JPH03263009A - 光軸アライメント装置 - Google Patents

光軸アライメント装置

Info

Publication number
JPH03263009A
JPH03263009A JP6370290A JP6370290A JPH03263009A JP H03263009 A JPH03263009 A JP H03263009A JP 6370290 A JP6370290 A JP 6370290A JP 6370290 A JP6370290 A JP 6370290A JP H03263009 A JPH03263009 A JP H03263009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
stage
output
light transmittance
emitting element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6370290A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yoneda
米田 匡宏
Hiroshi Goto
博史 後藤
Yoshinori Ito
嘉則 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP6370290A priority Critical patent/JPH03263009A/ja
Publication of JPH03263009A publication Critical patent/JPH03263009A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、レーザダイオードなどのビーム発光径が微小
な発光素子とマイクロフレネルレンズなどの光学素子と
をパッケージに実装する工程に先立って、発光素子の光
軸と光学素子の光軸とを正確に一致させるための光軸ア
ライメント装置に関する。
(従来の技術) このような発光素子と光学素子それぞれの光軸を一致さ
せるための光軸アライメント装置としては、発光素子を
発光素子用自動ステージに取り付ける一方、光学素子を
光学素子用自動ステージに取り付けておき、発光素子の
高輝度出射点像と、この発光素子の中心点像とをテレビ
カメラで撮影するととしに、それぞれの撮影画像をテレ
ビモニタに映し出し、そのテレビモニタに映し出されて
いる各撮影像が一致するように、各自動ステージをマニ
ュアル制御するものがある。
この先軸アライメント装置では、テレビモニタを目視確
認しながらの面倒で効率の悪いマニュアル操作が必要で
あること、各機がテレビカメラの撮影視野範囲外である
こともあり、このような場合では、その像が撮影視野内
に入るようにテレビカメラを調整する必要があるが、こ
れの調整作業がたいへんであるといった不具合がある。
そこで、本出願人は、かかる不具合を解消するために、
第5図に示すような光軸アライメント装置を、平成元年
10月26日付けで特願平1−280720号として出
願している。第5図は、その先軸アライメント装置の概
略構成図である。
第5図を参照して、発光素子用自動ステージlは、変位
信号の入力に応答して、直交座標系の3方向であるX、
Y、X方向およびZ軸回りの回転方向であるθ方向に相
互に独立して変位可能に構成されており、その上部に発
光素子ホルダ2が取り付けられ、発光素子中ルダ2にビ
ーム発光径が微小なレーザダイオードなどの発光素子A
を装着するようになっている。
発光素子用自動ステージ1の横に配置された光学素子用
自動ステージ3は、発光素子用自動ステージ1と同様に
、変位信号の入力に応答して、X。
Y、X方向およびθ方向に相互に独立して変位可能に構
成されており、その上部に光学素子ホルダ4が取り付け
られ、光学素子ホルダ4にマイクロフレネルレンズなど
の光学素子Bを装着するようになっている。
光学素子ホルダ4に装着された光学素子Bを挟んで、発
光素子ホルダ2に装着された発光素子Aとは反対側に、
撮影部5か配置されている。この撮影部5は、ズーム倍
率の大きな電動ズームレンズ5b2と精密アライメント
用テレビカメラ5bとから構成されている。
テレビカメラ5bを比較的広い撮影視野で撮影する粗ア
ライメント用として用いるときはこの電動ズームレンズ
5b2を広角モードにし、テレビカメラ5bを比較的狭
い撮影視野で撮影する精密アライメント用として用いる
