JPH04126585A - 浄水器 - Google Patents
浄水器Info
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- JPH04126585A JPH04126585A JP24780190A JP24780190A JPH04126585A JP H04126585 A JPH04126585 A JP H04126585A JP 24780190 A JP24780190 A JP 24780190A JP 24780190 A JP24780190 A JP 24780190A JP H04126585 A JPH04126585 A JP H04126585A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は活性炭素繊維を使用した家庭用浄水器に関する
。
。
従来より水道水中の塩素臭、カビ臭、金気具等の異臭味
を吸着除去するために粒状活性炭を濾材とした浄水器が
普及している。
を吸着除去するために粒状活性炭を濾材とした浄水器が
普及している。
近年、粒状活性炭より吸着除去効果がよく、しかも微粉
のもれが少ない濾材として繊維状活性炭が注目されてい
る。繊維状活性炭は長繊維、短繊維、フェルト状、布状
の形態で使用されているが、フェルト状或いは布状のも
のが作業上量も望ましい０例えば、特開昭５７−３５９
８６号公報、特開昭５８−１３１１８７号公報、特開昭
５８−１４６５９５号公報、特開昭６０−１９０２８５
号公報、特開昭６１−４２３９４号公報、特開平１−３
０４０９５号公報等には活性炭素繊維をフェルト状又は
布状として使用した浄水器が、また特開昭５７−１０７
２８８号公報、特開昭５９−２４８４６号公報にはポリ
ウレタン溶液を含浸させたセルロース系繊維と活性炭素
繊維を混ぜ合わせ、互いに結合して得られたシートを使
用した浄水器が開示されている。
のもれが少ない濾材として繊維状活性炭が注目されてい
る。繊維状活性炭は長繊維、短繊維、フェルト状、布状
の形態で使用されているが、フェルト状或いは布状のも
のが作業上量も望ましい０例えば、特開昭５７−３５９
８６号公報、特開昭５８−１３１１８７号公報、特開昭
５８−１４６５９５号公報、特開昭６０−１９０２８５
号公報、特開昭６１−４２３９４号公報、特開平１−３
０４０９５号公報等には活性炭素繊維をフェルト状又は
布状として使用した浄水器が、また特開昭５７−１０７
２８８号公報、特開昭５９−２４８４６号公報にはポリ
ウレタン溶液を含浸させたセルロース系繊維と活性炭素
繊維を混ぜ合わせ、互いに結合して得られたシートを使
用した浄水器が開示されている。
活性炭素繊維を圧縮してフェルト状にしたものは通水時
の圧力損失を小さくすることが難しく、紡糸して布状に
織る方法或いは前記特開昭５７−１０７２８８号公報に
記載の方法などでは製造が面倒であり、製造コストが窩
くなるという問題がある。家庭用の蛇口直結型、コツプ
型或いはティーバッグ型等の簡易浄水器は低コストであ
ることが要求される。
の圧力損失を小さくすることが難しく、紡糸して布状に
織る方法或いは前記特開昭５７−１０７２８８号公報に
記載の方法などでは製造が面倒であり、製造コストが窩
くなるという問題がある。家庭用の蛇口直結型、コツプ
型或いはティーバッグ型等の簡易浄水器は低コストであ
ることが要求される。
本発明者らは鋭意研究の結果、活性炭素繊維と合成バイ
ンダー繊維からなる特定の坪量及び見かけ密度を有する
不織布を濾材とする浄水器が上記目的を達成できること
を見出し、本発明を完成するに至った。
ンダー繊維からなる特定の坪量及び見かけ密度を有する
不織布を濾材とする浄水器が上記目的を達成できること
を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、活性炭素繊維と合成バインダー繊維
を混抄、融着して得られる坪量５０〜２００ｇ／ボ、見
かけ密度０．０３〜０．１５ｇ／ｃ１１の不織布を積層
したものを濾材として使用することを特徴とする浄水器
を提供するものである。
を混抄、融着して得られる坪量５０〜２００ｇ／ボ、見
かけ密度０．０３〜０．１５ｇ／ｃ１１の不織布を積層
したものを濾材として使用することを特徴とする浄水器
を提供するものである。
活性炭素繊維は使用される原材料によりセルロース系、
ポリアクリロニトリル系、ポリビニルアルコール系、フ
ェノール系、ピッチ系に分類さ′れているが、フェノー
ル系、ピッチ系の繊維が機械的強度が優れており好まし
く、特にピッチ系の繊維が好ましい。活性炭素繊維は細
孔比表面積が１０００ボ／ｇ以上、好ましくは１５００
ｒｒ？／ｇ以上、直径が５〜３０１！Ｉｎのものが使用
される。
ポリアクリロニトリル系、ポリビニルアルコール系、フ
ェノール系、ピッチ系に分類さ′れているが、フェノー
ル系、ピッチ系の繊維が機械的強度が優れており好まし
く、特にピッチ系の繊維が好ましい。活性炭素繊維は細
孔比表面積が１０００ボ／ｇ以上、好ましくは１５００
ｒｒ？／ｇ以上、直径が５〜３０１！Ｉｎのものが使用
される。
また、合成バインダー繊維には、金融タイプと非全融タ
イプとがある。金融タイプには低融点のポリプロピレン
（ＰＰ） 、ポリエチレン（ＰＥ）、ポリエステル（Ｐ
ＥＴ） 、ナイロン繊維等があり、非全融タイプには高
融点合成樹脂を芯成分とし、低融点成分を鞘成分とした
芯／鞘構造を持つ複合繊維、例えば、高融点ＰＰ／低融
点ＰＥ、 斉融点ＰＥ／低融点ｐｐ、高融点ＰＥＴ ／
低融点ｐｐ、高融点ＰＥＴ／低融点ＰＥＴ、高融点ナイ
ロン／低融点ナイロン等の複合繊維があり、本発明には
