JP5885380B2 - 振動波駆動装置の駆動制御装置及び駆動制御方法 - Google Patents

振動波駆動装置の駆動制御装置及び駆動制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、振動波駆動装置の駆動を制御する駆動制御装置及び駆動制御方法に関する。
カメラ等の光学機器に搭載されている圧電素子を利用した公知の振動波駆動装置(いわゆる超音波モータ)では、ステータと呼ばれる振動子にロータと呼ばれる被駆動体がバネにより強く圧接されている。
そのため、この被駆動体を静止時から起動させる時には該振動子と該被駆動体との間の静止摩擦力と該被駆動体の静止慣性力との和以上の力を該被駆動体に加えなければならない。
このようなことから、起動に際しては定常駆動中に該圧電素子に印加する交番電圧よりも大きな電圧を、該素子に印加するように制御が行われている。
しかしながら、これでも起動性が向上しない場合があるため、特許文献1では、起動に際して該振動子に定在波の振動を発生させて該振動子と該被駆動体との間の固着力を弱めてから起動させようとする振動波駆動装置の駆動方式が提案されている。
また、特許文献2では、起動に際してホワイトノイズを励振信号として印加する振動波駆動装置の起動方法が提案されている。
特開昭59−106886号公報 特開平5−176562号公報
振動波駆動装置においては、装置を起動させる場合、ある所定掃印周波数の電圧を印加後、所定掃印周波数をスイープダウンさせて、所望の回転数を得るという手法が一般的に行われている。
ところで、ある所定掃印周波数からスイープダウンして、所望の回転数を得る場合の周波数−回転数カーブと、ある所望の回転数からスイープアップして得られる周波数−回転数カーブにはヒステリシスがある。
このヒステリシスがつぎのような課題となってきている。
すなわち、振動波駆動装置においては、低速域ではステータとロータの接触状態が不安定であることから、このヒステリシスにより最低起動回転数が大きくなってしまうため、起動時の加速が急激になり、大きな打撃音を生じてしまうこととなる。
特に動画撮影中心のカメラでは、この起動時の音が動画の音声として録音され、動画の品質を落としてしまうという課題が発生する。
上記2つの従来例の駆動制御技術でも、振動波駆動装置の起動性の改善は試みられているが、このような従来例のものでは、さらなる高ダイナミックレンジ化や、静音化を図る上で必ずしも十分に対応できるものではない。
本発明は、上記課題に鑑み、高ダイナミックレンジ化や、静音化を図ることが可能となる振動波駆動装置の駆動制御装置及び駆動制御方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、つぎのように構成した振動波駆動装置の駆動制御装置及び駆動制御方法を提供するものである。
本発明の一様態は、電気−機械エネルギー変換素子を備えた振動子に駆動信号を与えることで、前記振動子に接触する被駆動体を相対移動させる振動波駆動装置の駆動制御装置であって、
前記駆動信号の周波数を変化させて前記被駆動体を起動させる際、周波数を変化させる前に前記駆動信号を前記振動子に供給しない時間を設ける振動波駆動装置の駆動制御装置に関する。
本発明の一様態は、電気−機械エネルギー変換素子を備えた振動子に駆動信号を与えることで、前記振動子に接触する被駆動体を相対移動させる振動波駆動装置の駆動制御方法であって、
前記駆動信号の周波数を変化させて前記被駆動体を起動させる際、
第1の周波数を有する第1の駆動信号を前記振動子に入力し、
前記第1の周波数とは異なる第2の周波数を有する第2の駆動信号を前記振動子に入力し、
前記第1の駆動信号の入力と前記第2の駆動信号の入力との間に、前記駆動信号を供給しない時間を設ける振動波駆動装置の駆動制御方法に関する。
また、本発明の一様態は、電気−機械エネルギー変換素子を備えた振動子に駆動信号を与えることで、前記振動子に接触する被駆動体を相対移動させる振動波駆動装置の駆動制御装置であって、
第1の周波数を有する第1の駆動信号を前記振動子に入力する期間と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数を有する第2の駆動信号を前記振動子に入力する期間との間に、前記駆動信号を前記振動子に入力しない時間を設けるように構成された制御手段を有する振動波駆動装置の駆動制御装置に関する。
