JPH0326007B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0326007B2 JPH0326007B2 JP20867483A JP20867483A JPH0326007B2 JP H0326007 B2 JPH0326007 B2 JP H0326007B2 JP 20867483 A JP20867483 A JP 20867483A JP 20867483 A JP20867483 A JP 20867483A JP H0326007 B2 JPH0326007 B2 JP H0326007B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- tension
- pulling
- rope
- jig
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 14
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明はケーブル布設方法の改良に関するもの
である。
である。
従来より第１図、第２図に示すようなケーブル
布設方法が知られている。すなわち、ケーブル引
張り側において一端を固定されたロードセル１Ａ
の他端に滑車２が取り付けられている。この滑車
２及びその他必要個所に設けられたガイドロール
３を介して図示されていないケーブル牽引機に一
端を連結されているケーブル牽引用のロープ４が
あらかじめケーブル布設孔５内に布設され、他端
がケーブル繰り出し側マンホール６内まで達して
いる。一方、ケーブル繰り出し装置７により繰り
出されるケーブル８の引き出し側先端にはプーリ
ングアイ等の引張り治具９が取り付けられてお
り、さらに該引張り治具９の他端にはケーブル捩
れ防止治具１０が取り付けられている。このケー
ブル捩れ防止治具１０の他端に、ケーブル繰り出
し側マンホール６内まで達している前記ケーブル
牽引用ロープ４を連結せしめ、しかる後第１図の
矢印方向に前記ケーブル牽引用ロープを牽引し巻
取る。この時、ケーブル布設孔５内に布設するケ
ーブル８に過大な張力がかからぬように、常にロ
ードセル１Ａが示す張力を監視しながら牽引す
る。
布設方法が知られている。すなわち、ケーブル引
張り側において一端を固定されたロードセル１Ａ
の他端に滑車２が取り付けられている。この滑車
２及びその他必要個所に設けられたガイドロール
３を介して図示されていないケーブル牽引機に一
端を連結されているケーブル牽引用のロープ４が
あらかじめケーブル布設孔５内に布設され、他端
がケーブル繰り出し側マンホール６内まで達して
いる。一方、ケーブル繰り出し装置７により繰り
出されるケーブル８の引き出し側先端にはプーリ
ングアイ等の引張り治具９が取り付けられてお
り、さらに該引張り治具９の他端にはケーブル捩
れ防止治具１０が取り付けられている。このケー
ブル捩れ防止治具１０の他端に、ケーブル繰り出
し側マンホール６内まで達している前記ケーブル
牽引用ロープ４を連結せしめ、しかる後第１図の
矢印方向に前記ケーブル牽引用ロープを牽引し巻
取る。この時、ケーブル布設孔５内に布設するケ
ーブル８に過大な張力がかからぬように、常にロ
ードセル１Ａが示す張力を監視しながら牽引す
る。
このようにロードセル１Ａが外部にあれば、た
えず該ロードセル１Ａが示す張力値に注意しなが
らケーブルを牽引できるという利点はあるが、こ
の場合、ロードセル１Ａの示す張力が牽引されて
いるケーブル８の実際の張力と一致していないと
いう問題がある。すなわち、第１図におけるロー
ドセル１Ａの表示する張力おおよそ次式で表わせ
る。
えず該ロードセル１Ａが示す張力値に注意しなが
らケーブルを牽引できるという利点はあるが、こ
の場合、ロードセル１Ａの示す張力が牽引されて
いるケーブル８の実際の張力と一致していないと
いう問題がある。すなわち、第１図におけるロー
ドセル１Ａの表示する張力おおよそ次式で表わせ
る。
Ｔ≒TC＋TR……(1)
Ｔ：ロードセル１Ａの表示張力
TC：ケーブルに負荷されている張力
TR：ケーブル牽引用のロープと布設孔内面との
摩擦による張力とロープの自重による張力の和 (1)式が示すように、ロードセル１Ａが示す張力
Ｔは実際にケーブル８に負荷されている張力TC
以外に、ケーブル牽引用のロープ４とケーブル布
設孔５の内面が接触することによつて生ずる摩擦
による張力とロープ４自身の自重による張力の和