ときはこの電動ズームレンズ5b2を挟角モードにする
ようになっている。このテレビカメラ5bの光軸はX方
向に平行に固定されており、これを基準光軸Qとしてい
る。
光学素子用自動ステージ3とテレビカメラ5bとの間に
比較的面積の大きなスクリーン6が基準光軸Qに対して
垂直な姿勢で配置されている。発光素子Aから光ビーム
の高輝度出射点像、およびこの光ビームが光学素子Bを
通過して得られる光学素子Bの像がスクリーン6に投影
さ杵るようになっており、スクリーン6上の像を裏側か
らテレビカメラ5bで撮影できるようになっている。
テレビカメラ5bが撮影した画像データは、画像処理部
7に導かれるようになっている。この画像処理部7は、
テレビカメラ5bか′撮影したスクリーン6上の6像の
画像データ(発光素子Aの高輝度出射点像の画像データ
および光学素子Bの像の画像データ)を入力し、スクリ
ーン6上に広がった6像の中心点を抽出し、その中心点
データをマイクロコンピュータ8に出力するように構成
されている。
マイクロコンピュータ8は、次のように構成されている
。基準光軸gに対する高輝度出射点像の中心点のずれ方
向およびずれ量を演算し、あるいは、基準光軸ρに対す
る光学素子Bの投影像の中心点のずれ方向およびずれ量
を演算し、その演算結果に基づいてステージドライバ9
を介して発光素子用自動ステージ1または光学素子用自
動ステージ3に変位信号を与えて、これらを個別的に制
御するようになっている。
すなわち、光軸アライメントの初期段階においては、レ
ンズドライバ10を駆動して電動ズームレンズ5b2を
広角モードにしてテレビカメラ5bを粗アライメントモ
ードにしてその撮影視野を広げたうえで、高輝度出射点
像の中心点のずれ方向およびずれ量に対応したステージ
変位方向とステージ変位量とをステージドライバ9に与
えることにより、高輝度出射点像の中心点をテレビカメ
ラ5bの基準光軸Qに近付けたうえで、つぎに、レンズ
ドライバ夏0を駆動して電動ズームレンズ5b2を挟角
モードにてテレビカメラ5bを精密アライメントモード
にしてその撮影視野を狭くしたうえで、画像処理部7に
、高輝度出射点像の中心点を抽出する動作を行わせて、
その高輝度出射点像の中心点のずれ方向およびずれ量に
対応したステージ変位方向とステージ変位量をステージ
ドライバ9に与えることにより、前記のずれ量がゼロ、
つまり、高輝度出射点像の中心点が基準光軸Qに一致す
るように発光素子用自動ステージlを制御するようにな
っている。
さらに、高輝度出射点像の中心点が基準光軸aに一致し
たのちに、精密アライメントモードにあるテレビカメラ
5bによる光学素子の投影像の中心点のずれ方向および
ずれ量にそれぞれ対応したステージ変位方向およびステ
ージ変位量をステージドライバ9に与えることによりそ
の投影像の中心点のずれ量をゼロにするように光学素子
用自動ステージ3を制御するようになっている。
以上のように、テレビカメラ5bと各自動ステージ1,
3との間で、発光素子A、光学素子Bからの投影系と撮
影系、ならびに、画像処理部7、マイクロコンピュータ
8、ステージドライバ9、およびレンズドライバIOを
介してフィードバックループが形成されている。
この動作を第6図を参照して説明する。ステップSlに
おいては、ズームレンズ5b2が挟角モードのときでテ
レビカメラ5bの撮影視野が狭い状態のとき(狭い撮影
視野のことをVn)に、発光素子Aの高輝度出射点像が
その狭撮影視野Vn内に入ったかどうかを判断する。光
軸アライメントか行われていない初期段階では、通常、
高輝度出射点像の中心点は基準光軸ρから相当にずれて
いて入っていないのでステップS2に進むが、入ってい
るときはステップS5に進む。
ステップS2においては、ズームレンズ5b2を広角モ
ードにしてテレビカメラ5bの撮影視野を広く(この広
い撮影視野のことをVvという。)した状態で、高輝度
出射点像の中心点が基準光軸aに対してずれている方向
および量を算出し、ステップS3でそのずれ方向および
ずれ量に応じたステージ変位方向とステージ変位量をス
テージドライバ9に与え、これによって、高輝度出射点
像の中心点がテレビカメラ5bの狭い撮影視野Vnに向
けて近付くように発光素子用自動ステージlを制御する
ステップS4で、高輝度出射点像の中心点が狭い撮影視
野Vnに入ったかどうかを判断し、入っていない場合は
入るまでステップS2→S3−54の動作を繰り返す。
狭い撮影視野Vn内に入るとステップS5に進んで、基
準光軸aに対する狭い撮影視野Vnでの高輝度出射点像
