JPH03260540A - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

Info

Publication number
JPH03260540A
JPH03260540A JP2059570A JP5957090A JPH03260540A JP H03260540 A JPH03260540 A JP H03260540A JP 2059570 A JP2059570 A JP 2059570A JP 5957090 A JP5957090 A JP 5957090A JP H03260540 A JPH03260540 A JP H03260540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
set temperature
cooling
heating
outside air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2059570A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2504267B2 (ja
Inventor
Mari Sada
真理 佐田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2059570A priority Critical patent/JP2504267B2/ja
Publication of JPH03260540A publication Critical patent/JPH03260540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2504267B2 publication Critical patent/JP2504267B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、室内で冷暖房運転を切換えるようにした空気
調和装置に係り、特に空調の快適性の向上対策に関する
(従来の技術) 従来より、例えば特開昭62−178828号公報に開
示される如く、暖房設定温度と該暖房設定温度に対して
所定のディファレンシャルを有する冷房設定温度とを予
め設定し、室内温度を各設定温度と比較して、室内温度
が暖房設定温度よりも低いときには暖房運転、冷房設定
温度よりも高いときには冷房運転を行うよう冷暖房運転
を切換えることにより、快適な室内空間を提供しようと
するものは公知の技術である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものの場合、例えば暖房設定
温度が22℃で冷房設定温度が26℃とすると、平均的
な条件では妥当な設定温度といえるが、特に冬期のコン
ピユータ室や、中間期等では26℃の設定温度は快適性
に掛ける虞れがある。
これは、冬期等では使用者の着衣量が大きいことや輻射
量の影響に基づくものである。
すなわち、冬期の着衣量を0. 9cloとし、下記の
着衣量を0.4cloとすると、平均的な人間が快適と
考える基準となるいわゆるPMV値(平均賛否予測値)
−〇となる温度は、夏期では25℃、冬期では21.4
℃(ただし、風速0. 2m/see、運動量1.4n
etのとき)である。つまり、着衣量だけで3.5℃の
有効温度差があり、これに輻射量の影響を考慮すると、
さらに有効温度差は大きくなるものと考えられる。
したがって、上記従来のもののように、暖房設定温度と
冷房設定温度との温度ディファレンシャルを一律に定め
ると、季節の着衣量や輻射量の違いに起因する有効温度
差を十分空調に組み入れることができず、冷暖房自動切
換運転において、室内空間の快適性が損なわれる虞れが
生じる。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、外気温度から着衣量を推定し、着衣量に応じて冷
暖房切換設定温度の温度ディファレンシャルを設定する
ことにより、空調の快適性の向上を図ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため第1の解決手段は、第1図に示
すように(破線部分を含まず)、冷暖房運転の切換え可
能な利用側熱交換器(5)を備えた空気調和装置を前提
とする。
そして、空気調和装置の運転制御装置として、室内温度
を検出する室温検出手段(T h1)と、該室温検出手