本発明によれば、高ダイナミックレンジ化や、静音化を図ることが可能となる振動波駆動装置の駆動制御装置及び駆動制御方法を実現することができる。
本発明に適用できる振動波駆動装置における駆動制御装置の構成を示すブロック図。 本発明に適用できるスイッチング回路部のOFF−ONタイミング波形図。 本発明に適用できる周波数−回転数特性を表す模式図。 本発明に適用できる振動波駆動装置の構成を説明する図。 従来例におけるスイッチング回路部のOFF−ONタイミング波形図。 本発明と従来例とを適用した場合における周波数−回転数特性を表す模式図。
本発明を実施するための形態を、以下の実施形態により説明する。
本発明の1つの実施形態として、振動子の駆動部に楕円運動を生じさせ、振動子の駆動部に接触する被駆動体を相対移動させる振動波駆動装置とその駆動を制御する駆動制御装置の構成例について説明する。
図1は、本実施形態の駆動制御装置としての駆動制御回路の構成を示すブロック図である。図1においてaは振動波駆動装置である振動型モータである。
まず、振動型モータaの構成の一例を、図4を参照して説明する。
図4において、bは金属等の振動減衰損失の小さい材料で構成された第1の弾性体、dは電気−機械エネルギー変換素子である圧電素子である。
hは図1の駆動制御回路より圧電素子dに駆動信号を印加するためのフレキシブル基板、eは第2の弾性体、fはシャフトcの下端に形成されたネジ部と勘合する第1の締め付け部材である。
第1の弾性体b、圧電素子d、フレキシブル基板h、および、第2の弾性体eの中心部に設けられた貫通孔にシャフトcを挿入する。
シャフトcの途中には段差が設けられており、この段差が第1の弾性体bの内壁に設けられた段差に突き当たる。
シャフトcの先端(下部)部にはネジが形成され、このネジに締結部材である第1の締め付け部材fを嵌合させて締め付けることで、第2の弾性体e、フレキシブル基板h、圧電素子d、および、第1の弾性体bを固定することができる。
第1の弾性体bの圧電素子dと接触していない側の表面(駆動部)には、被駆動体であるロータiに固定された接触バネjが加圧接触する。この接触バネjは弾性を有しており、ロータiに固定されて一体となって回転する。
kは出力手段であるギアであり、ロータiの回転軸方向の移動を許容し、ロータiの回転運動の移動に追従するようにロータiと嵌合している。
mはバネ等の加圧手段であり、ロータiのバネ受け部とギアkとの間に配置され、ロータiを第1の弾性体bの方向に押し下げるように加圧している。
ギアkはシャフトcと結合した固定部材lに軸支されており、その軸方向における位置は固定部材lによって規制されている。シャフトcの第1の締め付け部材fと嵌合しない側の先端(上端)部にもネジが形成されており、このネジに第2の締め付け部材gを嵌合させて、固定部材lにシャフトcを固定している。
固定部材lにはネジ穴が設けてあり、この固定部材lを所望の個所にネジを用いて固定することで、振動型モータを所望の個所に取り付けることができる。
圧電素子dは、複数の圧電体の層が積層して構成されている。例えば、1つの圧電体の両面には電極層が形成されており、電極層は4つの領域(4つの電極)に分割されている。この4つの電極に対応する圧電体の4つの領域は、互いに同じ向きとなるように圧電素子dの厚み方向に分極が施されている。
この4つの電極層に夫々駆動信号(後述のA、A’、B、B’)を印加すると、振動子には第1の弾性体bを紙面の前後と左右に振るような2つの曲げ振動(1つの曲げ振動ともう一方の曲げ振動は空間的に90度位相がずれている)が発生する。
これらの振動が合成されると、第1の弾性体bの表面には、楕円運動が励起される。
この楕円運動が励起された第1の弾性体bの表面に接触バネjを加圧接触させれば、接触バネjおよびロータi(被駆動体)がこの楕円運動に押し出されるようにして移動する。
振動型モータの構成は上記の構成に限定されるものではない。
例えば、圧電素子等の電気−機械エネルギー変換素子、振動子、被駆動体等から構成され、電気−機械エネルギー変換素子に2相以上の交流電圧を印加することにより振動子に進行性の振動波を発生させる円環型の振動波駆動装置にも適用できる。
図1に戻り、本実施形態では、スイッチング回路12、12’はスイッチング素子にオン抵抗の小さいFETを使用している。また、各FETには逆方向電流通過用ダイオードが設けられている。このダイオードを設けることで逆方向電流によるFETの破損を避けている。駆動信号であるA、A’信号と、B、B’信号と、はそれぞれ時間的に位相が90度異なる。