の中心点のずれ方向およびずれ量に応じたステージ変位
方向とステージ変位量をステージドライバ9に与え、こ
れによって、高輝度出射点像の中心点が基準光軸Qに接
近するように発光素子用自動ステージlを制御する。
ステップS7で高輝度出射点像の中心点の基準光軸gに
対するずれ量がゼロになったかどうかを判断し、なって
いない場合にはゼロになるまでステップ55−S6−S
7の動作を繰り返す。
そのずれ量がゼロになると、ステップS8に進んで、狭
い撮影視野Vnでの光学素子投影像の中心点の基準光軸
Cに対するずれ方向およびずれ量を算出し、ステップS
9でそれに応じたステージ変位方向およびステージ変位
量をステージドライバ9に与え、これによって、光学素
子投影像の中心点が基準光軸Qに接近するように光学素
子用自動ステージ3を制御する。
ステップSIOで光学素子投影像の中心点と基準光軸C
との間のずれ量がゼロになったかどうかを判断し、なっ
ていない場合にはゼロになるまでステップS8→S9→
SIOの動作を繰り返す。
ゼロになると一連の動作を終了する。
(発明が解決しようとする課題) ところで、第5図の光軸アライメント装置においては、
上述の光軸アライメントに先立って、発光素子の出力光
の光量をあらかじめ設定値に設定しておかないと、次の
不都合がある。
すなわち、この先袖アライメントにおいては、レーザダ
イオードなどの発光素子の出力パワーを制御する回路が
付いていないために、同一の電源で発光素子を駆動して
も、この発光素子からどれだけのパワーの光出力が出力
されるかは分からない段階である。
このような段階で発光素子の光出力が極端に大きくなっ
ていると、テレビカメラに直接、その大きなパワーの光
出力があたると、そのテレビカメラが破壊してしまうこ
とがある。
また、光軸アライメントのため、テレビカメラで発光素
子の高輝度出射点像の中心点を検出するのであるが、こ
の中心点の検出は、該中心点が他の部分よりも輝度が大
きくなっていることを用いている。ところが、発光素子
の光出力のパワーが設定値を越えて大きくなっていると
、テレビカメラては、発光素子の高輝度出射点像の中心
点が最高輝度にはならず、その周辺部分の広い領域にわ
たって最高輝度の部分が発生してしまって、該中心点の
検出ができなくなる。これでは、光軸アライメントがで
きないことになる。
そこで、これまでは、発光素子用自動ステージに発光素
子を取り付ける前に、該発光素子を他の光出力測定手段
で測定し、その測定結果から、その発光素子の駆動電源
の大きさを決定し、これによって、発光素子用自動ステ
ージに発光素子を取り付けてそれを駆動していた。
しかしながら、このような方式では、発光素子毎に光出
力測定、駆動電源の大きさの決定、発光素子の発光素子
用自動ステージへの取り付け、といった労力と時間とが
かかる作業が必要となるという不具合があった。
したがって、本発明においては、発光素子とテレビカメ
ラのような撮影部との間に、光透過率可変フィルタと出
力光測定センサとを介在させて、発光素子の光出力が大
きくても、撮影部にあたる光出力の大きさを出力光測定
センサて測定し、その測定値に基づいて撮影部に対する
光出力の大きさを光透過率可変フィルタで調節できるよ
うにして、テレビカメラのような撮影部に不具合をもた
らしたり、あるいは、高輝度出射点像の検出を正確にで
きるようにすることを目的としている。
(課題を解決するための手段) このような目的を達成するために、本発明の光軸アライ
メント装置においては、発光素子用自動ステージ、光学
素子用自動ステージ、撮影部、光透過早変換用自動ステ
ージ、出力光測定センサ用自動ステージ、および制御手
段を有したものであって、発光素子用自動ステージは、
出力光径が微小な発光素子を保持しており、かつ、変位
信号の入力に応答して任意の方向に変位可能なものであ
り、光学素子用自動ステージは、前記発光素子と対向し
た状態で光学素子を保持しており、かつ変位信号の入力
に応答して任意の方向に変位可能なものであり、撮影部
は、発光素子からの出力光に基づく高輝度出射点像と、
この出力光による光学素子の像とを撮影可能な位置に配
置されており、かつ、該撮影位置が基準光軸に一致する
ように固定されており、光透過早変換用自動ステージは
、光透過率か可変の光透過早可変フィルタを光学素子用
自動ステージと撮影部との間で保持しており、かつ、光
透過率可変信号の入力に応答して該光透過早可変フィル
タの光透過率を可変制御するものであり、出力光測定セ
ンサ用自動ステージは、出力光測定センサを光透過早可
