JPH03261386A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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Publication number
JPH03261386A
JPH03261386A JP2060618A JP6061890A JPH03261386A JP H03261386 A JPH03261386 A JP H03261386A JP 2060618 A JP2060618 A JP 2060618A JP 6061890 A JP6061890 A JP 6061890A JP H03261386 A JPH03261386 A JP H03261386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
stator
moving unit
ultrasonic motor
drive
Prior art date
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Pending
Application number
JP2060618A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Okuma
繁 大熊
Kenji Nishibori
賢司 西堀
Shinnosuke Taniishi
谷石 信之介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は固定子上に振動を発生させ、該振動により移動
体を駆動する超音波モータに関し、特にその移動体の移
動速度の制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、超音波モータの移動速度を制御する方法としては
、超音波モータの固定子に印加する周波電圧の電圧レベ
ルを変化させる方法、あるいは本件出願人に依る特開昭
60−176470号公報に開示されているような方法
、すなわち固定子に印加する周波電圧のデユーティ比を
制御する方法等が提案されている。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら上述の前者の方法では、固定子に印加する
周波電圧のレベルは一般的に高電圧、且つ広範囲(50
〜100V程度)となるため、小型で、低電圧で駆動可
能な小型携帯機器への利用が困難であった。また、後者
の様に印加する周波電圧のデユーティ比を変えて移動速
度を変える方法では、モータへの通電→通電停止が繰り
返し行われる際、移動体と固定子との摩擦係数が大きい
のて移動体が移動−停止→移動を繰り返し、移動体の速
度変化が激しく、移動体が不安定な動きをすると共に、
その移動体と固定子の接触面の摩耗が激しく、耐久性に
問題が生じ易く、さらには移動体が移動→停止→移動を
繰り返す際、その過渡期に於いて、特に立ち上り時のト
ルク変動が激しく、立ち上り時に安定したトルクが得ら
れないという問題があった。
〔課題を解決するための手段(及び作用)〕本発明は上
述の従来の問題点、欠点を除去し安定した速度−トルク
特性を有する超音波モータを提供することを目的とする
もので、移動体を正方向と逆方向に駆動し、この正、逆
方向の印加時間の割合(デユーティ−比)を変化させる
ことで移動体の駆動、或いは移動体と固定子との相対速
度を制御するものである。このことにより移動体が移動
→停止−移動の繰り返す際、特に立ち上り時の過渡状態
である静摩擦駆動のみの状態がなくなり移動体、固定子
間は常に静摩擦係数よ゛りはるかに低い動摩擦係数上で
の速度の立ち上りが可能となるため移動体と固定子の接
触面の摩耗による耐久性が飛躍的に向上するばかりでな
く安定した速度−トルク特性を有する超音波モータを提
供することが可能となる。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る超音波モータの固定子1の端面に
貼着された電極の構成を示した図である。図中1はリン
グ形状をした固定子で、該固定子にはその表面に分極処
理された2群の圧電素子が配されている。尚、本実施例
では圧電素子を用いるが電歪素子あるいは磁歪素子等の
電気−機械エネルギー変換素子であればよい。又1−1
゜1−2は駆動波形を加える駆動電極であり、電極1−
1は前記圧電素子の一方の群の電極、電極1−2は他方
の電極であり、これらの2群の圧電素子は90°の位相
差をもって配置され、また互いに90°位相の異なる駆
動波形が印加される。
1−3は固定子1の共振状態を検出するための電極であ
り、また1−4は共通電極で電極1−1゜1−2.1−
3の各電極に対向する電極に接続されている。尚、該固
定子1自体の構成は公知であるため、その詳細な説明は
省略するが、上記電極に90°位相の異なる駆動波形(
周波電圧)が印加されることにて固定子の表面に進行性
の振動波が発生する。
第2図は第1図示の超音波モータの固定子の電極1−1
.1−2への駆動波形と共振状態の検出電極1−3の出
力波形との位相関係を示す波形図である。第2図(a)
の電極1−1.1−2の駆動波形は超音波モータを正転
させる場合の波形を示しており、第2図(b)の電極1
−1.1−2の駆動波形は超音波モータを逆転させる場
合の波形を示している。又、正転及び逆転時における共
振状態では図の如く電極1−3からの出力がそれぞれ電
極1−1の波形から90°ずれた位相関係の波形が出力
される様上記電極1−3の位置が設定されている。尚該
実施例では上記の如く電極1−1、と電極1−3の波形
が90°ずれているので、電極1−3の位置も電極1−
1に対して90°ずれた位置に配されている。
以上述べたことが、本実施例に於ける超音波モータの正
、逆転の動作原理である。