段(Th1)の出力を受け、室内温度を暖房設定温度と
該暖房設定温度よりも所定温度だけ高い冷房設定温度と
比較して、室温が暖房設定温度よりも低いときには暖房
運転を、室温が冷房設定温度よりも高いときには冷房運
転をするよう切換える冷暖切換運転制御手段(102)
とを設けるものとする。
さらに、上記暖房設定温度又は冷房設定温度のいずれか
一方を指定設定温度として外部から設定する外部設定手
段(100c)と、外気温度を検出する外気温検出手段
(T h0)と、該外気温検出手段(T h0)の出力
を受け、外気温度に応じて外気温度が高くなるほど上記
冷房設定温度と暖房設定温度との温度ディファレンシャ
ルが大きくなるように他方の設定温度を設定する内部設
定手段(101)とを設ける構成としたものである。
第2の解決手段は、第1図に示すように(破線部分を含
む)、上記第1の解決手段に加えて、外気温検出手段(
T h0)の出力を受け、除湿運転時の制御目標温度を
、外部設定手段(100c)及び内部設定手段(101
)で設定された暖房設定温度と冷房設定温度との間で、
外気温度が高いほど高くするよう設定する除湿目標温度
設定手段(103A)を設けたものである。
第3の解決手段は、第1図に示すように(破線部分を含
む)、上記第1の解決手段に加えて、外気温度検出手段
(T h0)及び室温検出手段(Th1)の出力を受け
、外気温度が室内温度よりも高く、かつ冷房設定温度よ
りも低いときには、除湿運転時の制御目標温度を外気温
度に等しくするよう設定する除湿目標温度設定手段(1
03B)を設けたものである。
第4の解決手段は、上記第1.第2又は第3の解決手段
において、内部設定手段(101)及び除湿目標温度設
定手段(10B)を、一日の所定時刻の外気温度に基づ
いて設定するものとしたものである。
(作用) 以上の構成により、請求項(1)の発明では、外部設定
手段(100c)により指定設定温度が設定されると、
内部設定手段(101)により非指定側の設定温度か決
定される。その場合、外気温検出手段(T h0)で検
出される外気温度が高いほど温度ディファレンシャルを
大きくするよう他方の設定温度(非指定側の設定温度)
が決定されるので、最適温度である指定設定温度に対し
て着衣量をも考慮して十分快適と許容しうる範囲に非指
定側の設定温度が設定され、冷暖切換運転制御手段(1
00c)により、両段定温度の間で冷房運転と暖房運転
とが切換えられるので、空調の快適性が向上することに
なる。
請求項(2)の発明では、上記請求項(1)の発明にお
いて、除湿目標温度設定手段(103A)により、快適
な温度範囲に設定されている暖房設定温度と冷房設定温
度との間で、着衣量を考慮しながら除湿運転時の制御目
標温度が設定されるので、除湿運転の快適性が向上する
ことになる。
請求項(3)の発明では、上記請求項(1)の発明にお
いて、除湿目標温度設定手段(103B)により、外気
温度が室温よりも高く、かつ冷房設定温度よりも低いと
きには、除湿運転の制御目標温度が冷房設定温度に等し
くなるよう設定されるので、除湿運転時における過度の
温度操作を行うことなく、適温範囲内で自然な空調感が
得られる。
請求項(4)の発明では、上記請求項(1)〜(3)の
発明において、一日の所定時刻の外気温度に基づいて各
設定温度が決定されるので、季節に応じて決定されるこ
とが多い着衣量の変化をより正確に反映しながら、上記
請求項(1)〜(3)の発明の作用が得られることにな
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、第2図以下の図面に基
づき説明する。
第2図は本発明の実施例に係る空気調和装置の冷媒配管
系統を示し、−台の室外ユニット(X)に対し、二台の
室内ユニット(A)、  (B)が接続されたいわゆる
マルチ形空気調和装置である。
上記室外ユニット(X)において、圧縮機(1)の吐出
側には高圧側ガスライン(31)の一端が接続される一
方、吸入側には低圧側ガスライン(32)が接続されて
いる。一方、室外熱交換器(2)の液管には液ライン(
33)の一端が接続されていて、上記高圧側ガスライン
(31)、低圧側ガスライン(32)及び液ライン(3
3)が室外ユニット(X)から各室内ユニット(A)。
(B)に亘って延びる三本配管からなる冷媒回路(10
)が構成されている。
ここで、上記室外熱交換器(2)のガス管(22)の先
端は四路切換弁(21)の−ポートに接続されていて、