13、14はモータとのインピーダンスを整合させるインピーダンス素子である。本実施形態では13、14はインダクタンス素子である。
図1の4相の駆動方法でも、13、14の位置にインピーダンス素子を付加することで、より低電圧でかつ高効率にモータを駆動することができる。
15は被駆動体と振動子の相対的な位置を検出するエンコーダー(移動量検出手段)である。
尚、マイコン(制御手段)11からスイッチング回路12’に入力される信号dirは、正転、逆転を指示する信号である。マイコン11から、正転信号がスイッチング回路12’に入力された場合は、スイッチング回路12’はB、B’信号が、スイッチング回路12のA、A’信号に対してそれぞれ時間的に90度位相が遅れる様に制御される。
逆に、逆転信号がスイッチング回路12’に入力した場合は、B、B’出力はA、A’のスイッチングパルスに対してそれぞれ時間位相が90度進む様に制御される。
ここで、A、A’信号やB、B’信号は、駆動信号としての駆動電圧(交流電圧)であり、図1はこの駆動電圧によるフローティング駆動の様子を示している。フローティング駆動においては、A信号がプラス電圧でA’信号がグランド電圧の場合と、A信号がグランド電圧でA’信号がプラス電圧の場合と、を交互に変更する。同じように、A、A’信号と時間的に90度位相が遅れるB、B’信号においても、B信号がプラス電圧でB’信号がグランド電圧の場合と、B信号がグランド電圧でB’信号がプラス電圧の場合と、を交互に変更する。
このフローティング駆動によれば、常にAをプラスの電圧にしてA’をグランド電圧とする場合に比べて、みかけ上、2倍の電圧を印加することが可能となり、2倍の振幅を発生することができる。つまり、従来と比べて半分の電圧で同振幅を発生することができる。
また、A、A’信号とB、B’信号は時間位相が90度異なる例で説明したが、時間位相のずれは90度に限定されるものではない。
つぎに、本実施形態における所定掃印周波数を変化させる毎にパルス信号である駆動信号をオフ−オンさせる構成について説明する。
図2は、スイッチング回路部12、12’のOFF−ONタイミング波形を示す図であり、モータを駆動させる時のA、A’信号と、エンコーダー(移動量検出手段)から出力されるエンコーダー信号(ENC信号)の変化の様子を示す。
まず、駆動信号として周波数f1の駆動信号を入力する。そして、所定時間、周波数f1を入力後、駆動信号をオフ状態にする。
次に、所定時間オフの時間が経過後、駆動信号として周波数f2を入力する。駆動信号のオフの時間は、任意に設定可能である。
この時、周波数f1とf2の関係は、f1>f2となっている。所定時間、周波数f2を入力後、駆動信号をオフ状態にする。
ここまでの領域を分かりやすいように、図中ではオフ−オンモード領域としている。
ここで、このオフ−オンは、図1のマイコン11からの指令によって、A、A’信号(B、B’信号)自体を同時にオフ−オンさせることにより行われる。
さらに、次の駆動信号として周波数f3を入力する。この時、周波数f2とf3の関係は、f2>f3となっている。
また、ENC信号に着目すると、周波数f3を入力後、エンコーダーに入力が入ったことを表している。
すなわち、モータが駆動し始めたことを表している。駆動していることが確認できたら、次の信号として連続的に周波数f4を入力する。
この時、周波数f3とf4の関係は、f3>f4となっている。その後は、所望の回転数が得られるまで、周波数を下げていき、所望の回転数を得る動作を実行する。起動してからの領域をスイープモード領域としている。
本実施形態では、このように所定掃印周波数を順次に減少するように変化させて駆動信号を入力するに際し、所定掃印周波数を変化させる毎に、駆動信号をオフ−オンさせる(つまり周波数を変化させる毎に駆動信号をオフさせる時間を設ける)ように構成されている。
そして、本実施形態では、エンコーダーによって被駆動体の移動量を検出し、この検出された移動量の検出値によって、パルス信号である駆動信号をオフ−オンするモードと、駆動信号の周波数をスイープするモード(駆動信号をオフせずに、周波数を連続的に変化させるモード)とに、マイコン11により切り替え可能に構成されている。
図3は周波数−回転数特性を表す図であり、図2の信号の様子とモータの回転数の様子を表した模式図である。