変フィルタと撮影部との間で保持しており、かつ、変位
信号の入力に応答して変位可能なものであり、該出力光
測定センサは、光透過率可変うイルタを介する発光素子
の出力光の光量を測定出力するものであり、 そして、制御手段は、撮影部の出力に基づき前記各機の
基準光軸からのずれに関する画像データを得るとともに
、この画像データから前記各機の中心点が基準光軸に一
致するように前記発光素子用自動ステージと光学素子用
自動ステージとを変位制御する変位信号を出力するもの
であり、かつ、出力光測定センサ出力に基づき、前記光
透過率を小さい方から大きくしていって、前記撮影部に
対する出力光の光量を設定値に設定するような光透過率
可変信号を光透過早変換用自動ステージに対して出力す
るものであることを特徴としている。
(作用) 制御手段は、光透過早可変フィルタの光透過率を、最初
は小さくするような光透過率可変信号を光透過早変換用
自動ステージに出力するとともに、出力光測定センサ用
自動ステージに変位信号を出力して該自動ステージを駆
動して出力光測定センサを出力光の測定位置上に変位さ
せる。
これによって、光透過早変換用自動ステージは、光透過
早可変フィルタの光透過率を小さくすることで、発光素
子からの出力光は、光透過早可変フィルタでその光透過
率に合わせて減衰されて、撮影部にはその減衰にあった
光量の出力光が照射される。例えばその光透過率が0%
であれば、この撮影部への出力光の光量はゼロとなる。
そして、制御手段は光透過早可変フィルタの光透過率を
上げていくような光透過率可変信号を光透過早変換用自
動ステージに出力するとともに、出力光測定センサ出力
に基づき、出力光が設定値に到達したかどうかを検出す
る。
制御手段は、光透過早可変フィルタの光透過率かある値
のときに、出力光が設定値に到達したことを出力光測定
センサから検出したときに、出力光測定センサ用自動ス
テージに変位信号を出力して該自動ステージを変位させ
て、該出力光の測定位置から出力光測定センサが退避す
るように該自動ステージを変位させる。そして、これ以
降、制御手段は、発光素子用自動ステージと光学素子用
自動ステージとに、それぞれ、変位信号を出力してこれ
らを駆動して光軸アライメントを行う。
したがって、このような光軸アライメントにおいては、
撮影部には発光素子からの出力光が極端に大きく照射さ
れるとか、その出力光による撮影部上での発光素子の高
輝度出射点像の飽和がなくなり、その高輝度出射点像の
中心点の基準光軸への一致制御が容易に可能となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
第1図は本発明の実施例に係る光軸アライメント装置の
概略構成図であり、第5図と対応する部分には同一の符
号を付し、同一の符号に係る部分についてのここでの詳
しい説明は省略する。
本実施例において特徴とする構成は、次の通りである。
すなわち、本実施例の光軸アライメント装置は、第5図
の従来例の構成に加えて、光透過早変換用自動ステージ
13、光透過早可変フィルタ14、出力光測定センサ用
自動ステージ15、出力光測定センサ16、および出力
光測定部17を具備したことに特徴を有している。
光透過早変換用自動ステージ13は、光透過早可変フィ
ルタ14を保持しており、かつ、ステージドライバ11
を介してマイクロコンピュータ12から与えられる光透
過率可変信号の入力に応答して該光透過早可変フィルタ
14の光透過率を可変制御するようになっている。この
光透過率可変フィルタ■4の構成および特性については
後述する。
出力光測定センサ用自動ステージ15は、出力光測定セ
ンサ16を保持しており、かつ、ステージドライバ11
を介してマイクロコンピュータ12から与えられる変位
信号の入力に応答して変位可能なようになっている。出
力光測定センサ16は、光透過早可変フィルタ14を介
する発光素子Aの出力光の光量を測定出力することがで
きるものである。
マイクロコンピュータ12は、制御手段として、前述の
従来例と同様に撮影部5の出力に基づき高輝度出射点像
と光学素子投影像それぞれの基準光軸Qからのずれに関
する画像データを得るとともに、この画像データから前
記各機の中心点が基準光軸Cに一致するように、発光素
子用自動ステージlと光学素子用自動ステージ3とを変
位制御する変位信号を出力するものである。
マイクロコンピュータ12はまた、出力光測定部17を
介して入力された出力光測定センサ16の出力に基づき
、発光素子Aの出力光の光量を設定値にするための光透
