又
は補償温度まで昇温した状態で、記録データに応して反
転する高周波磁界を磁気ヘッド5から印加して、すでに
記録されている情報を消去することなく、高速に情報を
書き換えることができる。また、情報の再生は、光ヘッ
ド3からレーザーパワー0.5〜1mWのレーザー光を
集光して照射し、反射光における記録データに対応した
偏光面の回転を検出することにより行われる。
光磁気ディスク1を交換するとき、又は、光磁気ディス
ク装置の操作を終了するとき、浮上型磁気ヘッド8を元
の浮上開始位置へ移動させてからモーター2の停止を行
う。なお、磁気ヘッド5は記録・再生動作後、決まった
位置に戻って待機するわけではないので、所望の動作終
了後、浮上型磁気ヘッド8を浮上開始位置へ戻さないで
モーター2を停止させても部分摩耗が進行することはな
い 以上のように、本発明に係る光磁気ディスク装置では、
浮上型磁気ヘッド8の浮上開始位置が毎回異なるように
、かつ、光磁気ディスク1上の記録領域全域に磁気ヘッ
ド5の位置がランダムに分散するように構成されている
ので、光磁気ディスクI上に記録領域とは別に浮上スラ
イダー4を滑走させる滑走領域を設けなくても、浮上型
磁気へラド8の浮上時、部分摩耗による記録領域の損傷
が起きにくくなる。このため、記録領域が滑走領域に取
られることがなくなる。また、摩耗は記録領域全域に渡
って均一に起こるので、浮上型磁気ヘッド8の浮上特性
も均一になり、記録領域全域で最適な記録を行なえる。
ク装置の操作を終了するとき、浮上型磁気ヘッド8を元
の浮上開始位置へ移動させてからモーター2の停止を行
う。なお、磁気ヘッド5は記録・再生動作後、決まった
位置に戻って待機するわけではないので、所望の動作終
了後、浮上型磁気ヘッド8を浮上開始位置へ戻さないで
モーター2を停止させても部分摩耗が進行することはな
い 以上のように、本発明に係る光磁気ディスク装置では、
浮上型磁気ヘッド8の浮上開始位置が毎回異なるように
、かつ、光磁気ディスク1上の記録領域全域に磁気ヘッ
ド5の位置がランダムに分散するように構成されている
ので、光磁気ディスクI上に記録領域とは別に浮上スラ
イダー4を滑走させる滑走領域を設けなくても、浮上型
磁気へラド8の浮上時、部分摩耗による記録領域の損傷
が起きにくくなる。このため、記録領域が滑走領域に取
られることがなくなる。また、摩耗は記録領域全域に渡
って均一に起こるので、浮上型磁気ヘッド8の浮上特性
も均一になり、記録領域全域で最適な記録を行なえる。
因みに、ウレタンアクリレートとアクリル酸エステルモ
ノマーを主原料とする紫外線硬化樹脂を保護膜に使用し
た光磁気ディスク1と、Mn−Znフェライトを使用し
た浮上スライダー4とを用いて、光磁気ディスク1上の
半径45mmの位置で浮上型磁気ヘッド8の上昇・下降
を、標準的なオフィスの空気中に存在する塵の量に相当
するCIass20万の雰囲気中で、モーター2の停止
・回転(3600rpm、)により1000回繰り返す
と、保護膜の摩耗量は0.05μm以下であった。また
、浮上型磁気ヘッド8を5gfの力で押しつけて、浮上
スライダー4を光磁気ディスク1に密着させ、この状態
で光磁気ディスク1を72rpmで回転させる摩耗試験
を上記と同しく(lass20万の雰囲気中で行ったと
ころ、5万回転後の摩耗量は1μm以下であった。
ノマーを主原料とする紫外線硬化樹脂を保護膜に使用し
た光磁気ディスク1と、Mn−Znフェライトを使用し
た浮上スライダー4とを用いて、光磁気ディスク1上の
半径45mmの位置で浮上型磁気ヘッド8の上昇・下降
を、標準的なオフィスの空気中に存在する塵の量に相当
するCIass20万の雰囲気中で、モーター2の停止
・回転(3600rpm、)により1000回繰り返す
と、保護膜の摩耗量は0.05μm以下であった。また
、浮上型磁気ヘッド8を5gfの力で押しつけて、浮上
スライダー4を光磁気ディスク1に密着させ、この状態
で光磁気ディスク1を72rpmで回転させる摩耗試験
を上記と同しく(lass20万の雰囲気中で行ったと
ころ、5万回転後の摩耗量は1μm以下であった。
これによると、光磁気ディスク1上の一定半径位置で浮
上型磁気ヘッド8の上昇・下降をlO万回繰り返すと、
5μmの摩耗が起こることになるが、これは保護膜の厚
さ10μmの半分であり、まだ記録領域に損傷を与える
摩耗量ではない。したがって、本発明のように、浮上開
始位置をランダムに変更している場合、実際上、滑走領
域を設けなくとも記録領域の耐久性は充分である。
上型磁気ヘッド8の上昇・下降をlO万回繰り返すと、
5μmの摩耗が起こることになるが、これは保護膜の厚
さ10μmの半分であり、まだ記録領域に損傷を与える
