JPH03260060A - 有色性装飾体 - Google Patents

有色性装飾体

Info

Publication number
JPH03260060A
JPH03260060A JP5871590A JP5871590A JPH03260060A JP H03260060 A JPH03260060 A JP H03260060A JP 5871590 A JP5871590 A JP 5871590A JP 5871590 A JP5871590 A JP 5871590A JP H03260060 A JPH03260060 A JP H03260060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
colored
film
tio2
fe2o3
interference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5871590A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0830262B2 (ja
Inventor
Koji Hirose
広瀬 孝二
Masakazu Hoshi
星 雅和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seikosha KK filed Critical Seikosha KK
Priority to JP2058715A priority Critical patent/JPH0830262B2/ja
Publication of JPH03260060A publication Critical patent/JPH03260060A/ja
Publication of JPH0830262B2 publication Critical patent/JPH0830262B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、物体の表面に干渉により色を生ずる有色性
装飾体に関する。
[従来の技術] 従来、ガラス等の部材を装飾部材として使用するために
、部材表面にスパッタリング法やイオンブレーティング
法等によりTiO、Zn’E)。
Z r O、F e  O、S is N 4なとの高
屈折2  23 材をコーティングして、干渉色を呈する干渉被膜を形成
している。
[解決しようとする課題] しかしながら、TiO、ZnS、ZrO2等の高屈折材
をコーティングした場合には、その被膜自体は殆ど無色
透明であり、干渉作用による干渉色が与えられるのみて
あり、これを装飾体として使用しても高級感に欠けてい
た。
また、F e  O、S t a N 4等の高屈折材
を3 コーティングした場合には、膜自体に有色性を有するも
のの、その有色性が強く、透明感が得られないという問
題点があった。
そこで本発明の目的は、膜自体に有色性を有し、かつ透
明感が得られるような有色性装飾体を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段コ 上記目的を達成するために、本発明のH色性装飾体は、
有色性の高屈折材に無色性の添加材か添加してある混合
高屈折材を有する干渉波膜が、部材の表面にコーティン
グされている。
上記有色性の高屈折材は酸化鉄または窒化ケイ素のいず
れかであることが好ましい。
また干渉被膜は混合高屈折材と低屈折材とを交互に積層
形成したものとしてもよい。
[実施例] 以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
実施例1 スパッタ装N(図示省略)内に、可視光波長域における
透過率か9090のガラス基板をセットし、またターゲ
ットとして、有色性の高屈折材であるFe  O及び無
色性の添加材であるT I O2を3 下記の4通りの面積率で設け、それぞれの占有率の場合
において、装置内を1.  OX 10−3Paの圧力
まて排気した後、スパッタガスとしてアルゴンガスを導
入し、8 W / dの高周波出力にてスパッタリング
を行い、ガラス基板上に膜厚0.25(4)の被膜を得
た。ここに占H率は、Fe203Ti02 Cwt9o
)か100:Oの場合(サンプルAとする)、89:1
1の場合(サンプルBとする)、78:22の場合(す
〉プルCとする)。
60:40の場合(サンプルDとする)の4通りとした
この結果、第2図に示すように、サンプルAては6丁視
光波長域の短波長での吸収が大きく、膜内体か赤茶色を
呈しているのに対して、サンプルB。
C,Dによりわかるように、TlO2の割合か増加する
とともに、短波長側の透過率か土かり、サンプルBでは
薄茶色、サンプルCでは黄色、サンプルDでは薄黄色に
色が変化し、透明感のある有色性の膜か得られた。
実施例2 実施例1の結果を踏まえて、本実施例は図面に示すよう
なガラス玉1に膜内体か薄黄色を!する干渉被膜をコー
ティングし、た。
ガラス玉1は透明ガラスからなる多面体であり、底面を
六角形の水平面とすると、この底面に連続する6面は水
平面に対して35°の傾斜面aとなり、さらにこの傾斜
面aに連続する6面は、水平面に対して70°の傾斜面
すとなる。さらに上面の水平面からも同様の角度で次々
に傾斜面が変化している。
ガラス玉1をスパッタ装置(図示省略)内にセットし、
ターゲットとして有色性の高屈折材であるFe  O及
び無色性の添加材であるT io 23 を60 : 40 (wt%)の占有率で設けた。そし
て装置内を1.  OX 10’Paの圧力まで排気し
た後、スパッタガスとしてアルゴンガスを6.0×10
”Paまて導入し、Fe  OとT r O2との3 複合体ターゲットを8 W / c−の高周波出力にて
図示の成膜方向で10分間コーティングした。続いてタ
ーゲットを5i02に代えて、アルゴンガスを6.  
OX 10’Paまて導入し8 W / cdの高周波
出力で9分間コーティングし5、さらに続いて、第1層
と同様の条件でFe  OとT iO2との複3 合体ターゲットを用い10分間コーティングした。
この結果、第1図の8面では、高屈折材であるFe  
OとT 102との損金膜厚1370オン3 ゲストロームと、低屈折材であるS io 2の膜厚1
370オングストロームと、さらにその上に、Fe  
OとT 102との複合膜厚1370オン3 ゲストロームか形成された。これらの膜厚て、a而では
緑の干渉色を呈した。またb而では上記3層がa而に対
し829゜の膜+Vて形成され、これらの膜厚て、6面
で紫色の鮮やかな干渉色か得られた。さらにコーテイン
グ膜自体か薄黄色を呈しているために、ガラス玉1全体
が透明感の高い薄黄色となり、干渉色と複合膜による色
とが混在して、従来にない色調の装飾部材が得られた。
上記実施例では干渉被膜を形成する部ヰ4をガラスから
なる透明体により構成したが、これは透明体に限定され
るものではなく、半透明体等でもよい。また部材の形状
も曲面状1球形等種々の形状を用いることが可能である
。さらに、コーティング法はスパッタリング法のほが、
真空蒸着法、イオンブレーティング法等を用いることも
可能である。
[効果] 本発明の有色性装飾体は、有色性の高屈折材に無色性の
添加材を添加した干渉被膜が、部材の表面にコーティン
グされているため、膜自体に有色性を有すると同時にそ
の有色性が淡く透明感が得られ、さらに干渉色を呈する
ことができ、従来にない色調の高級感を有する装飾性の
高い有色性装飾体が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はガラス玉に干渉被膜を成膜する様子を示す説明
図、第2図は干渉被膜の透過率を示すグラフである。 以  上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有色性の高屈折材に無色性の添加材が添加してあ
    る混合高屈折材を有する干渉被膜が、部材の表面にコー
    ティングされていることを特徴とする有色性装飾体。
  2. (2)上記有色性の高屈折材は酸化鉄または窒化ケイ素
    のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の有
    色性装飾体。
  3. (3)上記干渉被膜は上記混合高屈折材と低屈折材とを
    交互に積層形成したものであることを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の有色性装飾体。
JP2058715A 1990-03-09 1990-03-09 有色性装飾体 Expired - Lifetime JPH0830262B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2058715A JPH0830262B2 (ja) 1990-03-09 1990-03-09 有色性装飾体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2058715A JPH0830262B2 (ja) 1990-03-09 1990-03-09 有色性装飾体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03260060A true JPH03260060A (ja) 1991-11-20
JPH0830262B2 JPH0830262B2 (ja) 1996-03-27