過率可変信号を光透過早変換用自動ステージに対して出
力するものである。
第2図および第3図を参照して光透過早可変フィルタ1
4について説明する。
光透過早可変フィルタ14の一例は、第2図(a)のよ
うに、回転孔14aに光透過早変換用自動ステージ13
の回転駆動軸13aが挿入固定されており、かつ、この
回転孔14aを中心にして8個の光透過率可変部141
−148を有している。
各光透過率可変部141〜148はこの記載順序で光透
過率が大きくなるものであり、光透過率可変部141は
光透過率が0%、光透過率可変部I48は光透過率が1
00%となる。途中の各先途中可変部142〜147は
、光透過率が0〜100%の間で等分に変化するように
なっている。
光透過早可変フィルタ14の他の一例は、第2図(b)
のように、前記と同様の回転孔14aを有しているとと
もに、その回転孔14aを中心にして連続的に光透過率
が可変する光透過率可変部149を備えている。この光
透過率可変部149は、図示の150のところで、矢印
の反時計回り方向に光透過率か大きくなるものであり、
150の部分を境にして右側が光透過率が0%であり、
左側が光透過率が100%であり、この0%から100
%の間で矢印の反時計回り方向に進むにつれてその光透
過率が連続的に大きくなっていくようになっている。
光透過早可変フィルタ14のさらに他の一例として、第
2図(C)のように、矩形状のもので光透過率が連続的
に図で右側から左側へ変化するもので構成してもよい。
この第2図(C)の光透過早可変フィルタI4では、光
透過早変換用自動ステージ13の回転駆動軸13aに挿
入できないので、この第2図(c)の場合では、光透過
早変換用自動ステージ13でこれをスライド駆動するよ
うにするとよい。
いずれにしても、光透過早変換用自動ステージ13は、
マイクロコンピュータ12からの光透過率可変信号の入
力に応答して、第2図(a)とか第2図(b)の光透過
早可変フィルタ14の回転角を制御して、その光透過率
を第3図のように制御する。第3図の点線は、第2図(
a)の光透過早可変フィルタであり、実線は第2図(b
)のそれである。
つぎに、動作をマイクロコンピュータ12を中心にして
、かつ、第4図のフローチャートを参照して説明する。
この場合の説明は、第2図(a)の光透過早可変フィル
タ14を代表例に挙げて行つ。
まず、ステップSllにおいて、ステージドライバ11
を介して光透過率可変信号を光透過早変換用自動ステー
ジ13に与えることで、その回転駆動軸13aを駆動し
、これによって、光透過早可変フィルタ14の光透過率
可変部141を選択して光透過率が0%になるように設
定する。ついで、ステップS12において、ステージド
ライバ11を介して出力光測定センサ用自動ステージ】
6を駆動して出力光測定センサ16を基準光軸Q上に移
動させる。ステップ913においては、出力先測定セン
サ16からの出力を出力光測定部17を介して入力し、
該出力光の光量を測定する。
ステップS14においは、その出力光の光量の測定値が
、あらかじめ設定した設定値に到達したかどうかの判断
を行い、この出力光測定値がその設定値に到達していな
いと判断したときは、ステップS15において、ステー
ジドライバ11を介して光透過早変換用自動ステージ1
3に光透過率可変信号を与え、これによって、光透過率
可変フィルタ14の光透過率可変部を141から142
に可変し、ステップS13に戻る。こうして、出力光測
定値が設定値に到達するまで、ステップS13→S14
→S15の動作を繰り返し、光透過率可変部を142→
143というよう?こ選択していく。
そして、出力光測定値が設定値に到達すると、ステップ
S16では、ステージドライバ11を介して変位信号を
出力光測定センサ用自動ステージ15に与え、これによ
って、出力光測定センサ16を基準光軸eから元の位置
に退避移動させる。
そののちは、ステップS+7、つまり、第6図のフロー
チャートにおけるステップ5l−SIOで光軸アライメ
ントを行う。この先軸アライメントについては既に述べ
ているので、その説明は省略する。
このようにして、本実施例の光軸アライメント装置にお
いては、発光素子Aの出力光が強くても、その出力光は
光透過率可変フィルタ14でそれが有する光透過率に応
じて遮光されて減衰されたうえで、テレビカメラ5bに
照射されることになる結果、その出力光を小さな値から
設定値に到達させることができる。
(発明の効果) 以上説明したことから明らかなように本発明によれば、