摩耗量ではない。したがって、本発明のように、浮上開
始位置をランダムに変更している場合、実際上、滑走領
域を設けなくとも記録領域の耐久性は充分である。
なお、以上の実施例において、浮上型磁気ヘッドを備え
た光磁気ディスク装置について説明したが、本発明は浮
上型磁気ヘッドを備えた磁気ディスク装置にも応用でき
る。
た光磁気ディスク装置について説明したが、本発明は浮
上型磁気ヘッドを備えた磁気ディスク装置にも応用でき
る。
本発明の磁気ディスク装置は、以上のように、浮上型磁
気ヘッドの浮上開始位置をディスク記録媒体上の記録領
域内でランダムに変更するように位置制御手段を設けた
ので、浮上スライダーとの摩擦によるディスク記録媒体
の局部的な摩耗が起こらなくなり、ディスク記録媒体上
に滑走領域を設けなくても、記録領域が損傷を受けにく
くなる。これにより、記録領域が滑走領域に取られるこ
とがなくなり、大きな記録容量を確保できる。また、デ
ィスク記録媒体上の摩耗が均一に起こるので、浮上型磁
気ヘッドの浮上特性は場所に依らなくなる。これにより
、記録領域全域で最適な記録を行なうことができるとい
う効果を奏する。
気ヘッドの浮上開始位置をディスク記録媒体上の記録領
域内でランダムに変更するように位置制御手段を設けた
ので、浮上スライダーとの摩擦によるディスク記録媒体
の局部的な摩耗が起こらなくなり、ディスク記録媒体上
に滑走領域を設けなくても、記録領域が損傷を受けにく
くなる。これにより、記録領域が滑走領域に取られるこ
とがなくなり、大きな記録容量を確保できる。また、デ
ィスク記録媒体上の摩耗が均一に起こるので、浮上型磁
気ヘッドの浮上特性は場所に依らなくなる。これにより
、記録領域全域で最適な記録を行なうことができるとい
う効果を奏する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すものである
。 第1図は、本発明に係る光磁気ディスク装置の概略の構
成図である。 第2図は、3.5インチ光磁気ディスクのANSl規格
案の説明図である。 第3図は従来例を示すものであり、光磁気ディスク装置
の概略の構成図である。 1は光磁気ディスク、3は光ヘッド、4は浮上スライダ
ー、5は磁気ヘッド、6はリニアモータ7a・7bは位
置検出器、8は浮上型磁気ヘッド、11はコントローラ
ー(位置制御手段)、16は信号生成部、17はアクチ
ュエーター制御部、18はリニアモータ制御部である。 第2図
。 第1図は、本発明に係る光磁気ディスク装置の概略の構
成図である。 第2図は、3.5インチ光磁気ディスクのANSl規格
案の説明図である。 第3図は従来例を示すものであり、光磁気ディスク装置
の概略の構成図である。 1は光磁気ディスク、3は光ヘッド、4は浮上スライダ
ー、5は磁気ヘッド、6はリニアモータ7a・7bは位
置検出器、8は浮上型磁気ヘッド、11はコントローラ
ー(位置制御手段)、16は信号生成部、17はアクチ
ュエーター制御部、18はリニアモータ制御部である。 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ディスク記録媒体の回転にともなう空気流により浮
上圧を受けて浮上する浮上型磁気ヘッドを備えた磁気デ
ィスク装置において、 浮上型磁気ヘッドの浮上開始位置をディスク記録媒体上
の記録領域内でランダムに変更するように位置制御手段
が設けられていることを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6221290A JPH03263663A (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6221290A JPH03263663A (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03263663A true JPH03263663A (ja) | 1991-11-25 |
Family
ID=13193612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6221290A Pending JPH03263663A (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03263663A (ja) |
-
1990
- 1990-03-13 JP JP6221290A patent/JPH03263663A/ja active Pending
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