所定掃印周波数を変更する毎に、入力信号のオフ−オンを繰り返し、矢印で示した起動周波数ポイントで、モータが起動し回転し始める様子を示している。
そのときの周波数−回転数特性を表しているのが、丸数字1の線である。
さらに、丸数字1は所望の回転数からスイープアップして得られる周波数−回転数特性とほぼ一致することが筆者らの実験により確かめられている。
図5に、従来例におけるスイープモード領域のみで構成されたA、A’の入力信号とエンコーダーのENC信号の変化の様子を示す。
まず、入力信号として周波数f1を入力する。所定時間周波数f1を入力後、次の信号として連続的に周波数f2を入力する。
この時、周波数f1とf2の関係は、f1>f2となっている。
さらに、周波数f3、f4、・・・、f7と連続的に入力していく。周波数f2、f3、・・・、f7の関係は、f2>f3>・・・>f7となっている。
周波数f7を入力後、エンコーダ信号ENCに入力が入ったことを表している。すなわち、モータが駆動し始めたことを表している。
なお、上記の説明では、前記駆動信号として所定掃印周波数を印加する場合について説明したが、駆動信号として所定掃印周波数に振動子と該被駆動体との間の固着力を弱めるのに効果のあるそれ以外の周波数成分を重畳させるようにしてもよい。
図6は従来例と本発明を適用した場合とにおける周波数−回転数特性を表す図であり、図5の信号の様子とモータの回転数の様子を表した模式図である。
入力信号を常にオンの状態で、所定掃印周波数を変更し、スイープダウンすると、矢印で示した起動周波数ポイントでモータが起動し回転し始める様子を示している。
そのときの周波数−回転数特性を表しているのが、丸数字2の線(従来例)である。
丸数字1(本発明を適用した場合)と丸数字2を比較すると丸数字1の方が最低回転数が低く、低速から安定して駆動できる様子が明らかである。
以上のように、本実施形態によれば、従来例のものに比べて低速から安定して駆動できる。
これは、本実施形態における周波数ごとにオンとオフを繰り返すステップ入力により、従来例のようなオフ状態のない連続的な入力に比べて、駆動波成分が大きくなり、起動性が向上するものと考えられる。よって、前述した周波数−回転数カーブのヒステリシスを小さくすることができる。
そのため、最低起動回転数を小さくすることができ、起動時の加速を緩やかに行うことが可能となる。
これらにより、起動時の打撃音を小さくすることができ、振動波駆動装置の高ダイナミックレンジ化と静音化を実現することができる。
また、電圧を上げるなどの耐圧のある素子を使用する構成でないことから、装置のコストを上げずに制御機能の良い振動波駆動装置を実現することできる。
a:振動子
11:マイコン
12:スイッチング回路
13、14:インダクタンス素子
15:エンコーダ

Claims (15)

  1. 電気−機械エネルギー変換素子を備えた振動子に駆動信号を与えることで、前記振動子に接触する被駆動体を相対移動させる振動波駆動装置の駆動制御装置であって、
    前記駆動信号の周波数を変化させて前記被駆動体を起動させる際、周波数を変化させる前に前記駆動信号を前記振動子に供給しない時間を設けることを特徴とする振動波駆動装置の駆動制御装置。
  2. 前記駆動信号は、時間位相の異なる複数の駆動信号を備え、
    前記周波数を変化させる毎に前記複数の駆動信号を同時に、前記振動子に入力しない状態とすることが可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の振動波駆動装置の駆動制御装置。
  3. 前記被駆動体の移動を検出する移動量検出手段によって検出された検出値によって、
    前記周波数を変化させる毎に前記駆動信号を前記振動体へ入力する状態と入力しない状態とを繰り返すモードと、
    前記駆動信号を前記振動子に入力しない状態とせずに周波数を連続的に変化させるモードと、を切り替えることが可能に構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の振動波駆動装置の駆動制御装置。
  4. 前記検出値に基づき、前記被駆動体の移動開始した時に、前記周波数を変化させる毎に前記駆動信号を振動子に入力する状態と入力しない状態とを繰り返すモードから前記駆動信号を前記振動子に入力しない状態とせずに周波数を連続的に変化させるモードに切り替えるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の振動波駆動装置の駆動制御装置。