該四路切換弁(21)により、暖機管(24a)、(2
4b)を介して、室外熱交換器(2)のガス管(22)
を上記高圧側ガスライン(31)又は低圧側ガスライン
(32)に交互に連通させるようになされている。
なお、(41)は低圧側ガスライン(32)の上記分岐
管(24b)との接続部と圧縮機(1)との間に介設さ
れたアキュムレータ、(26)は上記四路切換弁(21
)の−ポートから室外熱交換器(2)のガス管(22)
に冷媒を逃かすためのリリーフ路(27)に介設された
キャピラリチューブである。また、上記岐ライン(33
)において、室外熱交換器(2)側から順に室外電動膨
張弁(25)と、レシーバ(43)とか介設されている
そして、上記各ライン(31)、  (32)。
(33)の先端には、それぞれ分流器(31a)。
(32a)、  (33a)が設けられていて、上記各
室内ユニット(A)の利用側熱交換器である室内熱交換
器(5)のガス管(5a)は、第1開閉弁(52)及び
第2開閉弁(53)を介して分岐管(31b)、  (
32b)により高圧側ガスライン(31)及び低圧側ガ
スライン(32)の各分流器(31a)、(32a)に
連通可能に接続されている。さらに、各室内熱交換器(
5)の液管(33b)には室内電動膨張弁(51)が介
設されており、各液管(33b)は液ライン(33)の
分流器(33a)に接続されている。
ここで、上記一方の室内ユニット(A)には、室内ファ
ン(57)の通風路の室内熱交換器(5)下流側に再熱
器(6)が配置されていて、該再熱器(6)は、上記液
管(33b)と上記高圧側ガスライン(31)の分流器
(31a)とを接続するバイパス路(62)に介設され
ている。そして、該バイパス路(62)において、再熱
器(6)の流側にはバイパス路(62)の冷媒流量を調
節する流量調節弁としての再熱電動膨張弁(61)が介
設されている。すなわち、上記再熱器(6)のガス管側
は高圧側ガスライン(31)にのみ連通していて、常時
凝縮器として機能するようになされている。
また、各室内ユニット(A)、  (B)にはセンサ類
が配置されていて、(T h1)は空気吸込口に配置さ
れ、吸込空気温度Taを検出する室温検出手段としての
吸込センサ、(T h2)は空気吹出口に配置され、吹
出空気温度SAを検出する吹出センサ、(Hu )は空
気吸込口に配置され、吸込空気湿度RHを検出する湿度
センサ、(Pc )は高圧ガスライン(31)に配置さ
れ、高圧側圧力を検出する高圧圧力センサ、(Pe )
は低圧側ガスライン(32)に配置され、低圧側圧力を
検出する低圧圧力センサである。また、(Th3)は室
内ユニット(A)の再熱器(6)の液管側に配置され、
液管温度を検出する液管センサである。さらに、(Th
i)は室内熱交換器(5)の流側に配置される液管セン
サ、(T hg)は室内熱交換器のガス側に配置される
ガス管センサである。
そして、上記各センサは空気調和装置のコントローラ(
図示せず)に信号線で接続されていて、該コントローラ
により、各センサの検出値に応じて空気調和装置の運転
を制御するようになされている。
次に、第3図は上記室外ユニット(X)と室内ユニット
(A)との概略構成を示し、室外ユニット(X)のケー
シング(Xc )には、上記圧縮機(1)等の各機器の
他運転を制御する室外制御ユニット(100a)が収納
され、また、ケーシング(Xc )外壁には外気温度O
Aを検出する外気温センサ(The)とが配置されてい
る。一方、室内ユニット(A)のケーシング(Ac)に
は、室内ファン(57)と、該室内ファン(57)の通
風路(58)に、室内熱交換器(5)及び再熱器(6)
が上流から順に配置され、空気吹出口(58a)を介し
て室内に空調空気を供給するようになされている。また
、各機器の運転を制御する室内制御ユニット(100b
)が収納されている共に、通風路(58)の空気吸込口
(58b)付近には上記吸込センサ(T h1)が配置
されている。
そして、さらに、室内ユニット(A)内には、該室内制
御ユニット(100b)の運転を遠隔的に制御するリモ
コン装置(100c)が設置されており、上記室外制御
ユニット(100a)、室内制御ユニット(100b)
及びリモコン装置(100C)は、互いに信号の授受可
能になされており、リモコン装置(100c)からの運
転指令信号に応じて、各制御ユニット(100a)、 
 (100b)により、空気調和装置の運転を制御する
ようになされている。このリモコン装置(100C)は
