JPH03262507A - 湿式エアフィルタ材の製造方法 - Google Patents

湿式エアフィルタ材の製造方法

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JPH03262507A
JPH03262507A JP5814490A JP5814490A JPH03262507A JP H03262507 A JPH03262507 A JP H03262507A JP 5814490 A JP5814490 A JP 5814490A JP 5814490 A JP5814490 A JP 5814490A JP H03262507 A JPH03262507 A JP H03262507A
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JP
Japan
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fibers
wet
pulp
nonwoven fabric
core
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Application number
JP5814490A
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English (en)
Inventor
Hidemitsu Nishizawa
西澤 秀光
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TOKYO ROSHI KK
Original Assignee
TOKYO ROSHI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〉 この発明は、エンジンのエアクリーナなどに用いられる
湿式エアフィルタ材の製造方法に関する。
(従来の技術〉 湿式エアフィルタ材は、フィルタ材料に油を含浸させた
もので、一般的な濾過機能とともに、油による吸着効果
により塵埃の濾過効率を高めたものであり、フィルタ材
料としては一般のウッドバルブ、リンターパルプなどの
一般繊維が用いられている。
ところが、この種のフィルタ材を単に一層で形成した場
合には、油の含有量が十分に得られない。
そこで従来から密度のことなるフィルタ材を積層し、粗
なフィルタ材に油を十分に含有させた構造が提供されて
いる。
この種のフィルタ材では、密度の粗なフィルタ材に油を
含浸させるので、ダストホールディングキャパシティを
増大し、フィルタのライフを長く保つためには、その空
隙率が大きく、かさ高のものが望ましい。
そこで、従来は密度の粗なフィルタ材として乾式の不織
布が採用されていた。
しかしながら、このような複層構造のフィルタ材には、
以下の欠点があった。
(発明が解決しようとする課題〉 すなわち、上記複層構造のフィルタ材では、密なものと
して上記バルブ繊維を主体としたものが、また、粗なも
のとして合成繊維を主体とした乾式不織布が採用されて
いたが、これを積層接合する際に、相互の性状が大きく
異なるので十分な接合強度が得られなかった。
相互の接合を強化するために接着剤を用いることも考え
られるが、フィルタ材同士を接着すると、エアの流通が
阻害されるので、この手段を採用することも難しい。
この発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、相互の接合強度が確保
でき、しかも濾過効率を向上させたた湿式エアフィルタ
材の製造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、この発明は、数種の化学繊維
と少量のパルプ材とを配合した混合繊維を芯成分として
これをバインダ繊維で相互に結着した芯鞘構造の湿式不
織布を、抄紙直後にパルプ材からなる一般繊維に積層接
着したものである。
前記湿式不織布の化学繊維成分としては、ポリエステル
、レーヨン、及びガラス繊維などがあり、これらを混合
して用いる。
また、パルプ材としてはリンターパルプおよびウッドバ
ルブを単独または混合して用いる。
これら化学繊維及びパルプ材は繊維の芯部を構成する。
前記バインダ繊維としては、高密度ポリエチレン、変性
ポリエステル、ナイロン6等があり、前記芯部の周囲を
覆う鞘成分となる。
一般繊維を構成するパルプ材は、前記と同様に、リンタ
ーパルプおよびウッドバルブを単独または混合して用い
た、従来からフィルタ材として用いられる繊維である。
前記湿式不織布と一般繊維との積層方法は、抄紙した直
後の前記湿式不織布を一般繊維にロールを介して重ね合
わせ、その後乾燥したもので、湿式不織布中のバインダ
繊維をバインダとして積層接着される。
得られたフィルタ材は、湿式不織布側を通過エアの接触
表面に向けてフィルタエレメントを構成するために必要
な立体形状に折り込んで組立られ、湿式不織布に油を含
浸することで、湿式エアフィルタとして用いられる。
(作 用) 上記構成の製造方法によれば、一般繊維と湿式不織布と
にそれぞれ同じ性質のパルプ材が含まれており、しかも
、湿式不織布を抄紙直後に一般繊維に積層するので、両
者間の接合が強固になる。
(実 施 例〉 以下この発明の詳細な説明する。なお、本発明は以下の
実施例のみに限定されるものでない。
実施例 湿式不織布の配合比 ポリエステル(2dX5mm)・・・40%(重量)レ
ーヨン(7dX8mm)・・・・・・・・・20%ガラ
ス繊維(2,0〜3.54X 1.9 mm) ・−5
〃ウッドバルブ(14〜19即x’:l’++m)・・
・15%バインダ繊維(2dX5關)・・・20〃合計
   100% カッコ内のdはデニール、及びmuは繊維長さを示して
いる。
また、バインダ繊維としては変性ポリエステルを用いた
以上の配合比の湿式不織布を抄紙直後に一般繊維に重ね
合わせた状態で連続的にロールで転圧し、乾燥させた状
態でロール状に巻き取り、製品を完成した。
得られた湿式エアフィルタの湿式不織布の厚みは0.5
mm、一般繊維の厚みは0.35mm、合計0.85m
+*であった。
なお、一般繊維の配合比は以下の通りである。
ウッドバルブ(N材)・・・25%(重量)次に、以上
の実施例により得られた湿式エアフィルタと従来の一般
繊維からなるエアフィルタの性能試験を実施した結果、
以下の表に示す結果を得られた。
試験条件は以下の通りである。
含浸油量・・・120r/rr?(湿式不織布側に含浸
)濾過面積・・・656 cd 試験空気量・=0. 30m3/m i nダスト混合
比・・・1.0g/ポ また、従来のエアフィルタとしてはA、Bの2種類を用
意した。Aの含浸油量は120g/r+f。
Bの含浸油量は120g/rr?である。
表 するものである。
(発明の効果) 以上のようにこの発明の湿式エアフィルタは、油による
吸着性能を確保しつつ、エア透過性を確保でき、より圧
力損失の少ない湿式エアフィルタとして用いることがで
きる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 数種の化学繊維と少量のパルプ材とを配合した混合繊維
    を芯成分としてこれをバインダ繊維で相互に結着した芯
    鞘構造の湿式不織布を、抄紙直後にパルプ材からなる一
    般繊維に積層することを特徴とする湿式エアフィルタ材
    の製造方法。
JP5814490A 1990-03-12 1990-03-12 湿式エアフィルタ材の製造方法 Pending JPH03262507A (ja)

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