JP3138016B2 - 濾 材 - Google Patents
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Description
て、特に内燃機関のオイルフィルターやエアフィルター
などに好適な濾材に関する。
プ、木綿、麻、レーヨン等を原料とし、湿式抄紙法によ
り製造した濾紙、あるいはこの濾紙に樹脂を含浸し、強
度、加工性を高めた濾紙タイプのものがある。また、エ
アフィルターとして用いる場合は、この濾紙にオイルを
含浸し、ライフ性能を高めたものがある。
表面でダストのほとんどを捕集しているため、濾材自体
の圧力損失は大きく、ライフも短いため、濾過面積を大
きくする必要があり、濾材が多量に必要になる。オイル
を含浸したものは、ライフは長いが、圧力損失は大きい
ため、やはり濾過面積を大きくとる必要がある。また、
濾過性能も低くなっている。
きな粒子は慣性による濾過で捕集されるものの、細かい
粒子は濾材で捕集されにくい。
度勾配型に、繊維層を積層し、バインダーを用いて固め
たもの、さらに樹脂を含浸したものが、新たに用いられ
出した。
下流方向にかけて、粗から密に変化するよう形成されて
いる。これらの濾材は、層を形成する繊維径について、
上流には太い繊維を多くし、下流には細い繊維を多くす
ることで密度コントロールが行われているもの(例え
ば、特公昭54−40778号公報、特開昭57−59
614号公報、特開平2−45484号公報)、粉末の
バインダーの分布を制御し、密度をコントロールしたも
の(例えば、特開昭57−75117号公報)、密度と
坪量のみを規定したもの(例えば、特開昭62−279
817号公報)等が開示されている。また、特開昭52
−112859号公報に於いては実施例中で、各層の平
均孔径について記載されているが、上流の平均孔径は非
常に大きいものとなっている。従来から、濾材の上流側
と下流側の層のそれぞれの最大、平均孔径を特定の範囲
に制御することで、濾材性能が向上するといった知見は
見いだされていない。
度層で大きな粒子を捕足し、高密度層で微細粒子を捕足
することにより、ライフの向上を図ることを目的にして
いる。
どできず、濾材内部での目詰まりが起こりやすいため、
圧力損失が増大するという欠点がある。また、濾材表面
での捕集が殆ど行われないので、ライフ向上には限界が
ある。
よる濾過で比較的小さい粒子を捕集する反面、圧力損失
を下げるため、濾材は大きな孔径を有しており、比較的
大きな粒子の捕集効率は必ずしも満足のいくものではな
い。
捕集性能を高めるため、高密度層の構成繊維を細くし、
比較的厚い層としたり、樹脂含浸量を多くすること、ラ
イフを高めるため、低密度層は厚くすることが行われて
いるが、このため、濾材全体の厚みは必要以上に大きく
なり、圧力損失が大きくなったり、加工上支障をきたす
という問題点があった。
ルフィルターやエアフィルターに用いる場合は、濾過面
積を大きくとるために、ひだ折り加工されたエレメント
として使用されているが、濾材自体に十分な硬さが無い
場合もしくは厚みが必要以上に大きい場合などに、エレ
メントに対してかなりの流量あるいは風量がかかるとひ
だ折り部同士が接触し濾過面積の低下をもたらす恐れが
ある。そこで、濾材に硬さを持たせるために添加樹脂量
を多くする方法が一般に取られるが、これにより濾材の
圧力損失が上昇しライフは低下するという問題点があっ
た。
を解決するためのものであり、濾過効率が高く、圧力損
失が小さく、しかもライフが長く、適度な硬さを持った
濾材を提供することを目的とする。
題を解決するため鋭意研究を行った。その結果、少なく
とも2層以上の構造を有し、上流側の層と下流側の層の
孔径を所定の範囲に設定することにより、低坪量、低紙
厚、高濾過効率、低圧力損失、ロングライフの濾材を得
られる効果を見いだした。また、上流側の層に捲縮かつ
異型断面形状を有する繊維を用いることにより、濾材が
高濾過効率を維持したまま低圧力損失で長いライフにな
る効果を見いだした。さらに、上流側の層に特定の繊維
径を有する接着性繊維を配合することにより、濾材の厚
みをコントロールすると共に、高捕集効率、低圧力損失
を維持したまま濾材自体に硬さをもたせることができ、
同時に長いライフになる効果を見いだした。本発明は、
これらの知見においてなされたものである。
少なくとも2層以上の構造を有し、ダストを含有する流
体が濾材に流入する側(上流)の層の最大孔径が30〜