、外部から暖房設定温度Tsh又は冷房設定温度Tsc
のいずれか一方を変更設定する外部設定手段としての機
能を有する。なお、上記第1.第2開閉弁(52)、 
 (53)はBSユニット(BS)中に収納されている
次に、上記構成を有する空気調和装置の作動について説
明するに、各室内ユニット(A)の冷房運転時、第1開
閉弁(52)が閉じ第2開閉弁(53)が開いて、室内
熱交換器(5)のガス管(5a)側が低圧側ガスライン
(32)に連通ずることにより、室内熱交換器(5)が
蒸発器として機能し、各室内ファン(57)からの冷風
を室内に供給する一方、暖房運転時には、第1開閉弁(
52)が開き第2開閉弁(53)が閉して、室内熱交換
器(5)のガス管(5a)側が高圧側ガスライン(31
)に連通ずることにより、室内熱交換器(5)が凝縮器
として機能し、室内ファン(57)による温風を室内に
供給する。そして、各室内ユニット(A)、  (B)
がいずれも冷房運転を行っているときには、室外ユニッ
ト(X)において、四路切換弁(21)が図中実線のご
とく切換わり、室外熱交換器(2)のガス管(22)が
高圧側ガスライン(31)に連通ずることにより、室外
熱交換器(2)が凝縮器として機能する一方、各室内ユ
ニット(A)、  (B)がいずれも暖房運転を行って
いるときには、四路切換弁(21)が図中破線のごとく
切換わり、室外熱交換器(2)のガス管(22)が低圧
側ガスライン(32)に連通することにより、室外熱交
換器(2)が凝縮器として機能する。また、各室内ユニ
ット(A)、  (B)がそれぞれ個別に冷暖房運転を
行っているときには、両ユニット(A)、  (B)の
合計負荷が冷房負荷か暖房負荷かに応じて四路切換弁(
21)が実線又は破線側に切換わり、室外熱交換器(2
)が蒸発器又は凝縮器として機能し、室内側の要求に対
応しうるようになされている。
ここで、上記室内ユニット(A)の冷暖房自動運転の制
御内容に関する請求項(1)の発明に係る第1実施例に
ついて、第4図及び第5図に基づき説明する。第4A図
は冷暖切換運転の制御内容を示すフローチャートであっ
て、ステップS1で、冷房設定温度Tscが上記リモコ
ン装置(100C)から人力されると、ステップS2で
、この冷房設定温度Tscに対して、暖房設定温度決定
プロセスにより、暖房設定温度Tshを決定する。
すなわち、第4B図は設定温度決定プロセスの内容を示
すサブフローであって、ステップSS1で、上記外気温
センサ(T h0)の検出値OAを入力し、ステップS
S、で、第5図に示すように、外気温度OAが0℃のと
きには温度ディファレンシャルΔTを2℃に、つまり暖
房設定温度Tsh−Tsc−2(”C)に設定し、外気
温度OAが20℃以上では、温度ディファレンシャルΔ
Tを4℃に、つまり暖房設定温度Tsh−Tsc−4℃
に設定する一方、外気温度OAが0℃から20℃め間で
は、温度ディファレンシャルΔTを2℃から4℃の間で
リニアに変化させるようになされている。
そして、ステップSS3で、次のモード選択プロセスに
移行するように制御する。
次に、上記暖房設定温度プロセスのサブフローを実行し
た後、第4A図のメインフローに戻り、ステップS3で
、モード選択プロセスにより、室温Taと上記で決定さ
れた冷房設定温度Tscと暖房設定温度Tshとを比較
して、冷房運転をするか、暖房運転をするかを決定した
後、ステップS4で空気調和装置の運転を行う。
上記フローにおいて、ステップSごにより、内部設定手
段(101)が構成され、ステップS3及びS4の制御
により、冷暖切換運転制御手段(102)が構成されて
いる。
したかって、請求項(1)の発明では、リモコン装置(
外部設定手段)(100c)により、予め指定設定温度
とされている冷房設定温度Tcが設定されると、内部設
定手段(101)により暖房設定温度Tshが決定され
る。その際、外気温度OAが低いとき例えば冬期におい
て、室温Taが暖房運転で上昇してTshに達し、サー
モオフになってからも室温Taが上昇するものとすると
、温度ディファレンシャルΔTΔTか大きく、冷房設定
温度Tscが高い場合、着衣量か多いので人体では室温
Taか高すぎると感じ不快感を与えてしまう虞れがある
それに対し、本発明では、外気温センサ(外気温検出手
段)  (Th0)で検出される外気温度OAが高いほ
ど温度ディファレンシャルΔTを大きくするよう決定さ
れるので、最適温度である指定設定温度(上記実施例で
はT sc)に対して着衣量をも考慮して十分快適と許