第3図は本発明に係る超音波モータの駆動回路の一実施
例を示す回路図である。同図において1は進行性の屈曲
振動波を発生する第1図示の固定子を示し、1−1〜1
−4は第1図に述べた各電極を示している。13はエン
コーダ等の構成された速度を検出する速度検出器で、そ
の出力はローパスフィルタ2に接続されている。3はた
とえばマイコンで構成される制御回路で、ローパスフィ
ルタ2から出力されるリング状の移動体14の回転速度
に応じたアナログ信号を受けるポート3a1所望の設定
速度に応じた速度指示信号を受けるポート3b、移動体
14の回転方向に応じた回転方向指示信号を受けるポー
ト3C1及び第4図(a)で示す様な、設定速度指示信
号とエンコーダ13からの実際の速度との速度差並びに
回転方向を示す時間幅T1のパルス信号を出力するポー
ト3dを有している。なお第4図(a)において、モー
タの速度が零の時にはT、/T2はT、/T、=0.5
となり、TI /T2 <0. 5の時には移動体14
は正方向に回転し、T、/T2>0.5の時には移動体
14は逆方向に回転する。
7は第4図(C)のような基本の正弦波を発生する発振
器で、該発振器7の出力は増幅器9、コイル11を介し
て圧電素子の一方の群の電極1−1へ供給されると共に
、位相シフタ8にも供給される。該位置シフタ8は前記
発振器7から供給される正弦波の基準信号より90°進
んだ信号を端子8bより出力し、また90°遅れた信号
を端子8aより出力する。6はデータセレクタで、制御
回路3からのパルス信号のレベルに応じて位相シフタ8
から供給される信号を選択的に増幅器10へ供給する。
なお、制御回路3からの信号のレベルがローレベルであ
る時にはデータセレクタ6は位相シフタ8の出力端子8
aから出力される、90°遅れた信号を出力し、また制
御回路3からの信号レベルがハイレベルの時には、デー
タセレクタ6は位相シフタ8の出力端子8bから出力さ
れる、90°進んだ信号を出力する。11.12は電極
1−1.1−2に夫々接続されたコイル、14は固定子
1に加圧接触した移動体である。
次に上記構成にかかる超音波モータの動作について説明
するが、この場合、所望の速度はn、てあり、回転方向
は正方向が設定されたものとして説明する。
超音波モータの不図示のスイッチにより、モータスター
ト信号が制御回路3に与えられると、第3図示モータの
駆動回路の制御回路3は、まず速度n1に相当した速度
指示信号ポート3bを介して読み取り、次に正方向を示
す回転方向指示信号をポート3cを介して読み取る。そ
して次にポート3aから移動体14の回転速度に対応し
た信号を読み取り、該アナログ信号をデジタル信号に変
換した後に制御回路3に設けられた不図示のメモリーに
記憶する。
このモータスタートの時点ては移動体14の速度は零で
あるので、ポート3a、3bから入力する信号の差、設
定速度と実際の速度との速度差は大きいので、制御回路
は、時刻t2においてローレベルからハイレベルに変化
する。第4図(a)の点線て示す様な信号をポート3d
から出力するこの様な時間幅の信号が制御回路3から出
力されるとき、データセレクタ6は時刻t、から時刻T
2の閉位相シフタ8の端子8aから出力される90’遅
れた駆動信号(第4図(b)参照)を増幅器10へ出力
する。この時、電極1−1には第4図(C)で示される
ような駆動信号が与えられているので移動体14は固定
子1に発生した進行波によって正方向の回転力を受ける
。一方データセレクタ6は時刻t2において、制御回路
3からの出力信号に応答して位相シフタ8の出力端子8
bから供給される90°進んだ駆動信号(第4図(b)
参照)を出力し、かつデータセレクタ6は時刻ta  
(第4図(a)参照)まで、該駆動信号を出力し続ける
ので、移動体14はこの時刻t2からt、までの間固定
子1から逆方向の回転力を受ける。この場合、移動体1
4には正方向の回転力が逆方向の回転力より多く与えら
れる為に、移動体14は正方向に回転を開始する。次に
時刻ts  (第4図(a)参照)において再度各ポー
ト3a、3b、3cの信号が前述と同様な順番で読み取
られ、出力ポート3dから設定速度と実際の回転速度と
の速度差に応じた時間幅T1を有するパルス信号が出力
される。この結果、データセレクタはその出力端子より
、制御回路3からの出力パルスのT、/T、に応じて9
0’遅れた駆動信号、90°進んだ駆動信号を順次出力
する。この場合には前述の速度差は減少しているので、
電極1−2側に印加される、正方向の回転力を発生し得
る駆動信号の印加時間幅は前回の場合より狭いものとな
る。時刻t、より時間T2が経過すると、再度制御回路
3は速度差並びに回転方向の読み取りを行い、データセ
レクタ6は制御回路3から出力されるパルス信号に応じ
て位相シフタ8からの駆動信号を圧電素子の電極1−1
.1−2に供給する。そしてこの動作は繰り返され、制
御回路3は最終的には設定速度n、に相当した時間幅T
1を有するパルス信号を出力し、この結果移動体14は
設定速度n1で正方向に回転するものである。
尚回転方向が逆方向の場合には、第4図(C)で示すよ
うな正方向回転の時とは逆位相のパルス信号がモータの
スタート時に発生し、これによりスタート時に位相シフ
タ8の端子8bから出力される、逆方向の回転力を発生
し得る駆動信号が前述の正方向回転の時より多く圧電素
子の電極1−2に印加される。この為、移動体14は逆
方向の回転を開始する。そして前述の正方向回転の場合
と同様な動作が繰り返されて、最終的には移動体14は
設定速度n1で逆方向に回転するものである。
第5図は本発明の超音波モータのデユーティ比γ=T、
/T、を変化させたときの移動体の回転スピード比n 
/ n oの測定結果である。nはデユーティ比がある
値のときの移動体の回転スピード、noはデユーティ比
γ=0のときの移動体のスピードである。また測定時の