発光素子からの出力光の光量を調節して撮影部に該出力
光を照射させるように、その光透過率可変フィルタを駆
動し、その出力光が小さい方から設定値に到達できるよ
うにしたから、レーザダイオードのような発光素子の出
力パワーの大きさが分からず、いきなり、大きな出力パ
ワーが撮影部に照射されてその撮影部が破壊されてしま
うとか、あるいは、その輝度の大きさで高輝度出射点像
の中心点の画像データを得る場合に、その高輝度出射点
像の周辺部分の輝度が、その中心点の輝度に等しくなっ
て飽和し、前記画像データと周辺部分の画像データとの
判別ができなくなるようなことがなくなり、該中心点の
画像データから光軸アライメントを正確に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明に係り、第1図は本発明の
実施例に係る光軸アライメント装置の概略構成図、第2
図は光透過率可変フィルタの各側を示す図、第3図は光
透過率可変フィルタの特性を示す図、第4図は動作説明
に供するフローチャートである。 第5図は従来例の光軸アライメント装置の概略構成図、
第6図は実施例と従来例の動作説明に供するフローチャ
ートである。 l・・・発光素子用自動ステージ、3・・・光学素子用
自動ステージ、A・・発光素子、B・・・光学素子、5
撮影部、12・・・マイクロコンピュータ、13光透過
率変換用自動ステージ、14・・・光透過率可変フィル
タ、15・・・出力光測定センサ用自動ステーン、16
・・・出力光測定センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]発光素子用自動ステージ(1)、光学素子用自動
    ステージ(3)、撮影部(5)、光透過率変換用自動ス
    テージ(13)、出力光測定センサ用自動ステージ(1
    5)、および制御手段(12)を有したものであって、 発光素子用自動ステージ(1)は、出力光径が微小な発
    光素子(A)を保持しており、かつ、変位信号の入力に
    応答して任意の方向に変位可能なものであり、 光学素子用自動ステージ(3)は、前記発光素子(A)
    と対向した状態で光学素子(B)を保持しており、かつ
    変位信号の入力に応答して任意の方向に変位可能なもの
    であり、 撮影部(5)は、発光素子(A)からの出力光に基づく
    高輝度出射点像と、この出力光による光学素子(B)の
    像とを撮影可能な位置に配置されており、かつ、該撮影
    位置が基準光軸(l)に一致するように固定されており
    、 光透過率変換用自動ステージ(13)は、光透過率が可
    変の光透過率可変フィルタ(14)を光学素子用自動ス
    テージ(3)と撮影部(5)との間で保持しており、か
    つ、光透過率可変信号の入力に応答して該光透過率可変
    フィルタ(14)の光透過率を可変制御するものであり
    、 出力光測定センサ用自動ステージ(15)は、出力光測
    定センサ(16)を光透過率可変フィルタ(14)と撮
    影部(5)との間で保持しており、かつ、変位信号の入
    力に応答して変位可能なものであり、該出力光測定セン
    サ(16)は、光透過率可変フィルタ(14)を介する
    発光素子(A)の出力光の光量を測定出力するものであ
    り、制御手段(12)は、撮影部(5)の出力に基づき
    前記各像の基準光軸(l)からのずれに関する画像デー
    タを得るとともに、この画像データから前記各像の中心
    点が基準光軸(l)に一致するように前記発光素子用自
    動ステージ(1)と光学素子用自動ステージ(3)とを
    変位制御する変位信号を出力するものであり、かつ、出
    力光測定センサ(16)出力に基づき、前記光透過率を
    小さい方から大きくしていって前記撮影部(5)に対す
    る出力光の光量を設定値にするような光透過率可変信号
    を光透過率変換用自動ステージ(15)に対して出力す
    るものである ことを特徴とする光軸アライメント装置。
JP6370290A 1990-03-14 1990-03-14 光軸アライメント装置 Pending JPH03263009A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6370290A JPH03263009A (ja) 1990-03-14 1990-03-14 光軸アライメント装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6370290A JPH03263009A (ja) 1990-03-14 1990-03-14 光軸アライメント装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03263009A true JPH03263009A (ja) 1991-11-22