容しうる範囲にもう一方(非指定側)の設定温度(上記
実施例ではT sh)を設定することができ、よって、
空調の快適性の向上を図ることができるのである。
次に、請求項(2)の発明に係る第2実施例の制御内容
について、第6図及び第7図に基づき説明する。
第6図は、本実施例における設定温度決定プロセスのサ
ブフローを示し、メインフローは上記第4A図と同様で
ある。ここで、ステップ5SII。
SS+2で、外気温度OAの入力と、該外気温度OA及
びメインフローでリモコン装置(100c)から設定さ
れた冷房設定温度Tscに基づく暖房設定温度Tshの
決定とをそれぞれ行った後、ステップSS+3で、除湿
運転の制御目標温度Tsdを決定する。
すなわち、第7図に示すように、外気温度OAが10℃
以下では除湿運転の制御目標温度Tsdを上記で決定さ
れた暖房設定温度Tshに、外気温度OAが20℃以上
では、除湿運転の制御目標温度Tsdを冷房設定温度T
scに一致するよう設定し、外気温度OAが10℃〜2
0℃の間では、除湿運転の制御目標温度Tsdを各設定
温度T sh、 T scの間でリニアに変化させる。
その後、メインフローに戻り(第4A図参照)、モード
選択プロセスに移行する。
上記フローにおいて、ステップSS+3により、除湿運
転時の制御目標温度Tsdを、上記外部設定手段(10
0c)及び内部設定手段(101)で設定された各設定
温度T sh、 T scとの間で、外気温度OAが高
いほど高くするよう設定する除湿目標温度設定手段(1
0B)が構成されている。
したがって、請求項(2Jの発明では、上記請求項(1
)の発明において、着衣量を考慮しながら、快適な温度
範囲に設定されている暖房設定温度Tshと冷房設定温
度Tscとの間に除湿運転時の制御目標温度Tsdを設
定することができ、よって、除湿運転の快適性の向上を
図ることができる。
次に、請求項(3)の発明に係る第3実施例について、
第8図及び第9図に基づき説明する。
第8図は設定温度決定プロセスの制御内容を示すサブフ
ローであって、ステップSS2+、5S22で、外気温
度OAの入力と、暖房設定温度Tshの決定とを行った
後、ステップ5S23で、外気温度OAと暖房設定温度
Tscとを高低比較し、外気温度OAが低ければ、ステ
ップ5s24て、除湿運転の制御目標温度Tsdを暖房
設定温度Tshに等しく設定し、外気温度OAが暖房設
定温度Tshよりも高いときには、ステップ5S25で
、外気温度OAと冷房設定温度Tscとを高低比較して
、外気温度OAが高ければステップSSxで除湿運転の
目標温度Tsdを冷房設定温度Tscに等しく設定する
一方、外気温度OAが低ければ、ステップ5S27に進
んで、除湿運転の設定温度Tsdを外気温度OAに等し
くするよう設定する。
すなわち、第9A図に示すように、一日の外気温度OA
が冷房設定温度Tscを越える場合には、除湿運転の制
御目標温度Tsdは、当初外気温度OAは暖房設定温度
Tshよりも低いので暖房設定温度Tshに、外気温度
OAが暖房設定温度Tshを越えると外気温度OAに、
外気温度OAが冷房設定温度Tscを越えると冷房設定
温度Tscに等しくなるように、それぞれ設定される(
図中、破線部分参照)。
また、第9B図に示すように、一日の外気温度OAが冷
房設定温度Tscを越えない場合には、除湿運転の制御
目標温度Tsdが冷房設定温度Tscに達することなく
、最大限外気温度Tsdに等しい温度に設定されるよう
になされている(図中、破線部分参照)。
上記フローにおいて、ステップ5S25から5S27の
制御により、外気温度OAが室温Taよりも高く、かつ
冷房設定温度Tscよりも低いときには、除湿運転の制
御目標温度Tsdを外気温度OAに等しくするよう設定
する除湿目標温度設定手段(103B)か構成されてい
る。
したがって、請求項(3)の発明では、除湿運転時、外
気温度OAよりも高く制御目標温度Tsdを設定するこ
とによる過度の温度操作を防止しながら、適温範囲内で
自然な空調感を得ることができる。
次に、請求項(4)の発明に係る第4実施例について、
第10図〜第12図に基づき説明する。本実施例では、
制御のフローは上記各実施例におけるものと同様である
二こで、上記請求項(1)の発明に係る暖房設定温度の
決定については、第10図に示すように、午前7時にお
ける外気温度OA7に対して、外気温度OA7が2,5
℃以下では、冷房設定温度Tscと暖房設定温度Tsh
との温度ディファレンシャルΔTを2℃に、外気温度O