150μm、平均孔径が20〜60μmであり、流体が
濾材から流出する側(下流)の層の最大孔径が10〜3
5μm、平均孔径が5〜20μmであり、上流側の層を
構成する繊維が捲縮かつ異型断面形状を有する繊維及び
接着性繊維からなることを特徴とするものである。
側の層の2倍以上の繊維目付けを有する2層以上の積層
シートである。
少なくとも1層有する濾材である。
維層よりなり、それぞれ特定の孔径を有するものであ
る。孔径の測定に関してはASTM F−316(Amer
icanSociety for Testing Methods)、BS6410
および3321(British Standards)に記載された、
液体で空隙(孔)を満たされた濾材にかける圧力を増大
させ、その過程で孔から液体が排出される様子をモニタ
ーすることにより求める方法を用いた。これらは、膜お
よびフィルターの最大孔径および平均孔径を測定するた
めに用いられる一般的な方法である。
〜150μm、平均孔径が20〜60μmで、好ましく
は、最大孔径が40〜100μm、平均孔径が20〜5
0μmの孔を有することが望ましい。一方、下流側に配
置された層は最大孔径が10〜35μm、平均孔径が5
〜20μmで、好ましくは、最大孔径が15〜30μ
m、平均孔径が8〜20μmの孔を有することが望まし
い。
き、或は平均孔径が60μmを超えるときは、濾材表面
での濾過が行われにくいため、ダストは濾材内部深層で
捕捉され、濾材の圧力損失が急激に大きくなり、濾材の
ライフが短くなる。
き、或は平均孔径が20μmより小さいときは、濾材の
圧力損失が大きくなり、好ましくない。
き、或は平均孔径が20μmを超えるときは、濾材の圧
力損失は小さくなるものの、捕集効率が小さくなり好ま
しくない。
き、或は平均孔径が5μmより小さいときは、濾材の圧
力損失は大きくなり好ましくない。
明の濾材を構成する層はシート状構造を有し、材質は特
に制限はないが、繊維状の材料を用いたものが好まし
い。
繊維を適宣混合して用いることができる。例えば、ポリ
エステル繊維、ポリオレフィン繊維、ポリアミド繊維、
ポリイミド繊維、レーヨン繊維、ポリアクリルニトリル
繊維、ポリビニールアルコール繊維等の有機繊維、セラ
ミック繊維、炭素繊維、活性炭素繊維、ガラス繊維、ロ
ックウール繊維、セピオライト繊維等の無機繊維が使用
可能である。これらを単独で用いても良いし、2種類以
上を併用してもよい。
れたシートを作成するには高収縮繊維、潜在捲縮繊維、
異型断面形状を有する繊維、伸縮繊維、捲縮かつ異型断
面形状を有する繊維、クリンプ繊維等が適宣選択して使
用される。特に捲縮かつ異型断面形状を有する繊維を使
用した場合、濾材の空間面積が広くなり、通気性、ライ
フの向上が大きくなるのでこの繊維の使用が好ましい。
た場合、濾材の厚みが大きくなりすぎて、エレメント加
工時のひだ折り数が増やせない、あるいは硬さがでない
といった欠点が生じる。そこで、接着性繊維を用いる
と、濾材の厚みがある程度抑制され、且つ濾材に硬さを
付与できる。接着性繊維に適した繊維は自己接着性を有
する麻、コットン、木材パルプ等の天然繊維、及び/も
しくは熱溶融性樹脂からなる鞘の融点が芯を形成する樹
脂より40℃以上低い芯鞘構造を有する、ポリエステル
系、ポリオレフィン系の有機繊維である。これら接着性
繊維の配合量は繊維全体の重量に対して、5〜60重量
%の範囲が好ましい。5重量%未満の配合量では、十分
なシート強度を得ることができない。また、60重量%
を越える範囲で用いると、相対的に、異型断面かつ捲縮
形状を有する繊維の配合量が少なくなり、濾材の空間面
積が小さくなるのでライフが短くなる。
の繊維径に関しては、上流側に用いる繊維の繊維径は、
0.5〜10デニール、好ましくは1〜6デニールであ
る。この径を有する繊維は繊維重量の50重量%以上含
有されているのが好ましい。0.5デニール未満の細い
繊維を50重量%を超える範囲で用いると、孔径が小さ
くなり圧力損失が大きくなるため好ましくない。また、
10デニールを超えると孔径が大きくなり、ダストが濾
材の内部まで進入し、圧力損失の上昇を招き、濾材のラ
イフが短くなる。
には、上流側の層に使用した繊維と同様の有機繊維、無
機繊維を適宣混合して用いることができるが、繊維径
0.5デニール以下の捲縮形状を有さない繊維が配合さ
れていることが望ましく、さらにこれらの繊維が下層側