Family

ID=13236971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6370290A Pending JPH03263009A (ja) 1990-03-14 1990-03-14 光軸アライメント装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03263009A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8718960B2 (en) 2009-09-30 2014-05-06 Electronics And Telecommunications Research Institute System and method of selecting white gaussian noise sub-band using singular value decomposition
JP2014186292A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Applied Materials Israel Ltd 較正可能ビーム成形システム及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8718960B2 (en) 2009-09-30 2014-05-06 Electronics And Telecommunications Research Institute System and method of selecting white gaussian noise sub-band using singular value decomposition
JP2014186292A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Applied Materials Israel Ltd 較正可能ビーム成形システム及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2753495B2 (ja) カメラズームレンズ自動変倍装置
EP1686792A2 (en) Image pickup apparatus, camera main body thereof and interchangeable lens
JP2006279546A (ja) 電子カメラ、画像処理プログラム、および画像処理方法
JPS6155618A (ja) 自動焦点調節装置
JP2701317B2 (ja) カメラの測光・焦点調節装置
JPH03263009A (ja) 光軸アライメント装置
JP3127543B2 (ja) 閃光手段と焦点検出手段とを有するカメラシステム
JPH0713231A (ja) カメラのストロボシステム
JPH09318871A (ja) 補助投光装置および焦点検出装置
JPH02100027A (ja) 被写体輝度の測定方法
JPH02163714A (ja) 自動焦点調節装置
JPH0829674A (ja) エリア自動選択カメラ
JP3683960B2 (ja) 撮像装置
JP2003215441A (ja) カメラ
JPH07284003A (ja) 撮像装置
KR100244951B1 (ko) 측거 영역이 가변되는 패시브 자동 초점 조절 장치 및 그 방법
JPH0519160A (ja) カメラの測距装置
JP2001133825A (ja) 手振れ検出機能付きカメラ
JPH04369609A (ja) 自動焦点調節装置
JPH05333405A (ja) ファインダー装置
JP2775013B2 (ja) カメラズームレンズ自動変倍装置
KR100236651B1 (ko) 다분할 측광 영역 가변 장치 및 그 방법
JP2001141985A (ja) 電子カメラ
JP2001281734A (ja) 偏光方向検出装置及びカメラ
JPH02135310A (ja) リモートコントロール機能付自動焦点カメラ