Family

ID=13092191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2058715A Expired - Lifetime JPH0830262B2 (ja) 1990-03-09 1990-03-09 有色性装飾体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0830262B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5622953B1 (ja) * 2014-03-18 2014-11-12 株式会社イザワピグメンツ セラミック製品
CN106399926A (zh) * 2015-07-31 2017-02-15 南昌欧菲光科技有限公司 渐变色基板制备装置及渐变色基板制备方法
CN111217536A (zh) * 2020-01-06 2020-06-02 青岛锦绣前程节能玻璃有限公司 一种炫彩阳光控制镀膜玻璃及其制备方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5259077A (en) * 1975-11-11 1977-05-16 Seiko Instr & Electronics Ltd Clock face for time piece
JPS6362867A (ja) * 1986-09-02 1988-03-19 Seikosha Co Ltd 有色物品

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5259077A (en) * 1975-11-11 1977-05-16 Seiko Instr & Electronics Ltd Clock face for time piece
JPS6362867A (ja) * 1986-09-02 1988-03-19 Seikosha Co Ltd 有色物品

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5622953B1 (ja) * 2014-03-18 2014-11-12 株式会社イザワピグメンツ セラミック製品
CN106399926A (zh) * 2015-07-31 2017-02-15 南昌欧菲光科技有限公司 渐变色基板制备装置及渐变色基板制备方法
CN111217536A (zh) * 2020-01-06 2020-06-02 青岛锦绣前程节能玻璃有限公司 一种炫彩阳光控制镀膜玻璃及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0830262B2 (ja) 1996-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3679291A (en) Filter with neutral transmitting multilayer coating having asymmetric reflectance
US6197428B1 (en) Gemstones and decorative objects comprising a substrate and an optical interference film
RU2120919C1 (ru) Способ получения зеркал и зеркало
US20150116856A1 (en) Plasmonic nano-color coating layer and method for fabricating the same
US5853826A (en) Method of improving the color of transparent materials
JPH02120801A (ja) 多層膜表面反射鏡
JPH0397865A (ja) セラミックスコーティング金属板
JPH05502310A (ja) 酸化ニオブを含むdc反応性スパッタリングされた光学被覆
JPH08508004A (ja) ガラス上のコーチング
JPH0336901B2 (ja)
JP2014058160A (ja) 二色性の性質の装飾用視覚効果を呈するクリスタルガラスの体積体
JP2009205123A (ja) 発色構造体
JPH03260060A (ja) 有色性装飾体
CN108264243B (zh) 一种低辐射镀膜玻璃
CN207760231U (zh) 一种陶瓷蓝的玻璃盖板
JP2008525218A5 (ja)
WO2018186076A1 (ja) 紫外線遮蔽材、並びに、それを配合した組成物及び塗装体
CN114853358A (zh) 一种耐加工的冷色调半反半透镀膜玻璃及其制备方法
JP6395987B1 (ja) 紫外線遮蔽材、並びに、それを配合した組成物及び塗装体
US2519546A (en) Colored mirror
JPS6116968A (ja) 虹彩箔粉
JPH03120351A (ja) プラスチック成形用添加材およびこれを添加したプラスチック成形品
CN220961903U (zh) 一种全介质蓝变黑结构色薄膜及系统
WO2018123125A1 (ja) 光輝性顔料、顔料含有組成物、及び顔料含有塗装体
KR102281299B1 (ko) 비산방지 데코필름, 이를 포함하는 전자 디스플레이 및 전자장치, 및 상기 비산방지 데코필름의 제작방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090327

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100327

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term