モータへの負荷は、無負荷とし、回転速度は、移動体1
4上にスリット付のパルス発生板を取り付はフォトセン
サーで信号検出し、それぞれ回転数に換算した。
第5図に示す様に、デユーティ比の変化と、回転速度は
リニアに変化し、デユーティ比を変えることで速度制御
が可能であることが確認出来た。さらに第6図では本発
明で得られた超音波モータのトルク−速度特性を示す。
図中γはデユーティ比T+/T2、nは回転数である。
第6図に示す様にデユーティ比γを変化させることによ
りトルク−速度特性の特性曲線はほぼ平行移動して原点
に近づく。このことは本発明の超音波モータが他の方式
(電磁型等)のモータと同等の速度制御が容易に可能な
事を物語るばかりでなく、超音波モータ特有の低速大ト
ルクの特性が十分に発揮されていることを示す。
〔他の実施例〕
前述の実施例では、電極1−1側の位相信号は常に一定
であったが、電極1−1側の位相信号もスイッチングし
、電極1−1側と電極1−2側のデユーティ比を制御し
ても良い事は言うまでもない。また前述の実施例は固定
子1は静止し、移動体14を移動させる例であったが、
移動体14を、たとえばプリンタの基板に固定し、固定
子1をプリンタのヘッドとして構成し、固定子1に発生
する進行波によって固定子1自身を相対的に移動させる
様に構成した場合にも前述と同様な効果が発生する。さ
らに、前述の実施例は固定子1に進行波を発生し、該進
行波によって移動体14を移動させたが、進行波によら
ず2つの定在波を2つの弾性体に発生させ、一方の弾性
体により移動体を正方向を回転させ、他方の弾性体によ
って逆方向へ回転させるモータにも本発明は適用できる
ことは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、従来問題となって
いた耐久性を大巾に向上させるとともに、安定したトル
ク−速度特性を有する超音波モータを提供することが出
来る。さらに、本発明によれば、従来の電磁型モータと
同様な容易な速度制御が可能であるばかりでなく、超音
波モータ特有の低速高トルクのモータを提供てき、ロボ
ット等の関節用モーターとして、従来にない特性を有し
たモータが実現出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は超音波モータの固定子の電極形状を示す説明図
、 第2図(a)、(b)は従来の超音波モータの駆動波形
及び出力波形を示す波形図、 第3図は本発明に係る超音波モータの駆動回路の一実施
例を示す回路図、 第4図は本発明の駆動信号の詳細図、 第5図、第6図は本発明を利用して得られた超音波モー
タの緒特性図である。 1・・・固定子 3・・・制御回路 6・・・データセレクタ 8・・・位相シフタ 13・・・速度検出器 14・・・移動体 %  グ  [;E] (α) 正 9入 (b) 私 転 ) 1 2 3 4 O!I 丹゛−−号イーCL l=7h2 宇乙ロ ト)L7 (怜hc慨)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)供給される駆動信号に応じて振動波を発生する振
    動体と、該振動体に加圧接触した被接触部材とを有し、
    前記振動波によって前記振動体と被接触部材とが相対移
    動する超音波モータにおいて、前記被接触部材を正・逆
    方向に移動し得る第1、第2駆動信号を順次発生し、か
    つ該両駆動信号を前記振動体に供給する駆動信号発生手
    段を設け、前記第1、第2駆動信号に応じてモータを所
    定方向に駆動する超音波モータ。
  2. (2)前記発生手段は、設定速度と被接触部材の移動速
    度との速度差に応じて前記第1、第2駆動信号の比を制
    御する制御回路を有することを特徴とする請求項(1)
    記載の超音波モータ。
JP2060618A 1990-03-12 1990-03-12 超音波モータ Pending JPH03261386A (ja)

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JP2060618A JPH03261386A (ja) 1990-03-12 1990-03-12 超音波モータ

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JP2060618A JPH03261386A (ja) 1990-03-12 1990-03-12 超音波モータ

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JPH03261386A true JPH03261386A (ja) 1991-11-21

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ID=13147450

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JP2060618A Pending JPH03261386A (ja) 1990-03-12 1990-03-12 超音波モータ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06178558A (ja) * 1992-12-10 1994-06-24 Tamura Electric Works Ltd 超音波モータ駆動方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06178558A (ja) * 1992-12-10 1994-06-24 Tamura Electric Works Ltd 超音波モータ駆動方法

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