重量に対し、50%重量以上含有されるのが好ましい。
0.5デニールより太い繊維が多いと、濾材の孔径が大
きくなり、捕集性能が得られない。
5g/m2の範囲が好ましく、10g/m2以下では良好
な捕集性能が行えず、また35g/m2以上では通気性
が悪化してしまう。
スパンボンド法、メルトブロー法等と湿式抄紙法による
方法が考えられる。しかし、乾式法では、均一なシート
を作ることは困難で、孔径分布が不均一になり好ましく
ない。スパンボンド法、メルトブロー法では複数の繊
維、例えば直径、繊維長の異なる繊維、材質、形状の異
なる繊維を混合することが困難で、本発明の濾材物性を
得ることは困難である。
囲が狭く限定されている下流側のシートは、湿式抄紙法
を用いるのが好ましい。一方、上流側のシートは、孔径
分布の範囲限定が比較的広いため、湿式抄紙法の他に乾
式法を用いることも可能である。これらのシートの積層
法としては、特に制限はない。湿式抄紙法による抄き合
わせる方法、湿式抄紙したシートを熱融着する方法、ニ
ードルあるいは高圧水流で一体化する方法等が挙げられ
る。その際、上流側の層が下流側の層の2倍以上の繊維
目付けを有する2層以上の積層シートとすることが好ま
しい。
物は、上で述したように、さらに、強度アップ、加工性
を向上させる目的で、樹脂を含浸させるが、用いる樹脂
は、熱、電子線、紫外線で硬化するものであればよい。
例えば、フェノール系、アクリル系、酢酸ビニル系、ス
チレン系、エポキシ系等の一般的樹脂が広く使用可能で
ある。特に、MFT(最低造膜温度)が10℃以上のア
クリル系、酢酸ビニル系エマルジョンで繊維交点に集ま
りにくい樹脂の使用が好ましい。含浸方法に特に制限は
ない。
5重量%で、好ましくは5〜20重量%である。3重量
%より少ないと濾材が柔らかく、加工性及び強度の向上
効果が少ない。25重量%を超えると濾材の通気性が悪
化し好ましくない。なお、樹脂を含浸することで、上記
の最大、平均孔径が本発明の範囲をはずれることがあっ
てはならない。
加工を施すことも可能である。
の孔径を有する繊維層を用いること、かつ上流の層に捲
縮かつ異型断面形状を有する繊維及び接着性繊維の使用
により達成される高性能の濾材である。特に、内燃機関
のフィルターとして有効に作用する。
するが、本発明は本実施例に限定されるものではない。
て重量部、重量%によるものである。測定項目は、坪
量、厚み、圧力損失、捕集効率、ライフ、孔径、剛軟度
であり、結果を表1、2に示す。
用いた。
より風速5.3cm/秒で測定した。この数値が小さい
ほど、通気性が良い濾材であることを示す。
分、濾過面積283cm2、試験用ダスト11種(関東
ローム層砂塵、超微粒、日本粉体工業技術協会製)を用
い、試験機により測定した。捕集効率は重量法により求
めた値であり、この数値が大きいほど、捕集性能に優れ
た濾材であることを示す。ライフ測定値は圧力損失が初
期圧力損失より100mmAq増加したときのダスト保
持量(g)であり、この数値が大きいことは長いライフ
の濾材であることを示す。
mmに裁断し、東洋精機社製ガーレ柔軟度試験機(JI
S−L1096)を用いて測定し、算出した。測定値
(mg)の大きいことはより剛直な濾材であることを示
す。この値が縦3000mg、横2000mg以上、好
ましくは縦4000mg、横2500mg以上あること
が加工性の点から望ましい。
維(A)(2デニール×5mm、T型捲縮繊維、クラレ
社製)60%、PETバインダー繊維(a)(2デニー
ル×5mm,メルティー4080芯鞘タイプ、ユニチカ
社製)20%、麻パルプ(A)(エクアドル産マニラ
麻、東邦ワラパルプ社製)20%を水中に均一に分散
し、スラリーを調製した。
デニール×5mm、帝人社製)80%、PETバインダ
ー繊維(a)20%を分散剤と共に水中に均一に分散
し、スラリーを調製した。
m2のシートからなる2層を抄き合わせ、120℃で乾
燥後、150℃で1分間熱処理を行った。その後、樹脂
含浸を行い、乾燥後、150℃で10分間キュアリング
を行った。さらに、撥水剤を含浸し乾燥を行い濾材を作
製した。
(MFT +11℃、モビニール770、ヘキスト合成
社製)を用い、シート重量に対し15%の含浸を行っ
た。撥水剤は、フッ素系(スミレーズFP−210、住
友化学社製)を用い、シート重量に対し0.1%の含浸
を行った。
(C)(0.5デニール×5mm、帝人社製)30%、
PETバインダー繊維(a)20%とし、下流側の配合