であるTRを含んでいる。それ故、ある時なんら
かの異常により、前記ケーブル牽引用のロープ４
に起因する張力TRが大きくなり、その結果ロー
ドセル１Ａの表示張力Ｔが許容張力より大となつ
た場合、実際にケーブル８に負荷されている張力
TCはケーブル８にとつて問題ない範囲の値であ
つても、外部に置かれたロードセル１Ａの表示だ
けではTR、TC個々の値は確認できないから、一
度ケーブル８を引き戻すなりしてその原因を確認
し、その上で再度牽引するといつた無駄を生じた
り、原因が不明のため前記第１図の方法では布設
できず、別の方法で布設するといつた判断を下さ
ざるを得ない事態も起こり得る。その結果、時間
を浪費し、布設費用を徒らに多くかけることにな
る。
摩擦による張力とロープの自重による張力の和 (1)式が示すように、ロードセル１Ａが示す張力
Ｔは実際にケーブル８に負荷されている張力TC
以外に、ケーブル牽引用のロープ４とケーブル布
設孔５の内面が接触することによつて生ずる摩擦
による張力とロープ４自身の自重による張力の和
であるTRを含んでいる。それ故、ある時なんら
かの異常により、前記ケーブル牽引用のロープ４
に起因する張力TRが大きくなり、その結果ロー
ドセル１Ａの表示張力Ｔが許容張力より大となつ
た場合、実際にケーブル８に負荷されている張力
TCはケーブル８にとつて問題ない範囲の値であ
つても、外部に置かれたロードセル１Ａの表示だ
けではTR、TC個々の値は確認できないから、一
度ケーブル８を引き戻すなりしてその原因を確認
し、その上で再度牽引するといつた無駄を生じた
り、原因が不明のため前記第１図の方法では布設
できず、別の方法で布設するといつた判断を下さ
ざるを得ない事態も起こり得る。その結果、時間
を浪費し、布設費用を徒らに多くかけることにな
る。
前記問題に鑑み本発明の目的は、布設されるケ
ーブルに実際に負荷される張力のみを検知するこ
とにより、ケーブルの布設を適正張力で、かつ無
駄なく行なうケーブル布設方法を提供することに
ある。
ーブルに実際に負荷される張力のみを検知するこ
とにより、ケーブルの布設を適正張力で、かつ無
駄なく行なうケーブル布設方法を提供することに
ある。
前記目的を達成するため本発明のケーブル布設
方法は、ケーブルの引き出し側先端に取り付けら
れた引張り治具と、該引張り治具の他端に取り付
けられたケーブル捩れ防止治具と、該ケーブル捩
れ防止治具の他端に連結されたケーブル牽引用の
ロープとを用いてケーブルを布設するケーブル布
設方法において、ケーブル繰り出し側またはケー
ブル引張り側に配置される張力表示装置と、該張
力表示装置とを結ぶ信号線とを有するロードセル
を、前記引張り治具と前記ケーブル牽引用のロー
プの前記ケーブル捩れ防止治具との連結側先端部
間に設けることを特徴とするものである。
方法は、ケーブルの引き出し側先端に取り付けら
れた引張り治具と、該引張り治具の他端に取り付
けられたケーブル捩れ防止治具と、該ケーブル捩
れ防止治具の他端に連結されたケーブル牽引用の
ロープとを用いてケーブルを布設するケーブル布
設方法において、ケーブル繰り出し側またはケー
ブル引張り側に配置される張力表示装置と、該張
力表示装置とを結ぶ信号線とを有するロードセル
を、前記引張り治具と前記ケーブル牽引用のロー
プの前記ケーブル捩れ防止治具との連結側先端部
間に設けることを特徴とするものである。
本発明の実施例を図を参照して詳細に説明す
る。本発明のケーブル布設方法の特徴は、第１図
に示す従来のケーブル布設方法においてケーブル
牽引側のマンホールの外部に設けられていたロー
ドセル１Ａとは別に第３図、第４図、第５図に示
すように布設されるケーブル８の引き出し側先端
に取り付けられたプーリングアイ等の引張り治具
９とケーブル捩れ防止治具１０との間にもう１つ
ロードセル１Ｂを設けたことにある。このロード
セル１Ｂには信号線１２が接続されており、さら
に該信号線１２の他端には前記ロードセル１Ｂの
張力を表示する張力表示装置が接続されている。
この張力表示装置はケーブル繰り出し装置７また
は第１図で図示されていないケーブル牽引機の周
辺に設置され、またはその両方に設置され、常時
ケーブル布設作業者がその表示値を監視できるよ
うにしてある。ここで前記信号線１２は第３図の
ように単にケーブル８に縦添えする形でケーブル
８と共に送り込んでもよいし、第４図のように牽
引用のロープ４にあらかじめ撚り込んでもよく、