A7が12,5℃以上ではディファレンシャルΔ丁を4
℃に設定し、外気温度OA7か2.5〜12.5℃の間
では、2〜4℃の間でリニアに変化するようになされて
いる。
また、請求項(2)の発明に係る除湿運転の制御目標温
度Tsdついては、第11図に示すように、外気温度O
A7が5℃以下では除湿運転の制御目標温度Tsdを暖
房設定温度Tshに等しく、外気温度OA7か15℃以
上では、除湿運転の制御目標温度Tsdを冷房設定温度
Tscに等しくする一方、外気温度O^7が5〜15℃
の間では、除湿運転の制御目標温度Tsdを5〜15℃
の間でリニアに変化するよう設定するようになされてい
る。
なお、請求項(3)の発明については、上記第9A図及
び第9B図の横軸(外気温度OA)を午前7時における
外気温度OA7て置き換えたものである。
したかって、請求項(4)の発明では、上記請求項(1
)〜(3)の発明において、暖房設定温度(非指定側の
設定温度)Tsh又は除湿運転の制御目標温度Tsdが
午前7時における外気温度OA7に基づき設定される。
すなわち、第11図に示すように、一日の外気温度OA
は時間に対して略一定のパターンに従いながら、季節に
応じて上下に平行移動するように変化するので、季節か
違っても、時間か違えば同じ外気温度(例えば図中の点
(P)と(Q))を示すことがある。しかるに、通常着
衣量は一日の温度変化ではなく、季節に応じて決定され
ることが多い。したがって、このように、一日の所定時
刻の外気温度OAに基づいて、冷房設定温度Tshや除
湿運転の制御目標温度Tscを決定することにより、着
衣量の変化をより正確に把握することかでき、よって、
上記請求項(1)〜(3)の発明について、著効を発揮
することができるのである。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)の発明によれば、空
気調和装置の運転制御装置として、室温を暖房設定温度
及び冷房設定温度と比較して冷暖房運転を切換えるよう
にしておき、一方の指定側設定温度を外部から設定する
とともに、他方の設定温度を、外気温度が高いほど指定
側設定温度に対する他方の設定温度の温度ディファレン
シャルが大きくなるように設定するようにしたので、着
衣量の相違を考慮して、各季節毎に適温範囲で冷暖切換
運転をすることができ、よって、空調の快適性の向上を
図ることができる。
請求項(2)の発明によれば、上記請求項(1)の発明
において、除湿運転時の制御目標温度を、暖房運転設定
温度と冷房設定温度との間で、外気温度が高いほど高く
設定するようにしたので、着衣量を考慮して適温範囲で
除湿運転を行うことができ、よって、除湿運転の快適性
の向上を図ることができる。
請求項(3)の発明によれば、上記請求項(1)の発明
において、除湿運転時の制御目標温度を、外気温度が室
温よりも高く、かつ冷房設定温度よりも低いときには、
除湿運転時の制御目標温度を外気温度に等しく設定する
ようにしたので、過度の温度操作を行うことなく、自然
な空調感を得ることができる。
請求項(4)の発明によれば、上記請求項(1)、 +
2)又は(3)の発明において、一日の一定時刻におけ
る外気温度に基づき設定するようにしたので、季節によ
り決定される着衣量の変化をより正確に把握して、冷暖
切換運転又は除湿運転を行うことができ、よって、上記
各発明の著効を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。 第2図以下は本発明の実施例を示し、第2図は空気調和
装置の冷媒配管系統図、第3図は空気調和装置の構成及
び制御系統を概略的に示す図、第4A図、第4B図及び
第5図は第1実施例を示し、第4A図は制御のメインフ
ローを示すフローチャート図、第4B図は設定温度決定
プロセスに関するサブフローを示すフローチャート図、
第5図は外気温度に対するディファレンシャルの変化特
性を示す特性図、第6図及び第7図は第2実施例を示し
、第6図は設定温度決定プロセスに関するサブフローを
示すフローチャート図、第7図は外気温度の変化に対す
る除湿運転の制御目標温度の変化特性を示す特性図、第
8図、第9A図及び第9B図は第3実施例を示し、第8
図は設定温度決定プロセスに関するサブフローを示すフ
ローチャート図、第9A図及び第9B図は、それぞれ外
気温度が冷房設定温度を越える場合及び外気温度が冷房
設定温度を越えない場合についての外気温度の変化に対
する除温運転の制御目標温度の変化特性を示す特性図、