  5. 電気−機械エネルギー変換素子を備えた振動子に駆動信号を与えることで、前記振動子に接触する被駆動体を相対移動させる振動波駆動装置の駆動制御方法であって、
    前記被駆動体を起動させる際、
    第1の周波数を有する第1の駆動信号を前記振動子に入力し、
    前記第1の周波数とは異なる第2の周波数を有する第2の駆動信号を前記振動子に入力し、
    前記第1の駆動信号の入力と前記第2の駆動信号の入力との間に、前記駆動信号を前記振動子に入力しない時間を設けることを特徴とする振動波駆動装置の駆動制御方法。
  6. 前記駆動信号は、時間位相の異なる複数の駆動信号を備え、
    前記周波数を変化させる毎に前記複数の駆動信号を同時に、前記振動子に入力しない状態とすることを特徴とする請求項5に記載の振動波駆動装置の駆動制御方法。
  7. 前記被駆動体の移動を検出する移動量検出手段によって検出された検出値によって、
    前記周波数を変化させる毎に前記駆動信号を振動子に入力する状態と入力しない状態とを繰り返すモードと、
    前記駆動信号を前記振動子に入力しない状態とせずに周波数を連続的に変化させるモードと、を切り替えることが可能に構成されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の振動波駆動装置の駆動制御方法。
  8. 前記検出値に基づき、前記被駆動体の移動開始した時に、前記周波数を変化させる毎に前記駆動信号を振動子に入力する状態と入力しない状態とを繰り返すモードから前記駆動信号を前記振動子に入力しない状態とせずに周波数を連続的に変化させるモードに切り替えることを特徴とする請求項7に記載の振動波駆動装置の駆動制御方法。
  9. 前記周波数の変化は、周波数が小さくなることであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の振動波駆動装置の駆動制御装置。
  10. 前記第2の周波数は前記第1の周波数より小さいことを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の振動波駆動装置の駆動制御装置
  11. 電気−機械エネルギー変換素子を備えた振動子に駆動信号を与えることで、前記振動子に接触する被駆動体を相対移動させる振動波駆動装置の駆動制御装置であって、
    第1の周波数を有する第1の駆動信号を前記振動子に入力する期間と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数を有する第2の駆動信号を前記振動子に入力する期間との間に、前記駆動信号を前記振動子に入力しない時間を設けるように構成された制御手段を有することを特徴とする振動波駆動装置の駆動制御装置。
  12. 前記第1の駆動信号は、時間位相の異なる複数の駆動信号を備え、
    前記第1の駆動信号の入力期間の後、前記複数の駆動信号を同時に、前記振動子に入力しない状態とすることが可能に構成されていることを特徴とする請求項11に記載の振動波駆動装置の駆動制御装置。
  13. 前記被駆動体の移動を検出する移動量検出手段によって検出された検出値に基づいて、
    前記第2の駆動信号の後に前記振動子に入力しない状態とする期間を設けず、周波数を連続的に変化させるモードに切り替えることが可能に構成されていることを特徴とする請求項11または請求項12に記載の振動波駆動装置の駆動制御装置。
  14. 前記被駆動体の移動を検出する移動量検出手段によって検出された検出値に基づき、前記被駆動体の移動開始した時に、前記周波数を変化させる毎に前記駆動信号を振動子に入力する状態と入力しない状態とを繰り返すモードから前記駆動信号を前記振動子に入力しない状態とせずに周波数を連続的に変化させるモードに切り替えるように構成されていることを特徴とする請求項11または請求項12に記載の振動波駆動装置の駆動制御装置。
  15. 前記第2の周波数は前記第1の周波数より小さいことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の振動波駆動装置の駆動制御装置。
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