さらには第５図のように前記ロープ４にらせん状
に巻くか、縦添えさせ適当の間隔で固定金具等を
もつて前記ロープ４に固定してもよい。なお、第
３図、第４図、第５図においては、ロードセル１
Ｂをケーブル８の引き出し側先端に設えたプーリ
ングアイ９とケーブル捩れ防止治具１０の間に取
り付けたが、前記ケーブル捩れ防止治具１０とケ
ーブル牽引用ロープ４の間に取り付けてもよい。
また、いずれの位置関係にあつてもロードセル１
Ｂとケーブル捩れ防止治具１０を一体化したもの
でもよい。なお、前記いづれの場合もプーリング
アイ等の引張治具９、ロードセル１Ｂ、ケーブル
捩れ防止治具１０の牽引方向端部は十分丸味を持
たせるように工夫し、前記各端部がケーブル布設
孔５の内面にひつかかることのないようにする必
要がある。
る。本発明のケーブル布設方法の特徴は、第１図
に示す従来のケーブル布設方法においてケーブル
牽引側のマンホールの外部に設けられていたロー
ドセル１Ａとは別に第３図、第４図、第５図に示
すように布設されるケーブル８の引き出し側先端
に取り付けられたプーリングアイ等の引張り治具
９とケーブル捩れ防止治具１０との間にもう１つ
ロードセル１Ｂを設けたことにある。このロード
セル１Ｂには信号線１２が接続されており、さら
に該信号線１２の他端には前記ロードセル１Ｂの
張力を表示する張力表示装置が接続されている。
この張力表示装置はケーブル繰り出し装置７また
は第１図で図示されていないケーブル牽引機の周
辺に設置され、またはその両方に設置され、常時
ケーブル布設作業者がその表示値を監視できるよ
うにしてある。ここで前記信号線１２は第３図の
ように単にケーブル８に縦添えする形でケーブル
８と共に送り込んでもよいし、第４図のように牽
引用のロープ４にあらかじめ撚り込んでもよく、
さらには第５図のように前記ロープ４にらせん状
に巻くか、縦添えさせ適当の間隔で固定金具等を
もつて前記ロープ４に固定してもよい。なお、第
３図、第４図、第５図においては、ロードセル１
Ｂをケーブル８の引き出し側先端に設えたプーリ
ングアイ９とケーブル捩れ防止治具１０の間に取
り付けたが、前記ケーブル捩れ防止治具１０とケ
ーブル牽引用ロープ４の間に取り付けてもよい。
また、いずれの位置関係にあつてもロードセル１
Ｂとケーブル捩れ防止治具１０を一体化したもの
でもよい。なお、前記いづれの場合もプーリング
アイ等の引張治具９、ロードセル１Ｂ、ケーブル
捩れ防止治具１０の牽引方向端部は十分丸味を持
たせるように工夫し、前記各端部がケーブル布設
孔５の内面にひつかかることのないようにする必
要がある。
ここでケーブル引張り側に設けてあるロードセ
ル１Ａに絶対に必要という訳ではないが、２つの
ロードセル１Ａ，１Ｂとを併用することにより前
記張力TC、TRの値が個々にわかるので布設張力
Ｔが異常値を示したとき、その原因究明に大いに
役立つ。
ル１Ａに絶対に必要という訳ではないが、２つの
ロードセル１Ａ，１Ｂとを併用することにより前
記張力TC、TRの値が個々にわかるので布設張力
Ｔが異常値を示したとき、その原因究明に大いに
役立つ。
このように本発明によれば、ケーブル繰り出し
装置７またはケーブル牽引機の傍にいて作業する
布設作業者は布設中のケーブル８に実際に負荷さ
れている張力を監視できるので、繰り出し速度、
あるいは牽引力調整を安心して、かつ適正に行な
える。また、従来方法の如くもう一つロードセル
１Ａを従来位置に設けておけば異常原因の究明も
容易である。
装置７またはケーブル牽引機の傍にいて作業する
布設作業者は布設中のケーブル８に実際に負荷さ
れている張力を監視できるので、繰り出し速度、
あるいは牽引力調整を安心して、かつ適正に行な
える。また、従来方法の如くもう一つロードセル
１Ａを従来位置に設けておけば異常原因の究明も
容易である。
以上述べたように本発明によれは、適正張力で
かつ安心してケーブル布設ができ、かつ異常原因
を容易に把握できるので浪費時間が少なくて済
み、布設費用低減にも効果がある。
かつ安心してケーブル布設ができ、かつ異常原因
を容易に把握できるので浪費時間が少なくて済
み、布設費用低減にも効果がある。
第１図は従来の布設方法を示す概略図、第２図
は従来のケーブル引き出し側先端部分の概略図、
第３図、第４図、第５図は本発明に係るケーブル
引き出し側先端部分の概略図である。 １……ロードセル、４……ケーブル牽引用のロ
ープ、５……ケーブル布設孔、８……ケーブル、
９……引張り治具、１０……ケーブル捩れ防止治