第10図〜第12図は第4実施例を示し、第10図は午
前7時における外気温度の変化に対する各設定温度間の
温度ディファレンシャルの変化特性を示す特性図、第1
1図は午前7時における外気温度の変化に対する除湿運
転の制御目標温度の変化特性を示す特性図、第12図は
外気温度の一日の変化及び年間の変化を示す説明図であ
る。 5  室内熱交換器 (利用側熱交換器) 100c  リモコン装置 (外部設定手段) 内部設定手段 冷暖切換運転制御手段 除湿目標温度設定手段 吸込センサ (室温検出手段) 外気温センサ (外気温検出手段) ]01 02 03 hl Th。 タ1員温OA 第 図 第4A図 第4B 閃 6 〕2 18(埼) 第12 図 ざ 03B 第8 図 第9A II A7 第10 図 A7 第11 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)冷暖房運転の切換え可能な利用側熱交換器(5)
    を備えた空気調和装置において、 室内温度を検出する室温検出手段(Th1)と、該室温
    検出手段(Th1)の出力を受け、室内温度を暖房設定
    温度と該暖房設定温度よりも所定温度だけ高い冷房設定
    温度と比較して、室温が暖房設定温度よりも低いときに
    は暖房運転を、室温が冷房設定温度よりも高いときには
    冷房運転をするよう切換える冷暖切換運転制御手段(1
    02)とを備えるとともに、 上記暖房設定温度又は冷房設定温度のいずれか一方を指
    定設定温度として外部から設定する外部設定手段(10
    0c)と、外気温度を検出する外気温検出手段(Th0
    )と、該外気温検出手段(Th0)の出力を受け、外気
    温度に応じて外気温度が高くなるほど上記冷房設定温度
    と暖房設定温度との温度ディファレンシャルが大きくな
    るように他方の設定温度を設定する内部設定手段(10
    1)とを備えたことを特徴とする空気調和装置の運転制
    御装置。
  2. (2)外気温検出手段(Th0)の出力を受け、除湿運
    転時の制御目標温度を、外部設定手段(100c)及び
    内部設定手段(101)で設定された暖房設定温度と冷
    房設定温度との間で、外気温度が高いほど高くするよう
    設定する除湿目標温度設定手段(103A)を備えた請
    求項(1)記載の空気調和装置の運転制御装置。
  3. (3)外気温度検出手段(Th0)及び室温検出手段(
    Th1)の出力を受け、外気温度が室内温度よりも高く
    、かつ冷房設定温度よりも低いときには、除湿運転時の
    制御目標温度を外気温度に等しくするよう設定する除湿
    目標温度設定手段(103B)を備えた請求項(1)又
    は(2)記載の空気調和装置の運転制御装置
  4. (4)内部設定手段(101)及び除湿目標温度設定手
    段(103)は一日の所定時刻の外気温度に基づいて設
    定するものである請求項(1)、(2)又は(3)記載
    の空気調和装置の運転制御装置。
JP2059570A 1990-03-08 1990-03-08 空気調和装置の運転制御装置 Expired - Fee Related JP2504267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2059570A JP2504267B2 (ja) 1990-03-08 1990-03-08 空気調和装置の運転制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2059570A JP2504267B2 (ja) 1990-03-08 1990-03-08 空気調和装置の運転制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03260540A true JPH03260540A (ja) 1991-11-20
JP2504267B2 JP2504267B2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=13117031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2059570A Expired - Fee Related JP2504267B2 (ja) 1990-03-08 1990-03-08 空気調和装置の運転制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2504267B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07229643A (ja) * 1993-12-24 1995-08-29 Daikin Ind Ltd 空調制御装置