をPET繊維(B)70%、繊維径1μm以下の有機合
成繊維(A)10%、PETバインダー繊維(a)20
%とした以外は実施例2と同様の方法で濾材を作製し
た。
(C)30%、PETバインダー繊維(a)20%と
し、下流側の配合をPET繊維(B)60%、PET繊
維(C)20%、PETバインダー繊維(a)20%と
した以外は実施例1と同様の方法で濾材を作製した。
(D)(6デニール×10mm、クリンプ繊維、帝人社
製)30%、PETバインダー繊維(a)20%とし、
下流側の配合をPET繊維(B)60%、PET繊維
(C)20%、PETバインダー繊維(a)20%とし
た以外は実施例1と同様の方法で濾材を作成した。
(D)30%、PETバインダー繊維(a)20%と
し、下流側の配合をPET繊維(B)70%、有機合成
繊維(A)10%、PETバインダー繊維(a)20%
とした以外は実施例1と同様の方法で濾材を作製した。
m、クリンプ繊維、帝人社製)60%、麻パルプ(A)
20%、PETバインダー繊維(a)20%とした以外
は実施例1と同様の方法で濾材を作製した。
ダー繊維(a)20%とした以外は実施例1と同様の方
法で濾材を作製した。
m、Y型捲縮繊維、大和紡社製)60%、麻パルプ
(A)20%、PETバインダー繊維(a)20%とし
た以外は実施例1と同様の方法で濾材を作成した。
ダー繊維(B)20%とした以外は実施例1と同様の方
法で濾材を作製した。
(B)40%、PETバインダー繊維(B)20%とし
た以外は実施例1と同様の方法で濾材を作製した。
ダー繊維(a)20%とし、下流側の配合をPET繊維
(B)40%、PET繊維(C)40%、PETバイン
ダー繊維(a)20%とした以外は実施例1と同様の方
法で濾材を作製した。
ダー繊維(a)20%とし、下流側の配合をPET繊維
(B)60%、有機合成繊維(A)20%、PETバイ
ンダー繊維(a)20%とした以外は実施例1と同様の
方法で濾材を作製した。
比較例5は、樹脂を含浸した乾式不織布と樹脂を含浸し
ない乾式不織布をニードルパンチ方式で一体化したもの
で、比較例6は、針葉樹パルプ、木綿パルプを抄紙し、
フェノール樹脂を含浸した濾紙タイプの濾材である。
す。
を有し、かつ該上流側に異型断面を有する捲縮繊維、及
び接着性繊維を含有する層を有する濾材が捕集効率が高
く、ロングライフで硬さが優れることが判る。即ち、上
流側層の最大孔径が150μmを越えるとライフが短く
なり(比較例1参照)、一方、30μm未満であると圧
力損失が高くなる(比較例2参照)。また、下流側層の
最大孔径が35μmを越えると捕集効率が低下し(比較
例3参照)、5μm未満であると圧力損失が高くなる
(比較例4参照)。他社乾式品(比較例5)は孔径が非
常に大きいため、捕集効率が大きく劣っており、また厚
みがかなりあるため、ひだ折り加工時におけるひだ折り
数に制限があり、有効濾過面積が減少するといった欠点
がある。濾紙タイプ品(比較例6)では、圧力損失が高
くライフ性能も悪いことが判る。また、上流側に異型断
面かつ捲縮繊維を含有する層を有する濾材では、捲縮繊
維を含有する層を有する濾材と比べてライフが向上して
いることが判る(実施例1と実施例6)。接着性繊維を
多く含有する場合、硬さが優れている濾材の作製が可能
なことが判る(実施例1と実施例7)。また、上流側層
に配合する異型断面かつ捲縮繊維を、PET繊維(A)
(T型捲縮繊維)からレーヨン繊維(Y型捲縮繊維)に
変えても、同様の効果があることが判る(実施例6と実
施例8)。
率が高く、ライフが長く、強度、硬さを有するため加工
性に優れた濾材である。フィルター、特に内燃機関のエ
アフィルターとして効果的である。
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも2層以上の構造を有する積層
シートであって、ダストを含有する流体が濾材に流入す
る側(上流)の層の最大孔径が30〜150μm、平均
孔径が20〜60μmであり、流体が濾材から流出する
側(下流)の層の最大孔径が10〜35μm、平均孔径
が5〜20μmであり、上流側の層を構成する繊維が、
捲縮かつ異型断面形状を有する繊維及び接着性繊維から
なる濾材。 - 【請求項2】 湿式抄紙法により形成された層を少なく
とも1層有する請求項1記載の濾材。
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