JPH0325988Y2 - - Google Patents

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JPH0325988Y2
JPH0325988Y2 JP1981035809U JP3580981U JPH0325988Y2 JP H0325988 Y2 JPH0325988 Y2 JP H0325988Y2 JP 1981035809 U JP1981035809 U JP 1981035809U JP 3580981 U JP3580981 U JP 3580981U JP H0325988 Y2 JPH0325988 Y2 JP H0325988Y2
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plate
clip
leaf spring
base plate
synthetic resin
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JP1981035809U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はクリツプ付のプレートに関し、全体
が合成樹脂にて形成され、製造がし易く且つ使用
至便なものを提供しようとしている。
従来におけるクリツプ付プレート(クリツプボ
ード)としては、合成樹脂或は金属よりなる台プ
レートに対し、金属製のクリツプを取付けたもの
であつて、製造上クリツプの取付けが非常に面倒
であり、コスト高につく欠点があり、しかもクリ
ツプが錆びついたりすると外観的にも不体裁とな
るほかクリツプ作用も不安定になるおそれがあつ
た。さらに従来品の場合クリツプによる挾持作用
のための把持部としてクリツプの下端中央を起上
させていたため、台プレートとクリツプ間にて上
部を挾持された用紙を順次上からクリツプ下端に
沿わせつつ破断して取除く場合には、起上させた
把持部のために直線状の綺麗なカツトを行ない難
い欠点もあつた。
そこで、この考案においては上記従来品の欠点
および不便を解消すべく考案しており、その構成
については、全体が合成樹脂にて形成されてな
り、台プレートの一端部側を板バネ部として折曲
起上させ、板バネ部には内方側に指等の押圧部材
挿入用の刳り部を形成するとともに刳り部の前方
位置で且つ板バネ部上方から台プレート上へ向け
て先端が台プレートに押圧するようにした合成樹
脂による斜板状のクリツプを、板バネ部と共に弾
力的に作動できるよう設けてあり、該クリツプ
は、その先端が間断なく略直線状に形成されてい
るとともに上記刳り部から挿入した押圧部材によ
るクリツプ裏面の押圧にて、クリツプ先端と台プ
レートとの間に間隙が形成され、該間隙にて適宜
用紙を挾持できるように構成されてなることを特
徴とするものである。
次いで、この考案の実施態様について図を参照
しながら以下に説明する。
先ず第1図(第2図)において、10は合成樹
脂にて形成した台プレート、11は台プレート1
0の一端部側を折曲起上させて形成した板バネ部
であり、12は板バネ部11のうち中央を窓状に
切り抜いて形成した指等の押圧部材挿入用の刳り
部、20は板バネ部11の中央に上端を熱融着、
接着、鋲着、ネジ止め等の手段にて接合した合成
樹脂による斜板状のクリツプであつて、刳り部1
2の前方へやや膨出した弯曲形状をなすよう突出
し、クリツプ20の下端21が台プレート10に
強く押圧されるように設けてあり、クリツプ20
を上記板バネ部11と共に弾力的に作動できるよ
うに設けてある。そして、刳り部12から挿入し
た指等の押圧部材によるクリツプ20裏面の押圧
にて、クリツプ20先端と台プレート10との間
に間隙が形成され、この間隙にて適宜用紙を挾持
できるように構成してある。
また、変更例として示す第3図(第4図)の場
合では、合成樹脂による台プレート10′の一端
部側の折曲起上した板バネ部11′に状に切り
込んで指等の押圧部材挿入用の刳り部12′を形
成し、該刳り部12′の形成にて内方にできた板
部分を前方へ斜状に突出させ他部分と一体的なク
リツプ20′を形成し、その先端21′を台プレー
ト10′へ強く押圧させ、板バネ部11′と共にク
リツプ20′を弾力的なものとなし、クリツプ2
0′と台プレート10′間に先の場合同様適宜用紙
を挾持できるようにしている。
さらに図中30はクリツプ20′の一部を突出
形成している筆記具係合用の巻回突起であつて、
鉛筆、ボールペン等を係合保持できるようにして
いる。
何れの実施例の場合でも斜板状のクリツプ2
0,20′の先端21,21′は用紙の美麗なカツ
トが可能なように間断なく略直線状に形成されて
いる。なお、このクリツプの先端21,21′を
細かいジグザグ状切歯(図示せず)に形成すれ
ば、用紙のカツトがし易くより好ましい実施とな
る。製造上の点では上記第1図(第2図)の場
合、板バネ部11の形成は窓状の刳り部12を切
り抜き形成した後に折曲起上させるほか、刳り部
12付で折曲起上させた状態に当初より成形して
おき、これに斜板状のクリツプ20を接合させる
ことも可能である。また後者の第3図(第4図)
の場合には、一旦平板状をなす台プレート10′
に状の刳り部12′となる切り込みを形成した
後に板バネ部11′を折曲起上すると共に斜板状
のクリツプ20′を形成する方法のほか、折曲起
上した形状の板バネ部11′と状の刳り部1
2′とを当初より有すると共にクリツプ20′を裏
側に延設した成形品を第5図のごとく成形してお
き、成形後にクリツプ20′のみを刳り部12′の
空間を通して前面側へ弾力を利用して移行させて
製造する何れの方法によつて提供したものでもよ
く、同構造のものが得られる。
この考案は上記のごとく構成されており、台プ
レート10,10′の一端部側で折曲起上状態に
ある板バネ部11,11′と共に斜板状のクリツ
プ20,20′を弾力的に作動でき、適宜用紙を
クリツプ20,20′の先端21,21′と台プレ
ート10,10′との間で弾力的に挾持させて使
用できるものであり、クリツプによる挾持が行な
い易く、しかも全体が合成樹脂によるものゆえ、
特にクリツプが錆びついたりすることもなく使用
でき、例えばレストランの伝票挾み等として外観
上体裁よく使用できる。また汚れが付着した場合
の水洗い等による払拭も可能で常に美麗な状態に
して使用可能となる。
しかもこの考案の場合、従来品の金属製クリツ
プを台プレートに取付けたもののごとくクリツプ
先端部を一部切り欠いて把持用の突起をクリツプ
中央に設けなくともよくなる。即ち、斜板状のク
リツプ20,20′については、背後の指等の押
圧部材挿入用の刳り部12,12′から押圧部材
を挿入でき、押圧部材によるクリツプ20,2
0′裏面の押圧にて、クリツプ20,20′は板バ
ネ部11,11′上端を起点として旋回し、クリ
ツプ先端21,21′と台プレート10,10′と
の間に形成される間隙にて適宜用紙を容易に挾持
できる。また、クリツプ先端21,21′は間断
なく略直線状に形成されており、特にクリツプ2
0,20′の先端21,21′と台プレート10,
10′との間に挾持された用紙を上から順次先端
21,21′に沿わせて美麗にカツトでき、至便
なものとなる。そして板状のクリツプ20,2
0′と台プレート10,10′の大きさ次第では
種々の用紙の大きさに適合したサイズのものを製
造して実施できるものであり、広い用途に使用で
きる。
以上のごとくこの考案によると、構造が簡単で
製造し易く従来品に比べはるかにコスト的にも低
廉に提供できるものであるに拘らず、非常に使用
至便なもので、実用性に優れた種々の諸効果を発
揮できる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施態様を例示するものであ
り、第1図は斜視図、第2図は断面図、第3図は
変更例の斜視図、第4図は断面図、第5図は製造
過程の一例を示す斜視図である。 10,10′……台プレート、11,11′……
板バネ部、12,12′……刳り部、20,2
0′……板状のクリツプ、21,21′……クリツ
プの先端、30……筆記具係合用の巻回突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 全体が合成樹脂にて形成されてなり、台プレ
    ートの一端部側を板バネ部として折曲起上さ
    せ、板バネ部には内方側に指等の押圧部材挿入
    用の刳り部を形成するとともに刳り部の前方位
    置で且つ板バネ部上方から台プレート上へ向け
    て先端が台プレートに押圧するようにした合成
    樹脂による斜板状のクリツプを、板バネ部と共
    に弾力的に作動できるよう設けてあり、該クリ
    ツプは、その先端が間断なく略直線状に形成さ
    れているとともに上記刳り部から挿入した押圧
    部材によるクリツプ裏面の押圧にて、クリツプ
    先端と台プレートとの間に間隙が形成され、該
    間隙にて適宜用紙を挾持できるように構成され
    てなることを特徴とするクリツプ付プレート。 2 斜板状のクリツプが台プレートとは別個の合
    成樹脂板を板バネ部と接合して形成されてなる
    上記実用新案登録請求の範囲第1項記載のクリ
    ツプ付プレート。 3 斜板状のクリツプが刳り部を形成した内方部
    の板を略斜状に前方へ突出させて形成されてな
    る上記実用新案登録請求の範囲第1項記載のク
    リツプ付プレート。 4 斜板状のクリツプに筆記具の係合用巻回突起
    を一体に形成してなる上記実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のクリツプ付プレート。
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JPS57149167U JPS57149167U (ja) 1982-09-18
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JP2010137479A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Mitsuhiko Yamaka クリップボード
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