JP2012211709A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2019066107A (ja) * 2017-10-02 2019-04-25 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 空調システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS551179U (ja) * 1979-04-17 1980-01-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS551179U (ja) * 1979-04-17 1980-01-07

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07229643A (ja) * 1993-12-24 1995-08-29 Daikin Ind Ltd 空調制御装置
JP2012211709A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2019066107A (ja) * 2017-10-02 2019-04-25 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 空調システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2504267B2 (ja) 1996-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10962249B2 (en) Air conditioning apparatus and air conditioning control method
CN106679079A (zh) 空调系统的控制方法及空调系统
CN109724219B (zh) 一种多联机空调地暖系统及控制方法
JP4957342B2 (ja) 空気調和システム及び空調管理装置
WO2020035912A1 (ja) 空調装置、制御装置、空調方法及びプログラム
JP5741723B1 (ja) 換気装置
CN107407494A (zh) 空调
JP7026209B2 (ja) 空気調和機を制御するための方法、装置、及び空気調和機
CN110307597A (zh) 一种分区控制的空调室内机、控制方法及空调机组
EP3760939B1 (en) Air conditioner
WO2020035913A1 (ja) 空調装置、制御装置、空調方法及びプログラム
JP6932264B2 (ja) 空調装置、制御装置、空調方法及びプログラム
JP3791258B2 (ja) 空気調和機
JPH03260540A (ja) 空気調和装置の運転制御装置
CN110986319A (zh) 一种空调节能控制方法
JPS622225B2 (ja)
CN109405215A (zh) 空调器及其控制方法、控制装置、可读存储介质
CN110736142B (zh) 一种空调器及其不降温快速除湿控制方法
JP2522430B2 (ja) 空気調和装置の運転制御装置
EP3208550B1 (en) Air conditioning apparatus
JP7016601B2 (ja) 空調装置、制御装置、空調方法及びプログラム
JPWO2017104086A1 (ja) 空気調和機
CN113587396A (zh) 空调系统及其控制方法
CN218269292U (zh) 一种具有除湿功能空调机组系统
EP4130591A1 (en) Ventilation and air conditioning system

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080402

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees