JPH03263056A

JPH03263056A - 自動シート送り装置

Info

Publication number: JPH03263056A
Application number: JP2062318A
Authority: JP
Inventors: Hitoshi Fujimoto; 仁志藤本; Masaki Naito; 内藤　雅貴; Katsuaki Hirai; 克明平井
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1990-03-13
Filing date: 1990-03-13
Publication date: 1991-11-22
Also published as: US5229816A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、自動シート送り装置に係り、詳しくは自動シ
ート送り装置により搬送されるシートの濃度検知手段に
関する。

（ＩＩ）従来の技術従来、自動シート送り装置を用いてシートを複写する際
に、自動濃度調整を行う場合、シートの濃度検知は画像
形成装置本体の中に設置されている濃度検知手段によっ
て検知され、その信号が画像形成装置本体に送られて、
自動濃度調整を行うものであった。

（ハ）発明が解決しようとする課題しかしながら、上記従来例においては、自動シート送り
装置により画像形成装置のプラテンガラス上にシートが
載置されてから、濃度検知が行われているので、検知の
信号を受けて、濃度調整を行い、複写が始まるまでにか
なりの時間がかかってしまう。その結果、画像形成装置
本来の単位時間あたりに複写できる枚数が減少してしま
うという問題がある。

また、自動シート送り装置のシート搬送経路も複数個あ
り、例えばシートを画像形成装置の所定の位置に搬送す
る経路、シートを反転させる経路、割り込み用の手差し
用搬送経路等であり、複数個の経路に、夫々濃度検知手
段を設けると、各検知手段の濃度のレベル合せのための
手間がかかると共に、レベルが合ってないためのトラブ
ルが起る。更に、多数の検知手段を設置するために装置
が大形化し、かつコスト増をまねくなどの問題があった
。

そこで、本発明はシートを所定位置に搬送する第１経路
に合流する他の複数のシート搬送経路との合流部の下流
側近傍に濃度検知手段を設けることにより、濃度検知手
段に対して、設置スペースを低減すると共に、濃度合せ
を必要としない自動シート送り装置を提供することを目
的とするものである。

（ニ）課題を解決するための手段本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであワて、
例えば第１図を参照して示すと、シート積載台（４）と
、シート（Ｐ）を画像形成装置（２）の所定の位置に導
く第１経路（４，９゜３）と、該第１経路（４，９，３
）と合流するシート搬送経路（３，１２，１５，１９，
９，３）と、前記シート（Ｐ）を前記画像形成装置（２
）の所定の位置に搬送する搬送手段（５，６，７゜８．
１１，１４．１８）と、を有する自動シート送り装置（
１）において、前記第１経路（４゜９．３）と前記シー
ト搬送経路（３，１２，１５，１９，９，３）との合流
部（８）の下流側近傍に、搬送中の前記シート（Ｐ）の
濃度を検知する濃度検知手段（２０）を設けたことを特
徴とする。

（ネ）作用以上の構成に基づき、シート（Ｐ）をシート積載台（４
）に載置した後、該シート（Ｐ）を搬送手段（５，６，
７，８，１１，１４，１８）により第１経路（４，９，
３）または該第１経路（４，９，３）に合流する他の複
数のシート搬送経路（３，１２，１５，１９，９，３）
を経て、画像形成装置（２）の所定位置に搬送する。

そして、第１経路（４，９，３）と他の複数のシート搬
送経路（３，１２，１５，１９，９゜３）との最も下流
側合流部（８）の下流側近傍に設けられた濃度検知手段
（２０）により搬送されているシート（Ｐ）の濃度を検
知する。

なお、前記カッコ内の符号は例示であって、何等構成を
限定するものではない。

（へ）実施例以下、図面に沿って、本発明の詳細な説明する。

第１図は複写機２よりなる画像形成装置に装着されて、
原稿よりなるシートＰを循環式に複写機２のプラテン３
ヘシートＰを給送する自動シート送り装置１を示す。

図中４は、シートＰを積載する積載トレイであり、この
シートＰは半月状の給送ローラ５により搬送された後に
分離ローラ６、分離ベルト７により一枚づつ分離されて
、搬送されるようになっている。

８はレジストリーラであり、停止しているときにシート
Ｐが搬送されてくると、そのシートＰはこのレジストロ
ーラ８のニップ部に先端を阻止されて、撓みを形成する
と共にシートＰの斜行が規制されるようになっている。

撓みを作ったシートＰはレジストローラ８の回転により
ガイド９により案内されてプラテン３の端面まで送られ
た後、レジストローラ８とローラ１０により駆動される
搬送ベルト１１とにより、プラテン３上をシートＰの大
きさに対応した画像走査領域に運ばれて、停止するよう
になっている。

シートＰが複写された後に、ローラ１０が逆転して、シ
ートＰはジャンプ台１２を経て、バックアップローラ１
３と反転ローラ１４とによりガイド１５上を搬送されて
、フラッパ１７が下方を向きガイド１６の方向に開いて
いるときには、シートＰはガイド１６を経て、排出ロー
ラ１８により積載トレイ４上に排出されるようになって
いる。

また、シートＰの両面（裏面）を複写するときには、前
記において、プラテン３、ジャンプ台１２、ガイド１５
を通るまでは同じであるが、フラッパ１７が上方に向い
て、ガイド１６が塞がれるようになり、シートＰはガイ
ド１９を経、前記同様にレジストローラ８、ガイド９を
経て、プラテン３上において複写され、ジャンプ台１２
、ガイド１５、フラッパ１７下向きにおいて、ガイド１
６を経て、排出ローラ１８により載置トレイ４上に排出
されるようになっている。

前記自動シート送り装置１において、レジストローラ８
の下流側近傍に対して左側に自動濃度検知センサ２０が
設けられている。

この自動濃度検知センサ２０を第２図を参照して詳説す
ると、複数個が一軸に取付けられた反転リーラ１４の間
にセンサ２０が取付けられ、このトローラ８の下流側近
傍でガイド９に孔２２が設けられ、この孔をとおして発
光ランプ２１の光線が搬送中のシートＰにより反射され
、その反射光が受光素子２１ａに入射すると、この受光
素子において、シートＰ上の画像濃度が電気信号に変換
されて、複写機２の走査ランプＬの光度がこの電気信号
により制御されるようになっている。

次に、本実施例の作用を説明する。

載置トレイ４上のシートＰの束の最下位のシートＰが給
送ローラ５によって給紙され、分離ローラ６と分離ベル
ト７により分離され、レジストローラ８へ搬送されると
、シートＰはその先端をレジストローラ８により阻止さ
れて、撓みを形成することによりシートＰの斜行が規制
される。

ついで、複写信号により、レジストローラ８と搬送ベル
ト１１とが同期して、回り始める。このとき、シートＰ
上の画像が自動濃度検知センサ２０によりその濃度を検
知されると、検知センサ２０が複写機２の制御部に信号
を送って、シートＰを走査するランプの光度を調節する
。

一方、レジストローラ８とへルト１１とにより搬送され
るシートＰはプラテン３上の画像走査領域に運ばれて、
停止する。

このとき、前記したように複写機２のシートＰを走査す
るランプは既に光度調節が終っているので、複写機２に
よるシートＰの走査は直ちに行われる。

また、両面複写の場合には、プラテン３上からジャンプ
台１２、ガイド１５，１９を経て、レジストローラ８に
よりシートＰが送られるときに、前記したように、自動
濃度検知センサ２０により前記した場合のシートＰの裏
面の濃度が検知され、その信号が検知センサ２０から複
写機２の制御部に送られて、シートＰの裏面を走査する
ランプの光度が調節される。

一方、シートＰは裏面を下方に向けて、レジストローラ
８とベルト１１とにより搬送されるシートＰはプラテン
３上の画像走査領域に前記同様に運ばれて停止する。

以上説明したように、シートＰがプラテン３の走査領域
に停止したときには１既に複写機２の走査ランプの光度
が調節されているので、直ちに、シートＰは複写機２に
より複写されるために、複写機２の複写スピードを大幅
に向上できる。