具、１２……信号線。
は従来のケーブル引き出し側先端部分の概略図、
第３図、第４図、第５図は本発明に係るケーブル
引き出し側先端部分の概略図である。 １……ロードセル、４……ケーブル牽引用のロ
ープ、５……ケーブル布設孔、８……ケーブル、
９……引張り治具、１０……ケーブル捩れ防止治
具、１２……信号線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ケーブルの引き出し側先端に取り付けられた
引張り治具と、該引張り治具の他端に取り付けら
れたケーブル捩れ防止治具と、該ケーブル捩れ防
止治具の他端に連結されたケーブル牽引用のロー
プとを用いてケーブルを布設するケーブル布設方
法において、ケーブル繰り出し側またはケーブル
引張り側に設置される張力表示装置と、該張力表
示装置とを結ぶ信号線とを有するロードセルを、
前記引張り治具と前記ケーブル牽引用のロープの
前記ケーブル捩れ防止治具との連結側先端部間に
設けることを特徴とするケーブル布設方法。 ２ 前記信号線は前記ケーブル牽引用のロープに
撚り込まれていることを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載のケーブル布設方法。 ３ 前記信号線は前記ケーブル牽引用のロープに
縦添えまたは横巻きされていることを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載のケーブル布設方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58208674A JPS60102807A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | ケ−ブル布設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58208674A JPS60102807A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | ケ−ブル布設方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60102807A JPS60102807A (ja) | 1985-06-07 |
| JPH0326007B2 true JPH0326007B2 (ja) | 1991-04-09 |
Family
ID=16560177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58208674A Granted JPS60102807A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | ケ−ブル布設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60102807A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009001858A1 (ja) | 2007-06-27 | 2008-12-31 | Kurume University | 電気的筋肉刺激用着用具 |
| WO2012002193A1 (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-05 | パナソニック電工 株式会社 | 電気刺激装置 |
-
1983
- 1983-11-07 JP JP58208674A patent/JPS60102807A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009001858A1 (ja) | 2007-06-27 | 2008-12-31 | Kurume University | 電気的筋肉刺激用着用具 |
| WO2012002193A1 (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-05 | パナソニック電工 株式会社 | 電気刺激装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60102807A (ja) | 1985-06-07 |
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