これらの合成バインダー繊維、特に芯／鞘構造を有する
複合繊維が好適に使用される。
イプとがある。金融タイプには低融点のポリプロピレン
（ＰＰ） 、ポリエチレン（ＰＥ）、ポリエステル（Ｐ
ＥＴ） 、ナイロン繊維等があり、非全融タイプには高
融点合成樹脂を芯成分とし、低融点成分を鞘成分とした
芯／鞘構造を持つ複合繊維、例えば、高融点ＰＰ／低融
点ＰＥ、 斉融点ＰＥ／低融点ｐｐ、高融点ＰＥＴ ／
低融点ｐｐ、高融点ＰＥＴ／低融点ＰＥＴ、高融点ナイ
ロン／低融点ナイロン等の複合繊維があり、本発明には
これらの合成バインダー繊維、特に芯／鞘構造を有する
複合繊維が好適に使用される。
活性炭素繊維と合成バインダー繊維は、活性炭素繊維／
合成バインダー繊維＝、８０／２０〜３０／７０、好ま
しくは７０／３０〜４０／６０の重量比で用いられる。
合成バインダー繊維＝、８０／２０〜３０／７０、好ま
しくは７０／３０〜４０／６０の重量比で用いられる。
本発明に使用する不織布は前記活性炭素繊維と合成バイ
ンダー繊維をカード等に供給し、開繊と混合を行なって
、ウェブを形成し、熱風炉等に通して合成バインダー繊
維の融点より高い温度（複合繊維を用いる場合は芯繊維
と鞘繊維の各融点を間の温度）に加熱して活性炭素繊維
と合成バインダー繊維を融着する等の方法により得られ
る。本発明において濾材として用いられる不織布は吸着
性能、流水速度、製造の容易さ等の面から坪量が５０〜
２００ ｇ／ｒｒｒ、見かけ密度が０．０３〜０．１５
ｇ／ｃｎになるようにローラー等で押さえたものが好適
である。
ンダー繊維をカード等に供給し、開繊と混合を行なって
、ウェブを形成し、熱風炉等に通して合成バインダー繊
維の融点より高い温度（複合繊維を用いる場合は芯繊維
と鞘繊維の各融点を間の温度）に加熱して活性炭素繊維
と合成バインダー繊維を融着する等の方法により得られ
る。本発明において濾材として用いられる不織布は吸着
性能、流水速度、製造の容易さ等の面から坪量が５０〜
２００ ｇ／ｒｒｒ、見かけ密度が０．０３〜０．１５
ｇ／ｃｎになるようにローラー等で押さえたものが好適
である。
かかる不織布は、通常２〜６枚積層して浄水器、特に水
圧をかけられない濾過方式、ティーバッグ式の浄水器に
好適に使用される。
圧をかけられない濾過方式、ティーバッグ式の浄水器に
好適に使用される。
以下実施例にて本発明を説明するが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。
実施例に限定されるものではない。
実施例１
ピッチを原料とする比表面積１５００ｎｆ／ｇの活性炭
素繊維５０重量％と芯鞘構造の複合繊維（高融点ＰＨ／
低融点ＰＰ＝１／１、重量比）５０重量％を乾燥法で混
抄し、ローラーで押さえて坪量１２０ｇ／％、見かけ密
度０．１０ｇ／ｃｎの活性炭シートを直径５ＣＩ１１の
円形状に切り抜き、３枚積層したもの（０，９８ｇ ）
を坪量４０ｇ／ｒｒｒ、見かけ密度０．２０ｇ／ｃＪの
湿式法で得た紙で上下を挟み込み、これを浄水器の濾材
として使用し、図１で示したような濾過式の浄水器を作
製し、その性能と流速を検討した。図１において、１は
不織布、２は紙、３はナイロンメツシュ、４は容器を表
す。
素繊維５０重量％と芯鞘構造の複合繊維（高融点ＰＨ／
低融点ＰＰ＝１／１、重量比）５０重量％を乾燥法で混
抄し、ローラーで押さえて坪量１２０ｇ／％、見かけ密
度０．１０ｇ／ｃｎの活性炭シートを直径５ＣＩ１１の
円形状に切り抜き、３枚積層したもの（０，９８ｇ ）
を坪量４０ｇ／ｒｒｒ、見かけ密度０．２０ｇ／ｃＪの
湿式法で得た紙で上下を挟み込み、これを浄水器の濾材
として使用し、図１で示したような濾過式の浄水器を作
製し、その性能と流速を検討した。図１において、１は
不織布、２は紙、３はナイロンメツシュ、４は容器を表
す。
モデル水は、塩素臭として次亜塩素酸ナトリウムを有効
塩素濃度で１ｐｐＩＩ＋、カビ臭として２−メチルイソ
ボルネオール（２−ＭＩＢ）を０．０５ｐｐｂ、金気臭
としてＦｅ５０．をＦｅｆ１４度として０．５ｐｐｍと
なるように添加して調製したちの５７！を用いた。
塩素濃度で１ｐｐＩＩ＋、カビ臭として２−メチルイソ
ボルネオール（２−ＭＩＢ）を０．０５ｐｐｂ、金気臭
としてＦｅ５０．をＦｅｆ１４度として０．５ｐｐｍと
なるように添加して調製したちの５７！を用いた。
有効塩素濃度の測定方法は。−トリジン比色法を用い、
２−ＭＩＢはＧＣ／ＭＳ法、Ｆｅ濃度は原子吸光光度法
を用いた。
２−ＭＩＢはＧＣ／ＭＳ法、Ｆｅ濃度は原子吸光光度法
を用いた。
また、濾過速度は２Ｍ、／分であり、有効塩素は９５％
、２−ＭＩＢは８０％、鉄は７０％の除去率であった。
、２−ＭＩＢは８０％、鉄は７０％の除去率であった。
濾過水を白色の磁器カップに入れ、１時間静置しても沈
澱物は全く認められなかった。
澱物は全く認められなかった。
図１は本発明の浄水器の一例を示す断面略示図である。
１・・・不織布
２・・・紙
３・・・ナイロンメツシュ
４・・・容器
出願人代理人 古 谷 馨
（外３名）
図１
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 活性炭素繊維と合成バインダー繊維を混抄、融着し
て得られる坪量５０〜２００ｇ／ｍ＾２、見かけ密度０
．０３〜０．１５ｇ／ｃｍ＾３の不織布を積層したもの
を濾材として使用することを特徴とする浄水器。 ２ 活性炭素繊維と合成バインダー繊維の重量比が活性
炭素繊維／合成バインダー繊維＝８０／２０〜３０／７
０である請求項１記載の浄水器。 ３ 合成バインダー繊維が芯鞘構造を有する複合繊維で