また、本実施例ではガイド１９を経て、レジストローラ
９に進入する場合と、給送ローラ５、分離ローラ６によ
りレジストローラ９に進入する場合と、の２つの経路か
ら進入するシートＰに対して、レジストローラ８の下流
側近傍（即ち２経路の合流した合流部の下流側近傍）に
１個の自動濃度検知センサ２０を設置することにより、
２経路のシートＰの濃度が１個の検知センサ２０により
検知できるため、検知センサ２０が合流部手前に複数設
置する場合にくらべ検知センサ２０の検知レベル合わせ
の手間を省くことができると共に、設置スペースを節減
できる。

また、割り込み経路などが設けられている装置において
は、更に本発明の効果が顕著である。

なお、自動濃度検知センサ２０の発光ランプ２１の寿命
をより長くするためには、シートＰ−枚ごとに発光ラン
プ２１を点滅するよりも、複写動作中の全シートＰが終
るまで点灯しておいてもよい。

また、数回シートＰを循環する場合には、１巡目の検知
情報を記憶しておいて、２巡目以降には、１巡目に得た
情報に基づき濃度調整を行なうようにしてもよい。

また、最初のモードにおいて複数シートＰから得た検知
情報を記憶しておいて、モードが切換ったときに、最初
のシートＰのみの濃度検知を行って、他のシートＰに対
しては検知しないようにすることができる。

次に、他の実施例を第３図を参照して説明する。

本実施例においては、前記自動濃度検知センサ２０に対
向して、ガイド９の右側に自動濃度検知センサ２３が設
けられている。

かく構成することにより、両面モードの複写作業の場合
、載置トレイ４から給送ローラ５、分離ローラ６、ベル
ト７を経て、レジストローラ８を通過するときに、セン
サ２０により、シートＰの表面の画像の濃度を検知し、
同時にセンサ２３によりシートＰの裏面の画像の濃度を
検知する。

センサ２０の信号は前記実施例と同じに作用するが、セ
ンサ２３の信号は記憶しておいて、次のシートＰの反転
複写のときに、そのデータにより複写機２の走査ランプ
の光度を調節する。

このようにすると、シートＰの反転複写の場合に、シー
トＰ裏面の濃度検知作用を省略できるので、更に複写時
間を短縮できる。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明によれば、第１経路と他の複
数のシート搬送経路との最も下流側合流部の下流側近傍
で濃度検知手段により、搬送されているシートの濃度を
検知するので、１個の濃度検知手段により搬送する総て
のシートの濃度検知ができるため、濃度検知手段の設置
スペースを節減できて、装置の大型化を防止できると共
に装置のコストを低減できる。また、シートが画像形成
装置の所定位置に搬送される以前にシートの濃度データ
を得ているので、シートの走査をそのデータにより、直
ちに行なうことができるため、複写に要する時間を短縮
できて、装置の能力を向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した自動シート送り装置の断面側
面図、第２図は濃度検知部の拡大断面側面図、第３図は
他の実施例の断面側面図、第４図は第２図のＡ親図、第
５図はフローチャートである。１・・・自動シート送り装置　　　２・・・画像形成装
置（複写機）　　　　３，１２，１５，１９゜９．３・
・・他のシート搬送経路（プラテン、ジャンプ台、ガイ
ド、プラテン）　　　４・・・シート積載台（載置トレ
イ）　　　　４，９．３−・・第１経路（積載トレイ、
ガイド、プラテン）８・・・合流部（レジストローラ）
　　　　２０−・・濃度検知手段（自動濃度検知センサ
）Ｐ・・・シート第２図

Claims

【特許請求の範囲】１、シート積載台と、シートを画像形成装置の所定の位置に導く第１経路と、該第１経路と合流するシート搬送経路と、前記シートを前記画像形成装置の所定の位置に搬送する搬送手段と、を有する自動シート送り装置において、前記第１経路と前記シート搬送経路との合流部の下流側近傍に、搬送中の前記シートの濃度を検知
する濃度検知手段を設けたことを特徴とする自動シート
送り装置。