ある請求項１又は２記載の浄水器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24780190A JPH04126585A (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24780190A JPH04126585A (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 浄水器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04126585A true JPH04126585A (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=17168859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24780190A Pending JPH04126585A (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 浄水器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04126585A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006019240A1 (en) * | 2004-08-16 | 2006-02-23 | Jeongsoo Enginerring Co., Ltd. | Carbon fiber structures for water purification plant and purifying methods using the same |
| US20160376161A1 (en) * | 2013-12-18 | 2016-12-29 | Brita Lp | Filter media for filter as you pour filtration |
| US11045751B2 (en) | 2015-09-30 | 2021-06-29 | Brita Lp | Filter design with interchangeable core cover |
| WO2021171854A1 (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-02 | ユニチカ株式会社 | 浄水フィルター |
| JP2021133319A (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-13 | ユニチカ株式会社 | ポット型浄水器用浄水フィルター |
| US11174172B2 (en) | 2015-09-30 | 2021-11-16 | Brita Lp | Filter cartridge placement in filter as you pour system |
| US11407652B2 (en) | 2013-12-18 | 2022-08-09 | Brita Lp | Container for filter-as-you-pour system |
-
1990
- 1990-09-17 JP JP24780190A patent/JPH04126585A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006019240A1 (en) * | 2004-08-16 | 2006-02-23 | Jeongsoo Enginerring Co., Ltd. | Carbon fiber structures for water purification plant and purifying methods using the same |
| US20160376161A1 (en) * | 2013-12-18 | 2016-12-29 | Brita Lp | Filter media for filter as you pour filtration |
| US11066311B2 (en) * | 2013-12-18 | 2021-07-20 | Brita I.P | Method of using a filter media for filtration |
| US11407652B2 (en) | 2013-12-18 | 2022-08-09 | Brita Lp | Container for filter-as-you-pour system |
| US11045751B2 (en) | 2015-09-30 | 2021-06-29 | Brita Lp | Filter design with interchangeable core cover |
| US11174172B2 (en) | 2015-09-30 | 2021-11-16 | Brita Lp | Filter cartridge placement in filter as you pour system |
| WO2021171854A1 (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-02 | ユニチカ株式会社 | 浄水フィルター |
| JP2021133319A (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-13 | ユニチカ株式会社 | ポット型浄水器用浄水フィルター |
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